グーグルに投資する方法

日本でもよく名前を知られているグーグルの株式を買う方法を紹介します。 現在Alphabetという持ち株会社の株式が上場しており、議決権の有無で異なる2つの株式があります。

日本からグーグルの株を買うならば、議決権のないAlphabet クラスC(ティッカー:GOOG)が相対的に安価でオススメです。

検索エンジンでイメージの強いグーグルですが、実は広告収入で成り立っており、広告業を営む企業とも言えます。 彼らは社会の仕組みを作る企業で、その仕組みづくりのために多額の投資を行ってきています。

最近は自動運転車の話題が豊富ですが、それもきっとグーグルの仕組みづくりです。

公開:2016年07月25日 最終更新:2016年08月13日

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はじめに

ここでは、日本でも超有名な米国企業の一社としてグーグルに投資する方法を紹介します。 おそらくあなたもグーグルが提供する商品やサービスを利用しているはずです。

最近では自動運転車の開発にも力を入れています。 あなたがグーグルへの投資に興味があるのであれば、将来その分野においてグーグルが覇権を取ることを想像されて、の考えかもしれないですね。

ところで、最近話題になったポケモンGOは、グーグルの社内スタートアップ(※)から独立したNiantic(ナイアンティック)社が開発しています。 現実世界とゲームの世界を結びつけた拡張現実を利用しており、数年前にリリースされたイングレスという位置情報ゲームを母体にしています。

彼らの組織は定期的に世界に影響を及ぼす何かを生み出しそうです。

※新しいビジネスモデルを発案し、短期間での急成長とイグジット(現金化)を目指す組織のこと。

グーグルとはどんな会社か?

広告収益で運営される巨大企業

ところでグーグルってどんな会社でしょう? あなたが思いつくものを連想してみてください。

  • グーグル検索
  • グーグルマップ + ストリートビュー
  • Android
  • Gmail
  • Chrome(ウェブブラウザ)
  • 自動運転車

おそらく、このあたりのいずれかを連想されたと思います。

自動運転車を除けば、いずれもインターネットサービスやソフトウェアにまつわるものです。 すなわち、グーグルはソフトウェアやネット上のサービスを提供している会社です。

では、次の質問です。グーグルは一体のどのようにして、会社の収益を得ていると思いますか?

答えは広告収入です。

実は、グーグルの収益の大半は広告収入に賄われており、広告業を営む巨大な会社である、という見方もできます。

グーグルの広告収入源は、ネット上に展開したグーグルアドワーズと呼ばれる広告です。 これはグーグル検索利用時、もしくは各ウェブサイトを表示した際に、あなたが興味のある内容に合わせて表示されるようになっています。

例えば、あなたがインストックネットのような投資サイトばかり見ていると、パソコンやスマホに表示される広告が資産運用やお金にまつわるものになってきているはずです。

これは行動ターゲティング広告と呼ばれ、あなたに最適な広告が出るようにカスタマイズされているのです。

広告を掲載したい企業は、独自の入札制度を通じて広告を出稿しており、クリックなどに応じて広告料が支払われる仕組みになっています。 言い換えると、ウェブ上のトラフィックが多くなれば多くなるほど、広告も表示される回数が高まるために、収益も高まる可能性も高いのです。

グーグルはネットの仕組みを作った

検索エンジン自体はもともと研究開発から生まれていますが、彼らはそれを利用してウェブの仕組みを「作り変えた」といっても過言ではありません。 というのも、私たちは日常的に検索エンジンを通じてウェブサイトにアクセスしているからです。

おそらくあなたも検索経由で今この記事をご覧になっているはずです。

現在ではこれが当たり前すぎて、検索エンジンに掲載されないウェブサイトは、オンライン上に存在しないのとほとんど同義になりました。 故に、すぐれたウェブサイトオーナーは、どのようにして検索から多くの人を自身(自社)のウェブサイトに呼び込むのか、日夜研究しています。

一方でグーグル側も、ウェブサイトをより改善するために各種ツールを提供しています。 サイトオーナー向けのガイドラインも定めており、検索ユーザーの役に立たないサイトは検索から排することを是としています。

お互いが擦り寄ることで、ウェブの仕組みはグーグルに適したものへと進化していったのです。

これは、リクルートが広告収入を得るために、リクナビという仕組みを作ったのと似ています。

リクナビは企業が掲載料を支払うことで、就活生側に無料公開できています。 今や企業も就活生もリクナビのような仕組みを使うのが当たり前になってしまい、よりたくさんのお金を支払うと、サイトで取り上げられる率も高まる、といった商売が行われています。

就活生にとって、リクナビに掲載されない企業は存在しないのと同義になってしまいましたが、それと同じです。

グーグルはなぜ自動運転車を作るのか

グーグルは収益を得るために、ネットインフラに多大な投資を行って仕組みを作った、と考えると、彼らが自動運転車を開発する理由も見えてくる気がします。

なぜ彼らが自動運転車を開発するのか、といった記事はあれこれ見ることができますが、筆者はグーグルが自動運転車を通じて仕組みを作り、そこから広告収入を得ることを目的としている説を推したいと思います。

これに近い話がAndroid OSです。

Android端末に搭載されるOS(Operating Software)はライセンス料無償で各社に配布されています。 そのため、端末販売元は端末のハードウェアにかかるコストと、利益を見込んだ上乗せ分を価格に設定して販売できました。

一方、Windowsで圧倒シェアを持っているMicrosoftも小型のタブレット端末やWindows Phoneを通じて、モバイル端末環境でのシェア拡大を目指していました。 が、OSの搭載にはライセンス料が課せられていた(最近は無償化した)ため、端末の販売メーカーはある一定以上価格を下げることができませんでした。

Microsoftはライセンス料で収入を得ているため、収益モデルの違いゆえに値下げできなかったのです。

結果、安価で最初からモバイル端末向けに開発されていたAndroidが普及したのはご存知の通りです。

現在のネットワークトラフィックはパソコンよりもスマートフォンのものが拡大し続けています。 そのスマートフォン経由で利用される検索エンジンがグーグルのそれなのです(※)。

※日本の検索エンジンシェアトップはYahooですが、その仕組みはグーグルの検索エンジンをベースにしています。

つまり、彼らは自社の検索サービスに人を呼び込むために、Androidというプラットフォームを作ったと考えられます。

そして、自動運転車も同じです。

もし、車がハンズフリーで安全に動作するならば、ユーザーは車内で何をするでしょうか。 そう、テレビを見たり、スマートフォンを使ってアプリやインターネットを利用したりする可能性が考えられます。

そこに広告を出稿するのです。

または、広告料を支払ったお店にユーザーを誘導する、という施策も考えることができます。

彼らはすでにグーグルマップやストリートビューを通じて、都市に関する多くの情報を持っています。 ポケモンGOで、多くの人が街のシンボルに集まったことを考えれば、そう難しい話ではないです。

仕組みを作ってしまえば、あとはどうとでもなるのです。

グーグルの株を買う方法

では、株を買う方法の話。

まず、前提として米国株式に投資ができる証券口座が必要です。 詳しくは、アメリカ株(米国株)投資の始め方をご覧ください。

グーグルはAlphabetという持ち株会社を作り、グーグル自身はその子会社になっています。 ゆえに私たちが買うのはグーグルの株ではなく、Alphabetの株です。

ただし、もともとはグーグル名義で上場していこともあって、ティッカー(日本で言う証券コードみたいなもの)はGOOGのままです。

ところで、Alphabetは、

  • Alphabet クラスC(ティッカー:GOOG)
  • Alphabet クラスA(ティッカー:GOOGL)

の2つの株式が上場しています。 どちらを買うべきでしょうか。

また、Alphabet クラスBという特殊な株式もありますので、あわせてご紹介します。

Alphabet クラスC(ティッカー:GOOG)

Alphabet クラスC(ティッカー:GOOG)は議決権の無い株式です。 株主総会のような場で権利行使はできません。

その分相対的に安価で、クラスAよりも安い740ドル(2016年7月21日現在)程度で取引されています。

Alphabet クラスA(ティッカー:GOOGL)

Alphabet クラスA(ティッカー:GOOGL)は議決権のある株式です。 株主総会のような場で権利行使できます。

その分相対的に高価で、クラスCよりも高い750ドル(2016年7月21日現在)程度で取引されています。 最近はおおよそ10~20ドル程度差がついているようです。

Alphabet クラスB(購入不可の特別な株式)

Alphabet クラスBは創業者の為の株式で、クラスAの10倍の議決権を持ちます。

私たちは購入できません。

どれを買う?

日本からのんびり投資をするならばAlphabet クラスCが良いと考えます。 今のところ、議決権の有無以外では両者に差はありません。

配当金や株主優待ってある?

高い成長を続けるグーグルですが、実は配当金を出していません。 また、そもそもアメリカには株主優待制度という概念がないので、株主還元はありません

私たちがグーグルの株式を通じて利益を出す為には、売買差益で得るしかないのです。

もしあなたが単に分配金目当ての投資ならば、毎月分配の海外ETFに投資してみようあたりを買っているほうが良いです。

ただ、これだけの成長を誇る大企業ですから、もし将来配当金の分配を始めたら、一気に株価が上昇する可能性が高いです。 企業の成長や将来の施策の方針転換を考慮して、購入するかどうかを判断されるのが良いと思います。

まとめ

以上です。

優待や配当がないことを知って残念と思ったかもしれませんが、グーグルには高い成長力があります。 ゆえに企業の成長に伴う株価上昇を期待して買うのが一番良さそうです。

任天堂の株式がポケモンGOで一気に爆発したように、自動運転車の登場でグーグルの株価も一気に値上がりする可能性があります。 10万円以内で投資できますから、ぜひ気軽に投資してみてください。

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30代兼業投資家。株式と投資信託中心に少額投資中。

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