10万円で始める株式投資編

自動運転技術に投資! -ベンチャー企業ZMP株を買うには-(2016年12月19日上場銘柄)

2016年12月19日の上場は延期になりました。 詳細は同社のプレスリリースにてご確認ください。

以下、2016年12月8日以前の情報になります。

既に投資をやっている投資家にはひそかに知られている、自動運転車を開発するベンチャー企業があります。

それがZMPです。

株式会社ディー・エヌ・エー(証券コード:2432)とロボットタクシー株式会社を作った、と書けば、あなたもご存知かもしれません。

少し前から上場の噂がありましたが、2016年11月14日に「2016年12月19日上場」と正式に発表されました。 上場先は東証マザーズ、証券コードは7316です。

今回のIPOの主幹事はSMBC日興証券、元引受証券会社として14社が参加しています。 主要ネット証券では、SBI証券マネックス証券が元引受証券会社です。

上場前にZMP株を買うには、SMBC日興証券か元引受証券会社に証券口座を開設し、IPOのブックビルディングに参加する必要があります。 ブックビルディング期間は11月30日から12月8日ですので、それまでに証券口座の開設が必要です。

上場後にZMP株を買うには、任意の証券会社に口座を開設して購入できます。

ZMPが開発する自動運転技術は、法整備も必要とする新技術です。 先に上場したJR九州のように仕組みを持っている企業ではないので、配当金や優待目的の投資にはあまり適していないと思います。

それよりは、「将来自動運転車が普及したときに大きな株価の値上がりを享受する」という夢を追う投資に最適です。 2020年のロボットタクシーデビューに向けて、株を買っておきたいですよね。

公開:2016年11月14日 最終更新:2016年12月08日

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はじめに

グーグルに投資する方法で紹介するグーグルも開発していることで話題になっている自動運転車。 ペーパードライバーの筆者はその実現を今か今かと待っております。

自動運転車を開発する企業はもちろん日本にもあります。 例えば、トヨタ自動車(証券コード:7203)や日産自動車(証券コード:7201)などがその筆頭です。

自動車業界の龍 vs IT業界の虎みたいなところでしょうか。

ところで、自動運転車を開発するのは大企業のみとは限りません。 以前から上場の噂が立っていたとあるベンチャー企業があります。

それがZMPです。

2016年12月の上場を予定しており、大型上場で話題になったJR九州とはまた異なる意味で話題になる銘柄かもしれません。

以下で紹介していくのは、主に上場前にZMP株式を購入し、上場のタイミングで利益を出すIPO投資の方法です。

ZMPとはどんな会社?

最初にZMPについてご紹介します。

2001年に設立された同社は、自動運転車以外にも様々なロボットの製造を行う、ロボット関連企業です。 もともと人型の二足歩行ロボット「nuvo」や乗用車の 1/10 サイズの「RoboCar」などを開発し、小型のロボットから徐々に大型のロボットへ開発を進めてきました。

2012年からは実車での自動運転技術の開発を進め、2014年には公道での実証実験も始めています。

最近同社が話題になったきっかけとしては、株式会社ディー・エヌ・エー(証券コード:2432)との合弁会社であるロボットタクシー株式会社設立があるかもしれません。 社名通り、自動運転を利用した無人タクシーの開発を行う企業です。

ロボットタクシー株式会社

実証実験を撮影した動画もあるので、リンク先でご覧になってみてください!

スマホで目的地を入力したり、現在位置を追跡できたりするみたいです。 すごいですね!

自動運転車というと、「タクシー運転手の仕事が奪われるんじゃないか」といった懸念もあるのですが、同社では以下のような目的で利用することを掲げています。

  • 病院や介護施設を巡回する車に
  • 廃線になってしまったローカルバスや電車などの代わりに
  • 海外から訪問してきた観光者に対して

人の仕事を奪うのではなく、人と共存していくことを目的として挙げています。

なお、同社は2020年東京オリンピックでのロボットタクシー走行を目標に掲げています。 話題になれば株価も上昇しそうです。

ZMPにIPOで投資するにはどうすればよいか?

以下では、IPO(新規上場株)投資を通じてZMPの株式を買う方法を紹介します。 上場は12月19日を予定していますから、11月中に準備を進めることで、12月に円滑に投資可能です。

なお、IPO投資の概要については、新規上場株の買い方。IPO投資の流れもあわせてご覧ください。

注意として、12月19日の上場以降はどの証券会社を利用していても株式を買えます。 これから紹介するのは、12月19日の上場前にZMP株を買う方法です。

上場スケジュール

表1. ZMPの上場スケジュール

仮条件決定日 2016年11月29日
ブックビルディング 2016年11月30日~12月8日
発行・売出価格決定日 2016年12月9日
申込期間 2016年12月12日~15日

主幹事か元引受証券会社の証券口座開設

IPOを通じてZMPの株を買うためには、証券口座の開設が必要です。

今回、ZMP上場の主幹事を勤めるのはSMBC日興証券です。

また、元引受取引参加者として

  • 大和証券
  • JPモルガン証券
  • みずほ証券
  • SBI証券
  • マネックス証券
  • いちよし証券
  • 岡三証券
  • 東海東京証券
  • SMBCフレンド証券
  • 岩井コスモ証券
  • 東洋証券
  • 極東証券
  • エース証券
  • エイチ・エス証券

が名を連ねます。

新規上場会社情報 | 日本取引所グループ

今回の売り出し株数は3,505,000株です。

  • 主幹事であるSMBC日興証券に口座開設
  • その他元引受取引参加者の証券会社へも口座開設

することで当選確率が上がります。

また、元引受証券会社として、複数の証券会社が名を連ねています。 元引受証券会社のうち、主要ネット証券では、

  • SBI証券
  • マネックス証券

の2社にて申し込み可能です。カブドットコム、楽天、松井の3社ではIPOでの購入はできません。

表2. 主要ネット証券会社でのZMP株IPO取り扱い状況

商品名 SBI証券 楽天証券 マネックス証券 カブドットコム証券 松井証券
上場前の投資(IPO)
×
×
×
上場後の投資

買い付け余力の準備

証券口座開設後、IPOで株式を買うためには、相応の買付余力(お金)が必要です。 抽選に参加するためには、抽選のタイミングで証券口座にお金を入金しておく必要があります。

ブックビルディングへの参加

IPO銘柄を買うためには、ブックビルディングへの参加が必要です。 この話の詳細は新規上場株の買い方。IPO投資の流れをご覧になってください。

ブックビルディングとは、簡単に言えば、仮条件で決まった株価の中で何円なら買うかを入札するものです。 人気銘柄は仮条件のうち、最も高い金額を提示するのが一般的です。

ブックビル期間は上場日の2~3週間ほど前に行われます。 今回は2016年11月30日~12月8日がブックビルディング期間ですから、それまでに証券口座の開設が必要です。

ブックビルディングの応募金額に応じて抽選が行われ、当選か落選かが決まります。

まとめると・・・

手順としては以下の通りです。

  • 証券口座の開設
  • 買い付け余力の準備(口座への入金)
  • ブックビルディングへの参加

証券口座の開設申し込みから実際に取引できるようになるまで、最低1週間程度の時間を要します。 11月中に開設しておけば、余裕をもってIPOに参加できます。

投資リスク

同社は新技術を開発する、いわゆるベンチャー企業であるため、それに伴う経営リスクがあります。 上場に伴う有価証券報告書にそのリスクの記載もあるため、簡単にご紹介します。

  • 先行投資で収益性が悪くなる可能性(黒字化に時間がかかる。先行投資や海外展開でコストがかさむ)
  • 自動運転技術に対するリスク

ポイントは2つです。

先行投資で収益性が悪くなる可能性

JR九州と異なり、同社はこれから仕組みを作って行く企業であり、「収益化された路線」のようなものはありません。 上述のロボットタクシーもまだ実証実験段階であり、実際に公道で商売しているわけではありません。

つまり、この投資では安定的な配当金(や株主優待)を享受するよりも、将来の大きな株価値上がりを目的に投資をするのがおそらく適切です。 言い換えると、上場後に株主になったとしても、配当金などが出ない可能性も考えられます。

また、先に述べたようにトヨタやグーグルなど競合も多い業界です。 10年後の業界地図がどうなっているかは、10年経ってみないとわからない状況です。

自動運転技術に対するリスク

将来、自動運転技術が本当に私たちの生活の中で利用されていくのかは不明です。

例えば、

  • 感情的な理由はどうか?
  • 法律との関係とはどうか?

といった懸念があります。

例えば、自動車が勝手に動作することに不安感を感じる人達は多いようです。 下記調査では、約67%の人が交通事故の減少を期待する一方、52%の人が自動運転で適切に運転が行われるのかに不安を抱いていることが示されています。

4割の人が完全自動運転車を購入したくないと後ろ向きな一方で、3割の人が完全自動運転車を購入したいと考えている、とおおよそ半々な状況です。

自動運転車および公道実証実験に関する意識調査 | 株式会社インターリスク総研

法律面では、緊急対応以外を自動で行う準自動走行システムまでは、現行法令の範囲内で運用可能であるとの認識が示されています。 一方、完全自動運転車は今後法整備から検討していく必要があるとの見解も示されています。

自動走行システムの分類と法制度の関係性について(PDF) | 官邸HP

今後、これらをどのように解決していくかがZMPと社会の課題です。

まとめ

以上です。まとめると、

  • 自動運転車技術を開発するZMPの上場は2016年12月19日予定。上場後はどの証券会社でも売買可能。
  • 上場前に買う(IPO投資)ならば、主幹事証券会社(SMBC日興証券)か元引受証券会社に口座開設
  • ベンチャー企業なので将来の成長に期待する投資を

です。

また、現在発表されている主幹事証券会社はSMBC日興証券、元引受取引参加者は

  • 大和証券
  • JPモルガン証券
  • みずほ証券
  • SBI証券
  • マネックス証券
  • いちよし証券
  • 岡三証券
  • 東海東京証券
  • SMBCフレンド証券
  • 岩井コスモ証券
  • 東洋証券
  • 極東証券
  • エース証券
  • エイチ・エス証券

の14社です。

また、主要ネット証券では、

の2社が該当します。

ちなみに同社に関連性の強い上場企業に、

  • 株式会社JVCケンウッド(証券コード:6632)
  • 株式会社ハーツユナイテッドグループ(証券コード:3676)
  • 株式会社ディー・エヌ・エー(証券コード:2432)

があります。 上場のタイミングで一緒に値を上げるかもしれないので、併せてチェックしたいですね!

SMBC日興証券 (株式が多く配分される今回の主幹事)

SBI証券 (IPOに強い定番ネット証券)

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