10万円で始める株式投資編

牛丼屋(吉野家、すき家、松屋)さんの配当金と株主優待比較。最後は味で選んでね

安価で手軽にさっと食べることが出来る牛丼チェーン店は、特に若い男子大学生や男性サラリーマンには重宝するはずです。 以下では、主要チェーン店の株主優待と、筆者が考える株式の買い時などを紹介します。

牛丼チェーンと聞いて、よく名前があがるのは下記の5つです。

  • 吉野家
  • すき家(+ なか卯)
  • 松屋
  • 東京チカラめし(優待無し)
  • 神戸らんぷ亭(優待無し)

このうち、牛丼部門だけでみれば吉野家の売り上げが多く、外食チェーン全体で見ればすき家を展開するゼンショーの売り上げが多いです。 松屋はほぼ牛丼専門で展開しており、2社のあとを追っています。

配当利回りと優待内容から考えると、吉野家の優待内容がオススメです。 2016年7月22日現在でもっとも安価に投資出来るためです。

なお、最終的にはあなたの「舌」で選ぶのが良いと思います。 使い慣れた牛丼や、帰宅途中や会社の近くでよく通うあの店の株式を買うのです。

お約束ですが、牛丼屋の店頭では株式は買えません。 お持ち帰りで頼んでもダメですので、購入は証券口座経由で

公開:2016年7月23日 最終更新:2016年7月27日

[広告]

松屋の牛めし

松屋の牛めし

はじめに

飲食店の株主優待、特に牛丼チェーン店の優待は(たぶん)男性サラリーマン必須(?)の株主優待です。 特にお金が無いときや、さっとご飯を食べたい時には結構利用しますよね。

しませんか?

そこで、本記事では主要牛丼チェーン店とその株主優待の比較をご紹介します。

株主優待を取得するには、証券口座開設後に権利獲得日に対象の株式を保有している必要があります。 口座開設については10万円資産運用を行うまでの流れを、優待取得の方法は株主優待と配当金が欲しい!どうやってもらうの?をご覧になってください。

牛丼チェーン店あれこれ

まずは牛丼チェーン店のおさらいです。 全国に展開する著名なチェーン店、および一部の地域に展開するある程度有名なチェーン店は下記の5つです。

  • 吉野家
  • すき家(+ なか卯)
  • 松屋
  • 東京チカラめし
  • 神戸らんぷ亭

あとはローカルな店舗があるかもしれませんが、筆者は知らないので省略します。

吉野家ホールディングス(証券コード:9861)

吉野家を展開するのが吉野家ホールディングスです。 実は、吉野家以外にもはなまるうどんも吉野家ホールディングスの子会社だったりします。

吉野家は日経MJ「飲食業15年度ランキング(第42回)」(2016年5月25日付)における日本国内の飲食業総売上高ランキングで第6位です。 総合売り上げではトップのゼンショーホールディングスには及びませんが、牛丼チェーン単体で見た場合にはゼンショーホールディングスが運営するすき家よりも高い売り上げを出しています。

全社プラス、松屋が大きく伸びる…牛丼御三家売上:2016年6月分(最新) | ガベージニュース

吉野家ホールディングスのグループ内の売り上げ比率で見ると、売り上げの約50%が吉野家の売り上げです。 はなまるうどんなど、その他の部門ではおおよそ10~15%程度の売り上げとなっています。

ゼンショーホールディングス(証券コード:7550)

すき家やなか卯を展開するのがゼンショーホールディングスです。 ゼンショーホールディングスはココスやはま寿司など幅広く飲食店を展開している他、かがやきという高齢者向けの住宅、介護サービスを提供する介護事業にも参入しています。

グループ内の売り上げ比率では、牛丼部門がおおよそ35%程度を占めています。 売り上げの中核ではありますが、吉野家ほど比率は高くなく、幅広く分散が図られているようです。

ちなみになか卯は丼もののチェーン店ですが、和風牛丼という商品も提供しています。 他のライバル店が牛丼を全面に出したチェーン店なのに対し、なか卯は牛丼も扱う丼ものチェーン店という位置づけになるかと思います。

松屋フーズ(証券コード:9887)

吉野家、すき家に続き、3番手のポジションにあるのが松屋フーズです。 主力店舗である松屋のほかに、松のややすし松などを展開しています。

2016年7月現在で1000店舗を超えますが、松屋以外の業態で運営される店舗は100店舗に満たないため、売り上げの大半は松屋の売り上げに依存していると考えられます。

松屋はまだ全県への出店は行っていません。 例えば、兵庫以西の地域では特に出展エリアが限られており、九州地方では福岡県に店舗を置くのみとなっています。

なお、筆者は松屋派です。

その他

その他に、

  • 東京チカラめし
  • 神戸らんぷ亭

の2つのチェーン店があります。

東京チカラめしを展開する三光マーケティングフーズ(証券コード:2762)は金の蔵や月の雫などの居酒屋経営を主体としており、東京チカラめしの店舗数はまだ多くはありません。 おそらく売り上げ比率においても、まだまだ少ないのではないかと予想できます。

神戸らんぷ亭は非上場です。

牛丼チェーン店各社の株主優待は何?

では、牛丼チェーン店各社の株主優待と配当金の状況をご紹介します。

表1. 牛丼チェーン店各社の株主優待と配当金の状況

株価
(必要投資額)
配当金 株主優待
(100株保有時)
権利確定日
吉野家 1,446円
(約14万)
20円(1.38%) 株主ご優待券
10枚の300円
2月末
8月末
ゼンショー 1,617円
(約16万)
16円(0.99%) 株主ご優待券
1,000円(500円券2枚)
3月末
9月末
松屋 2,809円
(約28万)
24円(0.85%) 株主ご優待券
10枚
3月末
(年1回)
三光MF 906円
(約9万)
16円(1.77%) 株主ご優待券
3,000円(1,000円券3枚※)
または精米1kg
6月末
12月末

2016年07月23日現在インストックネット調べ。株価は2016年7月23日終値。 配当金は1株あたり。会社予想。

※東京チカラめしでは利用不可。

ご覧の通り、各社とも優待お食事券が株主優待として設定されています。 三光マーケティングフーズに限っては優待券もしくは精米の選択が可能です(1,000円券3枚のほうがお得ですが)。

また各社とも配当金を設定しているので、いずれの企業の株主になっても優待と配当金の両方を受け取ることが可能です。

ベストバイはどれか

配当金と株主優待の利回りだけで見れば、三光マーケティングフーズの配当・優待がもっとも高利回りになります。 ただし、東京チカラめしでは利用できないため本題から外れてしまいますね・・・。

株価の価格帯で考えると、3社の中で吉野屋の株式が安価で取得しやすいです。 配当利回りや優待内容を考えても、ゼンショーのそれを上回ります。

松屋の株主優待は金券としての利用ではなく、優待券に記載された商品のいずれか1つとの交換になります。 プレミアム牛めしやカレー、定食など幅広く選択できるため、特に定食を食べたい時に意外と重宝しそうです。

あとはあなたの舌で選んでください

買い時と注意点

吉野家

吉野家は権利落ちでの株価急落がほんのり見える気がします。 権利確定日直前での買いは避け、権利落ち後に購入した方が良いかもしれません。

ただ、十分な取引量がありますので、権利落ちでの株価急落が発生しても、長期的には株価が戻る可能性はあると思います。 塩漬けになるかもしれませんが、個人的には中長期での回復を待つと思います(もちろん外部環境ももとに判断しますが)。

例えば2016年6月のイギリスの国民投票のようなリスクオフ局面で買っておくと、長期的に含み益を享受できそうです。

なお、為替相場とあまり相関性が無いため、輸出関連株とあわせて持っておくとリスクヘッジになります(資産運用はなぜ分散投資が推奨されるのか)。

ゼンショー

ゼンショーも権利落ちでの株価急落がほんのり見える気がします。 権利確定日直前での買いは避け、権利落ち後に購入した方が良いかもしれません。

週足で見た場合、長期的な上昇トレンドを描いています。 いつ買おうかな、と見ているうちにどんどん株価が上がって行く銘柄かもしれません。

吉野家同様に、ゼンショーも為替相場とは相関性がみられません。 やはり輸出関連株とあわせて持つと、リスクヘッジになるはずです。

松屋

一部上場銘柄ですが、あまり一日あたりの出来高は大きくありません。 いわゆる「板が薄い」銘柄であり、値が飛びやすいので注意を要します。

権利落ちでの株価急落があまり見られないのですが、過去数年の実績では毎年10月ごろから値を上げる傾向にあるため、その前に買うのが良さそうです。

ただし、週足での移動平均線を割ったら、トレンドは変わる可能性があります。 ちょうど現在がその転換点に位置しており、ここから株価が反発しなければ、買いのタイミングは変わるかもしれません。

三光マーケティングフーズ

三光マーケティングフーズは毎年6月と12月に権利落ちによる株価の急落が見られます。 売買主体が個人投資家で、優待狙いの買いが多いことを示しています。

故に狙うならば、権利落ち後しばらくしたタイミングです。 権利落ち直後は株価の急落にあわてた個人投資家が「ぶん投げる」場合もあり、しばらく下落しやすい状況になります。

その後またしばらくすると優待狙いの買いが増えるため、そのタイミングで買うのが良さそうです。

権利確定日近くでの買いは、その後の株価急落をまともに受ける可能性があるので、あまりオススメできません。

まとめ

以上です。

まとめると、

  • 牛丼チェーンの優待は食事券
  • 吉野家の優待が取得しやすい
  • 吉野家とゼンショーは権利確定日直前は避けた方が良いが、あまり気にしなくても大丈夫
  • 松屋と三光マーケティングフーズは売買主体が個人投資家(裏をかくべし)

です。

なお、買い時の話題については、ご自信の判断にて購入をお願いします。 相場は水ものですから、1ヶ月後にはすべてがひっくり返っているかもしれません。

特に現在上昇トレンドを描いているゼンショーと松屋には注意を要します。 永遠に株価が上昇し続けるとは考えにくく、いつかは必ず相場が崩れる日がくるはずだからです。

いつもご覧頂き励みになります。お気に召しましたら是非シェアしてね!

上に戻る

10万円資産運用におすすめの証券会社

手数料が安く、取り扱い商品も多いため、少額資産運用に最適なネット証券です。 第三者評価機関調査で10回目の第1位に選ばれるなど人気の高さが特徴です。 安全にお金を増やしたい方に最適な、元本保証で高金利のハイブリット預金目当てで開設される方も多くいらっしゃいます。
当サイトはSBI証券をお勧めいたします

広告

広告

こちらの記事もよく読まれています

サムネイル

[10万円で行う少額株式投資編]

初めての株式購入。株を買うにはいくらお金が必要なの?

株式の売買は、おそらく多くの方が想像するよりも少ない金額で始めることができます。

サムネイル

[10万円で行う少額株式投資編]

イオン株はどこで買うの?

優れた株主優待でみんなに人気のイオン株を買うまでの手順と、その優待内容についてご紹介します。

サムネイル

[10万円で行う少額株式投資編]

株主優待と配当金が欲しい!どうやってもらうの?

みんな気になる株主優待と配当金の貰い方。その流れをご紹介します。 もちろんネット証券で株を売買していても受け取れます。

サムネイル

[10万円で行う少額株式投資編]

マックスバリュの株主優待を取得するには

全国各地に展開するマックスバリュは配当金と株主優待を設定しています。 各社によってすこし優待内容やその利回りが異なるので比較してみました。

サムネイル

[10万円で行う少額株式投資編]

ハニーズの株主優待はいつ貰えるの?

女性向けのプチプラファッションとして人気が高いのがハニーズです。 単元未満の株数にも優待を設定しているため、約1万円ちょっとの投資から優待がもらえます。

上に戻る

広告

広告

筆者情報

アイコン

長期投資派の30代兼業投資家です。 投資を始めた初期は短期売買でガツガツと利益を追っていましたが、毎日売買するのは疲れるため、数ヶ月で飽きてしまいました。

サイトコンテンツは筆者の投資経験に基づいて作成しています。

カテゴリーリンク

おすすめ記事

インストックネットオススメの資産運用方法

取引はスマホから

投資信託の積み立てサービスである、「投信積立」を使って長期的な資産形成を目指します。

株主優待が欲しいならイオンオーナーズカードを保有するととてもお得です。

証券口座開設時によくある質問は、

インストックネットの運営者ももちろん投資やってます。

オススメの証券会社ランキング

1位はSBI証券。低コストで圧倒的な商品量こそが万人に選ばれる理由です。

2位は楽天証券。楽天グループとの連携やMac OS用の取引アプリが魅力。

3位はSMBC日興証券。ネット取引と窓口取引を選択できる柔軟さが優しいです。

copyright(C) by インストックネット since 2014

キュレーションサイトや個人ブログ・サイトにおいて、一部、全部を問わず、インストックネットの文章の無断転載を禁じます(キュレーションサイトのリライト・盗作はDMCA侵害申し立てにて対応します)。 引用の際は、記事の出典がインストックネットであることを明記してください。

インストックネットでは、作成したコンテンツを随時「Internet Archive Wayback Machine」に保存しており、コンテンツのオリジナル性を第三者が証明できるように努めています。

各記載事項は、筆者調査の上で間違いが無いよう記述していますが、間違いが含まれる可能性もございます。 情報をご利用の際には、自己責任で利用していただくよう、お願い申し上げます。

金融商品は、商品の特性上、取引によって損失が生じる恐れがあります。 自己責任にて取引を行うよう、お願いいたします。