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投資信託の選び方③。基準価額と純資産だけで選ぶ方法

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投資信託には基準価額と純資産額の推移が公表されています。
もし、この2つから投資信託を選ぶなら?

ここでは「純資産 / 口数 = 基準価額」の公式に基づき、基準価額と純資産額の推移から何が読み取れるかを簡単にご紹介します。

大原則は、基準価額の上昇こそが投資家の利益です。
いくら純資産が増加したとしても、基準価額が下落すれば私たちの利益になりません。

あなたが筆者と同じ現役世代で、長期的な資産形成を考えて投資信託を選ぶなら、基準価額も純資産も増加する投資信託を選ぶのが良いです。
いわゆるインデックスファンドと呼ばれる投資信託のうち、分配金を出さないものはこの条件に合致するものが多いです。

一方、毎月分配型を選ぶにしても、やはり基準価額は落ちないものが良いです。
本来、それが3,000円や4,000円まで落ちてしまうのはよろしくないのです。

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基準価額と純資産の関係

まず、基準価額と純資産についてご紹介します。

純資産について

純資産とは投資信託が持つ全財産のことです。
株式、債券、現金など、すべての金融資産の総和です。

純資産のうち、株式や債券は毎日価格が変わります
これら金融資産の時価が上昇すれば純資産も増えますし、減少すれば純資産も減ります。

純資産の増減要因として忘れてはいけないのが、私たち個人投資家の資金流出入です。
高い分配金が設定されているなど、人気のある投資信託は絶えず資金流入が続くため、純資産は増加しやすい傾向にあります。

基準価額について

基準価額は、純資産を私たち個人投資家の総出資口数で割ったあとの価格です。
一般に1万口を基準にして考えます。

基準価額と純資産には以下のような関係が成り立ちます。

純資産 / 口数 = 基準価額

例えば、純資産固定で口数だけが増えれば(投資者が増えれば)基準価額が低くなります。
逆に、口数一定で純資産が増えれば、基準価額は高くなります。

基準価額が1万円以下は割安なのか?

サムネイル

基準価額だけでは、その投資信託が割安・割高と判断することはできません。
1万円を割っていても割高な銘柄を多数持っていれば割高ですし、1万円以上でも割安な銘柄を多数保有する場合もあります。

基準価額は、ある時点の株価や債券価格を基準に設定しているだけです。
詳しくは、投資信託を通じて日経平均を買う方法にて、日経225に連動する投資信託を例に紹介しています。

基準価額と純資産の5つの組み合わせ

投資信託の基準価額と純資産の推移を見ていると、主に以下の5つに分類できます。

  1. 基準価額が増加・純資産も増加
  2. 基準価額が減少・純資産は増加
  3. 基準価額が増加・純資産は減少
  4. 基準価額が減少・純資産も減少
  5. 基準価額と純資産はほぼ一定

それぞれの特徴はどういうことなのか、上記の公式を元に考えてみます。

まとめると・・・表1を作ったので、簡易版はそちらを。

タイプ①基準価額が増加し純資産も増加する投資信託

基準価額が増加し純資産も増加する投資信託は順調に利益を出せていると予想できます。
私たちが選ぶべき投資信託はこのタイプです。

基準価額の増加は、投資信託が順調に売買益や配当収益を蓄積していることを意味します。
投資家の出資口数が増えていても、それを上回る比率で純資産が増えており、結果として基準価額が高くなりつつあります。

このような投資信託は、分配金を出さないインデックスファンドと呼ばれる投資信託でよく見られます。
例えば、投資信託の積み立て!何かオススメある?で挙げている投資信託の多くは基準価額が1万円を超えています。

基準価額が順調に増加する投資信託は、長期の積み立て投資にも適しています。
償還日が設定されていないものを選択するとなお良しです(償還は投資信託の償還に関する考え方。個人的には無期限派を)。

タイプ②基準価額が減少し純資産は増加する投資信託

基準価額が減少し純資産は増加する投資信託は、純資産の増加率よりも総口数の増加率が高くなっています
純資産の増加は私たち個人投資家の購入代金が大半で、保有する金融資産の時価が減少したり、利子配当など投資信託が得るべき収入が不足したりしていると考えられます。

このような投資信託は、毎月分配型を選べばいいの?みんな買ってる人気商品だよね?で紹介する毎月分配型でよく見られます。
毎月分配型のうち、分配金の大半を当月外の収入に依存する投資信託は、定期的にファンドの財産を吐き出してしまうため、そのたびに純資産が減ってしまいます。

ゆえに、基準価額が伸び悩み、長期的には下落しやすい傾向を描きます。

基準価額が下落する投資信託を選んでも、分配金の多くが特別分配金になりがちです(分配型投信から分配金を貰うときに注意しておきたいこと)。
購入を希望するなら、表面上の分配金利回りは出ないことを承知の上で選ぶことをオススメします。

「純資産の増加」だけを基準に選ぶとハズレを引く場合も・・・

このような投資信託の例に、窓口販売で人気のある投資信託に新光US-REITオープン(愛称:ゼウス)があります。
純資産1兆円の巨大ファンドですが、基準価額は3,500円程度しかありません。

これは、「ゼウス」が長期にわたって運用益とともに、投資家が出資したお金さえも分配金として吐き出してきたことを示しています。
いわゆる「タコ足」と呼ばれる状況です。

「ゼウス」の純資産が爆発的に増加したのは、ちょうど分配金の増額が行われた2010年8月ごろです。
このことは運用成績の如何によらず、分配金が高ければ純資産も増加しやすい可能性を暗示します。

言い換えれば、純資産が増えているからと選ぶのは必ずしも適切ではないことを示します。

もう少し詳しく書きました(毎月分配型の投資信託はなぜ基準価額が下がり純資産が増えるのか)。

タイプ③基準価額が増加し純資産は減少する投資信託

基準価額が増加し純資産は減少する投資信託は、運用成績は出ているものの、一定額の資産流出が発生しています
ここで言う資産流出とは、私たち個人投資家の解約です。

純資産が減少していくと運用に差し支えるために収益が上がりにくくなります。
お金が足りなくなれば、最終的に株や債券を買えなくなるからです。

短期的に値上がり益を得るための売買はできますが、長期的な資産形成には向いていません。

野村アセットマネジメントが販売する世界三資産バランスファンド(毎月分配型)は、2012年から2015年にかけて純資産が240億円減少しました。
一方、基準価額は5,000円近く上昇しており、2012年から持ち続けていた人達は大きな利益を享受しているはずです。

一概にそうだとは言えませんが、純資産減少の理由に分配金の減額がありそうです。
2013年11月に分配金額が1万口当たり25円から15円に減額されると、その翌月には3年間で最大の30億円の資産が流出しました。

このことは、分配金を重視する投資信託は、分配金の額によって純資産が増減しやすい可能性を暗示させます。

ただ、240億円減ったとはいえ、同ファンドは現在でも200億円近い純資産を持っています。
セゾン投信の中野氏の書籍では、投資信託の純資産目安は30億円以上と述べられていますので、このファンドはまだ運用に差し支えない状況かと考えられます。

タイプ④基準価額が減少し純資産も減少する投資信託

基準価額が減少し純資産も減少する投資信託は、ファンドが保有する株式や債券などの時価が減少していることを示します。
どんな優れた投資信託でも、市場の活況が終わるころには資産の縮小と基準価額の下落が発生します

例えば、基準価額が増加・純資産も増加で例を挙げたインデックスファンドの基準価額が下落したときは投資のチャンスです。
追加投資を行えば将来の利益に繋がる可能性があります。

一方、市場が活況なのにどちらも減少するような投資信託は、そもそも運用に難があるかもしれません。
ファンドが何に投資しているかチェックを行い、場合によってはロスカットする勇気も必要です。

タイプ⑤基準価額と純資産はほぼ一定している投資信託

このような投資信託は、純資産と総口数がおおよそ同じ比率のままで動いています。
購入者と解約者がほぼ一定の比率で推移しています。

投資信託の収支も安定的です。
将来どのように値動きするか注視するのが良いです。

まとめると・・・

まとめると下表1のようになります。

表1. 基準価額と純資産の関係

 

基準価額
上昇
基準価額
下落
純資産
上昇
順調に利益を出せている
インデックスファンドなど
純資産の増加は投資家の購入代金がメイン
毎月分配など人気の高いファンド
純資産
下落
運用益は出ているが解約が続いている
人気を失った毎月分配型など
ファンドが保有する金融資産の時価が減少
株価下落時にはよくある

どの投資信託を選ぶべきか

長期的な資産形成を目指す場合

長期的な資産形成を目指すなら、基準価額が増加・純資産も増加する投資信託を選びます。
無分配の投資信託を探せば簡単に見つかります(一部は投資信託の積み立て!何かオススメある?で紹介)。

基準価額が短期的には振れながらも、長期的には上昇していく投資信託は積み立て投資にも適しています(理由は月々500円から積立できる積立投信!1年間でわずか6000円の投資)。

筆者が積み立てている投資信託も、無分配のインデックスファンド3本です。
割とほったらかしてますが、今のところプラスで運用できています。

毎月分配型を選ぶ場合

仮に毎月分配型を選ぶにしても、分配金は少なめでも基準価額が維持されやすいファンドを選ぶことをオススメします。
基準価額が落ちにくければ、特別分配金の可能性も下がります。

毎月分配型は1回の分配金の額ばかりに注目が行きますが、本来は当月内の収入範囲で分配を行うのが適切な姿です。
そのような運用ならば、投資信託のよくあるトラブル(売却時にお金が半分しか戻らず揉める)も防げるからです。

もし、過剰な分配の行われる毎月分配型を選ぶなら、将来解約時に戻ってくるお金は減ることを前提に選ぶのが良いと筆者は考えます。

注意点

実際には、投資信託の値動きはもっと複雑です。

例えば、ニッセイ外国債券インデックスファンドのように、ある時期には基準価額も純資産も上昇し、またある時期には基準価額は伸びるが純資産は下落するといった変化を示します。
ネットで評判の投資信託でさえ、世界的な株価・債券価格の下落といった状況では基準価額は下落しやすいです。

これは投資信託が保有する金融商品の時価の減少が原因です。
決してファンドの運用が下手だからではありません。

詳細な投資判断をするには、あなたが買った(買いたい)投資信託が何に投資をしているのかを把握する必要があります(種類とリスクから見る投資信託の選び方)。
基準価額と分配金だけの判断ではどうしても情報が限られます。

まとめ

以上です。

繰り返しになりますが、私たちに利益をもたらす投資信託は基準価額が増加する投資信託です。
もしあなたがはじめて投資信託を選択するなら、長期的に基準価額が上昇する投資信託を選ぶのが良いです。

もし、毎月分配型を選びたいならば、それでも基準価額があまり落ちないものを選んだほうが良いです。
それが落ちて行くと、どうしても特別分配金が多くなるからです。

適性な分配金を出している投資信託は、割と基準価額を維持しているものです。
そのようなファンドなら、分配金の利益も値上がり益の利益も見込めるので、一石二鳥ですね。

参考になれば幸いです。

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