10万円から始める少額資産運用サイト インストックネット

10万円で始める株式投資編

初めての株の選び方。利益に繋がる株はどのように探すのか?

株主優待や配当金を得るためだけに株を買うのは決して悪くないのですが、目先の利益を重視した結果、将来値下がりする株を掴んでしまう可能性があります。 できれば、優待や配当金を得ると同時に、株の値上がり益も欲しいですよね。

一般に株の選び方として以下の2つの手法があります。

  1. テクニカル手法
  2. ファンダメンタル手法

前者は短期売買に強く、デイトレーダー向きの方法です。 一方、後者は将来成長する会社を見出すもので、優待や配当金を狙った投資に最適です。

いずれの方法も、それだけで本が1冊書けるほど深いものです。 故に、本頁ではその概要に話を留め、詳細はまた別ページで紹介したいと思います。

公開:2016年09月28日 最終更新:2016年09月28日

[スポンサーリンク]

はじめに

ここでは、「初めての株の買い方。利益に繋がる株はどのように探すのか?」と題して、投資家はどのような判断基準で株を買うのかをご紹介します。

なお、株を買うには証券口座が必要です。 記事のタイトルが示すように、ここではすでに証券口座を開設したことを前提で話を進めます。

あなたがまだ証券口座を持っていないのであれば、初めての株式購入。株を買うにはいくらお金が必要なの?証券口座を開設するにはをご覧ください。

配当金や株主優待で株を選ぶと・・・?

もっとも簡単な選び方は、配当金や株主優待で選ぶ方法です。 あの優待が魅力的だから、配当金利回りが高いから、といった選び方は、雑誌でも人気コンテンツになるほどです。

例えば、イオン株はどこで買うの?で紹介したイオン株は株主優待で有名な銘柄の1つですし、あおぞら銀行の配当金と優待を取得しよう -年4回の配当実施銘柄-で紹介したあおぞら銀行株のように、年4回の配当がある銘柄もあります。

このような選ばれ方をする理由は、配当金や優待が目に見えるものだからと筆者は考えます。

要は自分が利益を得たことが分かりやすいのです。

筆者も優待や配当目的で株式を買うことは多いですし、その買い方自体を悪いとは思っていません。 が、この買い方ではこれから値下がりする株も買ってしまう可能性もあるため、優待や配当では利益が上がっても、株式の時価はマイナスになることもありえます。

そこで、一歩先に進んだ選び方として、次の2つの買い方が出てきます。

2種類の株の選び方

様々な銘柄からある株を選ぶ基準として、大きく2つの方法があります。

  1. テクニカル手法
  2. ファンダメンタル手法

例外もありますが、テクニカルは短期売買で好まれ、ファンダメンタルは中~長期投資で好まれます

テクニカル手法

テクニカルとは、株価のチャートの形を読み解き、サポート線を書き加えるなどして、将来の株価の値動きを予想する手法です。 企業業績などの裏づけはなく、株価の値動きだけで判断が行われます。

テクニカルで最も代表的な手法が移動平均線です。

移動平均線は、ある一定期間の株価の平均値を算出し、それを線で結んだものです。 ローソク足が1日足の場合、

  • 5日(短期)
  • 25日(中期)
  • 50日 or 75日(長期)

の3本の線が描かれることが多いです。

より短い期間の移動平均線が、より長い期間の移動平均線を下から上に抜き去ることをゴールデンクロスと言います。 一方、より短い期間の移動平均線が、より長い期間の移動平均線を上から下に抜き去ることをデッドクロスと言います。

ゴールデンクロスは相場が上昇相場になったタイミングで発生しやすく、株を買うシグナルと判断されます。 逆にデッドクロスは、相場が勢いを失った状況を示し、株を売るシグナルと判断されます。

移動平均線はあくまで代表的なテクニカル分析手法の1つです。 この分野だけでも本が一冊書けるほど奥が深いです。

テクニカル手法が短期売買で好まれる理由

理由は簡単で、株価のチャートは様々な時間軸で描くことができるからです。

いわゆるデイトレーダーらは、1日の値動きの中で買う株を選んでいます。 彼らが見るのは、各銘柄の分単位の値動きで、そこからテクニカルをはじめとする様々な理由で「買い」になった銘柄を買います。

後述しますが、ファンダメンタルは短期売買では役に立ちません。

ファンダメンタル手法

ファンダメンタルとは、企業の業績と現在の株価から、その企業が割高か割安かを判断し、割安な銘柄を選ぶ株の買い方です。 現在の株価は重要指標ですが、チャートの形などはあまり重要視されません。

ファンダメンタルで最も良く知られている指標の1つがPER(株価収益率)PBR(株価純資産倍率)です。

  • PER・・・現在の株価は1株あたりの純利益の何倍か(倍数が少ないほど割安)
  • PBR・・・現在の株価は1株あたりの純資産の何倍か(1倍を割ると割安)

日本経済新聞が毎日公表している株式指標によれば、2016年9月28日現在の東証一部のPERとPBRは、

  • PER・・・15.56倍
  • PBR・・・1.17倍

です。 一概にそうだとは言えませんが、おおよそこの数値を下回る企業は割安だと判断されることが多いです。

ファンダメンタルは企業業績を元に判断することから、必然的に長期投資への指標となります。 一日二日では企業業績は変わらないからです。

短期売買を主体とするデイトレーダーがテクニカル重視なのはそのためです。

ちなみに、ファンダメンタルを駆使した投資家として有名なのが、アメリカの大富豪バフェット氏です。 氏は、市場で過小評価された企業の株式を長期にわたって保有し続け、資産を築いています。

PERやPBRはどこで見られるのか

がまぐち

一番手っ取り早いのが会社四季報です。 季刊の上場企業データベースで、とても分厚い本です。

ですが、現在のネット証券なら大抵会社四季報のデータベースを掲載しています。 証券口座さえ開設していれば、わざわざお金を払って書籍を買う必要はありません。

あなたはどちらの方法で株を買うべきか

話は簡単です。

  • 日々売買を重ねて利益を上げたいならテクニカル
  • 中長期的な優待・配当金生活に興味があるならファンダメンタル

上述の通り、ファンダメンタルは短期売買には役に立ちません。 故に、あなたがデイトレーダーのように毎日売買を重ねて一攫千金を目指すならば、テクニカル手法を学ぶことをオススメします。

一方、優待や配当金を目的とする投資ならば、必然的に長期投資になります。 その場合には、テクニカル以上にファンダメンタルを学ぶことをオススメします。

幸いなことに、どちらも多数参考書籍が出ています。 またそれら指標を使って、現在の株価が安価かどうかを判断する情報サイトもあります。

筆者が好きな手法

筆者の株の買い方は、

  • 欲しいと思った優待銘柄は無条件に買う
  • それ以外はテクニカルで買う(MACDを利用)

です。

MACD(エムエーシーディー、もしくはマックディー)は、「移動平均収束拡散手法(Moving Average Convergence Divergence Trading Method)」と呼ばれるテクニカル手法の1つで、単純移動平均線と似た分析方法です。 特にFXをやるときにはこれを良く使っています。

このテクニカル手法にたどり着いた理由は、他のいくつかの手法も試してみて、一番わかりやすかったのがMACDだったからです。 最初はRSIやストキャスティクスなど一通りチャート上に表示させていましたが、あまりなじめないのは次第に使わなくなり、最後に残ったのがMACDだったのです。

その他、一目均衡表も一緒に表示させていることが多いですが、個人的にはこちらは半信半疑です。 今日の相場予想などで「雲の中にいる」なんて表現があれば、それは一目均衡表のことです。

まとめ

以上です。まとめると、

  • これから利益を見込める株の買い方はテクニカルとファンダメンタルの2種類に分類
  • テクニカルは株価チャートの値動きを元に将来の株価を予想する(企業業績は関係ない)
  • ファンダメンタルは企業業績を元に将来の株価を予想する(株価チャートはそこまで重要視されない)

です。

なお、手っ取り早く明日儲かる株みたいな物が探したければ、「明日儲かる株」とグーグルの検索窓に入力すれば、グーグル先生が道案内してくれます。 ただし、それら情報には必ずタイムラグがありますから、他の投資家に出遅れないように注意なさってくださいね。

毎日そんな検索が出来ないあなたは、ファンダメンタルを覚えるか、もしくは投資信託を始めることをオススメします。

そもそも証券口座を持たないまま、ここまでご覧になったあなたは、まずは口座開設をオススメします。 初めての株式購入。株を買うにはいくらお金が必要なの?証券口座を開設するにはあたりをぜひご覧ください。

いつもご覧頂き励みになります。お気に召しましたら是非シェアしてね!

上に戻る

10万円資産運用におすすめの証券会社

手数料が安く、取り扱い商品も多いため、少額資産運用に最適なネット証券です。 第三者評価機関調査で10回目の第1位に選ばれるなど人気の高さが特徴です。 安全にお金を増やしたい方に最適な、元本保証で高金利のハイブリット預金目当てで開設される方も多くいらっしゃいます。
当サイトはSBI証券をお勧めいたします

広告

広告

こちらの記事もよく読まれています

会社勤めのサラリーマンはいつ株を買うの?

[10万円から始める少額株式投資]

会社勤めのサラリーマンはいつ株を買うの?

投資を行う個人投資家の多くは会社員としてもお勤めです。ここでは会社員の方がいつ株を買っているのかご紹介します。

初めての株式購入。株を買うにはいくらお金が必要なの?

[10万円から始める少額株式投資]

初めての株式購入。株を買うにはいくらお金が必要なの?

株式の売買は、おそらく多くの方が想像するよりも少ない金額で始めることができます。

株主優待と配当金が欲しい!どうやってもらうの?

[10万円から始める少額株式投資]

株主優待と配当金が欲しい!どうやってもらうの?

みんな気になる株主優待と配当金の貰い方。その流れをご紹介します。 もちろんネット証券で株を売買していても受け取れます。

株主優待ってどんなものを貰えるの?

[10万円から始める少額株式投資]

株主優待ってどんなものを貰えるの?

株主優待は自社の商品、サービス、店舗利用を優遇する目的のものが多いです。 本記事では、株主優待でどんな物を頂くことができるのか、その一例をまとめました。

牛丼屋さんの配当金と株主優待比較。最後は味で選んでね

[10万円から始める少額株式投資]

牛丼屋さんの配当金と株主優待比較。最後は味で選んでね

安価で手軽にさっと食べることが出来る牛丼チェーン店は、特に若い男子大学生や男性サラリーマンには重宝するはずです。 主要チェーン店の株主優待と、筆者が考える株式の買い時などを紹介します。

インターネットを利用した株の買い方

[10万円から始める少額株式投資]

インターネットを利用した株の買い方

パソコンのウェブブラウザを利用した株の買い方例と、スマホアプリを利用した株の買い方例を紹介。 ネットでの株の買い方がイメージ出来ない場合にご覧ください。

証券口座を開設するには

[おすすめの証券会社]

証券口座を開設するには

証券口座開設時の主な手順と、開設時に伴い生じやすい質問についてまとめます。 開設時に出てくるよくわからない用語として「特定口座」や「内部者登録」などについても説明を行っています。

広告

広告

筆者情報

アイコン

長期投資派の30代兼業投資家です。 投資を始めた初期は短期売買でガツガツと利益を追っていましたが、毎日売買するのは疲れるため、数ヶ月で飽きてしまいました。

サイトコンテンツは筆者の投資経験に基づいて作成しています。

運営者情報詳細

カテゴリーリンク

株式投資各記事

おすすめ記事

インストックネットオススメの資産運用方法

取引はスマホから

投資信託の積み立てサービスである、「投信積立」を使って長期的な資産形成を目指します。

株主優待が欲しいならイオンオーナーズカードを保有するととてもお得です。

証券口座開設時によくある質問は、

インストックネットの運営者ももちろん投資やってます。

オススメの証券会社ランキング

1位はSBI証券。低コストで圧倒的な商品量こそが万人に選ばれる理由です。

2位は楽天証券。楽天グループとの連携やMac OS用の取引アプリが魅力。

3位はSMBC日興証券。ネット取引と窓口取引を選択できる柔軟さが優しいです。

copyright(C) by インストックネット since 2014

キュレーションサイトや個人ブログ・サイトにおいて、一部、全部を問わず、インストックネットの文章の無断転載を禁じます(キュレーションサイトのリライト・盗作はDMCA侵害申し立てにて対応します)。 引用の際は、記事の出典がインストックネットであることを明記してください。

インストックネットでは、作成したコンテンツを随時「Internet Archive Wayback Machine」に保存しており、コンテンツのオリジナル性を第三者が証明できるように努めています。

各記載事項は、筆者調査の上で間違いが無いよう記述していますが、間違いが含まれる可能性もございます。 情報をご利用の際には、自己責任で利用していただくよう、お願い申し上げます。

金融商品は、商品の特性上、取引によって損失が生じる恐れがあります。 自己責任にて取引を行うようお願いいたします。