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【ウェルスナビ】リスク許容度5の特徴。損失覚悟で利益を取りに行くポートフォリオ

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ウェルスナビウェブサイト

この記事では、ロボアド「ウェルスナビ(WealthNavi)」のリスク許容度5について語ります。結論から述べると、以下のような話をします。

  • リスク許容度5は価格変動(リスク)の大きいポートフォリオ。個人的には価格変動の大きさのほうが気になる
  • 金融危機が発生した際に予想される損失は、投資額の30~80%程度を失う可能性。これを大きいと思うなら、リスク許容度2以下を選ぼう
  • 運用に成功すれば、20年で2倍程度お金が増えるだろう

筆者個人としては最初はリスク許容度1や許容度2でも良いと思います。ウェルスナビは途中でリスク許容度を変更できますので、慣れてきてから配分を変更しても遅くはありません。

なお、ウェルスナビは手数料の高い投資ですので、その点は承知の上で始めることをオススメします。

オススメのリスク許容度は以下の記事を。

【ウェルスナビ】おすすめのリスク許容度はどれか?過去実績から考えてみた
結論から述べると、ウェルスナビのオススメリスク許容度は「3」です。「1」でも良いのですが、ウェルスナビの高額な手数料の影響も無視できません。 この記事では、リスク許容度3(もしくは1)を提案する理由を紹介します。過去の実績に基...
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リスク許容度5とは

2008年以降の利回り・実績

リスク許容度5と同じポートフォリオの利回り・標準偏差
幾何平均利回り
(リターン)
5.16% / 年
標準偏差
(リスク)
14.94%
大きく儲かった年32.95%
(2013年)
大きく損をした年-34.56%
(2008年)

出典:Portfolio Visualizer

2008年から2019年までの、1年あたりの資産の成長率は5.16%でした。しかし、この利回りは毎年同じとは限らない点に注意が必要です。

ややハイリスク資産の多いバランスの良いポートフォリオ

ウェルスナビのリスク許容度5とは、選択できる5種類の「リスク許容度」の中でもっともハイリスクハイリターンになるポートフォリオです。つまり、大きく損をするかもしれないが、大きく儲かるかもしれない組み合わせ、ということ。

ウェルスナビリスク許容度5

出典:ウェルスナビ

リスク許容度5のポートフォリオ

出典:Portfolio Visualizer

物価連動債(TIP)は含まれません。株式の比率は80%を超え、リスクを取る配分になっています。株式以外の資産として純金が多く含まれている点はウェルスナビの特徴だと思います。

つみたてNISAの「株式ファンド」相当

リスク許容度5はつみたてNISAの株式ファンド相当で、大きな値動きが予想されるポートフォリオです初心者はリスク許容度1ないし2が良いと個人的には思います。

【ウェルスナビ】リスク許容度1はあまりお金が増えない?いやいや大損するよりマシでしょ??
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リスク許容度5の過去の実績

2008年以降の運用成績は「全世界株式」相当

以下はPortfolio Visualizerを利用して、リスク許容度5とVT(バンガード・トータル・ワールド・ストック)との運用成績を比較したものです。外部サイトを利用した比較ですので、ウェルスナビの年1%という手数料は反映されていません。全世界の株式に投資するETFであるVTは、運用に慣れた個人投資家の投資先としてよく選ばれやすい商品の1つです。

  • Portfolio 1:ウェルスナビ リスク許容度5
  • Portfolio 2:VT(バンガード・トータル・ワールド・ストック)

リスク許容度5 vs VT

出典:Portfolio Visualizer

リスク許容度5 vs VT

出典:Portfolio Visualizer

ポートフォリオグロースを見ると、リスク許容度5の成績はほぼVTの運用成績と似ています。これはリスク許容度5がほとんど株式から構成されているため、VTのポートフォリオと似ているためです。VTよりやや成績が低い理由は、VTよりも米国株比率が低かったためです(この期間、米国株の成績は良かった)。

グラフにはありませんが、リスク許容度5と同じ配分の、2008年の下落率は32.56%でした。これはドル建てでの下落率ですので、円建てでの損失は40~50%に達していたはずです。

手数料のことを忘れずに

ウェルスナビのデメリットの1つは、大きすぎる手数料の設定です。そのため、実際にはこの比較よりも実際の成績は劣ります。

【ウェルスナビ】最大のデメリットは手数料の高さ。今後のサービスの強化に期待したい
この記事では、ロボアド「ウェルスナビ(WealthNavi)」の手数料について語ります。結論から述べると、以下のような話をします。 ウェルスナビの手数料「年1%」は高い部類。投資では手数料にこだわることが成功の秘訣であ...

また、2019年時点では「つみたてNISA」などの非課税制度も利用できませんので、その点は考慮した上で始めるかどうかを考えたほうが良いと思います。

リスク許容度5の将来予測

将来の利益予想

リスク5の20年後の予想損益

出典:Portfolio Visualizer

10000ドル(約105万円。2019年8月13日現在)投資したときの、リスク許容度3の20年後の予想損益は、最も中間的な運用成績で約23000ドル(約241万円。2019年8月13日現在)になります。20年でおおよそ投資額の2.4倍ですね。実際には手数料1%が足を引っ張りますので、現実的には20年で投資額がおよそ2倍前後に増えたら成功と考えて良いと思います。

これはドル建ての成績ですので、日本円での評価額は為替相場次第です。

最大損失見込み額

リスク5のマキシマムドローダウン

出典:Portfolio Visualizer

リスク許容度3のマキシマムドローダウンは最大で-85.7%まで分布します。これは、手っ取り早く言えば、投資した資産が最大まで増えたあとに金融危機を経験した場合、資産の約85%を失う可能性があることを示します。もちろん、これは計算での算出ですので、それ以上の損失を被る可能性もあります。参考までに、リーマンショック時の下落は-32.6%で、この下落幅はリスク許容度1の約4倍です。

例えば「10万円投資して、3~8万円を失うのが怖い(100万円投資したなら、30~80万円の損失)」と考えるなら、リスク許容度は2以下を選ぶことをおすすめします。

このあたりは実際に運用をやってみて、相場と向き合ってみないと分からない点でもありますので、筆者個人としては100円から運用できる「つみたてNISA」のほうをオススメしたいです。

結果として、リスク許容度5はオススメなのか

★リスク許容度5をオススメできる人

  • ウェルスナビの手数料のことを納得できる人
  • ウェルスナビの運用に慣れている人
  • 運用している資金を当分使う予定が無い人(老後資産目的で運用している人)
  • 株式の成長にかけたい人

正直難しいところですが、リスク許容度4以上はリターン(利回り)よりもリスク(価格変動)の大きさのほうが目立ってしまい、将来の予想成績もかなり幅が広くなってしまっています。教科書的には高いリターンが出る可能性がもっとも高いものの、実際にはリスク許容度3程度で十分な気もします。

金融危機が生じると大きな損失が生じる可能性が高いポートフォリオですので、はじめてウェルスナビを運用する人にはオススメできません。経験者向けです。

まとめ

  • ウェルスナビの「リスク許容度5」は利回りを重視する代わりに価格変動の大きいポートフォリオ。個人的には価格変動の大きさのほうが気になる
  • 金融危機では投資額の30%~80%程度を失う可能性がある。リーマンショックではドル建てで、投資額の約32%を失った
  • ウェルスナビの経験者にオススメしたい。初心者にはオススメしない

偏見承知で語ると、ウェルスナビを利用したいと思う方はリスク許容度3ぐらいまでで十分リスクを取っていると思います。最初はリスク許容度1から始めてみて、なれたら3ぐらいに変えてみるのが良いと筆者は感じます。

手数料が高いことには留意してください。投資で唯一将来の成績をコントロールする方法は、手数料の低い投資を行なうことです。年1%の手数料は、2019年の水準としては高い部類ですので、その点は承知でご利用ください。

承知できないなら、つみたてNISAの利用をオススメします。

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  • 金融商品の時価は変動しますので、投資元本を割り込む可能性も承知の上で投資するようになさってください。
  • 本コンテンツで紹介している金融商品は、将来必ず値上がり・利益が生じるとは限りません。
  • 筆者調査の上で記事を執筆しておりますが、記事には不備・間違いが含まれる可能性がございます。必ず、あなたご自身が確認するようになさってください。
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