株式用に適した2-in-1(タブレット変形可能な)パソコンってある?

2-in-1パソコンとは、タブレットとしてもノートパソコンとしても利用することのできるパソコンです。 キーボードを反転して折りたたむクラムシェル型や、キーボードと液晶部分を分離するドッキング型など、多様なモデルが販売されてきています。

単に屋外で株取引きや投資信託の売買、ウェブブラウジングをしたいだけならば、積極的に2-in-1パソコンを選ぶ必要は無いと思います。 AndroidタブレットやiPadでも同じことが出来るからです。

2-in-1パソコンを選ぶなら、何かWindowsで無ければいけない(加えてノートとしてもタブレットとしても使いたい)という理由が必要です。 何かありますか?

2-in-1パソコンを選ぶ際には、インターネット接続をどうするかによってSIMスロットつきかどうかを考える必要があります。 市場において、SIMスロット付きのパソコンはそれほど数が出ていないため、別途通信契約をしたほうが良いかもしれません。

ちなみにWindowsタブレットにBluetoothのキーボードを利用すると、宅内ではノートパソコンと同じように利用することも出来ます。

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公開:2016年03月08日 最終更新:2016年03月08日

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はじめに

2-in-1パソコンとは、タブレットとしてもノートパソコンとしても利用することのできるパソコンです。 キーボードを反転して折りたたむクラムシェル型や、キーボードと液晶部分を分離するドッキング型など、多様なモデルが販売されてきています。

最初に触れておきますが、普通のパソコンでも投資信託や株式売買できる?でも紹介している通り、インターネットに繋がる一般消費者向けパソコンはウェブブラウザを通じて株式や投資信託の売買が出来ます

ので、以下では投資が出来る2-in-1パソコンを探すのではなく、より快適に利用できるパソコンを考える、という方針で記事をまとめたいと思います。

2-in-1パソコンに魅力を感じない理由

最初に、筆者は2-in-1パソコンにはさほど魅力を感じませんので、その点を紹介します。

株式用に2-in-1パソコンを利用したいという場合、おそらく屋外(特に電車内などの移動中)に投資がしたいという需要があるものと予想できます。 この点について、いくつか考慮すべき点があります。

  • 10インチは結構大きい(+ 重い)
  • Windowsである必要がない

10インチは結構大きい(+ 重い)

2-in-1パソコンは、約10.1インチ前後の製品が多いようです。 仮に10.1インチだったとしても結構大きいです。

例えば、ASUS TransBook T100HA-128Sは10.1インチで、幅265mm×奥行き175mm×高さ8.45mmです。 A4サイズは297mm×210mmですので、それより2まわりほど小さいイメージでしょうか。

筆者はASUSのMeMO Pad(7インチ)を持って歩きますが、移動中は割とかさばることも多いです。

Windowsである必要がない

タブレットユーザーの株の始め方で示したように、2-in-1を含むWindowsタブレットは、据え置き型のパソコンとともに進化してきたため、タブレットとしての操作性はあまり高くないです。 AndroidやiOSのように、最初からタッチパネルを前提に発展してきた端末のほうが、タブレットとしての操作性に優れます。

単に屋外でインターネット閲覧と株取引だけがやりたいのであれば、2-in-1である必要はありません。 AndroidやiOSのほうが、より安価で優れた端末を入手できます。

ASUS ZenPadに3万出して通信契約を行えば、インターネット閲覧も株もデイトレも出来ますから。

それでもWindowsの2-in-1パソコンを選びたいのでしたら、何かWindowsのアプリケーションを利用したいという需要があるのかもしれませんね。

インターネットはどうする?

重要な点として、外出時にタブレットとして利用するならば、インターネット接続を考える必要があります。

タブレット端末で株取引。屋外でどうやってインターネットにつなぐの?で示すように、

  • 2-in-1パソコンに直接SIMをつける(要契約)
  • Pocket Wi-Fiのようなモバイル環境を別途用意する(要契約)
  • フリーのWi-Fiスポットを利用する(場所や環境で利用制限あり)

のいずれかが必要です。

2016年3月現在流通する2-in-1パソコンの多くはSIMスロットを持たないため、別途Pocket Wi-Fiのようなポータブル端末を用意する必要があります。

また、SIMスロット付きの端末を入手したとしても、そのままではインターネットには接続できません。 SIMを通じてインターネットを利用する為には、

  • あなたが現在お使いの携帯電話の2台目以降の契約として
  • もしくは、MVNOの格安SIMを利用して

通信する必要があります。 つまり、いずれも月額の通信料が必要です。

仮に、フリーのWi-Fiスポットを利用する場合には、フリーのWi-Fiスポットが無い場所ではもちろんインターネットに接続できない点はご了承ください。 Wi-Fiスポットごとに通信設定を行う必要があるため、ちょっと大変な気もします。

ここまでのまとめ

というわけで、ここまでのまとめです。

  • 単に外出時のタブレットが欲しいなら2-in-1PCである必要はない
  • 2-in-1を選ぶならWindowsでしか出来ない何かがある?
  • 外出時のインターネットはどうする?SIMを契約するか?

単に外出時のタブレットが欲しいなら、2-in-1パソコンである必要はありません。 より小型で軽量のAndroidタブレットやiPadのほうが、操作性が高く株式・為替取引アプリも充実している為に、株取引や情報収集に適しています。

もしあなたが、それでも2-in-1パソコンにこだわるのでしたら、Windowsを利用して何かをしたいという強い需要があったほうが良いと思います。 例えば、自宅でMicrosoft Officeを使いたいなど。

また、外出時に株取引きを行うためには、インターネット契約かフリーのWi-Fiスポットが必要です。 パソコンにSIMを挿すのか、Pocket Wi-FiのようなモバイルWi-Fiルーターを用意するのかを考える必要があります。

外出時にインターネットを利用しないのであれば、2-in-1パソコンではなく、ただのノートパソコンのほうが幸せになれるかもしれません。

2-in-1パソコンの選定基準

というわけで、以下では筆者が考える2-in-1パソコンの選定基準をご紹介します。

  • SIMスロットの有無
  • 小さいこと軽いこと

仮にSIM無しの端末を選ぶ場合には、もっと自由な選択が出来ますので、その点も紹介します。

SIMスロットの有無

SIMスロットを持つ端末の場合、モバイルWi-Fiルーターの利用なしにインターネット接続が出来るため、モバイルWi-Fiルーターの購入費の分だけ費用を抑えることが出来ます。 持ち歩く物が1つ減るため、荷物のかさばりも抑えることが出来ます。

例えば、Panasonic RZシリーズ LTE対応モデルは、SIMスロットつきの2-in-1パソコンです。 本機はキーボードがドッキングしたまま反転する、クラムシェル型のパソコンです。

  • CPU:Intel Core m5-6Y54(1.10~2.70GHz)
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:約128GB SSD
  • 標準SIMスロット
  • 約11時間駆動

本機(※)は別途SIMを購入・契約することで、NTTドコモが提供するサービスエリア内でのインターネットが利用できます。

※同シリーズでSIMのないモデルも販売されていますので、選定の際にはLTEやSIMという言葉に注目なさってください。

SIMには相性不良で通信できなかったという場合もありますが、同社はWonderlink LTEという自前の通信サービスも提供しているため、セットで契約することで、動作確認済みのSIMを利用できる利点もあります。 サポートもややこしくならないので、購入と併せて契約するのも良さそうです。

パソコン本体のスペックとしては、CPUに搭載されるCore Mシリーズは、2014~2015年頃から登場してきた低消費電力 + 低発熱のモバイル向けCPUです。 ネット上の各種ベンチマークによれば、その性能は同社のAtomシリーズ以上だと考えられます。

とはいえ、結局はウェブブラウジングを中心とした用途が前提になります。 ウェブブラウザを通じての株式や投資信託の売買は出来そうですが、専用ソフトを使ってのデイトレには厳しい場面もあるかもしれません。

Panasonic RZシリーズ

小さいこと軽いこと

持ち歩くことを前提にすると小さいことや軽いことは重要だと考えます。

例えば、NEC Hybrid ZERO HZ330/DAS LTE対応モデルは、SIMスロットつきの2-in-1パソコンです。 本機はキーボードが分離するタイプのパソコンです。

サイズは11.6インチと大きいのがネックですが、分離時の重量は410gと軽いのが特徴です。 少し飲みかけの500mlペットボトルを考えると、その重量が想像つきやすいと思います。

  • CPU:Intel Core m3-6Y30(0.90~2.20GHz)
  • メモリ:4GB
  • ストレージ:約128GB SSD?
  • 標準SIMスロット
  • 約5.5時間(本体のみ)

本機も別途SIMを購入・契約することで、NTTドコモが提供するサービスエリア内でのインターネットが利用できます。 動作確認がされているのは、b-mobile、BIGLOBE、WIRELESS GATE Wi-Fi+LTEの各サービスです。

パソコン本体のスペックとしては、やはりCore Mシリーズが採用されています。 こちらも、ウェブブラウジングを中心とした用途が前提になりますので、専用ソフトを使ってのデイトレには厳しい場面もあるかもしれません。

LAVIE Direct HZ [Hybrid ZERO]

SIM不要なら選択肢は広くなる

すでにモバイルWi-Fiルーターを持っていたり、パソコンとは別に通信契約を行うのであれば、SIMスロットつきの端末にこだわる必要はありません。 むしろ、そちらのほうが選択肢が広くなります。

例えば、Dell Venue 8 Proのような小型で安価なタブレットを購入し、Bluetoothのキーボードを利用する方法です。 このケースでは、普段はタブレットとして利用し、自宅使用時でのみキーボードを接続してノートパソコンとして使うという選択が考えられます。

もしくは、Microsoft Surfaceを購入すれば、CPUにハイスペックなCore iシリーズを搭載する2-in-1パソコンを利用できます(詳しくは資産運用目的のパソコンはMicrosoft Surfaceで)。 Surfaceの上位モデルはCore i5やi7を搭載しているため、ウェブを通じて株式や投資信託の売買はもちろん、多くのFX業者が提供する取引アプリも難なく利用できるはずです。

まとめ

以上です。

最初に述べたように、筆者個人は積極的に2-in-1パソコンを買うための理由はあまりないように感じます。 屋外での株取引がしたいならAndroidタブレットやiPadでも出来ますし、2-in-1パソコンを移動中に使うのは少し大きすぎると感じるからです。

また、直接言及しませんでしたが、持ち歩きを前提としたパソコンの場合は、どうしてもパソコンの処理性能は低くなる傾向にあります。 実は株取引以外に何がしたいのかが重要だったりします。

もし1台のパソコンでノートもタブレットもすべてまかないたいと思っているのでしたら、Surfaceのハイスペックモデル(Core i5以上)が良いと思います。 一方、単に株や為替取引目的だけで使うなら、AndroidタブレットやiPadが適しています。

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