株取引用に国内メーカー製パソコンを買うなら?富士通WEB MARTから選んでみた

「普通のパソコン」の選定例として、富士通WEB MARTにて2016年3月7日現在で販売されているモデルをいくつか例示し、その特徴をご紹介してみます。 カタログスペックでいろいろ述べている点はあらかじめご了承ください。

ブラウザベースでの株、投資信託取引は、以下で紹介する全てのモデルで実現可能です。 ただ、株売買以外のことを始めようとしたとき、パソコンの性能によって出来ることと出来ないこと、得意なことと不得意なことが出てきます。

特に安価に抑えられたモデルほど、出来ないこと、我慢することが増えてきます。

ちなみに下記に挙げたモデルの中で筆者が一番欲しいと思ったのは、LIFEBOOK WU1/X(Celeronモデル)です。 このモデルは安価な分、性能が抑えられていますが、一方で13.3インチ・1.5kgと小型・軽量で、持ち運びに適している特長があります。

あなたが出張や外出の多くパソコンを持ち歩きたい場合、もしくは、いわゆる「母艦」になる高性能PCを保有しており、2台目として選定するのに適しています。 もし、最初の1台目として選ぶならば、CPUはCore i3にカスタマイズしたほうがストレスは低くなると思います。

公開:2016年03月07日 最終更新:2016年03月09日

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はじめに

普通のパソコンでも投資信託や株式売買できる?にて富士通製パソコンの話を例示したため、ここではもう少し突っ込んで、同社の通販サイト(富士通WEB MART)にある製品のいくつかをご紹介してみます。

富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART

筆者は実機を有していない為、カタログスペックでご紹介する点はご了承ください。 また、2016年3月現在の情報であり、パソコンは時期とともに新製品が出てくることもご了承ください。

今回筆者が取り上げたいのは以下の機種です。

  • LIFEBOOK WA2/W、WA1/W
  • LIFEBOOK WU1/X
  • arrows Tab WR1/X
  • ESPRIMO WD2/W

以下、それぞれ詳しくご紹介していきます。

LIFEBOOK WA2/W、WA1/W

LIFEBOOK WA2/W、WA1/Wは富士通WEB MARTのなかで、最も安価なノートパソコンのうちの1つです。

普通のパソコンでも投資信託や株式売買できる?でも紹介している通り、インターネットに繋がる一般消費者向けパソコンはウェブブラウザを通じて株式や投資信託の売買が出来ますから、本機においても株式や投資信託の売買が可能です。

ブラウザベースでネット証券を利用するのでしたら大丈夫でしょうが、FXをやりたい場合には、業者(DMM FXや外為ジャパン)次第では取引ツールが重すぎて動かない場合もあります。 おそらく専用取引ツールを使った取引には、本機は向いていません。

最安価構成では、

  • CPU:Intel Celeron 3205U(1.50 GHz)
  • メモリ:4GB
  • ストレージ:約500GB HDD
  • 15.6型ワイド(1366×768)
  • Mcrosoft Office なし

と、CPU部分がネックになります。

Celeron CPUとは、Intel社が販売するCPUのうち、Coreシリーズ(性能の高いほうからCore i7、i5、i3)、CoreシリーズをダウングレードしたPentiumシリーズ、PentiumシリーズをダウングレードしたCeleronシリーズに属するCPUです。 Celeronは高速な処理よりも省電力性が重視されているため、ノートパソコンの場合にはバッテリーの長時間駆動が実現されます。

一方、Celeronは動画処理や高画質な映像再生には少々パワー不足です。 株式などの情報サイトを見るには問題有りませんが、Youtubeなどのセミナー動画などを視聴する場合には、映像がぶつ切りになり、ストレスがたまる可能性があります。

本機を購入するならば、価格が上がりますが、最低でもCore i3-5005Uへのカスタマイズはしたほうが良いと筆者は考えます。 Core i7-6700HQやCore i5-6300HQはさらに性能が高いのですが、相応に価格も上がるため、値段との相談です。

一方、スペックそのままで買うのであれば、15.6インチとサイズが大きすぎるため、2まわりサイズが小さい13.3型のLIFEBOOK WU1/X(CPU:Celeron 3855U)のほうが使いやすいと思います。

LIFEBOOK WU1/X

というわけで、前述のLIFEBOOK WU1/Xについても紹介してみます。

最安価構成では、

  • CPU:Intel Celeron 3855U(1.60 GHz)
  • メモリ:4GB
  • ストレージ:約500GB HDD
  • 13.3型ワイド(1366×768)
  • Mcrosoft Office なし

と、CPU性能は抑えられていますが、パソコン本体サイズが小さく、LIFEBOOK WA2/W、WA1/Wに比べて、コンパクトにまとめられているのが特徴です。 LIFEBOOK WA2/W、WA1/Wよりも重量が約1kg軽い1.55kgで、やはり持ち運び向けです。

既にデスクトップを所有する方の2台目パソコンという位置づけかもしれませんね。 サービスなどをカットした上で、筆者も買いたいと思うスペックです。

本機はサイズが小型なため、内蔵のDVDドライブはありません。 DVDの視聴には別途外付けのドライブを購入する点があることにご注意ください。

その代わり、本機には映像出力が2つ(HDMI出力×1、アナログRGB出力×1)実装されています。 本体の液晶併せてトリプルディスプレイが実現できますね。

arrows Tab WR1/X

パソコンの話をするページですが、タブレットの話も少しだけ紹介します。 タブレットユーザーの株の始め方で触れたように、Windoowsタブレットはおおよそノートパソコンの延長にあたるので、時にはノートパソコンとしても利用できる利点があります。

富士通WEB MARTにはとarrows Tab QHシリーズが販売されています。 このうち後者のarrows Tab QHシリーズは、いずれも搭載CPUがIntel Atomと、Celeronよりもさらに性能を抑えた省電力CPUが採用されています。

ブラウザベースの株取引や投資信託売買は出来るでしょうが、性能はちょっと心もとないです。 arrows Tab QHシリーズを買うよりは、AndroidタブレットやiPadのほうが満足行く動作をすると思います。

一方、arrows Tab RHシリーズは高額になるものの、CPUにCore i5シリーズを採用しており、同社のノートパソコンと同じ程度の処理能力を有します。 パソコンをタブレットとしても利用したいのでしたら、オプションのキーボード込みでarrows Tab RHシリーズを購入するのも良いかもしれませんね。

ESPRIMO WD2/W

ノートパソコンの紹介が続いたので、次はデスクトップモデルを紹介したいと思います。

個別機種の前に、デスクトップモデルを選択する際に、1つポイントになるところがあります。

  • 液晶一体型か、液晶と本体の分離型か

液晶一体型と液晶分離型の違い

液晶一体型と液晶分離型の違い

上の図をご覧ください。

一般に、液晶一体型(左)は液晶画面の裏側にパソコンの本体があるために、いわゆるデスクトップ型のようなパソコンの本体部分が「無い」のが特徴です。 インテリア性が良く、パソコン周りの「がさつき」が少なくなる利点があります。

一方、液晶一体型は、液晶分離型に加えて性能が低く、拡張性も低いという特徴があります。

例えば、パソコンにグラフィックカードを増設したくなったとしても、液晶一体型ではそれが出来ません。

また、液晶部分かパソコン部分に不具合が生じたとき、本体丸ごと修理に出すために、パソコンもテレビもなくなってしまうという保守性の問題も有ります。 あなたが30代以上ならご存知でしょうが、かつて存在した「テレビデオ」と同じようなイメージです。

と言った前提を踏まえ、ここでは液晶分離型のESPRIMO WD2/Wをご紹介します。

ESPRIMO WD2/Wは、Core i7-6700といった2016年3月現在で最高クラスのCPUも選択可能なデスクトップモデルです。 Core i5-6500以上のモデルを選択すれば、DMM FXや外為ジャパンなど、取引環境にやたら高いスペックを要求する業者含め、スペック上は全ての証券会社、FX業者で取引ができます

また、これほどのスペックがあれば、動画編集や3Dのゲームなども楽しむことが出来ます。 一般的な利用においては、ほとんど支障が無い性能です。

ESPRIMO WD2/Wは、標準構成ではディスプレイがつきませんので、別途ディスプレイが必要になります。 購入時にオプションのデュアルディスプレイも選択できますので、そちらも併せて購入すれば、届いたその日からマルチディスプレイ環境を構築することが出来ます。

加えて、こちらもオプションのグラフィックカードも同時購入した場合には、最大4画面出力が可能になります(※)。

※オンボードとグラフィックカードの同時使用には、BIOSの設定変更が必要になります。

言うまでもなく、デスクトップ型の欠点は、持ち運ぶことが出来ない点です。 ゆえに本機は、自宅内で使用することが前提になります。

あなたが、外出や出張ばかりでほとんど在宅しないのであれば、ノートやタブレットのほうが良いかもしれませんね。

ちょっとだけお安いモデル(法人向け)を買うのもあり

以上は、富士通WEB MARTに「個人向け」として販売されているパソコンでしたが、法人向けモデルはもう少し安く買える可能性があります。

法人向けには以下のような特徴があります。

  • デザイン性が考慮されていない
  • サポートサービスがあまり充実していない
  • 個人向けより価格が安い場合もあるが、極端に高価なものもある

富士通の製品に限らず、一般に法人向けはデザインはあまり考慮されないため、優れた外観の商品はそれほど多くはありません。 武骨なデザインの製品が多いです。

次に、個人向けに比べて法人向けが安価になる理由は、サポートサービスをあまり設けていないためです。 企業では、パソコンをレンタル・リース契約することも多いので、レンタル・リース会社が保守を請け負ったり、故障しても代替機が用意されたりするために、サポートを利用する機会はあまり多くないからです。

言い換えれば、個人向けのパソコンには、将来見込まれるサポート費用が少し上乗せされているとも考えることが出来ますね。

また、法人向けは多様な用途に応じる為に、製品も様々なスペックの物が用意されています。 汎用的なモデルは安価ですが、あまり品数が出ないワークステーションなどはかなり高額です。

ただし、私たち個人が、日常的な利用で、高額なワークステーションモデルを利用する必要はまずありません。 少なくとも、株や投資信託の売買程度なら、安価な汎用モデルで十分です。

と、このような条件でもよければ、法人向けは魅力的なパッケージになります。 あなたが既に個人事業主や自営業、フリーランスとして活動しているなら、買ってみるのも良いかもしれませんね。

まとめ

以上です。

ここでは、いくつか機種を例示し、その特徴などをご紹介してきました。 株式や投資信託の取引用パソコン選定の参考になりましたら幸いです。

他社で取り扱う機種においても、機会があればご紹介してみたいと思います。

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