資産運用のオススメはたった1つだけ!サラリーマンが知りたい資産形成術

資産運用の方法でお悩みですか?

「金融商品はたくさんあるから、好き勝手に選んで資産運用してね」って実はすごく難しいんですよね。

  • あまりにも自由度が高すぎて、どこから手をつけて良いかわからない
  • しかも、せっかく運用に取り組んだのに、失敗してお金無くしたらいやだし・・・

昔は筆者も、ただ適当に株式などを売買することが資産運用だと思っていましたが、今は違います。

実は資産運用には定番的な手法がいくつかあり、その中でも比較的うまく行く確度の高い方法があることも知ったのです。

それが、世界の株式に分散投資し、世界経済の成長の分だけ、あなたの資産を増そうとする方法。

あなたはこの記事をご覧になることで、「インデックスファンドを用いた資産形成の方法」を学ぶことができます。

指数「MSCIコクサイインデックス」に連動する投資信託に毎月積立投資するだけの、極めて王道的で簡単な資産運用の方法です。

元LINEの田端信太郎氏や藤沢数希氏ら著名人もツイッターで言及したことがあるんですよ。

以下、あなたがサラリーマンであることを念頭に、「毎月の固定収入 + 年2回のボーナス収入」という一般的な家計であることを前提に話を進めます。

記事のポイント

  • 金融庁が推奨する資産運用は分散・長期・積立投資。リスクを分散し、安定的なリターンを得るために必要な考え方
  • MSCIコクサイインデックスに連動する投資信託(例えば、eMAXIS slim 先進国株式インデックス)に毎月積立投資をしよう。つみたてNISAを併用するとおトク
  • あなたの資産運用は毎月お金を積み立てるだけなので簡単。お金を捻出できない場合には、副業などを通じて稼ぎを増やすか、余計な支出を見直すかしよう

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一般的なサラリーマンにオススメする資産運用

そもそも金融商品は種類が多すぎる!

資産運用で選択できる金融商品にはたくさん種類があるので、まずここでつまづくことが多いですよね

以下は代表的な金融商品のリスクの程度(≒ リターンの大小に相当)を示したものです。

代表的な金融商品の種類とリスクの程度
金融商品名 リスクの程度
個人向け国債
利付国債(日本国債)
社債 低~中
MMF・MRF
投資信託
(債券主体)
低~中
投資信託
(株式主体)
株式
先物・FX・信用取引
(証拠金取引)
REIT
(不動産投資信託)
現物不動産投資
(100%自己資金)
現物不動産投資
(ローン有り)

リスクの目安は1年間の値動きに基づき、ざっくりと分類した

  • リスク低:約2%以内
  • リスク中:約2~10%以内
  • リスク高:10%以上

「この中から好きに選んでください」と言われても困りますよね。

だから、サラリーマンの収入に合致した「コア・サテライト」方式で考えよう

弊サイトでは「コア・サテライト運用」を資産運用の方法として紹介しています。

  • コア部分:長期かつ安定的に運用できる商品を選ぶ
  • サテライト部分:コア部分よりも高いリターンを求めて積極的に運用する

関連記事:コア・サテライト戦略で考える資産運用の方法

この運用では、

  • コア部分(必須):毎月の給与で投資できるiDeCoやつみたてNISAなど、「長期・分散・積立」に該当する商品
  • サテライト部分(任意):ボーナスで配当金(インカムゲイン)や株主優待の獲得を目指す

と、毎月の給与とボーナスに適切な金融商品を選んで運用するものです。

ただ、ボーナスが出ない会社もありますから、サテライト部分はあってもなくても大丈夫です。

関連記事:ボーナスで資産運用を始めよう!何かオススメはある?

以下では、コア部分に該当する「長期・分散・積立」投資できる金融商品を、税制優遇制度「つみたてNISA」を用いて実現する方法を紹介します。

つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です
出典:つみたてNISAとは | 金融庁

正直、「普通の人」は、ビットコインやロボアド、ソーシャルレンディングなど使う必要はなく、投資信託の積み立て(積立投信)を行えば充分です。

資産運用は「長期・分散・積立」投資を取り入れよう

金融庁が考える資産運用とは

日本の投資環境を管轄する金融庁は「貯蓄から投資へ」の旗振り役であると同時に、私達が着実に資産形成するための投資環境を整えてきました。

この「貯蓄から投資へ」。

「ギャンブルだ」とか「騙されない」とか言われ放題ですが、金融庁自体は決して投機的な取引や、運用会社だけが儲けるための商品への投資は推奨していません

投資対象と投資時期の分散を行うことで、中長期的に安定的なリターンを実現することが可能

  • 投資対象をグローバルに分散させることで、世界経済の成長の果実を享受することが可能に
  • 投資時期の分散(積立投資)により、高値掴み等のリスクの軽減が可能に
  • 長期で保有することにより、リターンの安定化が可能に

出典:国民の安定的な資産形成の促進:「貯蓄から資産形成へ」(1/2)| 平成27事務年度金融レポート 主なポイント(金融庁)

ポイントは3つです。

  • 分散
  • 積立
  • 長期

なぜ、積立投信が資産運用に適しているのか

積立投信は、毎月一定額を、長期に渡って投資信託に積み立て、資産を築くことを目指します

ところで、資産運用によくある悩みは、運用するお金と金融商品選びです。

  • 今お金がないから、資産形成に取り組めない
  • お金はあるけど、どの種類の金融商品を選べば良いかわからない or いつ買えばよいかわからない

積立投資は以下のようなメリットで、上記問題を解決できるのです。

  • 毎月積み立てれば良いのでまとまったお金は不要
  • 毎月積み立てるので、購入価格はあまり意識しなくて良い(ならされてしまうため。「ドル・コスト平均法」と言います)

積立投信なら誰でも簡単に取り組める

  • あなたの属性を問わない
  • 投資の知識がなくても良い
  • 日常の手間がかからない
  • それでいて将来への備えができている
  • 積立投信では借金は絶対にない(あなたが金融機関から自発的にお金を借りない限り)

関連記事:最強の資産運用が積立投信である5つの理由

つまり、積立投信なら証券口座さえ用意すれば、あなたが何者であってもできる資産運用です。

  • ごく普通の20代や30代の
  • 会社員や主婦、フリーターが
  • 毎月給与の1割程度を
  • 老後までの時間まで積み立てる

金融庁は本気だから「つみたてNISA」を作った!

ところで、この積立投信は2018年から開始された「つみたてNISA」に最適な運用方法です。

つみたてNISAを使って投資信託を購入すると、運用で得た利益に税金がかからないので、すごくおトクなんです。

よって以下では、つみたてNISAに対応した投資信託を利用して、積立投信を行い資産形成する、という前提の下で話を進めます。

具体的にどの投資信託で資産運用すればよいか

では、「分散」を回収します。

先進国株式に簡単に分散投資できる「MSCIコクサイインデックス」

これはMSCIコクサイインデックスを使います。

Modern Index Strategy Indexes – MSCI(英語)

日本を除く先進22カ国の株式(1,000社以上)から構成される株価指数で、日経平均株価やTOPIXの先進国市場版とお考えください。

MSCIコクサイインデックスの構成国

アメリカ カナダ オーストラリア ベルギー デンマーク
フィンランド フランス ドイツ アイルランド イスラエル
イタリア オランダ ノルウェー ポルトガル スペイン
スウェーデン スイス イギリス オーストラリア 香港
ニュージーランド シンガポール

MSCIコクサイインデックスという指数に「投資」すると、あなたは先進22か国の株式に分散投資したことになります

「え?」「は?」って感じですが、簡単に世界中の株式に投資できるんです。

ただ、「MSCIコクサイインデックス」は単なる数値情報で商品ではないので、MSCIコクサイインデックスに「投資」できる投資信託を購入して運用します。

2018年3月末現在で著名なものとして、

などの名前が挙がります。

これから積み立てを始めるなら、現在最も人気がある「emaxis slim 先進国株式インデックス」をお選びください

いくら利益が出そう?

野村アセットマネジメントのシミュレーションツールである投信アシストに基づくと、MSCIコクサイインデックスの過去の成績は以下の通りです。

  • 年平均リターン:8.9%
  • リスク(標準偏差):18.9%

出典:投信アシスト(2017年3月時点)
※この数値は、100万円投資すると1年後の成績は「68%の確率で108万円 ± 18.9万円(8% ± 18.9%)になる」と読む

もし、毎月2万円の積み立てを20年間継続すると、総額480万円に対して運用期待値は平均1,076万円になります(明治安田アセットマネジメントの投資シミュレーションツールを利用)。

資産形成シミュレーション結果

なぜ「MSCIコクサイインデックス」はオススメなのか

MSCIコクサイインデックスに「投資」すると、あなたは先進22か国の1000を超える株式に分散投資したことになります。

一方、あなたが思い浮かべる資産運用(通常の株式投資や債券投資)では、投資先が1つ~少数の企業の株式や債券など、特定の商品に集中しやすいデメリットがあります。

  • もし、その企業が倒産してしまったら?
  • 大企業だって経営破たんすることあるじゃない?

もし、運用に失敗すれば、あなたが汗水垂らして得た資産の多くは紙くずになります

それは困りますよね?

しかし、MSCIコクサイインデックスを用いた「世界分散投資」は、一国の1企業の株式がどうなろうと、あなたの資産には影響を与えません

1,000社以上の企業へ分散投資されるため、1社あたりの影響は極めて小さくなるからです。

もし業績の悪い企業が混じっていたとしても、総合的に構成企業の株価が上がってくれば、それがあなたの利益になります。

何年ぐらい運用すればいいの?

つみたてNISAの期間である20年、継続を目指しましょう。

過去の実績に基づくと、運用期間が長期になるほど、運用収益はプラスになりやすくなる、と指摘されています。

関連記事:投資信託は何年運用し続ければよいのか?

運用している最中に、もしリーマンショックのような下落相場が来たら

相場が下落しても積み立てを継続します。

積立投信は現在の時価総額に一喜一憂するような運用はしません

機械的に積み立てを継続し、将来利益が乗っているタイミングで取り崩します。

投資信託は100円から購入できますから、最初は積み立てるとどうなるのかを試すのが良いです。

ここまでまとめると

  • 「長期・分散・積立」投資を選ぶ理由はリスクの分散
  • 「長期・分散・積立」投資を実現できる商品がMSCIコクサイインデックスに連動する投資信託。代表例は「emaxis slim 先進国株式インデックス」

一行で述べると、emaxis slim 先進国株式インデックスをつみたてNISAで買おう、という話です。

積立投信による資産形成を実現するために

いつ積み立てればいい?

給料日の直後です。

月収の9割で1ヶ月生活することを目指してみてください。

資産を築いた優れた個人投資家はみな、そうやって原資を作っています。

“自ら貧乏を圧倒する”ために彼が編み出したのが、「四分の一天引き貯金」。あらゆる定期収入を、入ると同時に四分の一を天引きし、貯金してしまう。さらに臨時収入は全部貯金して、通常収入増加のもとに織り込むという方法だ。
出典:貧乏暮らしから巨額の資産家に・・・ バフェット流投資を体現した日本人 本多静六の教え | 東証マネ部

年収が低くて、お金がない人はどうしたら・・・

ざっくりと以下のように考えます。

  • 世帯年収が300~400万円を割ってくるなら収入増を
  • 世帯年収が300~400万円を超えているなら支出のコントロールを

世帯年収が低い場合には、副業などを通じて収入を増やす方法を考えます

一方、無駄な支出になりやすいものとして以下が挙げられます。

  • 多重にかけている生命保険:保険内容を確認して、不要なものは解約を
  • 通信費:スマートフォンやインターネットの契約サービスをまとめたり、格安スマホの検討も
  • 未使用の月額契約料:取ってるけど読んでない新聞、月額サービス、ウォーターサーバーなど、無くても生活できるもの
  • 外食費や遊興費など

支出を上手く節約することも資産運用の一環です。

まずは3000円ぐらいの少額投資でも良いので、毎月の家計を見直してみましょう。

関連記事:「はじめての人のための3000円投資生活」に基づく少額投資の始め方

どこで積み立てればいい?

インターネット取引を提供するネット証券です。

手順は簡単です。

  1. インターネットから証券口座を開設する
  2. ATMからお金を入金する
  3. 証券会社のウェブサイトで積立投信を設定する
  4. 必要に応じて、普段使いの銀行口座から引き落としを設定する(給与を使う前に積み立てを行う)

パソコンやスマホから取引できますので、土日に申し込むこともできますよ!

以下は筆者が利用するSBI証券で「つみたてNISA」を使い、積立投信を申し込む方法を紹介した動画です。

MSCIコクサイインデックスの評判ってどう?

MSCIコクサイインデックスがどのぐらい使われているかは、ツイッターをご覧ください。

MSCIコクサイ | ツイッター検索

他の金融商品を一番にオススメしなかった理由

さまざまある資産運用において、投資信託以外の金融商品を1番にオススメしなかった理由を紹介します。

個人向け国債・社債・利付国債など

いずれも利回りが低いため、現役世代が将来に備える資産運用としては使いにくいです。

どちらかといえば、既に失いたくないお金を持っている人が使う金融商品ですよね。

関連記事:債券投資でローリスクな資産運用を始めよう!

株式投資(REITやETF含む)

株式投資は、ここまで述べた積立投信を行い、余ったお金でやれば良いと思います。

ボーナスを使って運用する方法もありますので、お金を配分する詳しい考え方は下記の記事をご覧ください。

関連記事:コア・サテライト戦略で考える資産運用の方法

なお、儲かる株式を捕まえて、上手く利益を追求する運用は、誰でも簡単に、とは行きません。

「片手間で簡単に資産を築く」という意味では、積立投信に劣ります

FX・先物・その他の証拠金取引

資産運用というより投機(ギャンブル)なので、万人にはオススメできません

ビットコインや仮想通貨

ビットコインや仮想通貨は裏づけがないので、いつでも簡単に無価値になるリスクを持っています。

お金を持っている投資家向きの金融商品(?)です。

ちなみにビットコインで一発逆転を目指すのは資産運用ではなく、投機ですよ!

ロボアド(ロボットアドバイザー)

実はロボアドを用いた資産運用も、ここまで述べてきた分散・長期・積立投資を実現できます。

よく分からなければ、WealthNaviのようなロボアドを使うのでも、実は大丈夫なんです。

が、ロボアドの唯一の弱点は手数料が高いこと。

例えば、WelthNaviの運用コストは、eMAXIS slim 先進国株式インデックスの約5倍です。

「手数料が高くてもよければ」という条件つきで、弱くオススメしておきます。

現物不動産投資

初期投資として数百万円近いお金が求められるので、万人にはオススメできません。

そもそも、「購入しても入居者がいない」では、ただ毎月の負担だけが増えますので投資失敗です。

「片手間で簡単に資産を築く」という意味では、積立投信に劣ります

まとめ

  • 金融庁が推奨する資産運用は分散・長期・積立投資。リスクを分散し、安定的なリターンを得るために必要な考え方
  • MSCIコクサイインデックスに連動する投資信託(例えば、eMAXIS slim 先進国株式インデックス)に毎月積立投資をしよう。つみたてNISAを併用するとおトク
  • あなたの資産運用は毎月お金を積み立てるだけなので簡単。お金を捻出できない場合には、副業などを通じて稼ぎを増やすか、余計な支出を見直すかしよう

ここまで紹介してきた方法は、単なる1個人の思いつきではなく、様々な研究者が指摘し、自分でも実践していることを紹介してきたまでです。

資産運用の方法は様々ありますが、その中でも「年収や働き方に関係なく、誰でもできる簡単な資産運用」として、この方法を紹介しました。

筆者はSBI証券のつみたてNISAを使っていますので、興味があればぜひ「SBI証券の口座開設手順と必要な時間・書類などを解説!」をチェックしてみてください。

さあ、資産運用を始めましょうか。

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  • 金融商品の時価は変動しますので、投資元本を割り込む可能性も承知の上で投資するようになさってください。
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