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【海外ETF】バンガード・米国トータル債券市場ETF「BND」の特徴。アメリカの債券市場に幅広く投資

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BNDウェブサイト

バンガード・米国トータル債券市場ETF「BND」は米国債を含む、米国の債券市場を幅広くカバーするETFです。記事執筆時点で米国債のカバー率は40%程度で、残りは政府保証付不動産担保証券(モーゲージ証券)や社債などから構成されています。

BNDはローリスクな資産の一つとして個人投資家が関心を持つことの多いETFです。「あの」バンガードの商品と言うこともあって、賢明な投資家に好かれやすいのだと思います。

では、特徴について詳しく見ていきましょう!

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BNDの基本情報

BNDとは

BND(バンガード・米国トータル債券市場ETF)は米国の資産運用会社「バンガード」が設定した上場投資信託(ETF)の1つで、米国の債券市場の動向を示す「ブルームバーグ・バークレイズ米国総合 インデックス」に連動する成績を目指します。

iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF
iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETFは、米国投資適格債券市場全般を表す指数と同等水準の投資成果を目指しています。

ブルームバーグ・バークレイズ米国総合債券インデックス(Bloomberg Barclays US Aggregate Bond Index)は、ブロードベースの主要指標。投資適格の米ドル建て固定金利課税債券市場を評価する。同指数には、国債、政府関連債、社債、MBS(エージェンシー固定金利およびハイブリッドARMパススルー)、ABS、およびCMBS(エージェンシーおよび非エージェンシー)が含まれる。

出典:ブルームバーグ米国総合インデックス | ブルームバーグ

名前が示すように、BNDの投資先はアメリカのみです。米国債に限らず、社債や政府保証付不動産担保証券(モーゲージ証券)など、様々な債券をポートフォリオに組み入れています。

経費率などのスペック情報

BNDの特徴(2019年8月23日時点)
正式名称バンガード・米国トータル債券市場ETF
ティッカーBND
経費率0.04%
配当利回り2.58%
配当月毎月
投資対象米国投資適格債
ベンチマークブルームバーグ・バークレイズ米国総合 インデックス
価格84.58(記事執筆時)
最新の価格は→ロイター
純資産424億ドル
(約4.5兆円)

分配金利回り

分配金利回りは記事執筆時点で2.58%です。米国債から構成されるETFであるiシェアーズ 米国国債 7-10年 ETF(ティッカー:IEF)の利回り(2.04%)よりも高くなっています。

投資対象:投資に適した安全性の高いアメリカの債券

BNDは米国の投資適格債に幅広く投資しており、記事執筆時点で8,000を超える銘柄を保有しています。以下は格付け会社「ムーディーズ」の格付けに準じるもので、ポートフォリオの約69%の債券が最高ランクのAaaに分類されています(2019年8月現在の米国債の格付けはAaaです)。

BND構成銘柄の格付け

出典:https://www.vanguardjapan.co.jp/retail/investment-products/funds/detailview/etf/0928/bond/portfolio/us

  • Aaa:信用力が最も高いと判断され、信用リスクが最低水準にある債務に対する格付
  • Aa:信用力が高いと判断され、信用リスクが極めて低い債務に対する格付
  • A:中級の上位と判断され、信用リスクが低い債務に対する格付
  • Baa:中級と判断され、信用リスクが中程度であるがゆえ、一定の投機的な要素を含みうる債務に対する格付。

※Ba以下は投機的(投資不適格債。別名ハイイールド債)に分類されます

出典:グローバル・スケール長期格付 | ムーディーズ

レイティングは必ずしも債券の安全性を保証するものではありませんが、それでもレイティングは一種の安心感をもたらすものだと思います。

資産構成

2019年8月23日時点でのBNDを構成する債券の種類は以下の通りです。

出典:https://www.vanguardjapan.co.jp/retail/investment-products/funds/detailview/etf/0928/bond/portfolio/us

ポートフォリオの4割は米国債です。米国債を除くと「政府保証付不動産担保証券(モーゲージ証券)」の他、企業の社債(資本財やファイナンスなど)から構成されています。

不動産担保融資の債権を裏付けとして発行された証券のこと。(中略)モーゲージ証券の代表的な例として、パススルー証券があげられる。

出典:モーゲージ証券(もーげーじしょうけん) | 野村證券

投資家が積極的にモーゲージ債に投資した理由はいくつかある。利回りが高く米国債を
上回るパフォーマンスを上げていること、大部分が政府系機関から元利金の保証がなされ
ており信用力は非常に高いものとみなされていること、米国国債市場並みの流動性がある
こと、及び、複雑なキャッシュ・フローを測定可能な優れたツールが開発済みであること、
などによる。

出典:米国モーゲージ債の特徴とリスクリターン特性 | 三菱UFJ信託銀行(pdf)

また、債券のデュレーション分布は以下のようになっています。

出典:https://www.vanguardjapan.co.jp/retail/investment-products/funds/detailview/etf/0928/bond/portfolio/us

2019年8月時点で平均デュレーションは6年と中間的です。債券ETFの値動きの大きさはポートフォリオの「デュレーション(残存期間)」と相関しており、デュレーションが長いほど値動きが大きくなります。そのため、BNDは債券ETFの中ではミドルリスクミドルリターンな位置づけの商品と言えます。

運用パフォーマンス

BND株価チャート

出典:google finance

記事執筆時点では、BNDの価格は上昇する傾向にあります。これは米国市場の金利が下がってきているためです。

米国10年債金利推移

出典:https://www.sbisec.co.jp/ETGate/?_ControlID=WPLETmgR001Control&_PageID=WPLETmgR001Mdtl20&_DataStoreID=DSWPLETmgR001Control&_ActionID=DefaultAID&burl=iris_indexDetail&cat1=market&cat2=index&dir=tl1-idxdtl%7Ctl2-US10YT%3DXX%7Ctl5-jpn&file=index.html&getFlg=on

債券価格は金利と反比例の関係にあり、金利が下落すると債券価格は上がります(金利が上昇すると債券価格は下がる)。そのため、BNDに限らず、債券ETFは金利と反比例の価格になります。

IEF(米国債7-10年ETF)、AGG(iシェアーズ総合債券市場ETF)と比較

Portfolio Visualizerを利用して、BNDとAGG、IEFのパフォーマンスを比較してみました。

  1. Portfolio 1(青線):BND(バンガード米国トータル債券市場)
  2. Portfolio 2(青線):AGG(iシェアーズ米国総合債券市場)
  3. Portfolio 3(赤線):IEF(米国債7-10年)
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IEF vs AGG vs BNDのポートフォリオグロース

出典:https://www.portfoliovisualizer.com/backtest-portfolio#analysisResults

IEF vs AGG vs BNDの年リターン

出典:https://www.portfoliovisualizer.com/backtest-portfolio#analysisResults

この比較によると、BNDとAGGはほぼ同じ値動きをしています。というのも、AGGもブルームバーグ・バークレイズ米国総合 インデックスをベンチマークにするライバル商品で、BND同様に米国債とモーゲージ証券を主体にポートフォリオを組んでいるからです。

この比較ではAGGのほうが若干良い成績になっています。ただ、ほとんど誤差みたいな差ですので、好きなほうを選べば良いと思います(BNDのほうが経費率引き下げの可能性は高いと思います)。

ちなみに個人投資家がよく話題にするのはBNDだと思います。

BNDの配当(分配金)を貰って実感。老後に向けての債券型海外ETFは良い
海外ETFのBND(米国トータル債券ETF)より分配金が入っていました。金額としては少ないのですが、時間をかけて元本部分を積み増していけば、老後の生活にゆとりが出来そうです。

なお、BNDもAGGもIEF(米国債7-10年ETF)よりは値動きが小さくなっています。これはポートフォリオのデュレーションが約6年とIEFよりも短いためです。

購入できる主な証券会社

  • SBI証券
  • マネックス証券
  • 楽天証券
  • サクソバンク証券

筆者はSBI証券で海外ETFを買っています。住信SBIネット銀行で米ドルを購入し、その米ドルをSBI証券に送金して、購入代金に充てています。

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まとめ

  • BNDは米国市場の債券を幅広くカバーするETF。財務省発行の債券(米国債)に限らず、投資適格の社債やモーゲージ債を広くカバーする
  • 配当利回りは2~3%前後。米国債7-10年ETF(IEF)の利回りよりも高め
  • ライバル商品はAGG(iシェアーズ米国総合債券市場)。過去のリターンではわずかに劣ったが、個人投資家の中で人気が高い

BNDは結構扱いやすい債券ETFだと思います。利回りと値動きのバランスが良いので、ローリスク資産の投資先としてオススメです。何より、関心を持つ個人投資家が多いので、「みんなが話題にする」と言う点で安心できると思います。

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