米国株投資

友だち追加

LINE@運用方針はユーザーサポートに掲載。

海外ETFを使った資産運用の始め方。個人投資家に人気の有名銘柄や体験談など一挙に解説

\シェアしてください!/

主に米国市場に上場するETF(海外ETF)は、商品の種類の多さと取引量の多さが魅力。2019年7月にマネックス証券、SBI証券、楽天証券が相次いで最低取引手数料を0円に引き下げたため、少額の投資でも気軽に購入できるようになりました。

海外ETFは1口あたりの価格が数十ドル~100ドル程度と安価です。「毎月少しずつ買って行く」という運用にも向いていますので、iDeCoやつみたてNISAを利用してもなお余剰資金があるようならば、ぜひ利用してみてください。

以下、海外ETFの特徴や有名商品を見ていきましょう!

スポンサーリンク

おさらい:海外ETFの特徴

銘柄は豊富だったが、取引手数料がこれまでのネックだった

★メリット

  • 日本の東証上場ETFよりも豊富な選択肢(一般的なものや高配当ETFなど)
  • 低コストな信託報酬(経費率)
  • 全体的に取引量が厚く、流動性リスクを抱えにくい

★デメリット

  • 購入手数料がかかる
  • ドル建てで管理する煩雑さ
  • 配当金は10%の現地所得税が引かれ、国内でも20%の課税がされる
海外ETFの特徴と魅力。全世界に投資してみたいあなたへ
投資を始めると、いろいろな個人ブログなどで「海外ETF」という聞きなれない言葉を見るようになります。「海外ETFで儲けている個人がいる」と聞くと、なんだか関心を持ちませんか? 例えば、つみたてNISAで人気の投資信託は「楽天・全世界株...

海外ETFはもともと種類が豊富で、魅力的な商品がたくさんありました。しかし、購入時にかかる手数料の問題で、ある程度の運用資産を持つ投資家向けのサービスといえました。従来、1口ずつ買うのは効率が悪かったのです。

取引手数料の大幅な引き下げで魅力的な商品に!

2019年7月にマネックス証券、SBI証券、楽天証券が相次いで最低取引手数料を0円に引き下げたため、海外ETFは少額投資家でも1口から購入できる魅力的な商品になりました

これは筆者がSBI証券で米国株を70.8ドルで1口購入したときの取引報告書ですが、この時支払った手数料はわずか36円(0.34ドル)!かつては500円も手数料を支払っていたことを考えると段違いです。

SBI証券で米国株を購入した時の取引報告書

出典:SBI証券の筆者口座の取引報告書。ご覧の通り、購入した銘柄は海外ETFではなく個別株ですが、海外ETFも同じです

投資初心者でも海外ETFの積極的な活用をオススメしたい

どうしても、

  • 初心者にはなじみのない「ETF(上場投資信託)」
  • 海外市場の商品で、基本的にはドル建てで管理する

という点は難しく感じるところでしょうが、海外ETFはとても素晴らしい商品が多いので、運用初心者の資産運用にも積極的に取り入れて良いと筆者は思っています。もちろん、iDeCoやつみたてNISAなどの非課税制度では買えないので、優先度的にはiDeCoやつみたてNISAの次に選んでよい商品となるでしょうか。

なお、一般NISAでは海外ETFを購入できます。ただし、2019年8月時点では一般NISAは2023年までの有限制度なので、これから一般NISA口座を開くのは少しメリットを生かせないかな、と感じるところです。

海外ETFの「超」有名銘柄紹介

海外ETFは種類が多すぎて、さすがに全てはカバーできませんので、有名どころなどを紹介してきます。

VT(バンガード・トータル・ワールド・ストック)

【海外ETF】VT(バンガード・トータル・ワールド・ストック)を用いた究極のインデックス投資
VT(バンガード・トータル・ワールド・ストック)はおそらく、日本で特に有名な海外ETFの1つです。「47カ国の約8000銘柄に投資する」という分散性の高さは、「インデックス投資の究極」と述べても良いと思います。 VTを選ぶメリットは、...

VTは「全世界の株式に、株式市場の時価総額比率に応じて投資する」という画期的な仕組みのさきがけになった商品です。米国の著名な資産運用会社である「バンガード」が運用しています。

日本では、「楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT投信)」を通じてVTに投資することもできます。つみたてNISAやiDeCoなどの非課税制度を利用するなら、楽天VT投信を選んだほうが良いです。

2019年8月時点で、VTの経費率は脅威の0.03%。同業他社(ブラックロックやSSGA)には真似できない水準です。

VOO(バンガードS&P500 ETF)

【海外ETF】VOO(バンガードS&P500 ETF)の特徴。驚愕の経費率でアメリカ株に投資できる優良銘柄!
結論から述べると、VOO(バンガードS&P500 ETF)は米国株の成長に賭けたい投資家にとって便利な銘柄の1つです。2019年以前は海外ETFの取引手数料はまだ高額でしたが、2019年に入りSBI証券、楽天証券、マネックス...

VOO米国の著名企業500社に投資するETFで「S&P500」指数に連動します。S&P500指数を構成する企業の多くはグローバルに活躍しており、世界的にも有名な企業が多いです。そのため、「世界的にも有名な米国企業への投資」と考え、VOOに投資する個人投資家もいます。

世界的な富豪であるウォーレン・バフェットが、自身の死後の資産運用にS&P500指数連動のETFを提案したことは有名な話です。

米国株式全体に投資するVTI(バンガード・トータル・ストック・マーケット)

【海外ETF】VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)の特徴。アメリカ株を全てカバーする優良銘柄!
結論から述べると、VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)はVOO同様に米国株の成長に賭けたい投資家にとって便利な銘柄の1つです。過去の株価を比較する限りは、VTIとVOOは相関性が極めて高いので、どちらを選んでも...

VOOの類似商品にVTI(バンガード・トータル・ストック・マーケット)があります。VTIは全米株式を投資対象としますので、VOOよりも米国市場のカバー率が高くなっています。

「VOOとVTIのどちらを選ぶか」はしばしば議論の対象になりますが、実績はほぼ同じです。

VTI vs VOOパフォーマンス比較

出典:Portfolio Visualizer

  1. Portfolio 1(青線):VTI
  2. Portfolio 2(赤線):VOO

HDV(iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF)

【海外ETF】「HDV(iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF)」の実際を語っていきます【4年保有実績あり】
インデックス投資を始めると、いろいろなサイトで「海外ETF」という言葉をみるようになります。 そんな中で異彩を放つ高配当ETFという商品をご存知でしょうか。私は2014年10月に買付したHDV(iシェアーズ・コア 米国...

HDVは、その名の通り米国の高配当株式に投資するETFです。2019年8月時点で分配金利回りは3%を超えており、配当金・分配金収入の関心のある個人投資家に向いている商品です。

筆者友人はHDVから長らく分配金を貰っているようで・・・うらやましいですね!

HDVからの分配金2018

出典:氷河期ブログ管理人の取引報告書

VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)というライバル商品も

海外ETFの高配当ETFは他にもあり、バンガードからはVYM(バンガード・米国高配当株式ETF)が販売されています。VYMは主に金融関連銘柄が中心になるものの、保有銘柄がHDVよりも多いため、1企業あたりの影響が小さくなっています。こちらの分配金利回りは2%後半程度です。

IEF(iシェアーズ・コア米国国債 7-10年 ETF)

【海外ETF】iシェアーズ・コア米国国債 7-10年 ETF「IEF」の特徴。手軽に購入できる米国債ETF
iシェアーズ・コア米国国債 7-10年ETF「IEF」は米国債のうち、残存期間が7~10年の米国債を投資対象にします。米国市場には様々な「米国債ETF」が上場していますが、その中で本商品はどちらかといえばハイリスクハイリターンな部類に属する...

IEF米国債のうち、残存期限が7~10年のものに投資するETFです。ETFなので米国債に直接投資するよりも、取引しやすいのがメリットです。

日本では東証上場シリーズとして「iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(証券コード:1656)」および「iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)(証券コード:1482)」も販売されています。IEFはその本家版です。

BND(バンガード・米国トータル債券市場ETF)

【海外ETF】バンガード・米国トータル債券市場ETF「BND」の特徴。アメリカの債券市場に幅広く投資
バンガード・米国トータル債券市場ETF「BND」は米国債を含む、米国の債券市場を幅広くカバーするETFです。記事執筆時点で米国債のカバー率は40%程度で、残りは政府保証付不動産担保証券(モーゲージ証券)や社債などから構成されています...

BNDはIEF同様に米国の債券に投資するETFです。しかし、米国債に限らず、社債などにも投資します。

BNDはIEFよりもやや価格変動が抑えられており、比較的リスクの低い資産として投資家が選ぶ傾向にあります。なお、ライバルのブラックロックからはAGG(iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF)が販売されています。

【海外ETF】iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF「AGG」の特徴。アメリカの債券市場に幅広く投資
iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF「AGG」は米国債を含む、米国の債券市場を幅広くカバーするETFです。記事執筆時点で米国債のカバー率は40%程度で、残りはモーゲージ・パススルー証券や社債、政府機関発行の債券などから構成されていま...

IEF vs AGG vs BNDのポートフォリオグロース
出典:Portfolio Visualizer

  1. Portfolio 1(青線):BND
  2. Portfolio 2(赤線):AGG
  3. Portfolio 3(黄線):IEF

個人的に資産運用に取り入れている(取り入れたい)「マニアック」な銘柄

カナダETF「EWC」

【海外ETF】iシェアーズ MSCIカナダ ETF「EWC」の特徴。カナダ愛が試される商品
iシェアーズ MSCIカナダ ETF「EWC」はカナダ市場に投資するためのETFで、米国市場に上場する海外ETFの1つです。 このEWC、なぜか日本の主要ネット証券(SBI証券やマネックス証券などの米国株を扱う証券会社)では購...

EWC(iShares MSCI Canada ETF)はカナダの株式市場の動向を示す「MSCIカナダカスタムキャップインデックス」に連動するETFです。この銘柄に投資すると、カナダの著名な株式に投資したのと同等の効果を得られます。

最小分散ETF「ACWV」

ACWV(iShares Edge MSCI Min Vol Global ETF)は、全世界株式を投資対象とするETFで、一見VTと似ています。しかし、価格変動リスクを抑えた「最小分散ポートフォリオ」を構築しており、その点でVTと運用方針が異なっています。

なお、ACWVはセカンドベンチマークとしてMSCI ACWIを採用しており、MSCI ACWI連動のETFに「ACWI(iシェアーズ MSCI ACWI ETF)」があります。当然ですが、普通はACWVよりもACWIのほうが選ばれます。

【海外ETF】iシェアーズ MSCI ACWI ETFを利用して全世界分散投資で資産を築く方法
米国市場に上場するiシェアーズ MSCI ACWI ETF(ティッカー:ACWI)は先進国23か国と新興国23か国が投資対象。たった1つでアメリカや日本、中国などへの世界分散投資を実現します。複利を利用した長期投資に適した銘柄の1つです。

海外ETFを利用した資産運用の始め方

海外ETFを扱い証券会社に口座開設しよう!

海外ETFを購入するためには、海外ETFを取引できる証券会社への口座開設が必要です。2019年8月現在で、主要ネット証券では、

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券

の三社が対応しています。このうち筆者はSBI証券とマネックス証券を利用して海外ETFを購入しています

SBI証券の口座開設手順と必要な時間・書類などを解説!
SBI証券の口座開設の流れを紹介。NISAは開く?預り金自動スィープサービスって何?など口座開設時に難しく感じるところを丁寧に紹介します

なお、外国株取引をはじめることで、口座管理料・口座維持費がかかったりはしませんのでご安心ください。手数料はETFを買うとき or 売るときのみ発生します。

SBI証券 + 住信SBIネット銀行だと為替取引がお得

一般に海外ETFを購入する際には、日本円から米ドルへの為替取引が必要です。海外ETFは日本円でも取引できますが、任意のタイミングでドル転したほうがお得なことが多いと思います。

日本円で海外ETFを取引した場合には、翌日の為替レートが適用されます。

この際、SBI証券と住信SBIネット銀行のペアを利用するとお得に日本円から米ドルに両替可能です。という理由もあって、筆者はSBI証券を主力に使っています。

まとめ

  • 海外ETFの取引は、マネックス証券、楽天証券、SBI証券の3社がオススメ。2019年7月に取引手数料が大幅に引き下げられ、最低取引手数料は無料になった
  • 人気商品にVTやVOO、VTIなど。HDVやVYMのような高配当ETF、BNDなどの債券ETFも個人投資家に人気
  • 東証には上場しない「マニアック」なETFを購入できる点も魅力。筆者はカナダ市場に連動するETFなどを購入している

非課税制度の面では、どうしてもつみたてNISAやiDeCoを優先すべきだと思いますが、その脇を固める商品としては良いと思います。投資先を世界に広げるための金融商品としてオススメです。

マネックス証券、楽天証券、SBI証券の3社なら取引手数料も恐ろしく安価なので、1口ずつ購入してみるのもオススメ。本当に良い時代になりましたね。

資産運用にオススメの証券会社

手数料が安く、取り扱い商品も多いため、少額資産運用に最適なネット証券です。 第三者評価機関調査で10回目の第1位に選ばれるなど人気の高さが特徴です。 安全にお金を増やしたい方に最適な、元本保証で高金利のハイブリッド預金目当てで開設される方も多くいらっしゃいます。

SBI証券の口座開設手順と必要な時間・書類などを解説!

SBI証券のおすすめポイント

株取引の口座(証券口座)を開設する方法と必要書類の解説

米国株投資

\シェアしてください!/






  • 金融商品の時価は変動しますので、投資元本を割り込む可能性も承知の上で投資するようになさってください。
  • 本コンテンツで紹介している金融商品は、将来必ず値上がり・利益が生じるとは限りません。
  • 筆者調査の上で記事を執筆しておりますが、記事には不備・間違いが含まれる可能性がございます。必ず、あなたご自身が確認するようになさってください。
  • 記事執筆時点の情報に基づくため、最新の情報とは差異が生じている可能性がございます。記述と現況が異なる場合には、現況を優先いたします。
  • 記事を参照したことで生じた損失の補填や保証などは一切行いません。
インストックネット

タイトルとURLをコピーしました