高金利通貨を運用して毎日お金を増やす方法

FXは外国為替を1,000通貨や10,000通貨という大きい単位で取引するため、各国の政策金利の差(スワップ)で利益を得ることが可能です。 特に、新興国通貨を利用すれば、10,000通貨だけで1日50円程度のスワップがつくこともあります。

政策金利の高い国は、リスク要因も多いために為替レートが急激に変動する場合があります。 スワップポイント以上に、含み損を抱えないように、定期的な見直しが必要です。

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公開:2015年5月30日 最終更新:2016年2月27日

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はじめに

FXの醍醐味の1つは、相対的に金利の高い通貨を保有することで、スワップポイントと呼ばれる差金を得ることです。 このスワップポイントは毎日発生するため、ポジションを持っているだけでお金が増えていくことになります。

一方、スワップ目的の取引ならではの注意点もありますので、ここではそのような取引のメリットとデメリットをあわせてご紹介します。

なお、以下では、取引通貨を日本円と他国間のペアという組み合わせを想定し、ご紹介します。

スワップポイントって何?

スワップポイントとは、2国間の政策金利の差に生じる利息のようなものです。 このスワップは、常に高金利の国から低金利の国に流れるように働くため、相対的に高金利の国の通貨を買うことで、毎日お金を得ることが可能になります。

スワップポイントを得るためにどんな国の通貨を買うと良い?

そもそも、日本は世界的にも金利の低い国の1つです。 日本円を取引通貨とする私たちは、スワップを得やすい環境にあります。

例えば、日本円を売りアメリカドルを保有したとしても、スワップを得ることが出来ます。 ただ、日本円とアメリカドルの金利差は小さいので、かなりのロット数(1ロット10,000通貨)を保有しない限り、まとまった収入にはなりません。 これは外貨預金でドルを保有したときに、利息がほとんどつかないと同じ理由です。

一般的に先進国の通貨は金利が低く抑えられており、スワップ目的の取引には向きません。 一方、新興国や資源国は、外部からお金を呼び込むために、相対的に高い政策金利を設定していますので、必然的に新興国や資源国通貨などを取引対象にする必要があります。

スワップ狙いの取引でメジャーな通貨として、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、トルコリラ、そして南アフリカランドなどが挙げられます。 業者によっては、ブラジルレアルなども取引できるかもしれません。

スワップポイントはどのくらい儲かる?

例えば、SBI証券でオーストラリアドル10,000通貨を保有した場合、1日あたりのスワップポイントは51円(2015年5月30日現在)です。 仮に金利が変動しないものとして、1年間ポジションを持ち続けると、18,615円のスワップを得ることが出来ます。 10,000通貨を保有するために必要な証拠金は、37,945円(2015年5月30日現在、レバレッジ25倍)ですので、利回りは50%近くにもなります。

必要証拠金は毎日変動する点にご注意ください。

運用時の注意点

スワップポイント狙いの取引を行うなら、いくつか注意すべき点があります。

まず、政策金利は経済状況や世界の金利状況も踏まえて決定されるため、長い目でみると変動していきます。 例えば、上述のオーストラリアでは、2015年5月に政策金利が2.0%までに利下げされました。 1年前の2014年5月には、2.5%、4年前の2011年5月には4.75%でしたので、段階的に引き下げられていることがわかります。

スワップ狙いで取引を行っている投資家のポジション調整のきっかけになりますので、金利見直しは、為替レートに急激な変動が生じる場合があります。 スワップ以上の大きな含み損を抱えてしまったり、ロスカットされたりするリスクがあります。

次に、新興国や資源国は一般に、主要先進国よりも為替変動に対するリスク要因が多く存在しています。 国内経済はもちろん、暴動や紛争などが発生しやすいのも特徴です。

原油のような資源価格の変動も、為替レートに大きく影響を与えます。 例えば2015年上半期のブラジルレアル安が進んだのは、ブラジル国内政権の腐敗と、原油安が原因になっているとされています。

スワップポイントを得ていても、それ以上に含み損を抱えてしまうのでは、本末転倒です。

一般に、新興国通貨は、取引コスト(スプレッド)が大きく設定されており、結構な含み損を抱えて取引が始まる場合も多々あります。 ので、それも含めてきちんと回収できるか、を考えたほうが良いです。

取引コスト(スプレッド)との関係

同じ通貨ペアでも、スワップポイントは取引する業者ごとに異なります。 スプレッドが狭く設定されている場合は、スワップポイント自体も低めになっている場合があります。

例えば、筆者が利用する外為ジャパンでは、日本円オーストラリアドル間のスプレッドは0.7銭で、スワップは1日45円です。 一方、SBI証券ではスプレッドは1.8銭で、スワップは1日51円です。

もし、デイトレ的に短期売買をするなら外為ジャパンのほうが有利になります。 長期保有目的ならば、SBI証券のほうが有利です。

まとめ

以上が、スワップポイント狙いでの取引を行う際の概要になります。 いろいろリスク要因はあるものの、毎日お金が入ってくる点はとても魅力的です。

ちなみに筆者は、スワップ狙いの取引を行い、それ以上に含み損を抱えて撤退した派です。 今年3月に南アランドを購入したところ、急激にレートが下がってしまい、26円のスワップポイントを得るために、2700円近い損失になってしまいました。 以降、スワップ目的での売買はやめることにしました。

まったくの余談ですが、この政策金利の差が通貨選択型の投資信託の利益源にも使われています。 投資信託はレバレッジをかけない取引方法ですので、借金を抱えるリスクを嫌うのであれば、通貨選択型投資信託を選ぶのも1つの手です。

がまぐち

スワップ狙いでお金を溶かした話

こんな偉そうな記事を書いておいて、筆者はよく新興国通貨で痛い目にあう人間です。

例えば、2015年に1ランド = 約10円だった南アランドは、2016年に入り6円台をつける場面もありました。 この間、3回ぐらい買いではいって全部ロスカットで撤退です笑

最近はFXで持つのは辞めようと思い、外貨MMFで持っていますが、2016年2月現在で当初の80%の資産価値になっています笑

でも、買っちゃうんですよね。なんだか魅力的に見えて。ね笑

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筆者はDMM.com証券が運営する外為ジャパンを利用しています。 全通貨ペアとも1,000通貨から取引でき、スプレッドも狭いため、デイトレ向きの業者と言えます。 パソコン上でプレミアチャートを利用し、テクニカルを駆使して取引したい方に向いています。 もちろんスマホやタブレットでの取引にも対応しています。
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30代兼業投資家。株式と投資信託中心に少額投資中。

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