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分配型ETFで夢の分配金生活を目指す

夢の分配金生活。 あこがれますよね。

分配金生活というと、非上場の毎月分配型投資信託を思い起こしますが、実はそれを使わずとも分配金が手に入る金融商品があります。 それがETF(上場投資信託)です。

不動産投資信託(REIT)や海外債券に投資を行うETFは分配頻度が高く、年間の分配金利回りも高くなる傾向にあります。 コストも低く、分配金の全てがあなたの利益になりますから、運用上のメリットがとても多いのが特徴です。

ETFの大半は5万以内で購入できます。 株式同様に証券会社経由で売買します。 手数料体系等も株式のそれと同じです。

定期的に投資していけば、最初は少額でも、少しずつ分配金収入も増えていきますね。

ちなみに筆者はSBI証券でNEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(10口2万円で年間利回り2.0~2.5%程度)をメインに買っています。 10口で1回あたり130円程度の分配金を期待できます。

その分配金を貰った話もほんのり紹介しています。

公開:2015年6月19日 最終更新:2017年01月25日

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はじめに

夢の分配金生活。あこがれますよね。 さすがに10万円資産運用での分配金生活は無理ですが、10万円から資産を増やしていけば、将来的には実現できそうです。

分配金生活というと、あなたは毎月分配型投資信託を即座に思い浮かべるかもしれません。

しかし、毎月分配型投資信託は、毎月分配型を選べばいいの?みんな買ってる人気商品だよね?分配型投信から分配金を貰うときに注意しておきたいことでご紹介しているとおり、運用の仕組みがわかりにくかったり、自分の元本が分配されるだけだったりと、いろいろ問題もあります。

そこで、オススメしたいのが分配型ETFを利用した分配金生活です。

ETFって分配金もらえるの?

最初にETFの概要は株と投資信託のいいとこ取りをしたETFで資産運用!をご覧ください。

ETFは法律上、運用期間中に得られた配当金など、信託報酬を除いた運用収益を、決算時に全て分配することが決められています。 例えば、著名なETFである日経225連動型上場投資信託は毎年7月が決算で、473~2,060円(10口あたり)の分配金が出ています。

一部のETFは年2回以上決算するものもあり、特に海外債券や不動産投資信託(REIT)に投資するETFは分配頻度が高い傾向にあります。 このようなETFに投資することで、夢の分配金生活の第一歩を踏み出すことができます。

なぜ高い頻度で分配されるETFがあるの?

ETFはその期の決算時には原則全額分配しなくてはならず、債券のETFは値動きが比較的大きくないので、年1回や2回の分配だと分配額が大きくなってしまい、大きくETFの値が動いてしまいます。それを避けるため、債券のETFは、頻繁に分けて分配しています。

なぜ高い頻度で分配されるETFがあるの?|日興アセットマネジメント

ちなみに、分配金を出さないETFもあるので、選択時には留意なさってください。

例えば、原油純金などに投資するETFは分配金が出ません。

分配型ETFにはどういったものがあるか

分配型ETFについて、いくつか例をご紹介してみます。

高配当株式へ投資を行うETF

株式のうち、配当利率の高い銘柄に投資を行うETFは分配頻度が高めです。

  • NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信

といってもこれぐらいしかないのですが、野村日本株高配当70連動型上場投信は年4回の分配頻度を誇ります。 投資先の日本株は3月と9月の決算が多いため、野村日本株高配当70連動型上場投信の分配金も4月と10月が多めになっています。

その他、日本株に投じるETFは年1回か2回ばかりです。 毎月分配の海外ETFに投資してみようで紹介する海外ETFには毎月分配のETFもあるため、ドル建てでよければそちらを買う手もありますね。

不動産投資信託(REIT)に投資を行うETF

国内外の不動産投資信託(REIT)に投資を行うETFは分配頻度が高い傾向があります。

  • NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信
  • 上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型
  • MAXIS Jリート上場投信

NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信が、必要な最低投資額が2万円程度と安く、流動性リスクも低いために運用しやすいです。

国外のREITに投資を行うETFには下記があります。

  • iシェアーズ 米国リート・不動産株ETF(ダウ・ジョーンズ米国不動産)
  • 上場インデックスファンド豪州リート(S&P / ASX200 A-REIT)

前者のiシェアーズ 米国リート・不動産株ETFは1口から売買できますので、約1万円で購入可能です。 REITのもっとも大きな市場はアメリカですので、わずか1万円からその市場に投資できます。

後者の上場インデックスファンド豪州リートはオーストラリアのREIT市場に投資します。 前者と異なり、分配頻度が隔月なのが特徴です。

海外債券に投資を行うETF

利回りの良い海外債券物も、分配頻度が高い傾向にあります。

  • 上場インデックスファンド新興国債券(バークレイズLocal EM国債)
  • 上場インデックスファンド海外債券(Citi WGBI)毎月分配型

前者は、投資金額6万円程度(最低購入口数1口)で、隔月分配のETFです。 1口当たり500円程度分配されています。

後者は投資金額が60万円程度必要(最低購入口数10口)ですが、毎月分配型のETFになります。 1口あたり140円程度分配されていますので、60万円の投資で年間16,800円(課税前)の収入が期待されます。

60万円の投資で年間16,800円だと、投資信託の分配金には及ばないことが多いです。 ただし、この分配金には明確な違いがありますので、次項で説明します。

ETFと投資信託の分配金の違い

ETFの分配金は非上場の投資信託と同じく、配当金や預金利息とは異なるものです(投資信託の分配金については、分配型投信から分配金を貰うときに注意しておきたいことをご覧ください)。 分配金はファンドの資産から払われるため、分配後のETFは分配額に応じて資産価値が減ります(分配金額だけ値下がりします)。

あなたに知ってほしい重要な点として、ETFの分配金には特別分配金(元本払戻金)がありませんファンド運用上の利益だけが分配されますので、分配金は全て投資信託でいう普通分配金に相当します。

つまり、非上場の分配型投資信託にありがちな、特別分配金の連発で「自分のお金が返金されただけ」という茶番にはなりません。 ETFから分配されたお金はあなたの利益として積みあがっていくのです。

その代わり、収益に応じて分配金が決定されるため、分配金の額は決算毎に異なります。 運用成績がよければ分配金の額も増えますし、悪ければ減ります。

分配金を貰うにはどうすればいいの?

株式の権利確定日と同じように、ETFにも権利確定日があります。 あなたが分配金を貰うためには、権利確定日にETFを買って保有していることで、収益分配の対象になります。

決算の多い分配型ETFは、権利確定日も年に3回、4回と多くなります。 例えば、NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信は2月、5月、8月、11月の10日ごろが権利確定日です。

このようなETFは、何度も売買するよりも、一度買ったらNISA口座に放り込んでおくのが良いと思います。

ETFの分配の対象になると、権利確定から2ヶ月後ぐらいに分配金を貰うことができます。 後述する「収益分配金計算書」があなたの自宅に届きます。

もし株式の売買を家族に内緒にしておきたいのであれば、権利確定日前にETFは全部売却してください

よく分からなければ、証券会社を通じてNEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信を10口だけ購入してしばらく放置してみてください。 長くとも4ヶ月待てば、あなたは分配金を貰う権利を獲得しています。

筆者宅に届いた収益分配金計算書開封の儀

たまたま記事執筆中に野村アセットマネジメントが組成する「NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信」の収益計算書が届きましたので、そちらを紹介してみます。

NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(リンク先は当サイト外になります)

収益計算書の封筒

収益計算書の封筒

本ETFに限らず、ETFの収益計算書が収められた封書には「収益分配金関係書類 在中」との記載があります。 黒塗りは個人情報部分、封書の右側にはETFの受託者や連絡先が記載されています。

収益分配金関係書類

収益分配金関係書類

中には紙が2枚入っていました。 1枚が案内書、そしてもう1枚が収益分配金計算書です。

筆者はNISA口座で20口(約4万円相当)を保有しています。 今回(2015年5月期)の分配金は、1口あたり12.5円でしたので、250円の分配金になりました。 株式数比例配分方式での配当受け取りを指定していますので、この250円はSBI証券の口座に入金されています。

NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信は、年4回の決算と分配を行う分配型のETFです。 次回は2015年8月が決算期になります。

よくある質問

  1. 保有口数が1口でも分配金は出ますか
  2. 分配金が来ないです
  3. どのETFを買えばよいですか

保有口数が1口でも分配金は出ますか

もちろん出ます。

分配金が来ないです

上述の通り、分配金の支給日はETFの権利確定日から約2ヵ月後です。

例えば、iシェアーズ新興国債券ETFの2016年07月15日の権利確定日では、分配開始予定日が1ヶ月半程度過ぎた2016年08月29日でした。 他のETFもだいたい同じ程度の期間を要しますので、のんびりお待ちください。

どのETFを買えばよいですか

悩ましい質問ですが、いくつかのETFに分散して投資することをオススメいたします。

例えば、上場インデックスファンド海外債券(Citi WGBI)毎月分配型が毎月分配だからと、このETFばかりを買ってしまうと、資産が海外債券にばかり集中してします。 もし債券価格が下落したら、あなたの資産も半値ぐらいになってしまうかもしれません。

そこで、

  • NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信
  • NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信
  • 上場インデックスファンド新興国債券(バークレイズLocal EM国債)

とすると、海外債券価格が下落しても、上場インデックスファンド新興国債券以外に投資した資産は守られます。

残念ながら、この短いコラムだけで、この投資配分を細かく決めることはできません。 が、分配頻度以外の要因からも商品を選ぶことをオススメします。

まとめ

分配型ETFの特徴をまとめると以下のようになります

  • ETFでも、権利確定日に買って持っていることで分配金をもらえる
  • REITや海外債券ものは年4回や隔月、毎月など分配頻度が高い
  • 投資信託と異なり特別分配金は無い

これらをうまく組み合わせることで、「毎月様々なETFからお金が入金される」自作毎月分配型ポートフォリオを組むこともできます。 例えば、国内REITに関連するETFでは、4つを組み合わせて自作毎月分配型のポートフォリオが作れます(詳しくは最近の運用の仕方2015年下期版)。

ぜひ、自分で好みの分配型ETFを組み合わせて、10万円資産運用から分配金生活を一緒に目指してみましょう!

いつもご覧頂き励みになります。お気に召しましたら是非シェアしてね!

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長期投資派の30代兼業投資家です。 投資を始めた初期は短期売買でガツガツと利益を追っていましたが、毎日売買するのは疲れるため、数ヶ月で飽きてしまいました。

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