10万円から始める少額資産運用サイト インストックネット

10万円資産運用の始め方

資産を減らさないことも資産運用

投資や資産運用を始めた際、株式や高分配の投資信託が魅力的なために、ついつい高リスクな金融商品ばかり買ってしまうことはよくある話です。

ですが、高リスクな金融商品ばかりを保有してしまうと、景気が低迷し、いわゆるリスクオフモードになった時に、あなたの資産の時価が大幅に下がってしまう危険性を持ちます。 コツコツ儲かっていても、あとで大損しては意味がないですよね。

そこで考えたいのが、資産を減らさないことも資産運用です。

  • ローリスクローリターンの商品
  • リスクオフモード時に利益を上げやすい商品

を意図的にあなたの資産ポートフォリオのなかに混ぜることで、資産全体の値動きを緩やかにします。

このような運用が難しいと感じるのであれば、バランス型投資信託を利用するのも1つの手です。 バランス型投資信託は高リスク資産と低リスク資産に程よいバランスで投資できる、利便性の高い商品の1つです。

なお、10万円かそこらの少額資産運用なら、全損しても10万円分頑張って働けば良いので、こちらはそこまで気にしなくて良いと思います。

公開:2016年04月12日 最終更新:2016年04月12日

[スポンサーリンク]

はじめに

資産運用と言うと、ついお金を増やすことばかりに意識が向かいがちです。 値動きの激しい株式や、分配金の魅力的な投資信託など、あなたが魅力的に感じる商品は、実はハイリスクな商品だったりもします。

今頑張っても資産を増やしても、将来景気低迷時に保有する全ての株式や投資信託が値下がりしてしまっては、「こんなはずでは・・・」と後悔しそうですよね。

そこで考えてみたいのが、資産を減らさない資産運用です。

なお、10万円かそこらの少額資産運用なら、全損しても10万円分頑張って働けば良いので、リスクリターンのバランスをそこまで気にしなくて良いと思います。 お金持ちの教科書の加谷氏も、少額での資産運用でポートフォリオを組むことの無意味さを述べています。

ポートフォリオを組んで意味があるのは億単位以上のお金を運用する投資家だけである。(中略)

億単位の資産を持つ投資家にとって大事なことは資金を無くさないことと、インフレで価値が目減りしないことだ。 このため、数%のリターンを常に確保し、個別銘柄の影響をできるだけ受けないようにするためにポートフォリオを構築する。

どこかでリスクはとらなければならない | お金持ちの教科書

ので、筆者のポートフォリオも最近の運用の仕方2015年下期版で示したように、高リスク資産ばかりです笑

資産を減らさない資産運用とは

そもそも金融商品には、その商品の性格から

  • 積極的にお金を増やすもの(ハイリスクハイリターン)
  • お金を守るもの(ローリスクローリターン)

に分けられます。

投資や資産運用において、リスクとは金融商品の価格の触れ幅であり、リスクの高い(値動きが大きい)商品は、利益も大きくなる傾向にあります。

また、景気低迷時(いわゆる「リスクオフモード」)には、リスクの高い商品は売られる傾向にあるために、この時の損失は大きくなりがちです。

つまり、資産を減らさない資産運用とは資産のポートフォリオの中に、敢えてローリスクローリターンの商品を混ぜることで、資産全体の時価の触れ幅を抑えると同時に、リスクオフモード時にも時価の低減を抑えることを目的とした運用です。

ローリスクローリターンの商品は何か?

現金預金

もっともローリスク(?)の運用は、現金を預金や定期預金として保有することです。 リスクのある投資商品を買わなければ、(インフレなどの影響を除けば)景気動向で価値が低減することはありません。

ただ、現在の日本の現金預金は、資産運用と呼ぶには利率が低すぎるため、ノーリスクノーリターンといった状況です。 (無いとは思いますが)マイナス金利の付加が行われれば、預金口座に預けないほうが良いという事態にもなりかねません。

急な出費や、ある程度の生活防衛資金以外は、もう少し別の運用方法を考えたほうが良いかもしれませんね。

外貨建てMMF

MMF(マネーマネージドファンド、詳しくは1万円でMMF!超低リスクの資産運用法)のうち、米ドルなど先進国の外貨建てMMFはローリスクローリターンの運用先です。

外貨建てMMFは、その国の短期国債やCP(コマーシャルペーパー)と呼ばれる、期日の短い債券で運用が行われています。 期日の短い債券は、リターンが少ない代わりに、値動きのリスクも小さいために、必然的にローリスクローリターンでの運用になります。

また、外貨建ての場合には、債券の日本と対象国の為替レートが、現在の基準価額に影響を与えるため、為替レートの値動きが大きいほど資産の時価の変動も大きくなります。 そのため、米ドルのように安定性の高い通貨のMMFを選ぶのが良いです。

最近はマイナス金利の影響で、米ドルMMFでの運用が一押しらしいです。 証券会社の窓ガラスに貼ってるポスターを良く見かけます。

なお、本来は日本円MMFもあるのですが、こちらはマイナス金利の影響で現在募集が止まっています。

個人向け国債

国債金利はマイナスになってしまいましたが、個人向け国債(詳しくは1万円から始める個人向け国債)はまだ運用先として選択可能です。 数年物の定期預金の代わりとして利用する手があります。

個人向け国債の利点は、元本価格の変動が無いこと(実質元本保証)と、最適利率が0.05%と保証されている点です。 本来は債券自体がリスクオフモード時の代表的な投資先ですが、個人向け国債はそれ以上に強いメリットがあります。

マイナス金利が長期化すれば、将来的には募集が止まってしまうかもしれません。 買うなら今がチャンスかもしれませんね。

リスクオフモード時に利益を上げやすい商品

上記3つはローリスクローリターンという観点で優れた商品ですが、考え方を変えてリスクオフモード時に利益を上げやすい商品についても紹介してみたいと思います。

株価が下落して時価が低減しても、反対に値を上げる商品も保有していれば、資産全体の時価は維持できる、という考え方です。

貴金属(特に金)

貴金属(特に金)は、リスクオフモード時、特に相場に不安感が強いときに買われやすい商品の1つです。 詳しくは、1万円で純金投資!希少金属への投資とは1万円で銀に投資する方法をご覧ください。

貴金属は、宝石需要や資産防衛のための売買と、産業的な利用での売買によって相場が決まります。 金は宝石需要や資産防衛のための売買によるところが大きく、一方銀は産業的な利用での売買がほとんどです。

現実的に私たちが利用するならば、金ETFや銀ETFが手軽です。 これらは、株式市場の値動きとは独立して動く為に、お金に余裕がある時に買っておく良いかもしれません。

なお、現金価値を固定化するという意味で現物の金や銀を買う手もありますね。

株式のベア型ETF・投資信託

株式市場には、株価が下落すると価値が上昇するという変わった商品があります。 一般にそのような商品には、ベアやインバースといった名前がついています。

これらの商品の実態は「先物取引での売り」であることが多いので、本来は長期保有する性格の商品ではないです。 これから株価が下落しそうだ、というときに買うのが良いと思います。

関連して、例えば恐怖指数のような市場の急変時に動きやすい指数に投資を行う商品もあります。 相場が不安定なときは保有してみても良いかもしれません。

バランス型投資信託の利用も

このように、様々な商品があるために、そこからあなたにあった商品を選ぶのは難しいと感じるかもしれません。 特に、株式のベア型ETF・投資信託などを保有する場合には、機動的な売買が求められることもあると思います。

そこでオススメしたいのが、バランス型投資信託の利用です。 具体的には、世界経済インデックスファンドやeMAXIS 8資産均等などが挙げられます。

バランス型投資信託は、日本株式のような高リスク商品と、日本債券のような低リスク商品を一定の割合で保有しています。 高リスク商品も含むために、リスクオフモード時の基準価額の下落は発生するものの、株式などを単体で保有した場合に比べれば、その値動きは緩やかです。

また、投資信託なので1万円程度といった少額から買いやすいのもメリットの1つになります。 積立投資を行えば、よりマイルドに運用できると思います。

まとめ

以上のように、敢えて様々な商品に分散投資することで、リターンは減るもののリスクも低減させることが可能です。 多くの商品は少額で売買できますから、一度試しに買って運用してみることもオススメです。

本記事を書こうと思ったのは、買ったファンドが全て下がるという検索ワードがあったためです。 特に、株式や新興国系のファンドばかりに投資をしていて、リスクオフ時に基準価額が一気に急落するというのはよくある話です。

資産運用は元本が変動する以上、お金を1円単位で守ることは出来ませんが、それでも自身の許容度に併せてリスクを抑えることは可能です。 もし、あなたがあまりお金を失いたくないとお考えでしたら、

  • 外貨建てMMF(特に米ドルMMF)
  • 個人向け国債
  • バランス型投資信託(特に債券比率の多いもの)

の利用がオススメです。

なお、ここで挙げた全商品を買えるのが証券会社です。 一部の商品は郵便局や銀行などでも買えたりしますが、証券会社に口座を持っていたほうが資産運用はやりやすいです。

いつもご覧頂き励みになります。お気に召しましたら是非シェアしてね!

上に戻る

10万円資産運用におすすめの証券会社

手数料が安く、取り扱い商品も多いため、少額資産運用に最適なネット証券です。 第三者評価機関調査で10回目の第1位に選ばれるなど人気の高さが特徴です。 安全にお金を増やしたい方に最適な、元本保証で高金利のハイブリット預金目当てで開設される方も多くいらっしゃいます。
当サイトはSBI証券をお勧めいたします

広告

広告

こちらの記事もよく読まれています

サムネイル

[10万円資産運用編]

少額資産運用のために準備するもの

資産運用を始めるには証券口座を開設しお金を入金するだけ。 売買を始めたら、あなたも個人投資家の仲間入りです。

サムネイル

[10万円資産運用編]

10万円で購入できる金融商品にはどんなものがあるの?

10万円資産運用で購入可能な金融商品についてご紹介します。 SBIハイブリット預金経由でも株式や投資信託を購入できます。

サムネイル

[10万円資産運用編]

スマホユーザーの株の始め方

スマホを利用した株の始め方を紹介します。 スマホだけでも証券口座の開設や取引が出来るのですが、紛失しやすい点は注意が必要です。

サムネイル

[1万円資産運用編]

投資初心者に最適?約1500円で日経225銘柄に投資する方法

約1500円で日経225銘柄に間接投資できるのが上場日経225(ミニ)です。 値動きリスクが小さく投資のエッセンスを掴むのに最適です。

株式と投資信託のいいとこ取りをしたETFで資産運用!

[少額ETF編]

株式と投資信託のいいとこ取りをしたETFで資産運用!

株式のように売買できて、投資信託のように分配金が欲しい。そんな贅沢なあなたの望みをかなえる金融商品がETF(上場投資信託)です。

サムネイル

[海外ETF編]

毎月分配の海外ETFに投資してみよう

毎月分配と言えば、国内の非上場投資信託が有名ですが、実は海外ETFの中にも毎月分配を行うものがあります。 ETFなので、普通分配金と特別分配金といった、初心者に分かりにくい仕組みが無く、加えて100ドル前後と安価に投資できるのが特徴です。

サムネイル

[個人投資家ってどんな人達]

会社勤めのサラリーマンはいつ株を買うの?

会社員しながら投資をしている方はきっとこんな感じで株を買っています。

サムネイル

[まとめコンテンツ]

投資やってみたい。どうすればいい?

投資をやってみたいときはお金と証券口座が必要です。例えば1万円で証券口座の開設も可能です。 投資は裕福な人たちほどやっている傾向が強いのですが、たとえ年収300万未満でも投資できます。 重要なのは、年収がいくらかではなく、投資するためのお金がいくらあるか、です。

上に戻る

広告

広告

筆者情報

アイコン

長期投資派の30代兼業投資家です。 投資を始めた初期は短期売買でガツガツと利益を追っていましたが、毎日売買するのは疲れるため、数ヶ月で飽きてしまいました。

サイトコンテンツは筆者の投資経験に基づいて作成しています。

運営者情報詳細

カテゴリーリンク

10万円から始める資産運用各記事

おすすめ記事

インストックネットオススメの資産運用方法

取引はスマホから

投資信託の積み立てサービスである、「投信積立」を使って長期的な資産形成を目指します。

株主優待が欲しいならイオンオーナーズカードを保有するととてもお得です。

証券口座開設時によくある質問は、

インストックネットの運営者ももちろん投資やってます。

オススメの証券会社ランキング

1位はSBI証券。低コストで圧倒的な商品量こそが万人に選ばれる理由です。

2位は楽天証券。楽天グループとの連携やMac OS用の取引アプリが魅力。

3位はSMBC日興証券。ネット取引と窓口取引を選択できる柔軟さが優しいです。

copyright(C) by インストックネット since 2014

キュレーションサイトや個人ブログ・サイトにおいて、一部、全部を問わず、インストックネットの文章の無断転載を禁じます(キュレーションサイトのリライト・盗作はDMCA侵害申し立てにて対応します)。 引用の際は、記事の出典がインストックネットであることを明記してください。

インストックネットでは、作成したコンテンツを随時「Internet Archive Wayback Machine」に保存しており、コンテンツのオリジナル性を第三者が証明できるように努めています。

各記載事項は、筆者調査の上で間違いが無いよう記述していますが、間違いが含まれる可能性もございます。 情報をご利用の際には、自己責任で利用していただくよう、お願い申し上げます。

金融商品は、商品の特性上、取引によって損失が生じる恐れがあります。 自己責任にて取引を行うようお願いいたします。