普通のパソコンでも投資信託や株式売買できる?

「普通のパソコン」、すなわち家電量販店でも売っているような国内メーカー製パソコンでも、株や投資信託を売買ができます。 専業デイトレーダーとしての取引にこだわらなければ、そのような普通のパソコンを選択するのが良いかもしれません。

一般に、国内メーカー製パソコンは外資系やBTOメーカーのパソコンに比べて、

  • 価格帯が若干高め
  • 付属ソフトが多い
  • 手厚いサポートサービス

といった特徴があります。 初めてパソコンを買うけど、インターネットもセキュリティソフトウェアもよくわかないと考えているあなたに最適な特徴です。

国内メーカー製パソコンは大抵のことは出来ますが、いわゆるゲーミングPCのようなハイスペックマシンには及びません。 老若男女、できるだけ多くの人が無難に使えるように作られているからです。

昼間、出張先や大学にパソコンを持参してマイクロソフト社のオフィスを利用し、夜インターネットやニコニコ動画を閲覧して、艦これのような、ブラウザベースのオンラインゲームを楽しみ、そして時々株や投資信託を売買したい。 そんなあなたに向いています。

公開:2016年03月07日 最終更新:2016年03月09日

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はじめに

パソコン(以下Windows前提にします)で株式売買というと、BTOやマルチディスプレイといった、専業トレーダーを目指したい人向けの情報が多いため、以下ではもっと「普通のパソコン」の話をご紹介したいと思います。

すなわち、

  • 家電量販店で売っているようなモデルで
  • 初めてパソコンを購入するのに最適で
  • そして時々株や投資信託を売買する

といった条件のパソコンです。

後述しますが、この条件では、パソコンを選定する上で株式や投資信託が売買できるかどうかはさほど重要ではありません。 インターネットにさえ接続できれば、全てのパソコンで株や投資信託が買えるからです。

以下ではそのようなパソコンの選定について、あなたと一緒に考えてみたいと思います。

なお、本記事では富士通(証券コード:6702)が販売するパソコンとそのサービスを適宜例示いたします。 筆者が一番最初に購入したのが富士通製のパソコンだったという所以です。

株や投資信託を売買は「ウェブブラウザ」で

というわけで、最初に株や投資信託売買の話を始めます。

デイトレードではない、いわゆる長期の資産運用を前提とした取引の場合、特別性能の高いパソコンは不要です。 インターネットエクスプローラ(現Microsoft Edge)や、クロームといったウェブブラウザを通じて株式や投資信託を売買するためで、現行で市販されているパソコンならどんなものでもウェブブラウザは動作するからです(※)。

※ウェブブラウザが動作しないということは、FacebookやYoutubeなど、インターネットを閲覧できないということです。 ネットサービス全盛の時代に、構造的にネットが閲覧できないパソコンなど、工業用でもない限り存在しません。

特に投資信託は短期売買をする要素がまったく無いので、ブラウザ以外の専用取引ソフトは不要です。 パソコンを用意して、それをインターネットに接続し、証券会社のウェブサイトにアクセスするだけです。

つまり、パソコンの選定基準は株や投資信託の売買「以外」のところにあると考えて良いと思います。

最初の1台は国内メーカーのパソコンを

というわけで、資産運用以外のところでパソコン選定の話を紹介していきます。

あなたが現在スマートフォンからインストックネットを閲覧しており、これから初めてのパソコンを買いたいと思うなら、手厚いサポートサービスを受けられるパソコンを購入するのが良いと筆者は考えます。

例えば、富士通などの国内メーカーが販売するパソコンです。

一般に、国内メーカーのパソコンには以下のような特徴があります。

  • 価格帯が若干高め
  • 付属ソフトが多い
  • 手厚いサポートサービス

価格帯が若干高め

国内メーカーのパソコンは、外資系(DellやHP、ASUSなど)のパソコンに比べて若干価格帯が高めになっています。 例えば、2016年3月7日現在で、富士通WEB MARTで販売しているLIFEBOOK WU1/Xは、以下の性能で約9万円です(※)。

※価格はキャンペーンや構成次第で変わる点はご了承ください。

  • CPU:Intel Celeron 3855U(1.6 GHz)
  • メモリ:4GB
  • ストレージ:約500GB HDD
  • Mcrosoft Office なし

似たような価格帯で、ASUSでは以下のモデルが購入できます。

  • CPU:Intel Core i3-5005U(2.0 GHz)
  • メモリ:4GB
  • ストレージ:約500GB HDD
  • Mcrosoft Office Home&Business Premium + Office 365 サービス

主な違いはCPUとMcrosoft Officeの有無です。

CPUに採用されているCeleronは、Core i3の2段階グレードの低いCPUです。 処理性能は若干劣りますが、消費電力も下がり、バッテリーの持ちが良いというメリットもあります。

Mcrosoft Officeは、ご存知WordやExcelなどのオフィススィートのことです。 付属しない場合には、別途購入する必要があるため、価格は割高になります。

付属ソフトが多い

国内メーカーのパソコンは、特に国内製の付属ソフトをたくさんプリインストールしている傾向にあります。

あなたが、これからパソコンを使う上でパソコンで何ができるのかと疑問に思っているならオススメです。 きっと「パソコンであれもこれもできる!」と、様々な魅力を発見することができると思います。

例えば、富士通製PCの一部のモデルにはサイバーリンク社の動画・画像編集ソフトが付属します。 動画・画像編集ソフトは、おそらく家庭内で楽しむことを前提にして付属しているのでしょうが、それをベースにニコニコ動画やYoutubeなどへのアップロードも可能になるはずです。

撮影した画像をTwitterやInstagramなどにアップして、友人とシェアするのも良いと思います。

その他、年賀状作成ができるソフトがついてくるのもお約束です。 あなたが営業職など、お客さんとの接触が多いのであれば役立つかもしれません。

ちなみに、筆者が現在利用しているBTO(中級者以上向けのオーダーメイド)で購入したパソコンの付属ソフトはバックアップソフトだけでした。 同様に、かつてDellから購入したパソコンの付属ソフトもバックアップソフトだけでした。

手厚いサポートサービス

国内メーカーパソコンの強みと言えば、手厚い保証サービスです。 パソコンに詳しければ不要であることも多いのですが、これからパソコンを始めたいあなたにとっては安心材料になると思います。

やはり富士通製のパソコンを購入した場合のサポートサービスについて紹介してみますが、以下のようなサービスが用意されています。

  • ハードウェア保証(標準1年、最長5年)
  • 電話サポート(標準1年、最長3年)
  • リカバリメディア作成サービス(※)
  • @nifty 接続サービスお申し込み(インターネット契約)
  • 富士通パソコン出張サービス

※パソコンが不調になった場合にパソコンを初期状態に戻すためのソフト(リカバリメディア)の作成を代行するサービス。 通常は自身で作成する必要があります。

このうち、富士通パソコン出張サービスは、パソコンに詳しい訪問スタッフがパソコンの基本設定、インターネット接続、ウイルス対策ソフトウェア(セキュリティソフトウェア)のインストール、テレビチューナー設定、そしてパソコンレッスン等を行う、有料の支援サービスです。

この中で、パソコンを通じて株や投資信託などの資産運用を行う場合に関わるのは、

  • インターネット接続
  • ウイルス対策ソフトウェアのインストール

の2点です。

インターネットが繋がらなければ、そもそも株も投資信託も取引できません。 また、パソコンで資産運用する人のためのセキュリティリスク対策で紹介したように、インターネットを利用する上で生じるセキュリティの問題は、あなたが一生懸命に働いて得たお金を危険に晒すことになります。

不要の場合は使う必要はありませんが、もしも不安に感じるのでしたら、これらを頼るのも一つの手段です。 相手はパソコンの専門家ですから。

ちなみに筆者がBTOで購入したパソコンは、故障時の保証以外は特に何もありませんでした。 同様に、かつてDellから購入したパソコンのサポートも、原則は故障時の保証のみです。

ここまでのまとめ

ここでは富士通が販売するパソコンを例に、

  • 価格帯が若干高め
  • 付属ソフトが多い
  • 手厚いサポートサービス

といった特徴があることを紹介してきました。

すでにパソコンのことを知っており、購入価格を下げたいならば外資系かBTOのパソコンを選ぶのが良いと思います。 一方、パソコンのことはまだ右も左も分からないのであれば、最初の1台は国内メーカーのパソコンを購入するのが良いです。

ちなみに筆者が最初に購入した富士通製のパソコンは、2001年ごろに販売されていた、まだWindows XPが出始めの頃のモデルです。

購入から15年経ちますが、いまだに完動品です。 さすがに現在の環境ではハードウェアそのものが陳腐化してしまい、これといった使い道がなくなってしまっています。

5年ほど利用したあと、Dell(外資系)、TSUKUMO(BTO)と、移ってきました。

今でこそ、こんな記事をかけるのですが、筆者も昔はメモリとハードディスク容量の違いすら知らなかったです。

株や投資信託の売買以外に何に使いたい?

最後に用途からパソコンを選ぶことについても紹介しておきます。

冒頭から述べているとおり、市販されているパソコンで、ウェブブラウザを通じた株や投資信託の売買ができます。 あとはあなたが株や投資信託の売買以外に何をやってみたいかが重要です。

例えばビジネス用途での利用を考えているならば、Mcrosoft Officeが付属するモデルがオススメです。 大学や出張先など、屋外での利用を前提に考えているならば、バッテリーの持ち時間を見て選ぶのも良いです。

室内据え置きならデスクトップ型でも良いかもしれません。 テレビチューナーが付属していれば、テレビの代替としても利用できます。

選択時の留意点として、国内メーカー品の多くはFPS(First Person Shooter※)に代表されるような、高画質の3Dゲームを楽しめるほどのスペックはありません。 いわゆるゲーミングPCは、BTOメーカーから購入したほうが満足度が高くなりますので、とにかく海外製の最新ゲームを楽しみたいのであれば注意をなさってください。

艦これのような、ブラウザベースのオンラインゲームなら大丈夫です。

※「Call of Duty」や「Battlefield」に代表される、プレイヤーがゲーム中の主人公目線で3Dの世界を移動するゲームのことです。 特に海外のゲームでは多いですよね。

まとめ

以上です。 まとめると下記になります。

  • 長期の資産運用を前提とした株や投資信託の売買は市販のパソコンで出来る
  • 最初の1台は国内メーカー品がオススメ
  • 国内メーカーは、インターネット接続やセキュリティソフトウェアのサポートが手厚い

国内メーカーは価格は高いものの、それに応じた手厚いサポートが特徴です。 あなたがパソコンを通じて何が出来るのか、とりあえずパソコンを買ってみたいけど、いろいろ不安が多い、というのであれば、国内メーカー品をオススメします。

また、株式や投資信託の売買以外に、何がしたいのか、どこで使いたいのかも是非お考えになってみてください。 室内だけなのか、外にも持ち出したいのか、だけでもだいぶ機種を絞ることが出来ます。

なお、富士通WEB MARTでは、あなたのパソコンに対する要望に応じてパソコンを選定できるようになっています。 国内メーカー品からパソコンを選定する際には、是非一度覗いてみてください。

もっと詳しい話に興味があれば、株取引用に国内メーカー製パソコンを買うなら?富士通WEB MARTから選んでみたも併せてご覧ください。

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