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公開:2016年07月18日 最終更新:2017年08月08日

1万円でクラウドファンディング投資を始める方法

※2017年6月2日追記:下記、投資先の例として取り上げている日本クラウド証券に対して、証券取引等監視委員会から検査勧告が出ました。

日本クラウド証券株式会社に対する検査結果に基づく勧告について | 証券取引等監視委員会

これに対し、2017年7月10日に、日本クラウド証券は管轄官庁である関東財務局に業務改善報告書を提出しました。

記事はそのまま残しますが、同証券の利用を希望する際には、そういった経緯があったことも承知の上でご利用いただければと思います。

では、ここからが本文です。

近年出現してきた新しい金融商品が投資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)です。 預金金利や国債に比べて高い利回りが魅力的です。

投資型クラウドファンディングサービスを提供する企業は複数あり、それぞれで扱うネタも少々異なっています。 例えば、日本クラウド証券(クラウドバンク)が扱うテーマは中小企業支援再生可能エネルギーへの投資が豊富です。

本文では、クラウドファンディング事業で著名なクラウドバンクの投資案件を例に、

  • 運用の流れ
  • 運用を始めるために必要なもの
  • 運用リスク

などを紹介します。

ちなみに、こんな記事を書いておきながら、筆者が口座を開いたのは業界最大手のmaneoでした。

クラウドバンクは1万円から利用できるため、たぶん二社目として口座開設するかな。

>>株主優待やロボアドについて、ネット証券最大手SBI証券にインタビューしてきました!<<

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はじめに

従来、投資といえば株式や投資信託などが主体でしたが、近年の法改正やインターネットの発達を受けて、新しい投資商品も登場してきました。 その代表例が、仮想通貨クラウドファンディングです。

仮想通貨は1万円で仮想通貨「ビットコイン」に投資する方法で触れているため、ここではクラウドファンディング(ソーシャルレンディングと言う場合もあります)について紹介します。

いくつか運用形態はありますが、金銭的リターンを求める場合には債券に投資するようなイメージです。 上場企業の社債に比べて、少額でかつ高利回りといった特徴があるため、少額資産運用でも投資しやすいのが特徴です。

この1万円資産運用で紹介するということは、もちろん1万円から投資できるということです。

クラウドファンディングとは

クラウド(群集)とファンディング(資金調達)を結びつけた言葉で、その和訳の通り「多くの人から資金調達をする」ことで事業者はお金を得ます。

従来、たくさんの個人から資金調達を行うのは、あまり現実的ではありませんでした。 普通は集める手段が無いこと、無理に集めようとすればそれだけ調達に手間がかかることがネックだったからです。

しかし、近年は例えばネットを通じて株を買えるように、インターネットを通じた個人間や個人-企業間でのやりとりも当たり前になってきました。 今はたくさんの人を集めることは決して難しいことではないのです。

そこで、その個人に出資してもらって、まとまったお金を作ろうとするのがクラウドファンディングです。

クラウドファンディング自体は必ずしも金銭的リターンを得るとは限らず、例えば寄付や商品でのお礼といった形で終わるものもあります。 投資したい人がお金を出資することで金銭的リターンを得る場合には投資型クラウドファンディングとも呼ばれ、またの名前をソーシャルレンディングとも呼びます。

ソーシャルレンディングは、お金を貸したい個人と借りたい企業などをネットを通じて結びつけるもので、投資型クラウドファンディングとおおよそ同じ意味です。

クラウドファンディングでの運用例

今ご覧のあなたは金銭的リターンを得られない投資にはあまり興味が無いはずから、金銭的リターンを見込める投資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)に限定して紹介していきます。

投資型クラウドファンディングは、1口1万円~10万円といった少額で投資できます。 数年前に筆者が調べたときは1口5万円やそれ以上が多かったのですが、最近は1口1万円から投資できる案件も多いです。

以下ではクラウドファンディングで運用実績の豊富な、日本クラウド証券(クラウドバンク)の事例を例にご紹介します。

クラウドバンクは、クラウドファンディングを専門で扱うちょっと変わった証券会社です。 かつては非上場のグリーンシート銘柄へ投資できる証券会社としても知られていましたが、グリーンシート銘柄制度は平成30年で廃止されるため、同社の取り扱いもなくなりました。

クラウドバンクで扱うクラウドファンディング案件には以下のような物があります。

表1. クラウドバンクで扱う案件例

ファンド例 概要
中小企業支援 国内中小企業への投資を募るファンド。債券や株式譲渡担保を設定することで、貸し倒れリスクを低減。
不動産開発 中小企業支援のうち、特に不動産開発への投資を募るファンド。債券や株式譲渡担保を設定することで、貸し倒れリスクを低減。
上場企業支援 上場企業のM&A(合併や買収)に要する資金提供を行う。融資先が取得する株式を担保とする。
風力発電 いわゆる再生可能エネルギーに投資することで、発電機の設置・運営に対するリターンを得る。
電力の固定価格買取制度を利用し安定したリターンを期待。
太陽光発電 いわゆる再生可能エネルギーに投資することで、発電機の設置・運営に対するリターンを得る。
電力の固定価格買取制度を利用し安定したリターンを期待。

上記表のように、普段私たちが投資できない案件への投資ができるのがクラウドファンディングの魅力です。

募集から償還まで

上記ファンドの出資募集は、全てウェブサイト上にて行われます。 あなたは定期的にウェブサイトをチェックし、めぼしい投資案件を見つけるところから始めます。

現在募集中の案件は、募集金額と現在までの出資状況が示されています。 投資家であるあなたは、その商品に投資を行うかどうかを判断することが出来ます。

残念ながら、具体的にどこの企業への出資するのかは、私たち投資家は知ることはできません。 私たちが把握できるのは案件の種類(中小企業なのか再生エネルギーなのか等)や出資先企業の業種、そして担保の有無などです。

各案件には募集の残り時間も示されており、

  • 出資金額が目標金額に達するか
  • 締め切り時間を経過するか

すれば募集終了です。 前者は案件として成立しますが、後者は成立しないために運用は行われず、お金は返金されます(ただし目標金額に達せずとも、最低運用金額に達していれば運用は行われます)。

案件が成立した場合には運用が行われます。 運用期間は最短で数ヶ月、最長で数年程度と短く、半年以内で償還に至るものも多いです。

運用期間中の中途換金が出来ないため、最初は運用期間の短い商品のほうが良いかもしれません。

運用は単利(複利と単利でよりお金がたまるのはどっち?)で行われ、分配金は毎月口座に入金されます。 この時の分配金は雑所得です(ソーシャルレンディングの税金と確定申告)。

難なく償還を迎えれば、出資金は全額返金されますので、運用期間中に得た分配金が運用の利益になります

運用利回りは?

日本クラウド証券の場合は、目標利回りが年率6%台(「年率」です)に設定されていることが多いです。 日経銘柄平均の配当利回りよりも4~5%程度高い高利回りさが魅力です。

3~5%程度の不動産投資信託(REIT。少額で不動産投資できるREITで資産運用!)すらも上回ります。

ちなみに、同じソーシャルレンディングサービスを提供する、SBIソーシャルレンディングでは利回り2.0%台の案件もありますから、日本クラウド証券で扱う案件が利回りが高めである、と言えます。

利回りの高さは相対的にリスクも高い可能性を暗示します。 投資リスクについては後述します。

投資はどこでできるの?

投資型クラウドファンディングは全てサービスを提供する証券会社や業者などに口座を開設する必要があります。 日本クラウド証券の案件に投資を行うならば、日本クラウド証券への口座開設が必要です。

お金は他の証券投資同様に前入金制です。 指定口座への振込みとなるため、例えばハイブリット預金(SBIハイブリット預金でお金を貯める)のような、即座の入出金はできません。

なお、クラウドファンディングを通じて借金を背負うことはありません株式や投資信託などの取引で借金するのはなぜ?)。

投資リスク

投資型クラウドファンディングへの投資は、元本が保証されません。 時には元本が割れて、損失を被る可能性もあります。

投資家へのリスクを低減するため、クラウドファンディングでは融資先に担保が設定されていることが多いです。

例えば、債券や株式を担保にする場合、それを売却・換金化することで、出資元本の保全に努めます。 このケースでは出資金の一部は失われるものの、全損する可能性は低いと考えられます。

クラウドファンディングを通じた投資の場合には、融資先企業の情報が限られるため、私たちが厳密に貸し倒れリスクを検討することはできません。 そこはクラウドバンク運用側の仕事であり、私たちは審査を一任して投資する形になります。

なお、過去の運用実績は全て公開されており、チェック可能です。 将来もうまくいくとは限りませんが、気になる場合にはチェックされると良いと思います。

筆者がぱっとみたところでは元本が割れている案件は無いようです。

まとめ

以上が1万円でクラウドファンディングへ投資する方法です。

クラウドファンディングやソーシャルレンディングの投資、筆者も実は凄く興味を持っていて、どこか一社に口座を開設したいと思っています。 その際にはもっと詳しい話を提供できると思います。

個人向け国債や定期預金の利回りが魅力的でない今、積極的に利用してみたい金融商品の1つです。

いつもご覧頂き励みになります。お気に召しましたら是非シェアしてね!

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30代兼業投資家。株式と投資信託中心に少額投資中。

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