大学生向け10万円で投資の練習ができるポートフォリオ

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大学生のあなたが投資に興味を持った場合、ネックになるのは投資額の少なさだと思います。
特に、不自由なく個別株式に投資を行えるほどのお金は持っていないはずです。

そこで以下では、10万円という、大学生でも比較的手にしやすい金額で、資産運用「ごっこ」をするためのポートフォリオ例を考えてみます。
個人向け国債、投資信託、ETFと単元未満株制度を利用します。

各分野に分散して投資しているため、それぞれのリスクリターンの関係を実際に体験することが可能です。
あとはあなたが社会人になったあと、リスク許容度や好みに応じて、投資額を増やしていけば良いのです。

大学生向けと題していますが、資産運用を始めたばかりでリスクリターンの関係がわからない場合にもオススメできる商品選択だと思っています。

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はじめに

ここでは、投資を始めたばかりの大学生向けに、様々な事柄に目が向くようなポートフォリオを考えてみたいと思います。
なるべく世界経済に関心が向くような構成で考えてみます。

予算は10万円です。
貯金はこの中に含めませんので、別途生活費は保持するようになさってください。

10万円という予算では、個別株式を買うには銘柄が限られてします。
そのため、1万円で株式投資!単元未満株で100円から株主にで示す単元未満株を利用します。

その他の運用は投資信託(投資信託の始め方。そもそも投資信託って何?)とETF(上場投資信託、株式と投資信託のいいとこ取りをしたETFで資産運用!)をメインにしてみます。

なお、10万円という運用額では、これから述べるように細かくポートフォリオを組む必要はありません。
はっきり言って、ポートフォリオを考えている暇があれば、バイトをして運用原資を増やしたほうが良いです。

が、これから社会に出て本格的に運用を始めるまでのお試し期間かつ練習として、敢えていろいろ買ってみましょう。

50%債券50%株式

明確な理由はありませんが、50%債券50%株式という構成で考えてみます。
さらにわかりやすくするために、各50%のうち30%を日本国内、20%を日本国外というポートフォリオにしてみます。

すなわち、

  • 日本債券30%
  • 海外債券20%
  • 日本株式30%
  • 海外株式20%

です。

ここから発展させるならば、安全性を高めるなら債券比率を、リスク選好なら株式比率を高めるのが一般的です(※)。

※個別債券への直接投資は、それはそれでリスクがあるので、以下では債券に投資を行う投資信託をメインに選択します。

日本債券と海外債券のどちらがローリスク?

日本債券と海外債券では、日本債券のほうがローリスクローリターンです。
日本債券には元本保全で優秀な個人向け国債(商品詳細は1万円から始める個人向け国債)がある一方、海外債券は漏れなく為替リスクが付属するため、たとえ外貨建てMMF(商品詳細は外貨建てMMFで資産運用!外貨預金に似た低リスクが魅力!)でも簡単に元本が割れます。

もしあなたが、あまりお金を失いたくないならば日本債券比率を高めに、リスク選好ならば海外債券比率を高めにします。

日本株式と海外株式のどちらがローリスク?

株式のリスクリターンは、日本株式も海外株式もどちらも似ています
ただ、日本株式は長らく低迷することが多かったのに対し、例えばアメリカ株式はリーマンショック時などをのぞくと、右肩上がりの株価を描くなど、日本株は少しリターンが低いようです。

なお、以下では、海外株式への投資は投資信託を通じて行います。
もともと分散投資が行われている投資信託は、個別の企業に直接投資するよりもローリスクになる傾向があります。

債券部分のポートフォリオ

日本債券は個人向け国債で

日本債券3万円分は、個人向け国債の購入に当てます。
手数料などはありませんので、ちょうど3万円で3口分購入できます。

1万円から始める個人向け国債で3種類の商品例があることを示していますが、どれを選んでいただいても良いです。
特にこだわりが無ければ、変動10年を選んでそのまま放置しておくのが良いと筆者は考えます。

もし、あなたが20歳で投資を始めて変動10年を買えば、満期を迎えるのは30歳になった時です。
その10年間に何かあったか、と振り返ると感慨深いものがあるかもしれませんね。

購入後1年経つと中途換金も出来ますので、覚えておくと良いと思います。

なお、個人向け国債売買で国が受け取ったお金は、わが国の各種政策に利用されることになります。
わずか3万円ですが、これも社会貢献の形の一つです。

海外債券は投資信託で

海外債券2万円分は投資信託を通じて購入します。
米国債や米国ハイイールド債のような単一国に投資するファンドよりも、先進国債券や日本を除く全世界債券に投資を行っている物が良いです。

例えば、投資信託は儲かる?やめたほうがよい?で触れている三井住友-DC外国債券インデックスファンドはいかがでしょうか。
これは確定拠出年金用に作られた低コストのインデックスファンドで、日本を除く全世界の国債に投資を行っています。

同ファンドは、10年を超える長い運用実績があり、着実に資産を増大化させてきたファンドの1つです。
ここから大きく崩れることは無いように思います。

低コストの債券ファンドは他にも存在します。

  • 三菱UFJ国際-eMAXIS先進国債券インデックス
  • 三井住友TAM-SMTグローバル債券インデックス・オープン
  • ニッセイ-〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ外国債券インデックスファンド
  • etc

これらは投資国やその投資比率はわずかに違いますが、全世界の債券に投資する点では同じです。
あなたが利用する証券会社で取り扱っているかどうか、また手数料体系はどうか、という点を見て判断されると良いと思います。

ぜひ、投資信託の目論見書をご覧になってみてください。
その際、債券の投資先がどこか、債券に投資することでどのようなリスクがあるのかもチェックなさってみると良いと思います。

株式部分のポートフォリオ

日本株式はETFと単元未満株で

日本株式3万円分はETFと単元未満株を利用して購入します。
例えば、ETF2万円と単元未満株1万円で分けてみましょう。

ETFで購入するのは日経225連動型上場投資信託(証券コード:1321)です。
このETFは「日経平均株価を買いたい」を叶える株価指数を買う方法で紹介しているように、日経平均株価を「そのまま買う」ような商品です。

つまりニュースで発表される日経平均株価が上昇すれば、ETFの資産価値も上昇します。

残りの1万円分は、あなたの好きな個別株式を、単元未満株で購入してみてください。
例えばソフトバンクのような有名な銘柄を選ぶのでも良いですし、バイオ関連株のように新薬のニュースで株価が動きやすい銘柄でも良いです。

個別株はETFや投資信託に比べると値動きが大きくなりやすいのですが、単元未満株はそもそもの投資額が少ないためにその値動きの幅も小さく収めることが出来ます

加えて、個別株は著名な会社の株を購入するわけですから、誰かに自慢しやすいとも思うのです。
ETFや投資信託よりはインパクトあると思います。

海外株式は投資信託で

海外株式2万円分は投資信託を通じて購入します。
海外債券同様に、単一国へ投資するファンドよりも、全世界に分散投資しているファンドのほうが低リスクです。

  • ニッセイ-〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ外国株式インデックスファンド
  • 三井住友TAM-SMTグローバル株式インデックス・オープン
  • DIAM-たわらノーロード 先進国株式
  • 三井住友-三井住友・DC全海外株式インデックスファンド
  • etc

もし将来の成長にかけるのであれば、新興国物を買ってみるのも一つの手です。

  • 三菱UFJ国際-eMAXIS新興国株式インデックス
  • SBI-EXE-i新興国株式ファンド
  • 三井住友TAM-SMT新興国株式インデックス・オープン
  • etc

株式系の投資信託は債券物の投資信託に比べて値動きが大きくなりがちです。
値動きに一喜一憂したくなるかもしれませんが、時にはそれを無視して成長にかけるのも資産運用です。

投資する商品例

投資する商品例

分野商品例商品ジャンル投資額
国内債券個人向け国債債券3万円
国内株式日経225連動型上場投資信託
個別株式
ETF
単元未満株
約2万円
約1万円
外国債券DC外国債券インデックスファンド投資信託3万円
外国株式DC全海外株式インデックスファンド投資信託2万円

※投資信託は金額買付を行うことで、ちょうど2万円といった買い方が出来ます。
ETFと単元未満株はちょうどx万円といった買い方ができないので、端数が出るはずです。

投資初心者向けのバランスと経験値獲得を重視したポートフォリオと似通ってしまいましたが、上記の表のようになりました。
決して上記に挙げた商品がベストとは限らないので、あくまで一例としてご覧ください。

商品選定時の留意点

金融商品を選ぶに当たっていくつか留意点をご紹介します。

です。

FX・先物はリスクの高い取引で最悪借金の恐れがありますから、投資のことがよくわからないうちは避けた方が良いです。
「現役大学生のスーパートレーダー」に、あまり夢は見過ぎないほうが良いと思います。

商品選定時とはちょっと違いますが、投資に興味を持った際に注意して欲しいのが、「絶対に儲かる」「あなただけに教える」といって寄ってくる詐欺話です。
投資に絶対はありませんし、しかもそれを大学生のあなたのところに持ってくるのは不自然な話です。

まとめ

以上です。

上記に示した商品に投資してみれば、それぞれの値動きを通じて、各商品のリスクリターンの関係をつかめると思います。
あとはあなたの好きな商品へ投資額を増やしていけば良いのです。

なお、10万円の投資額が確保できない場合には、5万円の投資額でやってみましょう。
そのときには、

  • 日本債券20%(10,000円)
  • 海外債券20%(10,000円)
  • 日本株式40%(ETF15,000円 + 単元未満株5,000円)
  • 海外株式20%(10,000円)

程度で運用してみると良いと思います。

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  • 金融商品の時価は変動しますので、投資元本を割り込む可能性も承知の上で投資するようになさってください。
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