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【ウェルスナビ】リスク許容度4の特徴。個人的にはややバランスが悪い配分と感じる

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ウェルスナビウェブサイト

この記事では、ロボアド「ウェルスナビ(WealthNavi)」のリスク許容度4について語ります。結論から述べると、以下のような話をします。

  • リスク許容度4はいわゆるハイリスクハイリターン。個人的にはややバランスが悪いポートフォリオのように感じる
  • 将来予想される損失は、投資額の30~70%程度を失う可能性。大きく損をする可能性がゼロではない点に注意
  • 運用に成功すれば、20年で2倍程度お金が増えるだろう

筆者個人としては最初はリスク許容度1や許容度2でも良いと思います。ウェルスナビは途中でリスク許容度を変更できますので、慣れてきてから配分を変更しても遅くはありません。

なお、ウェルスナビは手数料の高い投資ですので、その点は承知の上で始めることをオススメします。

オススメのリスク許容度は以下の記事を。

【ウェルスナビ】おすすめのリスク許容度はどれか?過去実績から考えてみた
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リスク許容度4とは

2008年以降の利回り・実績

リスク許容度4と同じポートフォリオの利回り・標準偏差
幾何平均利回り
(リターン)
5.55% / 年
標準偏差
(リスク)
12.99%
大きく儲かった年28.50%
(2013年)
大きく損をした年-28.96%
(2008年)

出典:Portfolio Visualizer

2008年から2019年までの、1年あたりの資産の成長率は5.55%でした。しかし、この利回りは毎年同じとは限らない点に注意が必要です。

ハイリスク資産の多いリターン重視のポートフォリオ

ウェルスナビのリスク許容度4とは、選択できる5種類の「リスク許容度」の中でハイリスクハイリターンな配分のポートフォリオです。

ウェルスナビリスク許容度4

出典:ウェルスナビ

リスク許容度4のポートフォリオ

出典:Portfolio Visualizer

リスク許容度2以前と異なり、物価連動債(TIP)が含まれません。株式の比率は約7割に達しており、リスクを取ってリターンを重視する配分になっています。

なお、リスク許容度4は純金の比率9.2%と、5つのリスク許容度の中で最も高い比率で保有しているのが特徴です。

個人的には、純金は価格変動が大きい割りに儲からない(つまり「ハイリスクローリターン」)のイメージが強く、そこまで高い比率でポートフォリオに組み込む必要がないと思っています。。。

つみたてNISAの「株式ファンド」相当

リスク許容度4はつみたてNISAの株式ファンド相当で、大きな損失を覚悟してでも利益を狙いたい人に向いています初心者はリスク許容度1ないし2が良いと個人的には思います。

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リスク許容度4の過去の実績

2008年以降の運用成績は「全世界株式」相当

以下はPortfolio Visualizerを利用して、リスク許容度4とVT(バンガード・トータル・ワールド・ストック)との運用成績を比較したものです。外部サイトを利用した比較ですので、ウェルスナビの年1%という手数料は反映されていません。全世界の株式に投資するETFであるVTは、運用に慣れた個人投資家の投資先としてよく選ばれやすい商品の1つです。

  • Portfolio 1:ウェルスナビ リスク許容度4
  • Portfolio 2:VT(バンガード・トータル・ワールド・ストック)

リスク許容度4 vs VT

出典:Portfolio Visualizer

リスク許容度4 vs VT

出典:Portfolio Visualizer

ポートフォリオグロースを見ると、2019年時点ではリスク許容度4よりもVTのほうが高い成績になっています。とはいえ、2013年ごろまでは両者の運用成績はほぼ同等で、2017年まではあまり運用成績の差がありませんでした。この期間、運用成績の良かったのは米国株式で、リスク許容度4よりも米国株比率の高いVTのほうが成績がよくなった、という形です。

グラフにはありませんが、リスク許容度4と同じ配分の、2008年の下落率は28.96%でした。将来、リーマンショックと同等の金融危機が生じた差異には、リスク許容度4は投資額の約29%前後を失う可能性があります。この損失は結構大きいと思います。

手数料のことを忘れずに

ウェルスナビのデメリットの1つは、大きすぎる手数料の設定です。そのため、実際にはこの比較よりも実際の成績は劣ります。

【ウェルスナビ】最大のデメリットは手数料の高さ。今後のサービスの強化に期待したい
この記事では、ロボアド「ウェルスナビ(WealthNavi)」の手数料について語ります。結論から述べると、以下のような話をします。 ウェルスナビの手数料「年1%」は高い部類。投資では手数料にこだわることが成功の秘訣であ...

また、2019年時点では「つみたてNISA」などの非課税制度も利用できませんので、その点は考慮した上で始めるかどうかを考えたほうが良いと思います。

リスク許容度4の将来予測

将来の利益予想

リスク4の20年後の予想損益

出典:Portfolio Visualizer

10000ドル(約105万円。2019年8月13日現在)投資したときの、リスク許容度4の20年後の予想損益は、最も中間的な運用成績で約26000ドル(約273万円。2019年8月13日現在)になります。20年でおおよそ投資額の2.6倍ですね。実際には手数料1%が足を引っ張りますので、現実的には20年で投資額がおよそ2倍前後に増えたら成功と考えて良いと思います。

これはドル建ての成績ですので、日本円での評価額は為替相場次第です。

中間的な運用成績はリスク許容度3の結果とほぼ同じですね。計算上は、投資家が得られる利益よりも、価格の振れ幅が拡大した影響が強いように感じます。個人的にはリスク許容度3のほうがバランスの良さを感じます

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最大損失見込み額

リスク4のマキシマムドローダウン

出典:Portfolio Visualizer

リスク許容度4のマキシマムドローダウンは最大で-71.5%まで分布します。これは、手っ取り早く言えば、投資した資産が最大まで増えたあとに金融危機を経験した場合、資産の約71%を失う可能性があることを示します。もちろん、これは計算での算出ですので、それ以上の損失を被る可能性もあります。参考までに、リーマンショック時の下落は-28%で、この下落幅はリスク許容度1の約4倍です。

例えば「10万円投資して、3~7万円を失うのが怖い(100万円投資したなら、30~70万円の損失)」と考えるなら、リスク許容度は2以下を選ぶことをおすすめします。

このあたりは実際に運用をやってみて、相場と向き合ってみないと分からない点でもありますので、筆者個人としては100円から運用できる「つみたてNISA」のほうをオススメしたいです。

結果として、リスク許容度4はオススメなのか

★リスク許容度4をオススメできる人

  • ウェルスナビの手数料のことを納得できる人
  • ウェルスナビの運用に慣れている人
  • 大きな損失の可能性に耐えられる人
  • 運用している資金を当分使う予定が無い人(老後資産目的で運用している人)

運用に慣れてきたらリスク許容度は変更したら良いので、最初からやたら高いリスク許容度を設定する必要はありません。

個人的にはリスク許容度4よりも3のほうがオススメです。将来予測の計算結果に基づくと、リスク許容度3と4のリターンはほぼ同等の中央値になるのに対して、リスク許容度3のほうが運用成績のブレが小さく収まっているからです。

純金を9%以上も組み込むメリットがわかりません。たぶん価格変動を抑えるための工夫なのでしょうが、個人的には選びにくいかな、と。

まとめ

  • ウェルスナビの「リスク許容度4」は一般的な株式ファンド相当。損失覚悟で利益を取りにくいポートフォリオなので、初心者にはオススメしがたい
  • 金融危機では投資額の30%~70%程度を失う可能性がある。リーマンショックではドル建てで、投資額の約28%を失った
  • 個人的にはリスク許容度4よりも3のほうをオススメしたい。そちらのほうがポートフォリオのバランスが良い(と筆者は感じる)

偏見承知で語ると、ウェルスナビを利用したいと思う方はリスク許容度3ぐらいまでで十分リスクを取っていると思います。最初はリスク許容度1から始めてみて、なれたら3ぐらいに変えてみるのが良いと筆者は感じます。

手数料が高いことには留意してください。投資で唯一将来の成績をコントロールする方法は、手数料の低い投資を行なうことです。年1%の手数料は、2019年の水準としては高い部類ですので、その点は承知でご利用ください。

承知できないなら、つみたてNISAの利用をオススメします。

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ロボアド(ロボットアドバイザー)

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