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【海外ETF】VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)の特徴。アメリカ株を全てカバーする優良銘柄!

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VTIの公式ウェブサイト

結論から述べると、VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)はVOO同様に米国株の成長に賭けたい投資家にとって便利な銘柄の1つです。過去の株価を比較する限りは、VTIとVOOは相関性が極めて高いので、どちらを選んでもおおよそ同じ成績になると予想されます。

日本では楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI投信)という投資信託を使ってVTIに投資することもできます。あなたが、

  • バンガードの理念に共感している
  • できるだけ運用コスト(経費率(いわゆる信託報酬))を抑えて運用したい
  • ドル建てで取引したい(日本円よりもドル資産の増加に関心がある)
  • 一般NISAを利用している

といったケースでは、VTIのほうが適していると思います。

では、特徴について詳しく見ていきましょう!

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VTIの基本情報

VTIとは

VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)は米国の資産運用会社バンガード(Vanguard)が設定した投資信託の1つで、米国の株式市場の動向を示す「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」に連動する成績を目指します。

バンガード・インベストメンツ・ジャパン - 商品案内 - バンガードETF

Nearly 4,000 constituents across mega, large, small and micro capitalizations, representing nearly 100% of the U.S. investable equity market, comprise the CRSP US Total Market Index.

(和訳)米国の株式市場のほぼ100%にあたる超大型株から超小型株まで4000を超える銘柄がCRSP USトータル・マーケット・インデックスを構成します。

出典:CRSP U.S. Total Market Index | CRSP

経費率などのスペック情報

VTIの特徴(2019年8月5日時点)
正式名称Vanguard Total Stock Market Index Fund
(バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド)
ティッカーVTI
経費率
年次運用費合計
0.03%(驚異の低コスト!)
0.04%
配当利回り1.89%
配当月3月・6月・9月・12月
投資対象米国株式オールキャップ
(小型株~大型株)
ベンチマークCRSP USトータル・マーケット・インデックス
価格145.92(記事執筆時)
最新の価格は→ロイター
純資産1163.4億ドル
(約12兆円)

設定来からのリターン

VTIの設定来からのリターン

出典:https://www.vanguardjapan.co.jp/docs/FS_VTI_JP.pdf

VTIの設定来からのリターンは年7.11%で、バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンドのリターン(7.13%)にほぼぴったりと追従しています。経費率の低さゆえに実現できる運用です。

VOO(バンガードS&P500 ETF)の設定来利回り(14.11%)に比べると大きくリターンが劣りますが、これはVTIとVOOの設定された時期が異なるためです。

配当利回り

2019年8月5日時点でVTIの配当利回りは1.89%で、比較されることの多いVOO(1.47%)に比べるとやや高めです。この銘柄はどちらかと言えば配当を狙った投資よりも企業の成長に伴うキャピタルゲイン(株価の上昇)をリターンとして狙う銘柄と思います。

主な構成銘柄

VTIの構成銘柄

出典:https://www.vanguardjapan.co.jp/docs/FS_VTI_JP.pdf

  1. マイクロソフト
  2. アップル
  3. アマゾン
  4. アルファベット
  5. フェイスブック
  6. バークシャーハサウェイ(米の億万長者「ウォーレン・バフェット」氏の投資会社)
  7. ジョンソン&ジョンソン
  8. エクソンモービル
  9. JPモルガンチェース
  10. ビザ

VTIの主な構成銘柄はマイクロソフトやアップル、アマゾンやアルファベット(グーグル)など、日本でも有名な企業が数多く含まれています。

上位10銘柄の純資産に占める割合は18.6%でVOOよりも低くなっています。これはVTIがVOOよりも分散性が高いことの証拠です。

ウェルスナビの米国株部分を担当

VTIはロボアド「ウェルスナビ」の米国株部分を担当しているETFです。あなたがウェルスナビを利用しているなら、知らぬ間のうちにVTIに投資している、ということですね。

参考までにTHEOの米国株部分はSPDR(スパイダー)のETFとバンガードの小型株部分(VBK)を採用しています。

ウェルスナビのポートフォリオ例出典:ウェルスナビウェブサイト

VOO(バンガードS&P500 ETF)との違い

VTIは米国株式に投資するという類似性から、VOO(バンガードS&P500 ETF)と比較されることが多いです。ただ、実際のところはVOOが米国市場の時価総額の大部分をカバーしていることもあって、運用成績はさほど変わりません

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以下は、Portfolio VisualizerでVTIとVOOのパフォーマンスを比較したものです。

VTI vs VOOパフォーマンス比較

出典:https://www.portfoliovisualizer.com/backtest-portfolio

  1. Portfolio 1(青線):VTI
  2. Portfolio 2(赤線):VOO

この比較によると、VTIはVOOのパフォーマンスをごくわずかに下回っています。おそらくですが、VTIは小型株もカバーするため、大型株のみで構成されたVOOに比べて少しリスクが高くなっています。リターンがほぼ同じである場合、リスクが高くなるとパフォーマンスが悪くなるため、VTIのパフォーマンスがやや劣る形になっていると筆者は感じます。

ただ、ご覧の通り、VTIとVOOの価格の変化はほぼ一致しており、正直どちらをかってもそんなに変わらない、というのが実際のところです。

VTIのライバル商品

VTIのライバル商品には以下のようなものがあります。

楽天・全米株式インデックス・ファンド

楽天全米株式インデックスファンドウェブサイト

ライバルと言うとあれですが、楽天・全米株式インデックスファンドはVTIへの投資を検討したときに「どっちに投資しようかな」と迷う商品になるはずです。というのも、楽天・全米株式インデックス・ファンドはVTIに投資する投資信託なので、日本からVTIに投資したいときの選択肢になるからです(故に、楽天VTI投信とも呼ばれますね)。

運用方針と最適な銘柄

というわけで、VTIの投資に適しているのは以下のケースだと思います。

  • バンガードの理念に共感している
  • できるだけ運用コスト(経費率(いわゆる信託報酬))を抑えて運用したい
  • ドル建てで取引したい(日本円よりもドル資産の増加に関心がある)
  • 一般NISAを利用している

一方、以下のケースに当てはまる場合には、VTIよりも楽天・全米株式インデックス・ファンドをオススメします。

  • できるだけ運用コスト(経費率(いわゆる信託報酬))を抑えて運用したい
  • 円建てで取引したい
  • 毎月定額で積み立てて取引したい
  • つみたてNISA or iDeCoを利用している

VTI(USオールキャップ)将来予測

以下は米国市場の大型株に10,000ドルを投資したときの30年後の予想成績を示すものです。厳密にはVTIの将来予想成績ではなく、またあなたの将来の成績を保証するものではありません

米オールキャップのモンテカルロシミュレーション(30年)

出典:portfoliovisualizer

このシミュレーションによると、インフレ調整後(年3.94%)の30年後の予想成績の中央値は57,585ドル(利回りは6.1%)にまで増える可能性があります。一方、下位10%の成績は15,985ドル(利回りは1.6%)と大きく差がでます。

VOOの投資対象とする米国大型株(ラージキャップ)のシミュレーションとさほど変わらないですね。

日本から投資する場合には円とドルの為替変動の影響でもう少し大きな変動を受ける可能性があります。参考までに2008年のリーマンショック時には、日本円ベースでのS&P500指数は1年間でほぼ半値になっています。

いずれにせよ、大きく儲かる可能性もあるし、さほど儲からない(それどころか損失が出て終わる)可能性もあることを知っておいて欲しいと思います。

VTIを購入できる証券会社

VTIを購入できる証券会社は以下の通りです。

  • SBI証券
  • マネックス証券
  • 楽天証券
  • エイチ・エス証券
  • SMBC日興証券
  • 大和証券
  • 東海東京証券
  • 内藤証券
  • 野村證券
  • みずほ証券
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
  • あおぞら証券
  • あかつき証券

出典:バンガード社ETFを購入できる証券会社一覧 | バンガード

SBI証券・楽天証券・マネックス証券のいずれかをオススメ

SBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社は2019年7月に米国株(米国ETF)の最低取引手数料を無料に引き下げたため、特に1口ずつVTIを買いたいような少額投資家にとっては大変使いやすくなりました。

参考までにSBI証券でVTI(1口145ドルと仮定)を購入すると、その手数料は約0.6ドル相当と日本株とほとんど変わらないコストで購入できるのです。

SBI証券に口座を持つ筆者は住信SBIネット銀行でドルを買い、そのドルをSBI証券に送金し海外ETFや海外株の買い付け代金に充てています。この方法で取引すると、外貨を買うコストが4銭に抑えられますので、為替手数料を最小限に抑えられるからです。


【口座開設料・維持費無料】SBI証券のウェブサイトをちょっと見てみる

まとめ

  • VTIは米国CRSP USトータル・マーケット・インデックス指数に連動するバンガード社のETF。CRSP USトータル・マーケット・インデックスとは4,000社を超える米国株式をカバーする指数
  • VOOと似ているが、VTIは小型株を含む点でVOOよりも分散性が高い。過去の成績ではVTIのほうが若干下回った
  • 国内では楽天・全米株式インデックス・ファンドを通じて日本円でVTIに投資することもできる

つみたてNISAやiDeCoなどの非課税制度も利用したい場合には楽天・全米株式インデックス・ファンドをご利用ください。ドル建てで直接米国に投資したい場合にはVTIを選ぶと良いと思います。

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