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株式や投資信託などの取引で借金するのはなぜ?

信用取引FX先物など「借金をする取引」を行うと、あなたの意図を超えた負債を抱えてしまうことがあります。もし、あなたが投資や資産運用で借金したり自己破産したりしたくないのであれば、

  • 株の信用取引
  • FX
  • 先物取引やCFD(株価証拠金取引)など

には手を出さないようにしてください。

見極めるポイントとして、レバレッジ証拠金という言葉にご注目ください。これらの言葉が出てくる取引は、証券会社やFX業者から、お金や株式を借り入れて取引を行う仕組みになっています。

一方、株の現物取引や投資信託は基本的に大丈夫です。取引に失敗しても、あなたが投資したお金以上の損失は発生しません。ただし、あなたが消費者金融などから自発的に借金をしてしまうと、危ない橋を渡ることになります。

公開:2015年02月01日 最終更新:2017年03月03日

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借金しない取引と借金をする取引

金融商品の取引には借金せずに取引するものと借金をして取引をするものがあります。ここでの借金する取引とは、取引方法そのものが借り入れが発生する仕組みになっている取引のことです。

前者の取引を行う限り、自発的に入金した額以上のお金を失うことはない一方、後者の取引を行っていれば、最悪借金や破産の可能性があります。

10万円の少額資産運用はもちろん、たとえ1000万円を超える運用であっても同じです。一攫千金を狙おうと思う(※)ほど、「借金をする取引」に足を踏み入れる可能性が高くなります。

※そういう意味では、10万円資産運用のほうが借金をする取引をする可能性が高いかもしれません。

なお、借金をする取引の借り入れ先は証券会社やFX業者です。銀行や消費者金融等からの借り入れとは異なります。

借金をしない取引とは?

以下のような取引では、借金せずに取引できます

  • 株式の現物取引(S株やプチ株などの単元未満株を含む)
  • 投資信託の売買
  • 投資信託の積立
  • 原油や純金などの価格に連動する上場投信への投資
  • 国債や債券などへの投資
  • 外貨預金やネット銀行の定期預金など

これらは、どんなに悲惨な失敗をしたとしても投資額が0円になるだけです。それ以上の損失を被ることはありませんから、投資が原因で破産することにはなりません。

あなたが初めて投資を志すなら、ここに挙げた取引から始めることをお勧めいたします。

借金をする取引とは?

以下のような取引では、取引自体が借金をする取引です。すなわち、運用に失敗すると借金が残る可能性があります

  • 株式の信用取引
  • FX
  • 日経先物や原油などの商品先物
  • 株価指数証拠金取引(CFD)

レバレッジ証拠金という言葉に気をつけてください。それらは借金をして行う取引の代名詞です。

例えば、信用取引では「空売り」と呼ばれる取引手法があります(詳細空売りとは?下落相場で使える先売り後買い手法!は)。「証券会社が保有する株式を借りて売却し、後日買い戻して返却する」取引で、高く売って安く買った差額が利益になります。

この取引は、証券会社から必ず株式を借りないといけないため、取引手法が借金をするものであると呼べます。

また、FXや先物取引においてもわずかな証拠金(いわゆる担保)を入金することで、あなたの入金した金額の数倍~数10倍に相当する取引を実現できます。その数倍~数10倍部分のお金は業者のお金ですから、取引に失敗すれば弁済しなければいけないのです。

不動産投資もレバレッジ取引です

あまり意識されませんが、不動産投資もレバレッジ取引になっています。不動産を買うためには頭金を入れて、銀行から住宅ローンを借りますよね?このローンがレバレッジです。

不動産投資でなく、マイホームを買おうと住宅ローンを借りるのも同じです。もし、200万円を頭金に2000万円のローンを組んだら、レバレッジは10倍です。

そう考えると、株式の信用取引や先物取引と不動産ってよく似ている面もあるんです。ただ、両者に大きな違いを感じるのは、業界の宣伝活動にも寄るんでしょうね。

借金をする取引で借金が発生するのはなぜ?

レバレッジをかけて取引した際に、あなたのお金ではないお金(= 取引業者のお金)も一緒に運用しているからです。

あなたのお金を運用して損をしたら、それは「あなたの自己責任」でおしまいです。ですが、取引業者のお金を運用して損をしたら、あなたにはその損失を埋めてお金を返済する義務が生じます。

当然ですよね。借りたお金なのですから。

レバレッジ10倍の場合、運用するお金の90%は取引業者のお金です。先ほどの不動産の例で言えば、1800万円はあなたが借りたお金であり、あなたのお金ではありません。このお金を返済できなかった場合には、あなたの財産や家を取られてしまいます。

先に挙げた信用取引や先物取引などで、借りたお金に損失を出してしまった場合、期日までに入金するよう連絡が来ます。これを追証(おいしょう)と呼びます。

追証は、損失が発生した日から数営業日以内の入金を求められます。ただ、支払えない場合には業者との話し合いになり、長期にわたって返済したり、最悪自己破産したりすることになります(詳細は株やFXで失敗したら自己破産できるの?)。

これが投資に失敗し人生が狂ってしまう原因です。

なお、追証に比べれば投資信託を運用するなら知っておくべきことで紹介した、投資信託の失敗事例などまだマシなほうです。彼らの損失は、彼ら自身が投資したお金に限られているのですから。

自発的な借金にはご注意

「借金をしない取引」を行っていても、借金をしたり破産したりする場合があります。あなたがあなたの意思で消費者金融等から借金してしまった場合です。

例えば、あなたが株取引を始めようとして「金融機関からお金を借りて投資したら・・・」と考えることはありませんか?

既に投資を始めている個人投資家の中には、「損失を取りかえすためにお金を借りたい」と考える方もいらっしゃるようです。

それらを実行すると、上手くいかなかった場合に消費者金融への借金が残ります。

そのような事態に陥らないよう、強い自制心も必要です。

まとめ

以上をまとめると、

  • 証拠金やレバレッジといった言葉の使われる取引に注意
  • 証拠金取引で借金してしまうのは、あなたが取引業者のお金を運用しているから
  • 自発的な借金に注意

です。

よく分からなければ、株式の現物取り引きや投資信託、個人向け国債などを利用するのが良いです。これらは借金の心配がない取引です。

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30代兼業投資家。株式と投資信託中心に少額投資中。

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