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NISAで借金を背負うことはある?

NISAを利用する際の疑問点の1つに、「NISAを利用した運用で借金を背負うことはあるか」があります。 株で失敗したという話から派生して、NISAも危ないものではないのか?と思われた結果だと筆者は考えます。

ですが、安心してください。

借金をする取引(信用取引、FX、先物)では、NISAは利用できません。 そもそもNISAで買える商品は全て借金を伴わないものです。

例外的に、あなたが自発的にカードローンや消費者金融から借金をすれば、それはあなたの借金として残ります。 表面上は高金利の毎月分配型投資信託で上手く運用してやろう、などと考えて借金をするのは危ないです。

余剰資金の範囲内でNISAを使って行くのが一番良いと筆者は考えます。

公開:2016年08月10日 最終更新:2016年08月10日

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はじめに

ここでは、NISAを利用した運用で借金を背負うことはあるか、という疑問に回答します。 NISAは制度上は借金を背負うことはないのですが、株で借金といった話があるために、NISAもそうなのでは?と思われているようです。

以下では、

の2つを紹介していきます。

NISAで借金をするか

最初はNISAで借金をするかどうか。

上述のとおり、NISA口座を利用することで借金を背負うことは原則ありません。 「原則」とつけた理由は後で説明します。

株式(ETFやREITも含む)で借金をする可能性がある取引は信用取引です(関連して少額資産運用で借金したり破産したりする?)。 信用取引は、証券会社からお金や株を借りて行う取引ですので、運用に失敗すると証券会社に対する借金が残ります。

この信用取引、NISAには対応していません。 NISAで取引できるのは現物取引と呼ばれる、借金を伴わない取引です。

また、投資信託は制度上、借金することはありません。 NISAで投資信託を買っても借金することはできないのです。

なお、株の信用取引と同じように、NISAを通じてFXや先物のようなポジションを取ることはできません。 ゆえに、間違って商品を買ったら借金になってしまった、といった心配は不要です。

ありがちな失敗談

では、その例外について紹介します。 投資に熱中したあなたが自発的に消費者金融等から借り入れることに伴う借金です。

運用するお金を借金して手に入れることは可能です。 もう、NISA云々ではなく、あなたの運用スタイルに関わる話です。

例えば、よくある失敗談は「NISAで高利回りの毎月分配型を買うためにカードローンを使った」みたいな話です。

毎月分配型(毎月分配型を選べばいいの?みんな買ってる人気商品だよね?)は、表面上の利回りが高く見えるため、カードローン金利よりも高い利回りになるように感じます。

例えば、2016年8月現在、住信SBIネット銀行のカードローン金利は2~8%程度です。 これを利用して、投資信託、最初は何を買う?お試しファンド運用例で触れた三菱UFJ国際-ワールド・リート・オープン(毎月決算型)を買うことを考えてみましょう。

ワールド・リート・オープンは、表面利回りは23%(基準価額3,570円に対して分配金70円 × 12か月)に達します。 単純に考えれば、「8%でカードローン借りても、分配金利回りが23%ならば、差額の15%が利益になるのでは?」と考えてしまうわけです。

ですが、分配型投信から分配金を貰うときに注意しておきたいことで触れたように、投資信託の分配金は自分の利益になる分配金(普通分配金)と自分の元本の払い戻し(特別分配金)があります。

もし普通分配金だけの利回りが8%に達しなかったら、投資信託の運用益以上のローン返済となるため、運用失敗です。 投資信託の基準価額が急落すれば、借り入れた元本の多くを毀損してしまうかもしれません。

表1. カードローン利用時の失敗例

理想 現実
カードローン金利 8% 8%
投資信託利回り 23% 4%
差額 金利15%の黒字 金利4%分の赤字

この失敗談はあなたが自発的に借り入れを行わなければ生じません。 失敗したくないな、と思ったら、今あなたが持っているお金の範囲でNISAを利用するのが一番です。

まとめ

以上のように、NISAは制度上借金をすることはありませんが、あなたの運用の仕方次第で借金に繋がることもあります。

なお、NISAっていくらから始めることができるの?でも触れましたが、NISAを始めるにあたって120万円を用意する必要はありません。 NISAを始めるために120万円借りてくる、といったことも不要ですから、余剰資金の範囲内でNISAを使って行くのが一番良いと筆者は考えます。

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長期投資派の30代兼業投資家です。 投資を始めた初期は短期売買でガツガツと利益を追っていましたが、毎日売買するのは疲れるため、数ヶ月で飽きてしまいました。

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