このページをご覧だということは、あなたはFXに興味がありますね?
20歳以上の大学生はFXを始めることができます。始め方は簡単です。
- 任意のFX業者に口座を開設
- お金を入金する
- 取引を始める
大学生のあなたががFXを始める場合、取引に必要なお金はアルバイトで得た収入になるはずです。
すると、入金額が少ないため、ポジション(通貨を買うこと)を増やしすぎるとすぐにハイリスクハイリターンの取引になってしまう欠点があります。
取引に失敗して、あなたのご両親や大学に迷惑かけるのは避けたいですよね。
本記事では、実際に現在FXを利用している大学生にいくつかコメントをいただきました。
- 入金額をなるべく多くし、一方でポジションを多く持ちすぎない
- 含み損を抱えたときにロスカットを行う
- 熱くなりすぎないように定期的に休む
その方は、最初にデモトレードなどを通じて、FXの取引に慣れることも勧めています(デモトレードの話はひまわり証券でFXのデモ取引を試してみた!など)。
もし、あなたが為替取引には興味があるけど、お金をかけるのが怖いならば、バーチャル取引で手軽に遊べるスマホアプリ(例えばゲームアプリでバーチャルFX! -かるFXの紹介-)もありますよ!
大学生のFX体験者に話を聞いてみた!
クラウドソーシングを利用して、FXをやっている大学生さんにいろいろ書いていただきました。最初にそれを紹介します。
彼は取引経験が数ヶ月程度と、まだまだ新米トレーダーといったところです。
この章は書いていただいた体験談を元に構成しています。適当にサブタイトルを挟んでいますが、本文はほぼ原文のまま紹介します。
FXの体験談
FXを始めたきっかけは?
将来、社会に出て働くうえで、会社で働いて貰う給料だけでなく、FXなどのその他の収入源を作っておくべきではないかと考えたからです。
運用している金額は約5万円と世間から見たら少ない金額です。アルバイトで稼いだお金の一部を使っています。
アルバイトが主な収入源で、自分で用意できる資金に余裕がない大学生は、お金を全部なくしてもダメージのない金額で始めるべきだと私は思います。
FXを始めてよかったことはありますか?
PCやスマホを利用して在宅時や通学中の電車内で取引することで、アルバイト以上の利益を得ることができたことです。
何か注意していることはありますか?
しっかり資産管理をすることです。
日本のFX会社では、レバレッジを効かせることで自己資金の最大25倍の金額を運用することができます。しかし、高いレバレッジで取引すると、得られる利益も損失も大きくなります。
次に、損切りの使い方を学んで、「これだけ損失を出せば、決済する!」というラインを決めておくことです。
この損切りのラインを決めておかなければ、どんどん損失が膨らんでいき、取引をやめるにやめられなくなります。すると、熱くなって損失を取り戻そうとさらに資金をつぎ込んで、正常な判断ができなくなり、また損失を膨らませてしまうという事態になります・・・。
利益が出た場合も同様で、欲が出てどんどんのめりこんでしまい、ある地点で一気に損失を出してしまうという事態になる恐れがあります。
私の実体験です(汗)。
これからFXを始めたい方にアドバイスをお願いします
まずデモトレードである程度経験を積んでから、実際に口座を開設して本物のお金を使って取引することです。また、複数あるFX会社の中で少ない資金で始められる会社を選択することです。
次に、利益を出しても損失を出しても、熱くなりすぎないように一旦取引画面を閉じて休むことです!
あくまでも大学生の本分は学業ですので、授業中にずっとFXのことが気になってしまうということがあってはいけません!このことさえ気を付けていれば、自分の能力次第でコツコツ資産を増やしていき、プチ贅沢ができるようになると思いますよ♪
夢があると思いません?(笑)
資金源はどこから?
この体験談によると、FXを始めるためのお金はアルバイトで稼いだお金の一部だそうです。
通常、FXの一般的な取引単位である10,000通貨単位の取引では、5万円か10万円の入金は少し心もとないです。
しかし、5万円か10万円あれば、1,000通貨単位取引できるFX業者を通じて十分に取引可能です。
筆者が利用しているFX業者(外為ジャパン(詳細はDMM FXと外為ジャパンのおすすめポイント))では1,000通貨単位取引に対応しており、筆者は5万円ほど入金して取引をしていました。
1,000通貨取引だと、1ドルが1円動いたときに1000円の損益になります。
「学生スーパートレーダー」みたいなものには遠いものの、十分遊べる金額です。
体験談に基づく運用時に注意すること
レバレッジを低くする
あなたがこれからFXを始めるなら、レバレッジを低く抑えるようになさってください。
レバレッジとは、日本語で「てこ」のことを意味します。端的には借金の程度のことです。
レバレッジが1倍以上の取引は、必ず取引業者からお金を借りた取引になっています。FXはもともとそういう取引です。
例えば、口座に5万円入金して、15万円分のドルを購入するとレバレッジ3倍です。5万円はあなたのお金ですが、残りの10万円はFX業者から借りていることになります。
このケースでは5万円までの損失は許容されます。それはあなたのお金だからです。
一方、5万円から1円以上の損失がでると、FX業者への返済を行う必要が出ます。5万円からはみ出た分はあなたのお金ではないからです。
仮にもし15万円を全て失ったら、10万円の借金が発生します。
それは困りますよね。
そこで、レバレッジを低くして取引を行います。つまり、入金額をなるべく多くし、一方でドルなどの通貨を多く買いすぎないことです。
例えば10万円入金したら、1,000通貨単位の取引に収めるのがよいと思います。1000通貨は、ドル円ペアの場合、おおよそ10万円(1ドル103円)のポジションですから、レバレッジは1倍ちょっとに収まります。
損切り(ロスカット)を行う
損切り(ロスカット)とは、予定以上に相場が動いたときに、自動的にポジションを清算する機能です。損失が確定しますが、それ以上の損失を防ぐメリットもあります。
通常、株や投資信託は損切り(ロスカット)をせずともなんとかなります。
しかし、FXで損切りが求められるのは、先に述べたように、マイナスが大きくなりすぎると借金になるからです。
大きな借金を抱えると、あなたのアルバイト収入だけでは払いきれず、ご両親の負担が必要になるかもしれません。
それは本意ではないですよね?
学生の本質は学業である
学生の本質は学業であることを忘れてはいけません。大学には多額の授業料を支払っているのですから。
「FXで小銭を稼いだけども、大学留年した」では本末転倒ですよね。
しかし、FXを通じて学べる経済の知識は社会に出てからも役立ちます。
就職活動で「今日の為替レートは?」みたいな問題を出す会社もありますから。
FXやってれば余裕で回答できますよね。
デモトレードを提供しているFX業者はどこか
というわけで、あなたがこれからFXを始めるならデモトレードを先に体験するのがオススメです。
FXのデモトレードはあちこちで提供しています。
- DMMFX
- 外為どっとコム
- 外為オンライン
- etc
デモトレードと実際にトレードで利用するアプリは同一のものです。故に、デモトレードに慣れたら、そのままその会社に本申し込みするのが良いです。
例えばひまわり証券でFXのデモ取引を試してみた!では、ひまわり証券のデモ取引環境を紹介しています。
こちらもデモトレードと実際のトレード環境は同じソフトを利用しています。
FXのゲームアプリもあるよ
お遊び要素が強くなりますが、ゲームアプリでバーチャルFX! -かるFXの紹介-で紹介するスマホアプリ「かるFX」も簡単な為替取引ができます。
あなたがデモトレードさえ敷居を高く感じるなら、おすすめです。
まとめ
- 大学生のあなたが取引を始めるなら、レバレッジを低く抑える。学業がメインであることを忘れない
- デモトレードから始めても良いがデモはあくまでデモ。リアルマネーとは異なる
- 実際にお金を使って取引を始めるなら、1000通貨単位かそれ未満から
体験談中の「FXなどのその他の収入源を作っておくべき」について、FXで収入を作るのは少々難しいです。
- FXはゼロサムである(必ず敗者と勝者に分かれるため、みんなでハッピーになれない)
- 定常的な収入を得るためには、常に取引していなければいけない
どちらかと言えば、株や投資信託のほうがその他の収入源(不労所得)になりえます。FXは定常的な収入源よりも、レバレッジをかけて短時間に大きく儲けるほうが得意です(短時間に大損する場合もありますが・・・)。
ぜひ、あなたの希望に応じて使いわけてみてください!