公開:2017年02月16日 最終更新:2017年03月23日

確定拠出年金(iDeCo)を通じて何に投資している?

あなたが確定拠出年金(iDeCo)を始めるにあたって、「他の人はどんな投資をしているんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?

このような情報は、既存のアンケートや統計情報から垣間見ることができます。

アンケートによると、投資信託を選ぶ加入者も多いです。しかし、

  • 資産運用に自信が無い
  • 取引の仕方がわからない

などの不安を抱いていることもわかります。

あなたもそうではないですか?

筆者は、あなたが「本当は資産運用は難しいと思ってるけど、将来の不安に駆られて始める」といった状況なら、バランスファンドやターゲットイヤーファンドを利用して、手軽さを重視しても良いのではと感じます。

  • 資産運用を楽しみたいのか
  • 将来の不安に駆られて始めるのか

あなたはどちらです?

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確定拠出年金加入者はどのような運用をしてる?

いくつかのアンケートを元に、加入者の運用状況を紹介します。

定期預金派?投資信託派?

少し古いのですが、NPO確定拠出年金教育協会が2011年3月に公表した「確定拠出年金加入者の投資運用実態調査」では、

  • 定期預金や保険商品など(元本確保型商品)を主体にする加入者は46.6%
  • 投資信託(元本変動型商品)を主体にする加入者は39.9%

だったと報告されました。

また企業年金連合会が2016年に報告した「確定拠出年金実態調査結果」によると、掛金ベースで見た割合はに対して、

  • 元本確保型(定期預金・保険商品)57%
  • 元本変動型(投資信託)が43%

でした(図1)。

この結果を見ると、意外と投資信託を選ぶ加入者も多いようです。

加入者の元本確保・元本変動商品比率(確定拠出年金実態調査結果より引用)

図1. 加入者の元本確保・元本変動商品比率(確定拠出年金実態調査結果より引用)

どんな商品で運用している?

適したアンケート結果がなかったものの、企業型年金を提供している事業者側が注目しているファンドの種類については分かります

それがバランスファンドです(図2)(バランスファンドとは?簡単に分散投資を実現する方法)。

この回答にはおそらくターゲットイヤーファンドも含むと思われます(ターゲットイヤーファンドとは?運用お任せのお手軽商品!)。

事業者が確定拠出年金に新たに追加した商品(確定拠出年金の運用商品に関する調査2016より引用)

図2. 事業者が確定拠出年金に新たに追加した商品(確定拠出年金の運用商品に関する調査2016より引用)

アンケートによれば、1つの金融機関等で選べる商品は約10~20本です。が、この本数は、商品を選ぶ私たちからすると多すぎると感じるようです。

何が違って何が良いのか、選ぶのは大変ですよね。

そういった手間を省いてくれるのがバランスファンドやターゲットイヤーファンドです。おそらく事業者側はその説明を受けて注目したのだと思います。

つまり、アンケート等から見る限りは、定期預金 + バランスファンド(またはターゲットイヤーファンド)といった運用を期待されている、と回答できるでしょうか。

運用商品を決めるためのプロセス

ポイントはいくつかあります(具体的な商品選定は確定拠出年金(iDeCo)で選ばないほうがよい商品例を)。

筆者は、あなたの資産運用に対する感じ方や日常生活の状況を顧みて運用商品を決めるのが良いのでは?と思います。

あなたの資産運用に対する意識

将来の年金・インフレ対策といっても、そもそも興味がなければ気が進まないのでは?と思います。

今このページをご覧のあなたが、

  • 「資産運用めっちゃ興味ある!!」といった考えなのか
  • 「将来の不安を感じているけど、資産運用は難しそう・・・」といった考えなのか
  • 「事業主に加入しろと言われたから」と半ば強制的なのか

で、商品との向き合い方も変わるはずです。

筆者は、あなたが「資産運用めっちゃ興味ある!!」といった考えでなければ、バランスファンドやターゲットイヤーファンドで良いと思います。

「自分にあった商品を選ぶ」ことや「リバランス(元本変動商品(投資信託)の運用で手間がかかること)」は、しばしば悩みの種になるかもしれないからです。

「確定拠出年金加入者の投資運用実態調査」によると、運用開始後に掛け金の割合や預け替え(スイッチング)をしなかった加入者の多くが、

  • 運用に自信が無い(スイッチングして良いかわからない)
  • リバランスの方法がわからない(取引ツールの問題?)

などと回答しました。

始めたは良いものの、どこかで障害にぶつかっているんですよね。

もしあなたも同じ状況に陥る可能性があるなら、最初から楽なものを選んだほうが良いと思います。

日常の忙しさ

平日は残業でぐったり、休日は仕事の勉強をしろと言われている、といった状況なら、やはりバランスファンドやターゲットイヤーファンドで良いと思います。

この状況で、一から投資の勉強を始めるのは大変ですよね。

スマホやパソコンに対する親和性

あなたがスマホやパソコンを使いこなせないなら、やはりバランスファンドやターゲットイヤーファンドで良いのでは?と思います。

商品の運用・管理や掛け金の変更などはウェブサイトにて行う金融機関も多いです。

パソコンやスマホを利用できないと「方法がわからないから管理画面にログインしない」かもしれません。

それなら最初からほったらかせる商品が良いですよね。

バランスファンドの例

「バランスファンド」と連呼していたので、筆者の独断と偏見で、投資しても良いと思うバランスファンドをいくつか挙げておきます。

  • SBI証券・・・eMAXIS最適化バランス (マイディフェンダー)
  • SBI証券・・・セレブライフ・ストーリー2055
  • 楽天証券・・・セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

企業型年金で加入していた筆者の知人は、野村アセットマネジメントが提供する野村ターゲットデートファンドを利用していました。これもターゲットイヤーファンドの1つです。

まとめ

以上をまとめると、

  • 商品を選ぶ際には、あなたの資産運用への意識や日常の忙しさも考慮する
  • 運用に自信がないなら、簡単に投資できる商品が良い
  • 困ったらバランスファンドやターゲットイヤーファンド

です。

おまけ:筆者の投資先は?

2017年2月16日現在、SBI証券確定拠出年金プランを利用している筆者は、掛け金15,000円を全額DCニッセイ外国株式インデックスに投資しています(図3)。

DCニッセイ外国株式インデックスは日本を除く先進国株式に投資する商品です。オススメの資産運用と同じ方法を確定拠出年金で行っています。

筆者の運用商品

図3. 筆者の運用商品

なぜそうしてる?

いくつか理由があります。

日本株を保有している

筆者は証券口座でイオン株等を保有しています。これらは日本への投資ですから、確定拠出年金では外国株式に投資することでバランスを取りました。

債券は不要だと思っている

筆者は債券投資を不要だと思っています。インフレが続くと、株式の変動リスクは債券のそれを下回るからです。

将来も同じになるとは限りませんが、筆者は将来も同じだと信じています。

定期預金は使わないの?

確定拠出年金側では使わない予定です。

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