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【ウェルスナビ】リスク許容度3の特徴。老後資産の形成にはバランスのよい組み合わせ

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ウェルスナビウェブサイト

この記事では、ロボアド「ウェルスナビ(WealthNavi)」のリスク許容度3について語ります。結論から述べると、以下のような話をします。

  • リスク許容度3はリスクを抑えた株式ファンド相当。5段階中の3なので「中間的」ではあるが、ややリスクを取るポートフォリオだと思う
  • 将来予想される損失は、投資額の20~60%程度を失う可能性。これを大きいと思うなら、リスク許容度2以下を選ぼう
  • 運用に成功すれば、20年で2倍程度お金が増えるだろう

筆者個人としては最初はリスク許容度1や許容度2でも良いと思います。ウェルスナビは途中でリスク許容度を変更できますので、慣れてきてから配分を変更しても遅くはありません。

なお、ウェルスナビは手数料の高い投資ですので、その点は承知の上で始めることをオススメします。

オススメのリスク許容度は以下の記事を。

【ウェルスナビ】おすすめのリスク許容度はどれか?過去実績から考えてみた
結論から述べると、ウェルスナビのオススメリスク許容度は「3」です。「1」でも良いのですが、ウェルスナビの高額な手数料の影響も無視できません。 この記事では、リスク許容度3(もしくは1)を提案する理由を紹介します。過去の実績に基...
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リスク許容度3とは

2008年以降の利回り・実績

リスク許容度3と同じポートフォリオの利回り・標準偏差
幾何平均利回り
(リターン)
5.62% / 年
標準偏差
(リスク)
10.76%
大きく儲かった年23.45%
(2013年)
大きく損をした年-22.37%
(2008年)

出典:Portfolio Visualizer

2008年から2019年までの、1年あたりの資産の成長率は5.55%でした。しかし、この利回りは毎年同じとは限らない点に注意が必要です。

ややハイリスク資産の多いバランスの良いポートフォリオ

ウェルスナビのリスク許容度3とは、選択できる5種類の「リスク許容度」の中で中間的な資産配分のことです。

ウェルスナビリスク許容度3

出典:ウェルスナビ

リスク許容度3のポートフォリオ

出典:Portfolio Visualizer

リスク許容度1およびリスク許容度2と異なり、物価連動債(TIP)が含まれません。株式の比率は約6割に達しており、どちらかといえばリスクを取る配分になっています(ウェルスナビの区分では中間的ですが、商品としてはリスキーだと思います)。

つみたてNISAの「バランスファンド~株式ファンド」相当

リスク許容度3はつみたてNISAのバランスファンド~株式ファンド相当で、少しリスクを取って運用したい人に向いています初心者はリスク許容度1ないし2が良いと個人的には思います。

【ウェルスナビ】リスク許容度1はあまりお金が増えない?いやいや大損するよりマシでしょ??
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【ウェルスナビ】リスク許容度2の特徴。投資初心者が選ぶならせいぜい「2」ぐらいまで
この記事では、ロボアド「ウェルスナビ(WealthNavi)」のリスク許容度2について語ります。結論から述べると、以下のような話をします。 リスク許容度2は超長期の米国債(20年超)相当の運用。株式ほどではないが、ミド...

リスク許容度3の過去の実績

2008年以降の運用成績は「全世界株式」相当

以下はPortfolio Visualizerを利用して、リスク許容度3とVT(バンガード・トータル・ワールド・ストック)との運用成績を比較したものです。外部サイトを利用した比較ですので、ウェルスナビの年1%という手数料は反映されていません。全世界の株式に投資するETFであるVTは、運用に慣れた個人投資家の投資先としてよく選ばれやすい商品の1つです。

  • Portfolio 1:ウェルスナビ リスク許容度3
  • Portfolio 2:VT(バンガード・トータル・ワールド・ストック)

リスク許容度3 vs VT

出典:Portfolio Visualizer

リスク許容度3 vs VT

出典:Portfolio Visualizer

ポートフォリオグロースを見ると、2019年時点ではリスク許容度3よりもVTのほうが高い成績になっています。とはいえ、2013年ごろまでは両者の運用成績はほぼ同等でした。リスク許容度3はVTよりも価格の振れ幅が抑えられており、ある程度のリターンと価格変動リスクを抑えたバランスの良い配分であると筆者は感じます。

グラフにはありませんが、リスク許容度3と同じ配分の、2008年の下落率は22.37%でした。将来、リーマンショックと同等の金融危機が生じた差異には、リスク許容度3は投資額の約22%前後を失う可能性があります。

手数料のことを忘れずに

ウェルスナビのデメリットの1つは、大きすぎる手数料の設定です。そのため、実際にはこの比較よりも実際の成績は劣ります。

【ウェルスナビ】最大のデメリットは手数料の高さ。今後のサービスの強化に期待したい
この記事では、ロボアド「ウェルスナビ(WealthNavi)」の手数料について語ります。結論から述べると、以下のような話をします。 ウェルスナビの手数料「年1%」は高い部類。投資では手数料にこだわることが成功の秘訣であ...

また、2019年時点では「つみたてNISA」などの非課税制度も利用できませんので、その点は考慮した上で始めるかどうかを考えたほうが良いと思います。

リスク許容度3の将来予測

将来の利益予想

リスク3の20年後の予想損益

出典:Portfolio Visualizer

10000ドル(約105万円。2019年8月13日現在)投資したときの、リスク許容度3の20年後の予想損益は、最も中間的な運用成績で約26000ドル(約273万円。2019年8月13日現在)になります。20年でおおよそ投資額の2.7倍ですね。実際には手数料1%が足を引っ張りますので、現実的には20年で投資額がおよそ2倍前後に増えたら成功と考えて良いと思います。

これはドル建ての成績ですので、日本円での評価額は為替相場次第です。

最大損失見込み額

リスク3のマキシマムドローダウン

出典:Portfolio Visualizer

リスク許容度3のマキシマムドローダウンは最大で-59.8%まで分布します。これは、手っ取り早く言えば、投資した資産が最大まで増えたあとに金融危機を経験した場合、資産の約60%を失う可能性があることを示します。もちろん、これは計算での算出ですので、それ以上の損失を被る可能性もあります。参考までに、リーマンショック時の下落は-22.7%で、この下落幅はリスク許容度1の約3倍です。

例えば「10万円投資して、2~6万円を失うのが怖い(100万円投資したなら、20~60万円の損失)」と考えるなら、リスク許容度は2以下を選ぶことをおすすめします。

このあたりは実際に運用をやってみて、相場と向き合ってみないと分からない点でもありますので、筆者個人としては100円から運用できる「つみたてNISA」のほうをオススメしたいです。

結果として、リスク許容度3はオススメなのか

★リスク許容度3をオススメできる人

  • ウェルスナビの手数料のことを納得できる人
  • ウェルスナビの運用にそこそこ慣れてきた人
  • 運用している資金を当分使う予定が無い人(老後資産目的で運用している人)

上記に当てはまる人にはオススメできると思います。運用に慣れてきたらリスク許容度は変更したら良いので、最初からやたら高いリスク許容度を設定する必要はありません。

リスク許容度3は金融危機時の損失見込み額がそこそこ大きくなっています。そのため、将来のある時期に一括で取り崩すような運用よりも、今すぐ利用する目的はないけど、なんとなく老後のことを見据えながら運用するようなイメージのほうが向いています

まとめ

  • ウェルスナビの「リスク許容度3」はリスクを抑えた株式ファンド相当。ウェルスナビの分類ではミドルリスクミドルリターンだが、実際にはややリスキーだと思う
  • 金融危機では投資額の20%~60%程度を失う可能性がある。リーマンショックではドル建てで、投資額の約22%を失った
  • ウェルスナビの経験者にオススメしたい。ぼんやりと老後資産のことを考える運用に向いている

偏見承知で語ると、ウェルスナビを利用したいと思う方はリスク許容度3ぐらいまでで十分リスクを取っていると思います。最初はリスク許容度1から始めてみて、なれたら3ぐらいに変えてみるのが良いと筆者は感じます。

手数料が高いことには留意してください。投資で唯一将来の成績をコントロールする方法は、手数料の低い投資を行なうことです。年1%の手数料は、2019年の水準としては高い部類ですので、その点は承知でご利用ください。

承知できないなら、つみたてNISAの利用をオススメします。

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  • 金融商品の時価は変動しますので、投資元本を割り込む可能性も承知の上で投資するようになさってください。
  • 本コンテンツで紹介している金融商品は、将来必ず値上がり・利益が生じるとは限りません。
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