最近の資産運用体験談2015年下期版

とある記事がきっかけで、最近の筆者の運用例をご紹介したくなってみました。

インストックネットのテーマ性が示すように、筆者も少額資産運用を行う一介の兼業投資家です。 ネットで話題のあの人やこの人のような、最強の勝ちパターンなどはご紹介できません。

その代わり、じみーな運用方針はご紹介できますので、その2015年版をちょこっと書いてみます。 基本的には、長期的な収入を得ることを目的にしています。

公開:2015年11月28日 最終更新:2016年01月06日

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筆者のポートフォリオ

筆者のポートフォリオ 2015年11月30日現在(現金は除く)

はじめに

筆者の運用体験談では、インストックネット筆者の運用例を定期的にご紹介していきたいと思います。 運用記事はブログのほうに書いてたのですが、今はインストックネットの更新に熱が入ってるため、こちらに定期的にまとめておきたいと思ったのです。

どう運用しているか、を参考にしてもらえるような記事を目指したいところですが、なにぶん勉強不十分で合理的ではないので、その点はあらかじめご了承ください。

現在は50万そこそこで、上図のポートフォリオを組んでいます。 以下では主に、ETF、国内株式、投資信託の話をご紹介します。

定期的なインカムゲイン収入をめざせ

そもそも、本記事執筆時点での筆者は将来不安定(というか普通に無職になるような)なポジションのため、長期にわたって継続的な収入を目指すことを運用方針としています。 いわゆる、配当金や分配金と言った、インカムゲイン狙いです。

たかだか数十万の少額投資のため、インカムゲインも微々たるものですが、労働収入以外にも定期的な配当収入があったらうれしいよね?という方針で運用しています。

定期的な収入と言えば毎月分配型投信が思いつきますが、毎月分配型投信は分配金の仕組みが複雑であることなど、運用上ネックになる部分があります。

そこで現状筆者が投じているのが、国内REIT(不動産投資信託)です。 ただし、国内REITを直接買い付けるのではなく、REITに投資を行うETF(上場投資信託)へ投資を行っています。

東証に上場するREIT系ETFの多くは、東証REIT指数に連動するインデックスETF(※)です。 非上場の投資信託を買うよりも信託報酬や換金のしやすさなどに優れた商品です。

※その他に米国リートとオーストラリアリートに連動するETFがあります。

なんでETFに投資を行っているの?

国内REITを直接買い付ける場合、例えばREIT最安値のインヴィンシブル投資法人でさえも、約7万円超の投資額を必要とします。 運用額が数十万程度の少額運用では、投資額に占める割合が大きく、価格変動リスクが高くなるなど、リスクが大きいように感じます。

投資先をREIT系ETFに切り替えることで以下のようなメリットが生まれます。

  • ETFの分散投資効果を通じて変動リスクを低減できる
  • REIT系ETFは1万円~2万円程度と投資しやすい
  • 売買は活発で流動性リスクを抱えにくい
  • 複数のREIT系ETFを保有すれば自作毎月分配ファンドも構築できる

リスクを抑えると言うことは、リターンも抑えることにつながりますが、現状筆者の運用方針は比較的保守的ですので、ETFのほうが適していると考えています。

「自作毎月分配投信」について

収益分配金計算書

筆者宅に届いた収益分配金計算書

REIT系ETFは年4回か隔月の分配頻度を誇ります。 国内株式系のETFは年1回か2回がほとんどですから、それよりも多いのが特徴です。 分配頻度が高い理由は、分配型ETFで夢の分配金生活を目指すでご紹介しているとおり、価格のコントロールなどを意図しているようです。

例えば、「NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信」は、2、5、8、11月が決算月、「MAXIS Jリート上場投信」は、3、6、9、12月が決算月です。 この2つに投資を行えば、1年のうち8ヶ月はインカムゲインを得られるようになります。

実は、この2つは今筆者が保有しているETFです。 もし、「NZAM上場投信 東証REIT指数」にも投資を行うと、毎月どれか決算月を迎えるようになりますね(※)。 自作毎月分配ファンドの完成です。

※2015年の相場なら、おそらく5万円ちょっとで1か月あたり100~200円の収入が期待できます。 NZAM上場投信東証REIT指数は売買が活発ではないため、流動性リスクを抱える恐れがあります。

なお、これらはNISA口座にて保有しています。 分配金と相性が良いのがNISAの特徴です。

本来、分配金は複利で運用するのが合理的ですが、再投資以外の目的で分配金を得るのも一定の理があると筆者は考えています。 全ての投資家が必ずしも会社でバリバリ稼いでいるわけではないので、収入が細くなったらそりゃ他の収入源を欲しいですよね、と(※)。

※非上場の分配型投信に投資を行う場合には、分配金の出所など入念にチェックを行うことをオススメします。

リスクについて

ETF自体は確かに分散投資を実現した優れた投資商品ですが、ここで紹介したREIT系ETFは、全てのETFが同じ国内REITに投資している欠点があります。 REITが値下がりした場合、保有するすべてのETFの価値が下がってしまいます

例えば、2015年8月末には中国の株価急落を受けて、国内株式や国内REITは総じて値下がりしました。 このような状況では、分散投資しているつもりでも、その効果は発揮できません。

そのため、本格的に分散して収入源を構築するつもりでしたら、海外債券など他のETFも視野に入れたほうが良いと思います。 少なくとも、異なる値動きをする投資先をいくつか見つけるべきです。

筆者には、例えば米国債への投資(厳密にはiシェアーズ 米国債ETF(バークレイズ米10年国債))への投資も興味があります。 このETFは2015年8月末以降の相場でも1口24,000円前後でほとんど安定していました。

ここまでのまとめ

以上がインカムゲイン獲得を目指した現在の運用方針です。 以下では、その他筆者が保有する株式や投資信託の話題もご紹介します。

個別株式の保有について

筆者が現在大きくお金を投じてる個別株式はイオン株と、マックスバリュ東北株です。 いろいろあって、どちらもイオン系列でしかも小売系という、選択の拙さを見事に発揮しています。

残念ながら、これらは感情的な保有であり、将来値上がりするだろうといった合理的な理由はありません。 「株式には愛着を持つな」と言われますが、おそらく筆者は無理そうなので、愛着を持って保有し続けたいと思っています。

ちなみにイオン株は2015年上期に大きく値を上げた株式の1つです。 下期は勢いこそ衰えたものの、まだ上値は軽いように思います。 8月、10月、そして現在とちょっと三山っぽいローソク足は気に食わないですけどね。

投資信託の保有について

保有する投資信託の多くはブログで言及済みのものです。

投資信託は毎月新しい商品が出て、興味を引くものもありますよね。 ただ、現在はETFメインで運用するつもりため、非上場の投信は当面買わないことにしています。

筆者はわりと新興国系の投資信託に投資して痛い目にあうのがお約束で、2015年11月現在で話題になったトルコ、ロシア、ブラジルなどの関連投信を保有しています。 投資額は少ないものの、もちろん損を含んでおり、今後どうしようかなーといったところです。

ところで、インストックネットには「基準価額が下がった投資信託を売るかどうか」と検索して流入される方がいらっしゃるのですが、筆者的には売らずに保有し続けてて追加投資も良いと考えています。

例えば、日本株アルファカルテットのように、基準価額が上がる見込みの無い投信には追加投資はできません。 が、2015年11月のトルコによるロシア機撃墜のような事象であれば、両国の経済的な理由以上に政情不安を警戒して売られる傾向にあるため、そのようなタイミングであれば、追加投資の余地ありと考えているのです。

8月の株価急落みたいに、後から見れば最高の投資機会は1年に1回ぐらいはあると思います。 もしかしたら、両国への投資は今がそういう機会なのかもしれませんね(※)。

※2015/11/19のロイターによれば、現在はインドへの投資が熱いらしいです。

まとめ

以上は2015年11月現在での筆者の考え方であり、今後がらりと考え方を変える可能性は付記しておきます。 仮に考えが変わったとしても、それが成長というものですよね。

最後に、本記事を書こうとしたきっかけをご紹介します。 きっかけになったのは、アゴラの内藤忍さんの記事です。

1億円特集も繰り返し出てくるところを見ると人気の企画のようです。しかし、セミナーで投資家の方に聞いてみると、世代に関係なく「60歳までに1億円」より「60歳から一生毎月50万円」を望む人が圧倒的です。シニアになってまとまった資金を手に入れても、それをどうやって運用して良いかわからない。それよりは、定期的に収入を得られる方法を知りたいというニーズの方が高いのです。

マネー誌の「株主優待」と「1億円」特集は辞めるべき

たしかに本屋に行っても株主優待の本(●Aiとか)と、一億円の本(●ッグトゥモロウとか)とか多いですね笑

そこで、筆者が現在進めるインカムゲイン構築のお話を紹介してみたくなったのです。 本記事ではREIT系ETFの話題が中心でしたが、投信の分配金や貸株など通じて、月1,000円ぐらいは株式関係の収入があります。 単なる銀行預金では信じられない世界です。

筆者のつたない運用例でしたが、あなたが何か得る物がありましたら幸いです。 また、数ヶ月後ぐらいには同じテーマで次の記事をご用意したいと思います。

なお、チャートなどの見解は筆者個人の見解ですので、投資の判断は自己判断でお願いしますね。

続きは最近の運用の仕方2016年上期版で。

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