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投資信託はどこで買っても同じなのか?

投資信託は取り扱い金融機関によって、

といった違いがあり、この2つは最終的にあなたの運用成績に直結します

金融機関(特に銀行)は、あなたにとって不利な商品ばかりを置いているかもしれません。 商品を選んだ時点で運用失敗が約束されているなんてイヤですよね。

投資信託の運用で損をしたくなければ、運用に有利な投資信託を選ぶべきです。 その第一歩は、運用に有利な投資信託を販売している金融機関を選ぶところから始まります。

一般にインターネットでの取引を提供するネット証券は、大量の投資信託を販売しています。 玉石混合ですが、運用に有利な投資信託を探すなら、取り扱い本数が多いネット証券が有利です。

資産運用はこれがオススメ!初めてでも大丈夫!等で挙げた投資信託はネット証券で売ってます。

>>株主優待やロボアドについて、ネット証券最大手SBI証券にインタビューしてきました!<<

公開:2016年08月29日 最終更新:2016年11月02日

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はじめに

投資信託を始めるとき、どこで商品を買うかお悩みですか? 銀行やゆうちょを含む、様々な金融機関で購入できるため、選択肢が多すぎてちょっと困りますよね。

実は、投資信託は買う場所の違いが私たちの運用成績に直結します。 とりあえず身近だから、と地元の銀行に行かないほうが良いのです。

以下では、投資信託の買う場所の違いが、私たちにどのような影響を与えるかをご紹介します。

なお、投資信託の始め方。そもそも投資信託って何?ゆうちょでオススメの投資信託は何?もあわせてご覧になってくださいね。

投資信託は買う場所によって違う?

結論から述べると、投資信託は買う場所によって異なります。 例えば、以下のような相違点があります。

取り扱い商品が違う

販売会社によって取扱商品が大幅に異なります。 私たちに有利な商品を取り揃える販売会社もあれば、運用に不利な商品ばかりがそろっている販売会社もあります。

もちろん後者を選択すれば、私たちが損をする可能性が高くなります。

例えば、筆者の地元のとある銀行では、日経平均株価に連動する商品として、大和投資信託のストックインデックスファンド225が販売されています。 年1回決算で、日経225へのインデックス投資をするときに適した商品です。

ですが、SBI証券のようなネット証券では、このストックインデックスファンド225は売れ筋ランキングには顔を出しません。 同じく日経225へ投資できるニッセイ日経225インデックスファンドが販売されているからです(投資信託の積み立て!何かオススメある?)。

ネット証券を利用すれば、

  • ストックインデックスファンド225
  • ニッセイ日経225インデックスファンド

の両方を選択できますが、筆者地元の銀行では前者のストックインデックスファンド225しか選択できません。

ちなみに、その銀行での投資信託取り扱い本数は約100本程度です。 約2,000本を揃えるSBI証券や楽天証券に比べて、選択肢が大幅に限られています。

手数料が違う

では、SBI証券ではなぜストックインデックスファンド225が売れ筋に出てこないのかを考えます。

その答えは手数料体系の違いです(手数料については投資信託の選び方②。できるだけ手数料がかからない投信を選びたい!)。

ストックインデックスファンド225の手数料体系は下記のようになっています。

  • 買付手数料・・・1.08%
  • 信託報酬・・・0.5616%
  • 信託財産留保額・・・なし

一方、ニッセイ日経225インデックスファンドは、

  • 買付手数料・・・なし
  • 信託報酬・・・0.27%
  • 信託財産留保額・・・なし

です。

これは、ストックインデックスファンド225を買うと、ニッセイ日経225インデックスファンドに比べて、買付手数料に相当する1%の損失を抱えてスタートすることを示します。 加えて、両ファンドが一年間でまったく同じ運用成績を出した場合、ストックインデックスファンド225は信託報酬の差額である毎年0.2917%だけパフォーマンスが劣ることになります。

もし、両者を100万円で1.84%の利回りで30年間運用すれば、ニッセイ日経225インデックスファンドは約15%運用成績が優れます図1)。

自分が得をしたいなら、より有利な商品を選びますよね?

このように、ニッセイ日経225インデックスファンドはよりリターンを見込めるから売れ筋商品に出てくるのです。

手数料で生じる運用成績の差

図1. 手数料で生じる運用成績の差

日経225銘柄を毎年1.84%(配当利回り)で運用できたとして、ストックインデックスファンド225とニッセイ日経225インデックスファンドにそれぞれ100万円を預けた際の運用成績です。 なお、2年目以降は全額を複利で運用しています。

ストックインデックスファンド225は買付手数料が生じるため、100万円投資しても、そのスタートは約99万円です。 まず1年間運用しなければ100万円に戻りません。

短期間では信託報酬の差はあまり見えませんが、運用期間が長くなるほど明確に差が出てきます。 両者の差が10万円を超えるのは22年目で、30年目には15万円に達しています。

わずかな信託報酬でこれほどの差が付くのは、ニッセイ日経225インデックスファンドがよりたくさんのお金を複利でまわせるからです。 特に大金を高利回りで運用するときほど、手数料には気を払うべきです。

投資信託はネット証券で買うのがオススメ

以上のように、投資信託は販売会社ごとに取扱商品が異なり、パフォーマンスが優れた商品を選べないこともあるのです。 この差を「投資信託はどこで買っても一緒」と片付けるのはもったいないです。

では、これを踏まえて投資信託はどこで買うかを考えます。

最初に結論を述べると、インターネット取引を主体とするネット証券の利用をオススメします。 理由は下記です。

取り扱い商品が違う

上述の通り、ネット証券は他の金融機関よりも商品を多数取り扱う傾向にあります。 投資信託を自由に選択したいならば、ネット証券を利用したほうが有利です。

実は、ネット証券で取り扱う1,000本を越える投資信託の全てが優れているか、といえば、そうとは限りません。 手数料体系が不利な商品や、先物取引を駆使する投機的な商品など、投資に適さない商品もまぎれています。

もしかしたら、投資に適した投資信託は100本かそれ以下しかないかもしれません。

それでも、取り扱い数が多いため、運用に優れた商品も見つけやすいのです。

よく「投資信託はxxを買え」みたいな本が定期的に出版されますが、あの手の本に掲載されている投資信託はだいたいネット証券で買えます。 ネット証券を利用しても「ハズレ」を引く場合はありますが、地元の金融機関ではハズレばかり、といった可能性もあるのです。

手数料が違う

上述の通り、ネット証券は他の金融機関よりも商品を多数取り扱う傾向にあります。 投資信託を自由に選択したいならば、ネット証券を利用したほうが有利です。

ネット証券では、買付手数料のかからない投資信託(ノーロード投信)の取り扱いを強化する傾向にあります。 例えばSBI証券では約1000本がノーロードですし、カブドットコム証券でも500本以上がノーロードです。

上述の通り、買い付け時に手数料を支払うとその分だけマイナスから始まります。

少額での積み立てなど自由な取引制度が用意されている

例えば、月々500円から積立できる積立投信!1年間でわずか6000円の投資で触れたように、ネット証券では最低500円からの積み立てサービスも利用できます。 現在のあなたの資産の大小に関係なく利用できるのが強みです。

積み立てサービス自体は他の金融機関でも出来ることが多いのですが、この際に問題になるのが、買付手数料です。 買付手数料がかかる投資信託に積み立ててしまうと、毎月手数料を抜かれてしまうため、毎月マイナススタートになってしまいます。

年間利回りが1%程度の日本債券ファンドに、毎月2%の手数料を払って積み立て、みたいなことをやると悲惨です。 いつになっても手数料分が回収できません。

資産を増やそうとしているのに、いつも手数料分だけマイナスでは本末転倒ですよね。

まとめ

以上です。

基本的に、地元の近所の金融機関で投資信託を買っても、あまりメリットはありません。 せいぜい歩いていけるぐらいです。

筆者個人は、ゆうちょや銀行でできる資産運用は定期預金か個人向け国債のみだと考えています。 上述のように、投資信託の運用は不利な面が多いからです。

ゆうちょでオススメの投資信託は何?でも述べましたが、理想はネット証券を通じてのネットでの売買です。 それが最も商品選択の自由度が高く、手数料のかからない投資信託を選ぶための方法です。

ちなみに今回触れたニッセイ日経225インデックスファンドはSBI証券や楽天証券などネット証券で取り扱いがあります。 積み立てランキング上位の定番的なファンドですから、ぜひ投資信託選びに困ったら選んでみてください。

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30代兼業投資家。株式と投資信託中心に少額投資中。

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