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【海外ETF】初めて買ったETFは「PFF(iシェアーズ 優先株式&インカム証券 ETF)」!利回り5%超に惹かれました!

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突然ですが、人生で始めて買った海外ETFは「PFF(iシェアーズ 優先株式&インカム証券 ETF)」でした。利回りが5%超えててすごい!と知り、さらには毎月分配金が出てくるということで、「いやー海外にはすばらしいETFがあるね」と購入したのです。

ただ、事実としてはPFFは配当金利回りこそ高いものの、パフォーマンス自体はそこまで高くない、という特徴があります(余裕でS&P500指数に負けてます)。という事実もあって、最近はそこまで積極的に買わなくてもいいかな、と思ってるところです。

というわけで、本記事では「PFF(iシェアーズ 優先株式&インカム証券 ETF)」の特徴を解説してきます。

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PFFの基本的な特徴

PFFとは

PFF(iシェアーズ 優先株式&インカム証券 ETF)は米国の資産運用会社「ブラックロック」が設定した上場投資信託(ETF)の1つで、米ドル建ての優先株式やハイブリッド証券に投資を行ないます。「ICE 上場優先株式 & ハイブリッド証券 インデックス」に連動する成績を目指します。

 The iShares U.S. Preferred Stock ETF (PFF) provides exposure to U.S. preferred stocks, which have characteristics of both bonds and stocks, and provide income competitive with high yield bonds.

出典:ICE DATA SERVICES SELECTED AS THE NEW BENCHMARK PROVIDER FOR BLACKROCK ISHARES U.S. PREFERRED STOCK ETF | ICE

優先株式とハイブリッド証券

優先株式やハイブリッド証券など、普段聞きなれない言葉が混じっていますね。

普通株式とは異なる条件や権利を付した種類株式のうち、普通株式に比べて、剰余金の配当を優先的に受ける、あるいは残余財産の分配を優先的に受ける、あるいは両方について優先的に受ける、という権利をもつ株式のこと。

出典:優先株式(ゆうせんかぶしき) | 野村證券

ハイブリッド証券とは、債券、株式の性質を併せ持つ(ハイブリッド)証券のことで、具体的には劣後債や優先証券などが挙げられます。

出典:ハイブリッド証券 | 大和投資信託

日本では、おそらく伊藤園の優先株式(伊藤園第1種優先株式)がもっとも知られていると思います(そもそも知名度は低いのだけど)。この株式は議決権がない代わりに配当利回りが1.25倍高く設定されています。優先株式とはこのようななんらかの条件が付く代わりに、インカムが高く設定されているような商品のことです。

経費率などのスペック情報

PFFの特徴(2019年9月10日時点)
正式名称iシェアーズ 優先株式&インカム証券 ETF
ティッカーPFF
経費率0.46%
配当利回り5.46%(!)
配当月毎月
投資対象米ドル建ての優先株式 + ハイブリッド証券
ベンチマークICE 上場優先株式 & ハイブリッド証券 インデックス
価格37.22(記事執筆時)
最新の価格は→ロイター
純資産165億ドル
(約1兆7655億円)

分配月は毎月!10日前後に入金されてます

PFFの分配月は毎月です。1口あたりの1回の分配金は約0.16~0.18ドル相当と大した金額ではありませんが、投資額が増えるとその分だけ毎月の分配金も増えるので嬉しいですね。

PFFの分配月

出典:https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239826/ishares-us-preferred-stock-etf#/

ちなみに、SBI証券を利用する筆者口座では、およそ毎月10日頃に分配金が入金されています

ちなみに投資信託の毎月分配型とは性格が異なるものです(タコ足ではない)。

PFFの主な投資先:主に金融株など478銘柄を保有

PFFの投資先はほとんどが米国上場企業の株式で、2019年9月11日時点で478銘柄に投資しています。銀行や金融の比率が高い点が特徴です。

PFFのセクターポートフォリオ

出典:https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239826/ishares-us-preferred-stock-etf#/

ちなみに2008年のリーマンショック時、PFFの最大下落率は54.40%で、これはS&P500指数連動のETF(SPY)の48.23%を上回りました。配当利回りは高いものの、SPYに比べるとリターンが低く、長い目で見ればSPYを買ったほうが儲かった、というのが現在までのPFFの特徴になっています。

  1. Portfolio 1(青線):PFF(iシェアーズ優先株式&インカム証券 ETF)
  2. Portfolio 2(赤線):SPY(SPDR S&P500 ETF)

PFF vs SPYポートフォリオグロース

出典:https://www.portfoliovisualizer.com/backtest-portfolio#analysisResults

他の高配当ETFとの比較

SPYD(S&P500高配当ETF)との比較

以下はSPYD(S&P500高配当ETF)とのパフォーマンスを比較したものです。

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  1. Portfolio 1(青線):SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)
  2. Portfolio 2(赤線):PFF(iシェアーズ優先株式&インカム証券 ETF)
  3. Portfolio 3(黄線):VOO(バンガードS&P500 ETF)

SPYD vs PFF vs VOOポートフォリオグロース

出典:https://www.portfoliovisualizer.com/backtest-portfolio#analysisResults

この期間の比較でみると、PFFは配当利回りこそ高いものの、値上がり益は限定的で、SPYDよりも低いリターンにとどまっていることが分かります。配当の再投資こそが高いリターンを得るためには大切ではありますが、そもそもあまり値上がりしないのであれば少し考え物です。

一方、2016年以降の期間では、PFFの株価変動は小さく抑えられている特徴もあります。リーマンショックのような金融危機では大きく値下がりするものの、それ以外の期間ではあまり損失を気にせず投資できる特徴があるように思います。

HDV・VYMとの比較

以下はHDV、VYMとのパフォーマンスを比較したものです。

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  1. Portfolio 1(青線):PFF(iシェアーズ優先株式&インカム証券 ETF)
  2. Portfolio 2(赤線):VYM(バンガード 米国高配当株式ETF)
  3. Portfolio 3(黄線):HDV(iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF)

PFF HDV VYM ポートフォリオグロース

出典:https://www.portfoliovisualizer.com/backtest-portfolio#analysisResults

PFF HDV VYM インカム

出典:https://www.portfoliovisualizer.com/backtest-portfolio#analysisResults

HDVやVYMとの比較においても、PFFは配当利回りの高さに対して、値上がりでのリターンが低く、価格変動が低く抑えられている(標準偏差が小さい)といった特徴を持っています。安定的なインカムは期待できるものの、最終的にはHDVやVYMに投資したほうが儲かった、と言えます。

他の高配当ETFと比較すると

  • PFFの配当利回りは魅力的である
  • PFFは大きな値上がりを期待しにくく、他の高配当ETFに劣後しがちである
  • 金融危機時を除けば、値動きは小さくなりやすい

一般NISAで2016年から保有。もらった配当金は35ドル

筆者はPFFを2016年から一般NISAで保有していました(ほんの数口だけ)。SBI証券なら、一般NISAで外国株・海外ETFを購入すると、購入代金がゼロ円になるキャンペーンを行なっていたため、お試しで6口だけ買っていました。

その6口からもらった合計金額は約35ドル。PFFを1口買えるだけの金額ですね。

その後はつみたてNISAに移行したため、しばらく海外ETFを買うことはありませんでした。しかし、2019年7月の米国株の取引手数料が引き下げられたことをきっかけに、また海外ETFを買う機会が増えてきました。

他のページにも書きましたが、分配金が出ないインデックス投資の積み立てはどうしても「楽しみが無い」んですよね。その点で、PFFはその楽しみを満たしてくれる商品です(毎月分配金が貰えるのですから!)。

PFF自体が他のETFの成績に劣後しているのは上述の通りです。しかし、他のETFやインデックスファンドと組み合わせて保有するならば、多少成績が低くても気にならないと思います。PFFのみだと、どうしても値上がりの取りこぼしが生じるため、あくまでポートフォリオに少し加える程度の保有が良いかなと個人的には考えています。

購入できる主な証券会社

  • SBI証券
  • マネックス証券
  • 楽天証券
  • サクソバンク証券

筆者はSBI証券でPFFを買っています。住信SBIネット銀行で米ドルを購入し、その米ドルをSBI証券に送金して、購入代金に充てています。

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まとめ

  • PFF(iシェアーズ優先株式&インカム証券 ETF)は米ドル建ての優先株式などに投資
  • 配当利回りは5%を超えるものの、値上がり益が低くなりやすい。他の高配当ETFに比べると、価格変動が小さく、キャピタルゲインで負ける
  • 分配金は毎月10日頃に貰える。無分配のインデックスファンドなどと組み合わせると、気持ち的に運用を長く続けるモチベーションに??

個人的には、これからはSPYDやHDVのほうを買おうかなと思いますが、ポートフォリオに少量含めておく分には悪くないと思っています。やっぱり毎月分配金を貰えるって、ありがたいですね。

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