FXの始め方。10万円でFXってできるの?

\シェアしてください!/

FXは外国為替を1,000通貨や10,000通貨という大きい単位で取引します。
委託保証金という担保制度があるので、わずかな入金額で10,000通貨やそれ以上の取引が可能です。
しかしながら、取引に失敗すると、多額の損失を被る可能性があります。

10万円からでももちろんFXを始めることができます。
ドル円ペアで、1ドル120円ならば、20,000通貨保有できます。
1ドルが1円動けば1万円の損益です。

スポンサーリンク

はじめに

FXというと、一攫千金を夢見て興味を持つ方、挑戦される方が多くいらっしゃいます。
当然、私もFXで大きな財を作りたいと夢見ることは多々あります。
一方で、FXという名前だけでは、それがどんな取引方法なのかもわからないですよね。

そこで、ここではFXの仕組みやその始め方についてご紹介します。

なお、FXは最悪多額の負債を抱える取引方法です。
資産運用と言うよりも投機的な取引ですから、用法用量は守って、取引されるようお願いいたします。

がまぐち

円安と円高のおさらい

ドルと円は1973年2月より変動相場制になっており、1ドルに対する日本円の価値は、その時の経済情勢や思惑などで変化するようになりました。
かつては、1ドル360円でしたが、2011年3月には震災後の投機的な売買により1ドル76円を記録しました。

1ドルを購入する為に必要な円が、100、110、120円と変化することを円安(円安ドル高)、100、90、80円と変化することを円高(円高ドル安)と呼びます。

為替ニュースでは、「円が弱い」「ドルが強い」などと表現する場合があります。
円が弱いとは円が売られ安くなること、ドルが強いとはドルが買われて高くなることを言います。

Foreign eXchangeの略称がFX

FXは外国為替証拠金取引と呼ばれるもので、Foreign eXchangeの略称をFXと呼びます。
すなわち、外国為替の取引を行うことで利益を得ていくものです。

外国為替の取引で利益を得る?

現在の為替相場は変動相場制が一般的ですので、2国間での経済情勢などに基づき、為替レートが動きます。
例えば、日本円と米ドルの相場は、2012年には1ドル80円程度でしたが、2015年5月現在では1ドル120円程度まで変化しました。
仮に、2012年に80円で1ドル紙幣を購入し、2015年5月に120円で1ドル紙幣を売却していれば、40円の為替差益を手にすることができました。

ただ、通常1ドルや10ドル単位の取引では大きな利益になりません。
そこで、FXでは1,000通貨や10,000通貨という大きなまとまりを取引単位(枚やロットと呼びます)にして取引を行います。
仮に、80円で10,000ドル購入し、120円で10,000ドルを売却すれば、為替差益は400,000円という大金を手にできます。

しかし、2012年の為替レート80円で10,000ドルを購入するにしても、800,000円という大金が必要です。
現在の1ドル120円なら、1,200,000円が必要です。
これは容易には準備できない額ですから、FXでは委託証拠金というシステムを使い、この取引を実現しています。

委託証拠金はいわゆる担保

委託証拠金とは、いわゆる担保のことで、FX業者に預け入れる一定額のお金のことを言います。
日本の法律では、預け入れた証拠金の最大25倍(レバレッジ25倍)までの取引が可能と定められています。
そのため、120円で10,000ドルを購入するためには、わずか48,000円をFX業者に入金すればいい(※)のです。

1,200,000円(購入したい通貨量を円換算した額) / 25(レバレッジ) = 48,000円

本サイトで主題とする10万円を証拠金として取引を行うならば、おおよそ20,000ドルを購入することが出来ます。
仮に1ドル120円で20,000ドルを購入し、1ドル121円で売却すれば20,000円の利益です。

なお、48,000円で10,000ドルを購入した場合、残りの1,152,000円はFX業者が立て替えている形になります。
そのため、FXは取引手法自体がFX業者に借金をしていることになります。

必要証拠金も相場とともに変動します。

どうすれば利益が出せるの?

ドル円ペアでの取引イメージ

ドル円ペアでの取引イメージ

例えば、円とドルのペアで紹介します。

上述の通り、1ドルが120円で20,000ドルを購入(ドル買い)し、1ドル121円で売却すれば20,000円の利益です。
すなわち、ドルに対して円が安くなる(円安ドル高)になる場合には、ドルを購入します。

一方、1ドルが120円で20,000ドルを購入し、1ドル119円で売却すれば20,000円の損失です。
ドルに対して円が高くなったため(円高ドル安)、保有していたドルの価値が下がったためです。

仮に、1ドルが120円で20,000ドルを売り、1ドル119円で買い戻せば20,000円の利益です。
ドルに対して円が高くなったため(円高ドル安)、ドルを高値で売って安値で買い戻していることから利益につながります。

逆に、1ドルが120円で20,000ドルを売り、1ドル121円で買い戻せば20,000円の損失です。
ドルに対して円が安くなったため(円安ドル高)、ドルを安値で売って高値で買い戻していることから損失です。

2国間の通貨はペアになっており、一方を売ると必ず他方を買うことになります。
例えば、ドルを買う時は円を売っており、ドルを売るときは円を買っているのです。
そして、これからドルが高くなる(円安ドル高)になると思えば円売りドル買いを、ドルが安くなる(円高ドル安)になると思えば円買いドル売りをするのです。

損失が出る場合もあります

前項のように、取引上損失を出すケースも必ず出てきます。

10万円の証拠金で、1ドル121円で20,000ドルを購入し、1ドル120円になれば20,000円の損失になります。
元手は10万円で20,000円も損失を抱えるわけですから、FXはいかに変動リスクが高いかがわかるかと思います。

例えば、2015年4月末から5月のゴールデンウィーク中の相場は、4月30日に1ドル118.5円をつけたあと、2営業日を挟んだ5月5日には120.5円の最高値を記録しています。
数営業日でこれほどの変動がありますから、わずか数日で20,000円以上のお金を得ることも失うこともあるのです。

もし、口座残高が必要な証拠金未満になると、それ以上の取引は出来なくなります
通常は、FX業者が設定するロスカットルールに従い、証拠金を失う前にポジションの決済が行われますので、そうそう借金の心配をする必要はありません。

しかしながら、後述する理由によって、FXで多額の負債を抱えてしまう場合があります。

突然の為替変動に注意

為替相場は、各国の金融政策や要人の発言によって変動することがしばしばあります
最近のドル円相場の場合、毎月発表されるアメリカの雇用統計や、FOMCの金融政策、また日本の日銀が発表する量的緩和政策が、為替レートを動かす大きな要因になっています。

為替レートが急激に変動すると、あなたやFX業者の設定したロスカットルール通りに売買が行われず、予想外のレートで売買が成立する場合があります。
ロスカットもあなたの取引相手が必要ですから、相場が急変して一方に注文が集中すると、売買が成立しなくなるためです。
売買が成立したとき、含み損額が口座残高以上の額になっている場合、追証と呼ばれる負債が発生します

例えば、証拠金を含め10万円しか口座に入金していないのに、含み損が20万円で決済されたら、口座残高は-10万円になります。
この-10万円は、取引を行ったあなたが弁済しなければいけません

多数の負債者が発生するような歴史的な相場はそうそうあるものでもありません。
特に経済指標は毎月発表日時が決まっているので、その時間は取引しないなど自衛が可能です。

FXの始め方

以上が、FXの概要です。

もしFXを始めたいのでしたら、FX業者に口座を開設することで取引が可能になります。
ほとんどのFX業者は、10,000通貨を取引単位にしていますので、10万円程度の入金が必要です。
しかし、業者によっては1,000通貨の取引も可能ですから、1万円の入金からでも始めることが出来ます。

ただ、入金額を少なめにすると、わずかなロット数でもレバレッジは高くなりますので、ロスカットされやすくなります。
たとえ1,000通貨の取引を行うにしても、5万や10万円は入金しておくことをオススメします。

ちなみに筆者は10万円入金し、だいたい2,000~5,000通貨程度の取引を行っています。
証拠金維持率を200~300%以上で運用していますから、ロスカットでお金が失われた経験はありません。

まとめ

FXの特徴と始め方について紹介しました。
要点をまとめると以下のようになります。

  • FXとは外国為替の取引である
  • 委託証拠金という担保を利用し、入金額の最大25倍の取引が可能である
  • 10,000通貨で1円動くと1万円の損益
  • 経済指標や金融政策に注意

筆者は株式からこの世界に入り、今はFXを中心に取引を行っています。
各国の経済情勢と、テクニカルな相場の動きで取引できますから、株式よりも値動きが読みやすい気がするためです。

上述の通り、突発的な変動には注意する必要があるため、筆者は普段はほとんどポジションを持っていません。
その代わり、仕事が終わった夜などに、デイトレという形で取引を行っています。
株式と違い、1日中取引ができるのもFXのメリットだと思います。

資産運用にオススメの証券会社

手数料が安く、取り扱い商品も多いため、少額資産運用に最適なネット証券です。 第三者評価機関調査で10回目の第1位に選ばれるなど人気の高さが特徴です。 安全にお金を増やしたい方に最適な、元本保証で高金利のハイブリッド預金目当てで開設される方も多くいらっしゃいます。

SBI証券の口座開設手順と必要な時間・書類などを解説!

SBI証券のおすすめポイント

株取引の口座(証券口座)を開設する方法と必要書類の解説

FX(外国為替証拠金取引)

\シェアしてください!/






  • 金融商品の時価は変動しますので、投資元本を割り込む可能性も承知の上で投資するようになさってください。
  • 本コンテンツで紹介している金融商品は、将来必ず値上がり・利益が生じるとは限りません。
  • 筆者調査の上で記事を執筆しておりますが、記事には不備・間違いが含まれる可能性がございます。必ず、あなたご自身が確認するようになさってください。
  • 記事執筆時点の情報に基づくため、最新の情報とは差異が生じている可能性がございます。記述と現況が異なる場合には、現況を優先いたします。
  • 記事を参照したことで生じた損失の補填や保証などは一切行いません。
インストックネット