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NISAってどう?1年ぐらい使ってみて

1年間以上NISAを使ってみましたので、その使い勝手や感じたことをまとめたいと思います。 難点に感じる部分はありますが、筆者はおおむねNISAの使い心地には満足しています。

おそらく、将来的にも使い続けると思います。

SBI証券の場合、NISA口座を利用するかどうかは、買い付け時に特定口座預かりを選ぶか、NISA口座預かりを選ぶかの違いしかありません。 システム的には使いにくさを感じることは無いので、「使いにくいから使わない」と感じることも無かったのです。

なお、NISA口座のキャンペーンを利用して、初めて海外ETFを買いました。 少額資産運用ながら、念願(?)の海外投資ができた瞬間です。

>>株主優待やロボアドについて、ネット証券最大手SBI証券にインタビューしてきました!<<

公開:2016年04月17日 最終更新:2016年04月17日

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はじめに

筆者がNISA口座を開設してから1年超が経過しました。 ちょっとした感想などを書いてみたいと思います。

弊サイト「インストックネット」が示すように、筆者も少額投資を行う兼業投資家の1人であり、NISAの非課税枠をすべて使い切るほどの投資は行っていません。 ので、少額投資家としての感想を書いてみます。

120万円超の大金を投じる方々は、NISAの非課税枠が少なすぎると仰ることが多いと思いますが、筆者がそんな不満を感じるのは数年後になりそうです。

NISAを1年間使ってみた感想

というわけで感想もろもろ。

NISAと特定口座の移動ができない

個人的に感じた最大のネックが、NISAと特定口座の相互移動ができないことです。 つまり、特定口座預かりで株式や投資信託を買ってしまうと、別途購入しなおさなければ、NISA口座預かりにできないのです。

逆も然りで、NISA口座経由で買ってしまうと、特定口座預かりにはできません。 よって売買の選択時に注意して選ぶ必要があります。

実は、イオン株はどこで買うの?株主優待と株の購入方法を徹底解説!という記事を書くほどに保有し続けているイオン株ですが、現在はNISA口座にて保有しています。 もともと特定口座で保有していたために、一旦投げて買い戻すことでNISA預かりに変えました。

この点、スムーズに切り替えできたら便利なんですが、非課税枠の計算もありますし、そうはいかないですよね。

なお、筆者のように、よく売買ミスをやらかす方は注意が必要です。 NISA口座で買うはずだったのに特定口座に入ってた・・・なんてよくある話です涙

貸し株ができない

NISA口座では貸し株ができません

貸し株とは、現物で保有する株式を、証券会社を通じて、他の投資家に貸し出すことを言います。 貸し株を行うことで、投資家は貸株料と呼ばれる金利を手にすることが出来ます。

特に空売りなどが頻繁に行われる株式は、貸し株金利が高く(~10%)設定されることが多く、貸株料はちょっとした収入になります。 銀行預金金利など比較にならないほどの額です。

筆者はそれを確認せず、あれこれNISA口座に放り込んでいたら、特定口座のみで運用していたときに比べて、貸し株金利での収入がかなり減っていました。 といっても、数百円程度の差ですが、これが100万や120万と言った額になれば、ちょっとした分配金相当の額になりますよね。

このような理由から、NISAで株式を買う場合には、配当金利回り以外にも大切に抱えておきたい株なのかどうかを考慮したほうが良いかもしれません。 貸し株も通じて収入増を狙うならば、必ずしもNISAに入れないほうが良いこともあります。

特別分配金を連発した

NISAで分配型投資信託を購入しても、特別分配金が連発するとまったく役に立ちません特別分配金は非課税(しかも利益ですらない)からです。

この話は、NISAっていくらから始めることができるの?でも触れていますね。

NISAで毎月分配型投信が旨みを発揮するかは、直近の経済情勢が大きく影響します。 2015年8月以前に買った投信は、きっと今頃特別分配金を連発し、NISAの旨みを生かせてないように思います。

余談ですが、NISAに分配型投資信託を放り込むことで、普通分配金と特別分配金の区別がつけられずに困っている方がいらっしゃるようです。 SBI証券の場合には、電子交付される「株式等利益剰余金配当金のお知らせ」を閲覧すれば、分配金のうちいくらが普通分配金で、いくらが特別分配金なのかチェック可能です。

商品選択に満足

このようないくつかのデメリットもありますが、筆者はNISAで買い付けできる商品の幅にはとても満足しています。

NISAでどのような金融商品が買えるかは、使っている証券会社に依存します。 たくさん扱っていれば、やはりNISAでも各種買えますし、そもそも商品数が少なければNISAの旨みもあまり生かせません。

筆者にとっては多すぎて迷うことがある気もしますが、今は非課税枠を使い切っていないのでなんとかなっています。

もし、あなたがNISA口座を開設するかお悩みでしたら、できるだけNISA経由で購入できる商品の多い金融機関に口座開設するのが良いです。 そこらへんの地方銀行などでも開設できますが、ほとんど買える商品が無く、せっかくの非課税枠を無駄にしてしまうかもしれないからです。

一般にはネット証券にNISA口座を開設すると運用しやすいです。 筆者が利用するSBI証券は、もともと金融商品の取扱が豊富なため、NISA口座経由で買い付けできる商品も多く、柔軟な運用が可能です。

初の海外ETF購入!

NISAのキャンペーンを利用して、初めて海外ETF(アメリカ)を買いました! 普段は相応に必要な買い付け手数料も、NISA口座経由ならばゼロなのが嬉しいです。

なお、買付手数料が無料なのは、買う時だけです。 手放すときは、手数料を抜かれます。

といっても、海外ETFは数十ドル(数千円程度)から投資できる、ETFを利用した海外投資は少額資産運用の本命の1つだったりもします。 2~3万円ぐらいでも利用できますから、そのお金は無かったものとして、長期に保有すること前提に使ってみても良いのではないでしょうか。

で、今はNISA使ってる?

というわけで、いろいろ思うことはありましたが、筆者は引き続きNISAを使っています。 NISAはもともと長期投資が前提の口座ですが、頻繁に使ってるというよりも、以前買った商品がそのままNISAに入り続けている、というのが正しい表現です。

最近NISAに入っている金融商品は下記です。 一部の株式と、主に分配金が出るETFがメインになっています。

イオン株とマックスバリュ株

上述のとおり、イオン株は現在NISA口座の中です。 どうせ優待目当てで長期保有するのだから、と特定口座のものを売却してNISA口座へ買い戻しました。

なお、マックスバリュの株主優待を取得するにはで紹介しているマックスバリュ東北株はNISA口座ではなく、特定口座で保有しています。

単に買い付け口座先を間違えただけですが、マックスバリュ東北は配当金を出していないので、今のところNISA口座で持つメリットも無いと思っています。

東証REIT指数連動型上場投信

最近の運用の仕方2015年下期版で紹介している、J-REIT連動のETF「東証REIT指数連動型上場投信」はNISAに入っています。 分配金は毎回非課税で来るのが嬉しいところです。

国債系のETF

iシェアーズの米国債ETFや新興国国債ETFもNISA口座の中に入っています。 こちらも2~3%の利回りがある、比較的好利回りの商品なので、それが非課税になるのは嬉しいです。

上述の東証REIT指数連動型上場投信と併せて、今後これらのETFがNISAで保有する銘柄の主体になりそうです。

海外ETF

毎月分配の海外ETFに投資してみようで紹介した海外ETFもNISA口座の中に入っています。 ドル建てですが、毎月分配金があります。

NISA口座経由で保有する場合、国内での課税は非課税になりますが、海外での課税は非課税になりません。 私たちが手にするのは10%の課税が控除された額になります。

今後も使い続ける?

もちろん使い続けます

というか、単に取引の際に特定口座かNISA口座かを選択するだけですので、NISA口座を利用する上で特別な手間を感じていないのです。 また、NISAを辞めるために、わざわざ手持ちのETFを売り払う気もありませんので、現状のままで使い続けます。

とりあえず、ETFメインでNISAに放り込んで行く予定です。

まずは、せめて非課税枠の上限を超えるぐらいまでに投資額を増やすのが目標ですね。

まとめ

というわけでNISAを1年間使ってみた上での使い心地をご紹介しました。 もし、何か参考になりましたら幸いです。

筆者は、少額の投資ですから、そこまで細かい計算をしてNISAを使っているわけではありません。 割と思いつきでNISAに入れて、思いつきで売り払います。

ただ、その中でもイオン株や東証REIT指数連動型上場投信のように、継続的に保有したい銘柄はいくつかあります。 そのような銘柄の保有先にNISAを使っていくことになりそうです。

なお、分配型投信は今後も買うでしょうが、NISA口座で保有するかは微妙です。 それよりは、東証REIT指数連動型上場投信の買い付けを増やしたいところです。

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