ソーシャルレンディング業界最大手のmaneoマーケットに口座開設してみた!

ソーシャルレンディングは運用利回りが最大10%を超える場合もある高利回りの金融商品です。 一方、融資先の貸し倒れリスクと、仲介事業者の信用リスク(破綻リスク)を負う点でハイリスクな商品でもあります。

今回筆者はソーシャルレンディングで業界最大手のmaneoマーケットに口座開設を行いました。 同社は、

  • 上場企業が資本参加している
  • maneoマーケット社の財務諸表が公開されている
  • 業界最大手で4万人近い登録ユーザー数
  • 取り扱い案件(不動産融資案件)が豊富
  • 保証会社が元本の弁済を保証する案件も募集される場合がある(法的な元本保証とは異なる)

などの特徴を持っており、財務諸表が出ている点と保証会社が絡む案件がある点で初心者にオススメできます。

筆者は初めての融資ですので、しばらくは以下のような方針で運用します。

  • ソーシャルレンディングは資産運用の一部
  • 一部なので資産全力投資はしない(メインはあくまで投資信託)
  • 最初は短期の案件で

同社で募集する不動産融資案件は、不動産市況次第で貸し倒れが生じる可能性があります。 株や投資信託同様に、ソーシャルレンディングもなくなったら困るお金は投資しないのが運用時の鉄則です。


maneoマーケット

公開:2016年12月04日 最終更新:2016年12月08日

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ソーシャルレンディング始めようぜ

ソーシャルレンディング始めようぜ(maneoのマイページキャプチャ画像)

はじめに

ソーシャルレンディングを始めるにあたって、

  • 損をしたらどうしよう

などという不安は良くある話だと思います。

業者の知名度なんかも気になりますよね。 口座開設したらあれ買えこれ買えなんて連絡されたりしても困りますし。

そこで、せっかくなので筆者も実際にソーシャルレンディングを試すことにしました。 以下、ソーシャルレンディング最大手であるmaneoマーケットに口座開設を行った話題を紹介します。

なお、「これまでの運用実績が良いからと、将来も同じ実績になるかはわからない」点は株式投資もソーシャルレンディングも同じです。 元本割れリスクがありますから、定期預金感覚で始めることだけはご遠慮ください。

ソーシャルレンディング概要まとめ

最初に概要を押さえておくと、サービスを利用する上で、

  • 案件に貸し倒れリスクがある(最悪の場合お金を全損する)
  • ソーシャルレンディング仲介業者に対する信用リスク(破綻リスク)もある

の2点は必ず承知しておく必要があります。

株や債券だって紙くずになるリスクもあります。 が、証券会社の破綻は救済される株や債券と異なり、ソーシャルレンディングはサービス仲介業者が倒れても金銭の保証が行われませんソーシャルレンディングの安全性について考えるでも述べたように、財産の分別管理制度はないからです。

つまり、案件のリスクはもちろん、サービス提供事業者の破綻リスクも背負うのがハードルを高く感じてしまうところです。

そのため、筆者は、

  • 大手資本が参入している
  • 経営の健全性をチェックできる財務諸表などを公開している

ような仲介業者を利用することで、相対的にローリスクな運用ができると考えています。 ソーシャルレンディングを利回りと信用度から徹底比較!で触れたように、maneoSBIソーシャルレンディングクラウドクレジットがこの条件を満たしています。

なお、案件そのもののリスクはソーシャルレンディングにはどんな投資案件がある?種類とリスクを併せて紹介!で述べている通りです。 私たちが案件の詳細なリスクを検討することはできないため、投資額を抑えて運用するのが良いと考えます。。

これらを踏まえ、今回申し込んだのが、2016年現在業界最大手であるmaneoです。


maneoマーケット

maneoとは

業界最大手のソーシャルレンディングサービス提供業者

maneoはGMOクリックホールディングス(証券コード:7177)やSMBCベンチャーキャピタル(三井住友銀行グループ)が出資する、業界最大手のソーシャルレンディングサービス提供業者です。 2016年12月2日現在で、38,000人超の登録ユーザーがいます。

業界最大手だけあって投資案件も豊富です。 2016年12月2日時点で13案件の募集が行われています。

後発の仲介業者は定常的な募集が行われていないことも多いです。 募集が行われないと、当然募集を待つだけなのでつまらないですよね。

maneoで扱う案件は不動産関連が多いです(関連してソーシャルレンディング初心者はどのような案件を選ぶべきか)。

  • 不動産事業性融資ローンファンド
  • 不動産取得資金支援ローン

不動産が絡む案件が多いため、貸し倒れリスクは不動産市況の動向と密接に関係します。

いくらから投資できる?

maneoの融資案件は大半が5万円以上の出資を必要とします。 最低投資額以上は1万円ずつの増額が可能です。

例えば、不動産担保付きローンファンド378号は6万円以上から申し込みできます。 運用期間は2年間で年利5.8%の利回りを予定しており、問題なく運用が行われた場合には6万円の融資で5,657円(税引後)のリターンが期待できます。

リターンである分配金は毎月支払われます。 分配金はmaneoの投資用口座にプールされますので、銀行口座に払い戻すにはマイページから振込処理が必要です。

maneoに投資家登録してみた

申し込みフローは以下の手順で行われます。

  1. ユーザーネーム登録
  2. 重要事項の確認
  3. 投資口座開設(投資家登録)
  4. 個人情報と銀行口座の画像登録
  5. 本人確認キーの受領

ユーザーネーム登録

  • ログインアカウント(ユーザーネーム)とパスワード設定
  • 秘密の質問(アカウントを忘れたときに必要)

秘密の質問は敢えて質問内容と答えを不一致にさせる(連想させにくいものにする)のがセキュリティ強化に役立ちます。

重要事項の確認

ログインアカウント作成の次は投資口座開設(投資家登録)を行います。 登録に際して、サイト利用規約や取引規約などのPDFを確認します。

上述の通り、案件に貸し倒れリスクがあることは重要事項説明書内にも記載されています。

本借入人(筆者注:私たちが出資した企業のこと)及び保証人の信用状況が悪化し、maneo社に対する本貸付契約に基づく貸付金の返済が滞ったあるいは不可能になった場合には、お客様に対する出資金の返還を行うことができないこととなる結果、お客様に出資金元本額が欠損する損失が発生する場合があります。

重要事項説明書 | maneo

同様に、maneo社自体の信用リスクもある点も重要事項説明書内にも記載されています。

maneo社はお客様から金銭の出資を受けることとなりますが、当該出資金は、出資された段階でmaneo社の資産となりますので、仮にmaneo社の信用状況が悪化した場合には、お客様に対して出資金全額を返還することができないこととなり、結果として、お客様に出資金元本額が欠損する損失が発生する場合があります。

重要事項説明書 | maneo

上述のように、私たちが一度出資した資産は返済されるまで分別管理されない点に留意します(出資していない預かり金は分別管理されます)。

投資口座開設(投資家登録)

すべてチェックしたら、私たち個人の収入や資産状況の入力に移ります。 これらはあなたの現状をそのまま入力すればよいです。

主な項目は以下のような内容です。

  • 氏名
  • 住所
  • 勤務先社名(屋号も可)
  • 勤務先連絡先
  • 銀行口座(登録者と同じ名義のもの)
  • 金融資産の状況
  • 投資目的や投資資金の性格
  • 投資経験

勤務先と聞いて身構えるかもしれませんが、今のところ本人確認の問い合わせは電話にもメールにも来ていないので、その目的での利用はなさそうです(将来の法制度に対する備えや、望ましくない資金での投資を防ぐ目的だと思います)。

個人情報と銀行口座の画像登録

上記登録を終えたら、個人情報と銀行口座の画像登録に移ります。 指定された公的書類(免許書など)と指定した銀行口座を証明するものを写真撮影し登録します。

ウェブからアップロードする他に、指定されたメールアドレスに送付する方法もありますので、あなたの環境に応じてご利用ください。

本人確認キーの受領

これら全ての登録が終わるとmaneo社側で書類確認が行われます。 確認完了後に本人確認キーが記載された郵便物が書留にて発送されますので、これを受け取ります。

キーは目隠しシールの下に書いてあります。 これをウェブに登録することで投資家情報の登録が完了し、同社の案件に出資できるようになります。

どんな運用する?

  • ソーシャルレンディングはあくまで資産運用の一部
  • 資産全力投資はしない
  • 最初は短期の案件で

筆者自身はオススメの資産運用で述べている積立投資をメインの資産形成先に位置づけています。 ソーシャルレンディングは資産運用の一部ととどめて、資産全力での投資はしません。

加えて、2016年12月現在での不動産市況は過熱気味で、長期に渡る出資は少々怖いところもあります。

幸い、同社の案件は4~5ヶ月で運用を終える短いものもあるので、

  • 最少の投資額で
  • 運用期間の短いものを

選ぶつもりです。

ソーシャルレンディング初心者はどのような案件を選ぶべきかもご覧ください。 maneoの案件を例に、初心者でも投資しやすい案件を紹介しています。

よくある質問

  1. お金の入出金はどのように行いますか?
  2. マイナンバーの登録は必要ですか?
  3. 元本保証ですか?
  4. 運用上のリスクはありますか?
  5. 株式や投資信託とはどちらが良いですか?
  6. 税金はどのように扱われますか?
  7. 借金することはありますか?

お金の入出金はどのように行いますか?

これらのフローは公式サイトにて丁寧に記載されていますので、こちらの詳述は避けます。

入金

指定された銀行口座に振り込みます。 振込先はマイページにて確認可能です。

出金

マイページから出金操作を行います。 登録した銀行口座が出金先です。

マイナンバーの登録は必要ですか?

必要です。 が、2016年12月時点では、口座の申し込み時の登録は不要です。

元本保証ですか?

いいえ、保証されません。

ただし、同社では保証会社が元本を保証する案件もあります。 法的な元本保証ではないものの、通常の案件に比べて元本が保全される可能性は高いです。

運用上のリスクはありますか?

  • 融資案件が貸し倒れるリスク
  • maneo自体が負債を抱えて破綻するリスク(信用リスク)

があります。

前者は、私たちが案件のリスクを精査できない以上は返済を祈るしかできません

後者も同様ですが、同社は財務諸表を公開しているため、財務の悪化を察知することは可能です。

株式や投資信託とはどちらが良いですか?

価値観にも依存するため、一概にどちらとは言えません。

ソーシャルレンディングは全額償還されれば、株式や投資信託以上のリターンになる可能性があります。 その代わり、途中で換金できないため、一度投資したら返済まで待つしかありません。

換金性を重視するか、それとも高額な分配金収入に期待するか、です。

税金はどのように扱われますか?

原則雑所得です(株式型など変わったものが出てきた場合には話が変わるかも)。 ソーシャルレンディングの税金と確定申告で述べています。

一般的な会社員は、雑所得が20万円を超えると確定申告が必要です(20万以下は不要)。 FXや副業などの収入も雑所得に計上されますので、合算で計算します。

借金することはありますか?

ありません。

融資先で出資額以上の損失が出ても、私たち投資家の責任は出資額の範囲に収まります

まとめ

以上です。 まとめると、

  • ソーシャルレンディングは最悪お金が戻らないことを承知の上で融資を行う
  • 申し込みは証券口座開設とほぼ同様の事項を入力。証明書類はウェブからのアップも可
  • 資産運用のコア部分は株式など他の金融商品で

です。

臨時収入やボーナスの一部などを「最初からなかったもの」として投資するのが良いかもしれませんね。


maneoマーケット

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