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月々500円から積立できる積立投信!1年間でわずか6000円

投資信託は、毎月積立定期預金のように一定額ずつ買い付けることが出来ます。 500円からの積立も可能で、まとまったお金がなくとも、お小遣いを運用する感覚で投資を始めることが出来ます。

積立投信は、毎月分散して購入することがリスク回避につながります。 機械的に買い進めることで、高値も底値も掴む可能性はあるものの、全体的には取得価額を低く抑えることができるからです。

実は1回にまとめて買い付けるよりも利益が出しやすくなるんです。

なお、積立を利用する場合には、買い付け時に手数料がかかる投資信託は選ばないのが鉄則です。 いわゆるノーロードと呼ばれる買い付け時手数料無料のファンドを選ぶのが良いです。

繰り返しますが、投資信託を毎月500円で機械的に買う。 ただそれだけを覚えて欲しいです。

投資信託の積み立て!何かオススメある?もあわせて見てね!

公開:2015年01月10日 最終更新:2016年10月01日

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はじめに

様々な投資の中で、最も安価にできる投資の1つが積立投信(投信積立とも言います)です。 まるで積立定期預金のように、毎月一定額で同一の投資信託に投資していきます。

証券会社にもよりますが、その最低投資額はなんと500円

いくらあなたが「投資するお金がない」状況だとしても、月々500円は捻出できるはず。 金額的にはお遊びっぽいですが、これでも立派な投資活動です。

以下では、積立投信について紹介していきます。

投資信託の概要は、投資信託の始め方。そもそも投資信託って何?もあわせてご覧ください。

積立投信とは?

積立投信とは、毎月決めた日に、あなたが指定した投資信託を一定額分買いつける商品のことを言います。 長期的な資産形成に適した投資方法で、特に現役世代のインデックス投資家に人気があります。

通常、投資信託を購入する場合、

  • 1万円から金額を決めて買う金額購入
  • 1万口から口数を決めて買う口数購入

のいずれかを選択します。

金額購入と口数購入は、スポット買いと呼ばれます。 ある買いたいタイミングで買うためで、特定の「1点」で買うからです。

スポット買いはあるタイミングで一気に買い付けるため、購入にはまとまった金額が必要です。 また、買い付ける一点を選ぶ必要がありますが、これは投資経験者でもむずかしいことです。

一方で積立投信は、上述の通り最低投資額が500円/月と非常に低額です。 また、毎月分散して買い付けるために、ある一点を選ぶ必要が無い手軽さもあります。

積立投信のメリット

では、積立投信のメリットを見ていきます。

時間的な分散投資で利益を狙うドル・コスト法

積立投信のメリットに、ドル・コスト法があります。

ドル・コスト法は、買い付け時期を時間的に分散することで、時価の増減をゆるやかにする投資方法です。 一括で買う場合よりも、利益は少なくなりますが、損失も少なくすることが出来ます。

例えば、最初にまとめて2000口買うケースと、500口を4回に分けて買うケースを考えてみます(表1表2)。

表1. 上昇相場での積立買いとスポット買いの口数変化

基準価額 積み立て
(口数)
スポット
(口数)
1回目 10,000 500 2,000
2回目 10,500 476 0
3回目 11,000 455 0
4回目 11,500 435 0
4回目積み立て時の口数 11,500 1866 2000
時価 11,500 2,145円 2,300円

表2. 下落相場での積立買いとスポット買いの口数変化

基準価額 積み立て
(口数)
スポット
(口数)
1回目 10,000 500 2,000
2回目 9,500 526 0
3回目 9,000 556 0
4回目 8,500 588 0
4回目積み立て時の口数 8,500 2170 2000
時価 11,500 1,845円 1,700円

上記表から、

  • 上昇相場ではスポット買いに比べて利益が少ない(表1
  • 下落相場ではスポット買いに比べて損失は少ない(表2

であることがわかります。

また、

表3. 複雑な相場での積立買いとスポット買いの口数変化

基準価額 積み立て
(口数)
スポット
(口数)
1回目 10,000 500 2,000
2回目 12,000 417 0
3回目 8,000 625 0
4回目 10,000 500 0
4回目積み立て時の口数 10,000 2042 2000
時価 10,000 2,042円 2,000円

表3より、ジグザグな値動きをした場合には、積み立てが有利なケースがあることもわかります。 基準価額が下がったタイミングでより多くの口数を購入し、取得単価を下げたことが効いています。

言い換えれば、下落相場もガンガン買い進めることが、将来の利益の可能性を高めるのです。

まとまった資金が不要

積立投信では、分散して投資するため、まとまった資金を用意する必要がありません

収入が少なければ、1万円を捻出するのも難しいと思います。 今月はちょっと使いすぎてしまった・・・なんてよくある話ですよね。

一方、積み立てであれば、毎月500円や1000円といった額で済みます。

最終的に100万円投資するにしても、

  • 1回で100万円を投資する
  • 100万円になるまで1万円ずつ分けて投資する

では、後者のほうが現実的です。

あなたが飽き性でも続けられる便利な仕組み

積立投信はあなたが飽き性でも続けられます

積立投信には、SBI証券の積立代金自動振替サービスなど、現金引き落としサービスが付帯することも多いです。 毎月わざわざ現金を入金するといった手間をかけずに投資を継続することが出来ます。

最初は投資に興味を持っていたとしても、時間が経つほどに情熱が薄れ、忘れたり面倒になったりすることはよくある話です。

しかし、積立投信は設定を解除しない限り、毎月自動購入されます。 自動引き落としも設定しておけば、そのまま65歳まで継続することも可能です。

オススメの引き落とし日は、あなたの給料支給日からできるだけ近い日です。 「お金が貯まったら」と使う前に、強制的にお金を抜いて積み立てるのです。

もちろん、ほったらかしてるうちに、一時的な景気の冷え込みで投資額より評価額が下がるかもしれません。

しかし、そこで有効なのが上述のドル・コスト法です。 次の上昇相場で利益を享受できるはずです。

積立投信のデメリット

次に、積立投信のデメリットを見ていきます。

商品を選ぶのが難しい

「どの投信に投資をするか」商品選びが難しい点です。 積立投信は必然的に長期投資になるため、

といったファンドを選ぶと、運用が難しくなります。

積立定期預金と異なり、積立投信は運用期間と金利だけで選ぶことが出来ません。

  • 長期間運用されるファンドを選ぶ
  • 基準価額が上昇しやすいファンドを選ぶ

なお、長期的な資産形成を目指しますから、毎月分配のような過分配で基準価額を落としやすいファンドは選択肢から外すべきです。

手数料が割高な商品も混じっている

投資信託の運用において、各種手数料はなるべく低減するのが原則です。 ですが、投資信託の手数料体系はピンきりで、しかも私たちにとって非常に不利な条件が設定されている場合もあります。

例えば、取扱商品が全て購入時手数料を必要とする場合です。 地方銀行で商品を選ぼうとするとこの罠にはまります。

買い付け時に手数料がかかる投資信託を選ぶと、当然、毎月手数料を払うことになります。 これは毎月手数料分だけマイナススタートで、まず運用でその穴を埋めるところから始めることになります。

それは不本意ですよね。

  • 買付手数料無料のファンドは選ぶ
  • 運用に不利な銀行などは利用しない

時には、運用に利用する会社そのものを切り替えて、より合理的な運用を目指すべきです。

運用が地味でつまらない

これは投資に何を求めるかによるのですが、積立投信はさまざまな投資商品の中でもつまらない投資手法の1つです。 理由は簡単で、

  • 株主優待が無い
  • 分配金も配当金もない
  • 毎日トレードする必要も無い

からです。

積立投信は、積立定期預金を投資信託に変えただけです。 あなたが投資に高揚感を求めるならば、これほど地味で時間のかかる投資は退屈な日常とさほど変わらないはずです。

ただし、高揚感を求める投資は日常的なストレスの原因にもなります。 取引が短期になるほど、こまめに相場を追う必要があるからです。

地味な投資ではあるものの、逆にストレスの原因になりにくく、日常の生活リズムを壊しにくい投資とも言えます。

  • 高揚感溢れる(ただし気苦労も耐えない)短期トレードを希望するか
  • 地味ながらも安定的な資産形成を目指すか

どちらを選ぶかはあなた次第です。

積み立てにおすすめの投資信託は?

もしあなたが、投資信託の選び方がよく分からないのであれば、1万円で投資信託が買いたい!何か買えるの?で示したような、SMTインデックスシリーズeMAXISインデックスシリーズのうち、バランスファンド(複合ファンドなどとも言います。詳しくは投資信託お手軽運用術 -バランスファンド入門-)と呼ばれるファンドをオススメします。

例えば、eMAXIS8資産均等型は有名なバランスファンドの1つです。 国内外の株式や債券など様々な商品に分散投資しており、これ1つで世界の様々な資産セクターに分散投資している効果が得られます。

全世界株安といった状況では基準価額が値下がりするでしょうが、大きく崩れることがありません。 前述のドル・コスト法で積み立てを継続していけば良いだけです。

ただし、バランスファンドは個別のインデックスファンドに比べて信託報酬が少し高めになりがちです(投資信託の積み立て!何かオススメある?)。 コスト面を重視するならば、各セクターごとにファンドを選んだほうが合理的です。

故に、もう少し踏み込んで投資信託を選択できるならば、

  • 純資産が安定している/増えている
  • 基準価額が右肩上がり
  • 購入時の手数料が無料
  • 運用期限が無期限

といった商品を選びます。

投資信託の積み立て!何かオススメある?もあわせてご覧になってね。

筆者が積み立て中の投資信託

筆者積み立て中の投資信託(2016年8月現在)

図1. 筆者積み立て中の投資信託(2016年8月現在)

筆者が利用しているのは

  • DIAMたわらノーロード日経225(日本株式)
  • 三井住友DC外国債券インデックスファンド(新興国も含む海外債券)
  • 三井住友DC外国株式インデックスファンド(新興国も含む海外株式)

で、これら3つで日本債券以外の主要な資産セクターをカバーしています。 日経225は日銀のETF買いの影響があるため、TOPIXに連動する投資信託のほうが良いかもしれません。

次のページ >> 月々500円の積立投信はどのくらい利益を生むのか!?

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