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【ウェルスナビ】リスク許容度2の特徴。投資初心者が選ぶならせいぜい「2」ぐらいまで

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ウェルスナビウェブサイト

この記事では、ロボアド「ウェルスナビ(WealthNavi)」のリスク許容度2について語ります。結論から述べると、以下のような話をします。

  • リスク許容度2は超長期の米国債(20年超)相当の運用。株式ほどではないが、ミドルリスクミドルリターンな運用と言える
  • 将来予想される損失は、投資額の20~40%程度を失う可能性。これを大きいと思うなら、リスク許容度1を選ぼう
  • 運用に成功すれば、20年で2.5倍程度お金が増えるだろう

リスク許容度2は初心者向けですが、筆者個人としては最初はリスク許容度1でも良いと思います。ウェルスナビは途中でリスク許容度を変更できますので、慣れてきてから配分を変更しても遅くはありません。

なお、ウェルスナビは手数料の高い投資ですので、その点は承知の上で始めることをオススメします。

オススメのリスク許容度は以下の記事を。

【ウェルスナビ】おすすめのリスク許容度はどれか?過去実績から考えてみた
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リスク許容度2とは

2008年以降の利回り・実績

リスク許容度2と同じポートフォリオの利回り・標準偏差
幾何平均利回り
(リターン)
5.59% / 年
標準偏差
(リスク)
8.33%
大きく儲かった年19.17%
(2013年)
大きく損をした年-15.39%
(2008年)

出典:Portfolio Visualizer

2008年から2019年までの、1年あたりの資産の成長率は5.59%でした。しかし、この利回りは毎年同じとは限らない点に注意が必要です。

ハイリスク資産とローリスク資産が約半分ずつのポートフォリオ

ウェルスナビのリスク許容度2とは、選択できる5種類の「リスク許容度」の中で2番目にリスクが低い(= 価格変動が小さい分、期待される利益も少ない)資産配分のことです。

ウェルスナビリスク許容度2

出典:ウェルスナビ

リスク許容度2のポートフォリオ

出典:Portfolio Visualizer

リスク許容度1に比べると、物価連動債(TIP)の比率が減った分だけ株式(VTI、VEA)の比率が増えており、全体としてはポートフォリオの約45%が値動きの大きいハイリスク資産になっています。

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ウェルスナビの5段階のリスク許容度の中ではまだローリスクな部類とはいえ、このポートフォリオはそこそこリスキーな運用になると予想されます。

つみたてNISAの「バランスファンド」相当

リスク許容度2はつみたてNISAのバランスファンド相当で、やはり損失が怖い初心者が投資を始めるときに選びやすい水準になっています。正直なところ、あなた自身のリスク許容度なんて実際に運用してみなければわからない(頭で考えても分からない)ので、投資をおそるおそる始めるにはちょうど良い水準だと思います。

リスク許容度2の過去の実績

2008年以降の運用成績は「超長期米国債」相当

以下はPortfolio Visualizerを利用して、リスク許容度2と残存期間が20年を超える米国債(TLT)との運用成績を比較したものです。外部サイトを利用した比較ですので、ウェルスナビの年1%という手数料は反映されていません。20年超の米国債とは、米国債の中ではハイリスクハイリターンな部類でやや株式に近いパフォーマンスを示すものです。

  • Portfolio 1:ウェルスナビ リスク許容度2
  • Portfolio 2:iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF(TLT)

リスク許容度2 vs TLT(米国債20年超)

出典:Portfolio Visualizer

リスク許容度2 vs TLT(米国債20年超)

出典:Portfolio Visualizer

ポートフォリオグロースを見ると、2019年時点で2つのポートフォリオの運用成績はほぼ同等になっており、リスク許容度2がおおよそ米国債(20年超)の運用成績に近いことが分かります。ただし、価格の振れ幅はリスク許容度2のほうが抑えられていますので、米国債(20年)よりもローリスクで、効率的にリターンを稼げてると言えます。

2008年から2009年にかけてはPortfolio 2(リスク許容度2)の成績が落ち込んでいます。これはリーマンショック発生に伴う落ち込みで、約15%の下落を経験しました。将来もリーマンショック同等の金融危機が発生した際には、おそらく投資額の15~20%ほどの損失を被る可能性があります。

手数料のことを忘れずに

ウェルスナビのデメリットの1つは、大きすぎる手数料の設定です。そのため、実際にはこの比較よりも実際の成績は劣ります。

【ウェルスナビ】最大のデメリットは手数料の高さ。今後のサービスの強化に期待したい
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また、2019年時点では「つみたてNISA」などの非課税制度も利用できませんので、その点は考慮した上で始めるかどうかを考えたほうが良いと思います。

リスク許容度2の将来予測

将来の利益予想

リスク2の20年後の予想損益

出典:Portfolio Visualizer

10000ドル(約105万円。2019年8月13日現在)投資したときの、リスク許容度2の20年後の予想損益は、最も中間的な運用成績で約26000ドル(約273万円。2019年8月13日現在)になります。20年でおおよそ投資額の2.7倍ですね。ただ、実際には手数料1%が足を引っ張りますので、現実的には20年で投資額がおよそ2倍前後に増えたら成功と考えて良いと思います。

これはドル建ての成績ですので、日本円での評価額は為替相場次第です。

最大損失見込み額

リスク2のマキシマムドローダウン

出典:Portfolio Visualizer

リスク許容度2のマキシマムドローダウンは最大で-46%まで分布します。これは、手っ取り早く言えば、資産が最大まで増えたあとに金融危機を経験した場合、資産の約46%(おおよそ半分)を失う可能性があることを示します。もちろん、これは計算での算出ですので、それ以上の損失を被る可能性もあります。参考までに、リーマンショック時の下落は-15.4%で、この下落幅はリスク許容度1の2倍です。

例えば「10万円投資して、2~5万円を失うのが怖い(100万円投資したなら、20~50万円の損失)」と考えるなら、リスク許容度は1を選ぶことをおすすめします。

このあたりは実際に運用をやってみて、相場と向き合ってみないと分からない点でもありますので、筆者個人としては100円から運用できる「つみたてNISA」のほうをオススメしたいです。

結果として、リスク許容度2はオススメなのか

★リスク許容度2をオススメできる人

  • ウェルスナビの手数料のことを納得できる人
  • 初めて投資を行なう人
  • ネットで「リスク許容度 おすすめ」などと検索して右往左往している人

上記に当てはまる人にはオススメできると思います。運用に慣れてきたらリスク許容度は変更したら良いので、最初からやたら高いリスク許容度を設定する必要はありません。

リスク許容度2は初心者向けですが、大きな損失を負う可能性はゼロではありません。最初はリスク許容度1から始めてもよいと思いますが、いかがでしょうか。

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まとめ

  • ウェルスナビの「リスク許容度2」は超長期の米国債(残存期間が20年以上)相当。5つのリスク許容度では低い部類だが、ミドルリスクミドルリターンと言って良い
  • リスクは低いが金融危機では投資額の20%~40%程度を失う可能性がある。リーマンショックではドル建てで、投資額の約15%を失った
  • 投資自体がはじめての人にオススメしたい。慣れてきたらリスク許容度は変えたらいい

偏見承知で語ると、ウェルスナビを利用したいと思う方はリスク許容度3ぐらいまでで十分リスクを取っていると思います。最初はリスク許容度1から始めてみて、なれたら3ぐらいに変えてみるのが良いと筆者は感じます。

手数料が高いことには留意してください。投資で唯一将来の成績をコントロールする方法は、手数料の低い投資を行なうことです。年1%の手数料は、2019年の水準としては高い部類ですので、その点は承知でご利用ください。

承知できないなら、つみたてNISAの利用をオススメします。

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ロボアド(ロボットアドバイザー)

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