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【海外ETF】iシェアーズ MSCIカナダ ETF「EWC」の特徴。カナダ愛が試される商品

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ノートルダム大聖堂(モントリオール)

iシェアーズ MSCIカナダ ETF「EWC」はカナダ市場に投資するためのETFで、米国市場に上場する海外ETFの1つです。

このEWC、なぜか日本の主要ネット証券(SBI証券やマネックス証券などの米国株を扱う証券会社)では購入できず、筆者が知る限りはサクソバンク証券の口座が必要です。

ただ、パフォーマンス的にはVOO(米国S&P500指数)などにあっさり負けていますので、特に思い入れなどなければ、わざわざ手間をかけてまで買う必要はないと思っています。普通はMSCIコクサイインデックス連動の投資信託(eMAXIS slim 先進国株式インデックス)などを通じて、少しだけ(時価総額比率に基づいて)カナダに投資しておけば十分でしょう。

以下、詳しく見ていきましょう!

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EWCの基本情報

EWCとは

EWC(iShares MSCI Canada ETF)は米国の資産運用会社ブラックロック(BlackRock)が設定した上場投資信託(ETF)の1つで、カナダの株式市場の動向を示す「MSCI Canada Custom Capped Index」に連動する成績を目指します。

iShares MSCI Canada ETF | EWC
The iShares MSCI Canada ETF seeks to track the investment results of an index composed of Canadian equities.

The MSCI Canada Custom Capped Index is designed to measure the performance of the large and mid-cap segments of the Canadian market.

出典:https://www.msci.com/documents/10199/4d7eedbf-507c-4fca-8fce-c3dca5fd6007

EWCはカナダ市場のみをターゲットとしており、中型株から大型株を投資対象としています。2019年8月10日時点で94の銘柄に投資しています。

経費率などのスペック情報

EWCの特徴(2019年8月10日時点)
正式名称iShares MSCI Canada ETF
(iシェアーズ MSCIカナダETF)
ティッカーEWC
経費率0.47%
配当利回り1.79%
配当月6月・12月
投資対象ミドルキャップ~ラージキャップ
(中型株~大型株)
ベンチマークMSCI Canada Custom Capped Index
(MSCIカナダカスタムキャップインデックス)
価格28.09(記事執筆時)
最新の価格は→ロイター
純資産26億ドル
(約2730億円)

主な構成銘柄

上述の通り、EWCの構成銘柄数は「94」です。上位10名銘柄は以下の通り。

  1. ROYAL BANK OF CANADA
  2. TORONTO DOMINION
  3. ENBRIDGE INC
  4. CANADIAN NATIONAL RAILWAY
  5. BANK OF NOVA SCOTIA
  6. BANK OF MONTREAL
  7. SUNCOR ENERGY INC
  8. TC ENERGY CORP
  9. BROOKFIELD ASSET MANAGEMENT INC CL
  10. CANADIAN IMPERIAL BANK OF COMMERCE

※上位10銘柄で時価総額比率の42%

金融銘柄が多いですね。以下のセクター別構成比率も見てみましょう。EWCのセクター別構成比率

出典:https://www.ishares.com/us/literature/fact-sheet/ewc-ishares-msci-canada-etf-fund-fact-sheet-en-us.pdf

構成比率は金融が約4割でエネルギーや資源などのセクターが続きます。金融の比率が高いのに配当利回りは2%前後にとどまるのは、エネルギーや資源なども多いせいでしょうか。

運用パフォーマンス

EWCのチャート

出典:https://www.ishares.com/us/products/239615/ishares-msci-canada-etf#chartDialog

EWCはご覧の通りに、リーマンショック以降はそれ以前のパフォーマンスをわずかに超えた程度で、結構苦労しているようです。米国のS&P500指数に連動するVOO(バンガード S&P500 ETF)と比較すると以下の通りにボロ負けで、ドル建ての日本指数(MSCI Japan ETF)にも負けています。

EWC vs VOO vs EWJ

出典:https://www.portfoliovisualizer.com/backtest-portfolio

  1. Portfolio 1(青線):VOO
  2. Portfolio 2(赤線):EWC
  3. Portfolio 3(黄線):EWJ(iShares MSCI Japan ETF)

リーマンショック以降はほんと米国の一人勝ちみたいな状況だったのですね。

EWCへの投資は「カナダ愛」が試される

日本で購入できる証券会社は限定的

EWCはなぜか日本のネット証券では取り扱っていないため、購入できる証券会社は限られます。筆者が知りうる限りはサクソバンク証券ならEWCを購入できます(以下の記事でも触れましたね)。

【米国株】「カナダ株」投資をSBI証券とマネックス証券ではじめました。配当金をカナダで使うぞ!!
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サクソバンク証券ならEWCも取り扱い!?

出典:サクソバンク証券

サクソバンク証券
サクソバンク証券のウェブサイトを見る

他にも取引できる可能性がありますが、おそらく店頭取引などになると思います。ネットに強く、かつ米国株にも強い証券会社は主要ネット証券とサクソバンクぐらいしか思いつきません(他にあれば教えて欲しい)。

更なる方法としては、米国の証券会社に口座開設という手もあります。

個別株を直接買っても良い

以下の記事で触れたように、SBI証券やマネックス証券を利用すれば、MSCIカナダ指数やS&Pトロント総合指数を構成するカナダ企業のうち、米国市場に上場する銘柄をドル建てで購入できます(たぶん楽天証券でもできる)

【米国株】「カナダ株」投資をSBI証券とマネックス証券ではじめました。配当金をカナダで使うぞ!!
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全銘柄は購入できないものの、例えば主要な金融銘柄(カナダロイヤル銀行やトロントドミニオン銀行など)はSBI証券で購入できます。一般に金融銘柄は配当利回りが高いことが多いので、高配当銘柄でのポートフォリオを組むことも可能です(ただし、金融危機に弱くなるが)。

そういう意味で、EWCへの投資は

  • 配当利回りが特別高いわけではない
  • 過去、高い成長を遂げたわけでもない
  • 購入できる証券会社が限られる

といった理由から「カナダ愛」が試されるというのが結論になると思います。

余談:国内のカナダ株ファンドよりは良いと思う(笑)

余談ですが、EWCへの投資は国内のカナダ株ファンドへの投資よりは良い結果になるとは思います。

【投資信託】マニュライフ・カナダ株式ファンドを買わずに個別株への投資を考えた理由
カナダが好きな筆者は、当然のようにカナダ株式への投資を考えましたが、その際に「マニュライフ・カナダ株式ファンド」は選ばずに直接カナダ株(厳密には米国上場のカナダ企業)を買おうと考えました。 マニュライフ・カナダ株式ファ...

まとめ

  • EWCはカナダの中型株~大型株をカバーする米国上場のETF。なぜか、日本の主要ネット証券では購入不可(2019年8月10日時点)
  • 配当利回りは2%前後。リーマンショック以後のパフォーマンスはあまり高くない(日本も似ているが)
  • 日本からの投資には少々手間がかかる。高配当銘柄だけ買うならば、米国上場のカナダ企業を買っても良い

というわけで、EWCの購入はサクソバンク証券を。

サクソバンク証券
サクソバンク証券のウェブサイトを見る

構成銘柄のうち、米国に上場する銘柄を購入するならば、SBI証券や楽天証券、マネックス証券を利用すれば良いと思います。

個人的には・・・両方買うかな!それがカナダ愛というもの!!

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