1万円でウラン・原子力産業に投資する方法

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ニューヨーク市場には様々なETF(上場投資信託)が上場しており、その中には日本では見られないような商品もあります。
今回紹介するVANECK VECTORS URANIUMNUCLEAR ENERGY ETF(ウラン・原子力ETF。ティッカー:NLR)も1つです。

ウラン・原子力ETFはアメリカや日本のウラン開発関連企業や原子力発電関連企業へ投資を行います。
日本からは主要電力会社と三菱重工業がその投資対象に含まれています。

1口約5000円で購入できます。
年1回の分配金もあり、約3%程度の利回りになります。

銘柄の最大のリスクは発電所の事故です。
リーマンショック以降なかなか値が戻らない理由は、産業の需要の変化とともに、2011年以降の反原発運動も関係しているのかもしれません。

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はじめに

今回は「1万円でウラン・核エネルギー産業に投資する方法」を紹介します。

いくつか方法があります。

  • 原発を保有する電力株への単元未満株投資(日本市場)
  • ウラン・核エネルギー産業銘柄をポートフォリオに持つETFへの投資(アメリカ市場)

今回紹介するのは後者の、関連銘柄をポートフォリオに持つETFへの投資です。
こちらのほうが、よりローリスクローリターンで運用できるため、ちょっと変わった商品へ投資したいときにオススメです。

なお、原発推進とか反対とか、そういった議論はしません。
純粋に投資する方法を紹介するだけです。

あなたがクリーンエネルギーの発展を願うなら、ソーシャルレンディングにはどんな投資案件がある?種類とリスクを併せて紹介!で紹介するメガソーラー案件へ投資することをオススメします。

ウラン・原子力産業銘柄で構成されるETFとは

VANECK VECTORS URANIUMNUCLEAR ENERGY ETF(ティッカー:NLR)です。
ニューヨーク証券市場に上場するETFの1つで、DAXglobal原子エネルギー指数(DXNE)に追従します。

以下では、ウラン・原子力ETFと呼称します。

ウラン・原子力ETFは、全世界の核エネルギー関連産業に投資を行います。

  • ウラン鉱山を保有する銘柄
  • 原子力発電所を保有する電力銘柄
  • その他核開発関連企業銘柄

などを有します。

日本国内企業もその投資対象で、

  • 東北電力(証券コード:9506)
  • 東京電力(証券コード:9501)
  • 中国電力(証券コード:9504)
  • 北陸電力(証券コード:9505)
  • 関西電力(証券コード:9503)
  • 九州電力(証券コード:9508)

の各電力会社と三菱重工業(証券コード:7011)が含まれています。

2016年10月現在、全銘柄数は26銘柄です。
構成銘柄の時価総額(修正時価総額)の割合は約60%がアメリカ、約22%が日本で残りは韓国やフィンランド、イタリアなどの原発導入国が名前を連ねます。

中国株式も約1%程度含まれます。

分散投資という観点では銘柄数は少ないものの、電力株を中心とした安定銘柄で固めているETFです。

核融合銘柄は含まないよ

サムネイル

ウランの名が示すように、本ETFは核分裂を利用した産業へ投資しています。
今後の発展が期待できる核融合を扱う銘柄は含みません。

ちなみに核融合銘柄としては浜松ホトニクス(証券コード:6965)が有名です。

1万円でどの程度のリターンがある?

2016年10月22日現在、ウラン・原子力ETFは1口47.60ドルで購入できます。
およそ1口5,000円です。

本ETFは毎年1回12月の年末に迎えます。
分配金もある銘柄です。

直近の分配金推移は、

  • 2015・・・1.486ドル
  • 2014・・・1.273ドル
  • 2013・・・0.333ドル
  • 2012.・・1.896ドル

です。
およそ3%程度と、比較的悪くない利回りです。

最近1年間の振れ幅は42ドル~50ドル程度です。
原子力産業に投資するという商品性を考慮しなければ、比較的利益が出しやすい商品なのかもしれません。

投資はどこでできるの?

海外ETF(米国ETF)ですから、米国へ投資できる証券口座が必要です。
主要ネット証券ならば、SBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社で購入可能です。

米国株の始め方は、アメリカ株(米国株)投資の始め方をご覧ください。

海外ETFですから、各社のNISA口座キャンペーンを利用すれば買付手数料無料で購入できます。
利回りは悪くないため、好みに応じてNISAの片隅に入れておくのも良いと思います。

投資リスク

説明不要でしょうが、原子力産業における重大な事故が大幅な値動き要因になります。
事故を起こした会社の株式は一気に売られるからです。

2011年3月11日の事故では、当時1株2000円近くあった東京電力の株価は、1ヶ月後には1株500円を割るまでに売られました。
東京電力を安定株として保有していた投資家は大打撃を受けたのです。

ウラン・原子力ETFも一緒に値を下げ、3月10日に76.77ドルだった株価は3月16日に63.69ドルまで値下がりしました。
その後はずるずると値を下げて、2011年年末までに44.52ドルまで下落しました。

価格推移はリーマンショックでピークアウトしたようにも見えます。
反原発といった感情的な理由もあって、あまり値は上がってこないのかもしれません。

まとめ

以上が1万円でウラン・原子力産業へ投資する方法です。
まとめると、

  • ウラン・原子力産業へ投資するならVANECK VECTORS URANIUMNUCLEAR ENERGY ETF(ティッカー:NLR)
  • 5000円程度で投資でき、年1回の分配金(利回り3%程度)
  • 運用時の最大のリスクは原子力産業の事故

です。

繰り返しますが、あなたが関連産業の発展を願うならウラン・原子力ETFを、原子力廃絶を願うならソーシャルレンディングにはどんな投資案件がある?種類とリスクを併せて紹介!で紹介するメガソーラー案件をオススメします。

それにしても、いろいろな投資ネタがあるものですね。

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