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少額資産運用で借金したり破産したりする?

金融商品の売買において、信用取引やFX、先物など「借金をする取引」を行うと、自分の意図を超えた負債を抱えてしまうことがあります。 もし、投資で借金や破産をしたくないのであれば、これらは避けたほうが良いです。

見極めるポイントとして、レバレッジや証拠金という言葉にご注目ください。 取引手法にこれらの言葉が出てくる取引は、証券会社やFX業者からお金や株式を借り入れて取引を行う仕組みになっています。

公開:2015年2月1日 最終更新:2015年2月1日

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はじめに

10万円のような少額の資産運用とはいえども、初めての方は「借金をして破産してしまうのでは」という感情を頂くかと思います。 資産運用を実際に始めてみるとわかりますが、それが事実である部分と、知られていないがために大げさに解釈されている部分があります。

そこで、ここではなるべくそういった不安点にお答えすることを目的に、資産運用の失敗で借金や破産があるかをご紹介します

なお、本コラムでは大きな損失が出ても借金が生じない取引を「借金しない取引」損失によって借金が生じる取引を「借金をする取引」と称します。 一般に「借金をする取引」に分類されるのは、資産運用というより「投機」や「マネーゲーム」と呼ばれることが多い取引です。

借金しない取引と借金をする取引

まず、資産運用には、借金せずに取引するものと借金をして取引をするものがあります。

前者の取引を行う限り、自発的に入金した額以上のお金を失うことはありません。 後者の取引を行っていれば、最悪借金や破産の可能性があります。

10万円の少額資産運用はもちろん、たとえ1000万円を超える運用であっても同じです。 一攫千金を狙おうと思う(※)ほど、「借金をする取引」に足を踏み入れる可能性が高くなります。

※そういう意味では、10万円資産運用のほうが借金をする取引をする可能性が高いかもしれません。

なお、借金をする取引の場合、借り入れる先は主に証券会社やFX業者で、消費者金融など自発的な借金とは性質が異なります。 取引方法そのものがそういう仕組みになっているので、知らず知らずに借金をしていることに注意してください。

借金をしない取引とは?

以下のような取引では、借金をせずに取引をすることが出来ます。

  • 株式の現物取引(S株やプチ株などの単元未満株を含む)
  • 投資信託の売買
  • 投資信託の積立
  • 原油や純金などの価格に連動する上場投信への投資
  • 国債や債券などへの投資
  • 外貨預金やネット銀行の定期預金など

これらは、全損しても投資額が0円になるだけです。 それ以上の損失を被ることはありませんから、投資が原因で破産することにはなりません。

初めて投資や資産運用をされる方は、これらの取引から始めることをお勧めいたします。

借金をする取引とは?

以下のような取引では、取引自体が借金をする取引になります。

  • 株式の信用取引
  • FX
  • 日経先物や原油などの商品先物

レバレッジや証拠金という言葉に気をつけてください。それらの言葉が出てくる取引は借金をして行う取引です。

例えば、信用取引では「空売り」と呼ばれる取引手法があります。これは、「証券会社が保有する株式を借りて売却し、後日買い戻して返却する」取引です。 高く売って安く買った差額が利益になります。 この取引は、証券会社から必ず株式を借りないといけないため、取引手法が借金をするものであると呼べます。

FXにおいても、ユーザーは日本円しか入金していないにも関わらず、ドルやユーロを売却できるのですから、信用取引と同じです。

このような取引では、わずかな保証金(いわゆる担保)を入金することで、自分の保有する額の数倍~数10倍に相当する取引を行うことができます。 ゆえに成功すれば大金を得られますが、失敗すれば自分が払える以上の額を失う可能性があるのです。

借金をする取引で借金が発生するのはなぜ?

仮に、上述の「借金をする取引」において、損失が膨らみ続けた場合にどのようになるかをご紹介します。

まず、必要な保証金が保持されている限り、取引になんら支障がありません。 仮に、損失が膨らみ保証金を保持できなくなると、保証金の不足分が補填されるまで、それ以後の取引はできなくなります。 加えて、保証金を補填する為に、決済可能なポジションは業者によって自動的に強制決済されます

例えば、口座残高10,000円(保証金を含む)、保証金500円で、20,000円分のポジションを保有したと仮定します。 この場合、あなたのお金は10,000円で保有しているポジションは20,000円分ですから、レバレッジは2倍です。

もし、保有するポジションが9,500円の含み損に達すると、口座の保証金が保持されない可能性がありますので、業者の強制決済により保証金が保持されます。 9,500円の損失が確定しますから、あなたの口座残高は500円になります。

問題は、強制決済前に含み損が15,000円など大幅に増えてしまったケースです。 この時に強制決済しても、口座残高は-15,000円ですから、保証金(500円)と損失分(15,000円)で15,500円が不足していることになります。 すると、業者より指定日までに損失額を補填する為に追加入金するよう連絡が来ます

これを追証(おいしょう)と呼び、これこそが「投資で人生が狂った」という話の原因になるものです。

ここでは、500円や10,000円というレベルでご紹介しましたが、実際は100万円や200万円という単位で取引される方が多いため、 急激な相場の変動で、数10万円や数100万円の追証を迫られることになります。

追加入金にはご注意

「借金をしない取引」を行っていても、借金をしてしまったり破産への道を歩んだりしてしまう場合があります。 それは、あなたがあなたの意思で金融機関から借金を行い、口座に追加入金を繰り返した場合です。

たとえ現物取引とはいえ、損失を出して入金、損失を取りかえそうとして損失を重ねて再度入金・・・ということを繰り返せば、どんな人でも必ず資金がショートします。 そのような事態に陥らないよう、強い自制心も必要です。

まとめ

投資というと、「大きな借金を作った」という話だけが一人歩きしていることは多々あると思いますが、それは必ずしも事実ではありません。 比較的安全な取引もあれば、危険な取引もありますので、初めて金融商品の売買を始める方は、以下のような「借金をしない取引」から始めるのが良いと思います。

  • 株式の現物取引
  • 投資信託の売買
  • 投資信託の積立
  • 原油や純金などの価格に連動する上場投信への投資
  • 国債や債券などへの投資
  • 外貨預金やネット銀行の定期預金など

ただし、上記のような取引においても、意図的に追加入金を続けていては誰でも資金がショートしてしまいます。 冷静な対応と自制心は必要だと思います。

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