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債券ファンドでお手軽ローリスク資産運用

ローリスクの資産運用例として、三井住友アセットマネジメントが運用するDC年金バランスゼロ(債券型)を利用した積立投資を紹介します。75%国内債券と20%を海外債券、5%を短期の金融資産(数日や数ヶ月で取引を終える債券)に5%の比率で投資を行う投資信託です。

DC年金バランスゼロ(債券型)に毎月の積み立てます。

  1. 毎月一定金額を
  2. 毎月決められた日に
  3. 積み立てるだけ

より合理的な運用(運用コストを引き下げる)をするなら、DC年金バランスゼロ(債券型)の投資比率を参考に、

  • 75%を別の国内債券インデックスファンド
  • 25%を別の海外債券インデックスファンド

と2つの投資信託を持つのもありです。

管理の手間を省くならDC年金バランスゼロ(債券型)を、コスト引き下げを重視するなら個別に2つの投資信託を選んでみてください。

公開:2016年12月09日 最終更新:2017年02月02日

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はじめに

あなたがローリスクの資産運用を志すなら、株式よりも債券を選んだほうが良いです。債券は株式よりも値動きが小さいからです。

とはいえ、一般に債券への直接投資は大金を要します。1万円から始める個人向け国債で紹介する個人向け国債を除けば、1口5万円や10万円、さらには50万円や100万円といった金額が必要です。

これでは金銭面での投資ハードルが高くなってしまいますね。

そこで、債券に投資を行う投資信託を利用して、より少額での債券投資を行おう、というのがここでの本題です(両者の違いは投資信託と債券投資は何が違うのか。どちらを選べば良いか)。

債券に投資する投資信託はたくさんありますが、ここでは三井住友アセットマネジメントが運用するDC年金バランスゼロ(債券型)を例に挙げます。

三井住友・DC年金バランスゼロ(債券型)とは?

長期投資に適した債券ファンド

三井住友・DC年金バランスゼロ(債券型) | 三井住友アセットマネジメント

DC年金バランスゼロ(債券型)は国内債券75%と、海外債券20%、短期の金融資産(数日や数ヶ月で取引を終える債券)に5%の比率で投資を行う投資信託です。DCの名が示すように、確定拠出年金(Defined Contribution Plan)での利用も意識されています。

国内債券比率が高いために時価の安定性が高く海外債券も含むためにそれなりの利回りも確保されているのが特徴です。 個人向け国債よりはリターンが高く、株式に投資する投資信託に比べて時価の値動きが小さいです。

過去の実績に基づくと、このファンドは2014年12月の設定から2016年12月9日までの2年間で約1.47%値上がりしました。また、過去の最大の時価(基準価額)触れ幅は3%程度です。

あなたがもし運用開始当初に10万円を投じていたら、現在約10.15万円になっている計算です。

この値動きは、どちらかといえば、資産を守ることを前提にした運用に適してます。例えば、同期間の株式系投資信託であるニッセイ日経225インデックスファンドは最大67%の変化を記録しました。

それに比べたら最大3%は小さいですよね。

よって、初めての資産運用なのでローリスクに運用したい!という需要に応えるファンドです。

なお、上記投資配分をmyINDEXで計算した際の過去20年平均リターンは2.8%、リスクは平均2.9%です。eMAXIS 8資産均等型を利用した「3000円投資生活」の始め方等で紹介する投資信託に比べるとだいぶおとなしいリスクリターンです。

分配金目当ての運用はしません

当ファンドは、この2年間分配金が出ていないことから、分配金を出さない運用をするようです。つまり、基準価額の上昇が私たちの利益になりますので、分配金目当ての投資には適しません。

DC年金バランスゼロ(債券型)を利用した運用例

積立投資の投資先として利用します。

  1. 毎月一定金額を
  2. 毎月決められた日に
  3. 積み立てるだけ

DC年金バランスゼロ(債券型)の最終的な投資先は債券ですが、時価(基準価額)は毎日値動きし、時には投資元本が割れる場合もあります。 投資先の債券は時価で取引される(固定価格ではない)からです(詳しくは債券に投資する投資信託の基準価額が変動するのはなぜか)。

そのため、月々500円から積立できる積立投信!1年間でわずか6000円の投資で紹介するドル・コスト法を利用するのが最適です。

ドル・コスト法は将来の値動きはわからないというスタンスの上で、毎月一定額を投資信託に積み立てます。最終的に基準価額が上昇するならば、一時的な元本割れは解消し、利益に繋がる可能性が高くなります。

仮に上記で述べたリスクリターン(リターン:平均2.8%、リスク:平均2.9%)を用いて、毎月2万円を30年間積み立てると、投資総額720万円に対して平均402万円の利益が期待できます。おとなしい値動きに対して、しっかりと資産形成にも耐えられるのが魅力です。

先に述べたように、投資信託は元本が割れる可能性があります。しかし、DC年金バランスゼロ(債券型)の運用期間は無期限なので、一時的なマイナスになっても基準価額の上昇するまで待つことができます。

運用期間に縛られず、確実に利益を目指せるのが私たち個人投資家の強みです。

もう少し突っ込んで運用できるなら

本ファンドの手数料体系(投資信託の選び方②。できるだけ手数料を安くしたい!)は優れています。買付手数料無料(ノーロード)で購入でき、信託報酬も0.2376%と低く設定されています。

が、もっと合理性を追求するなら、

  • 75%を別の国内債券インデックスファンド
  • 25%を別の海外債券インデックスファンド

の2つをそれぞれ保有することで信託報酬を下げることが出来ます。理想的には、信託報酬を下げた分だけ基準価額の上昇分に反映されるので、私たちの利益が大きくなります

例えば・・・

  • 75%をニッセイ国内債券インデックスファンド(信託報酬は0.1566%以内)
  • 25%をニッセイ外国債券インデックスファンド(信託報酬は0.1836%以内)

とすると、資産全体の信託報酬は0.2%以下になるのでDC年金バランスゼロ(債券型)よりもお得です。

2つのファンドをそれぞれ保有する場合にも、やはり積み立てが適しています。例えば3万円をニッセイ国内債券へ、1万円をニッセイ外国債券へ、といった割合です。

投資リスク

DC年金バランスゼロ(債券型)も、ニッセイの債券インデックスシリーズも、債券価格が下落すると投資信託の時価が下がります。 ドル・コスト法は一度基準価額が下落しても最後には上昇する相場には強いのですが、右肩下がりで落ちていく相場では役に立ちません。

投資信託は元本の保証されない商品です。ここで挙げた商品はいずれもローリスクなものの、元本保証ではないことはご了承ください。

まとめ

まとめると以下のようになります。

  • ローリスクの運用を行うなら株式よりも債券
  • DC年金バランスゼロ(債券型)は債券に投資する投資信託の1つで積立投資で利用しやすい
  • より合理性を追求するならもっと信託報酬の低い投資信託を

2016年12月9日現在でDC年金バランスゼロ(債券型)を販売するのは、4つの証券会社のみです。

主要ネット5証券でのDC年金バランスゼロ(債券型)取扱状況

SBI証券 楽天証券 マネックス証券 カブドットコム証券 松井証券
DC年金バランスゼロ(債券型)
×
最少積立額
500円
1000円
1000円
500円
×

SBI証券かカブドットコム証券を選ぶと1ヶ月500円から積み立てできます。他の2証券も1ヶ月1,000円から利用できますから、お試しに最適です。

個人的には、仕事で忙しい人でも安心。誰でも手軽に資産運用を始める方法で紹介する株式系の投資信託への積み立てを一番オススメしたく思いますが、株式系の投資信託は値動きが大きくなりやすいため、好き嫌いも出るはずです。

そんな場合には、より値動きの小さい債券系の投資信託も候補にいれてほしいなと思います。

ローリスクの資産運用を始めたいときにぜひチェックしてみてください。

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長期投資派の30代兼業投資家です。 投資を始めた初期は短期売買でガツガツと利益を追っていましたが、毎日売買するのは疲れるため、数ヶ月で飽きてしまいました。

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