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ETFはどのような投資対象に投資しているの?

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基本的にETFは指数への「投資」を助けてくれる商品です。
なかなか始めて投資を志す方には知られていないのがネックなのですが、初心者からベテランまで幅広く利用できます。

もっとも分かりやすいものが、日経平均株価とTOPIXに連動するETFです。
各社の株価などは分からなくても、日経平均株価とTOPIXなら、毎日の経済ニュース等でなじみが深いはずです。

ETFはこれら指数へ投資できるのです。

また、海外市場へ投資するETFもあります。
あなたが海外株式売買用の口座を持たずとも、間接的に海外投資を試すことも出来ます。

もしあなたが分配金目的の投資を行いたいなら、国内REITや海外債券へ連動するETFを調べるのが良いです。
これらの一部は利回りが3%を超えるものもあり、NISA口座での保有に適しています。

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はじめに

ETFには様々な種類があり、それによって運用スタイルも少し変わってきます。
例えば分配金が欲しいのに、無分配のETFに投資していては、いつまでも分配金を得ることはできません。

本記事ではETFが主にどのような投資対象に投資しているのかを大まかにご紹介します。

なお、文章中の金額は2015年6月19日現在のものですので、時間とともに投資金額が変化することをあらかじめご了承ください。

国内に投資をするETFの例

  1. 日経225銘柄に投資を行うETF
  2. JPX400銘柄に投資を行うETF
  3. 東証一部上場株の全てに投資を行うETF
  4. TOPIXの一部に投資を行うETF
  5. 東証REIT指数に投資を行うETF
  6. 新興市場に投資を行うETF

日経225銘柄に投資を行うETF

最もポピュラーなETFは、日経平均株価を構成する225銘柄に投資を行うETFです。
このETFはいずれも日経平均株価と同じように値動きするため、始めてでもわかりやすく、個別株への投資に比べて運用しやすいのが特徴です。

例えば、下記のようなものがあります。

  • 日経225連動型上場投資信託
  • 上場インデックスファンド225
  • ダイワ上場投信-日経225

日経225に投資を行う代表的なETF

日経225上場225ダイワ225
信託報酬年率0.2592%(税抜0.24%)以内年率0.3024%(税抜0.28%)以内年率0.1728%(税込)以内
分配月7月7月7月
売買単位1口10口1口
単価(2015年6月30日現在)20,85020,92020,850

SBI証券で購入可能なETFのうち、日経225銘柄を対象にするETFは8本あり、上記3本は1日の売買数の多い代表的な銘柄です。

このETFへの投資は「日経平均株価を買いたい」を叶える株価指数を買う方法で紹介しています。

各ETFはおおよそ1万~2万円程度ですが、中にはわずか1500円程度で投資可能な、上場インデックスファンド日経225(ミニ)というETFもあります。

JPX400銘柄に投資を行うETF

JPX400とは、投資家にとって投資魅力の高い400企業から構成される指数です。
歴史のある日経平均株価に比べると、まだまだ始まったばかりの新しい指数です。

東証一部から選定される日経平均株価に対して、JPX400は東証一部、東証二部、東証マザーズ、JASDAQと全ての市場から選定されます。
1年に一度構成銘柄を入れ替えるため、次に採用される銘柄を予想して投資する投資家もいらっしゃいます。

JPX400銘柄に投資を行うETFには以下のようなものがあります。

  • NEXT FUNDS JPX日経インデックス400連動型上場投信
  • 上場インデックスファンドJPX日経インデックス400
  • ダイワ上場投信-JPX日経400
  • iシェアーズ JPX日経400 ETF

JPX400に投資を行う代表的なETF

日経400上場400ダイワ400i400
信託報酬年率0.216%(税抜年0.20%)以内年率0.108%(税抜0.1%)以内年率0.1944%(税込)以内年率0.17%(税抜0.1%)以内
分配月4月、10月1月、7月1月、7月2月、8月
売買単位1口1口1口1口
単価(2015年6月30日現在)14,7301,34414,90014,830

いずれも年2回の決算と分配金の実績があります。
例えば、NEXT FUNDS JPX日経インデックス400連動型上場投信は4月と10月、上場インデックスファンドJPX日経インデックス400とダイワ上場投信 JPX日経400は1月と7月、iシェアーズ JPX日経400 ETFは2月と8月が決算です。

それぞれ分散して投資すると自家製の毎月分配ファンドが目指せますね。

上場インデックスファンドJPX日経インデックス400は、他のJPX400に投資するETFに比べ価格が10分の1です。
初めて投資する方には利用しやすい商品になっています。

東証一部上場株の全てに投資を行うETF

日経平均株価と同じく発表される指数に東証株価指数(TOPIX、トピックス)があります。
TOPIXは東証一部上場株の全てから割り出される指数のことで、やはり株価が上がるとTOPIXも上がります。

TOPIXを対象とするETFには、下記のようなものがあります。

  • TOPIX連動型上場投資信託
  • 上場インデックスファンドTOPIX
  • ダイワ上場投信 トピックス

TOPIXに投資を行う代表的なETF

TOPIX連動上場TOPIXダイワTOPIX
信託報酬年率0.2592%(税抜0.24%)以内年率0.2376%(税抜0.22%)以内年率0.1188%(税込)以内
分配月7月7月7月
売買単位10口100口10口
単価(2015年6月30日現在)1,6811,6621,704

このうち、最もよく売買されているのが、TOPIX連動型上場投資信託です。
詳しくは東証株価指数「TOPIX」を買う方法にて紹介しています。

TOPIX連動型上場投資信託とダイワ上場投信 トピックスは10口、約1.6万円からの投資で購入可能です。
上場インデックスファンドTOPIXだけは100口からの購入になりますので、投資金額は約16万円程度からになります。

TOPIXの一部に投資を行うETF

TOPIXをベースに、売買代金や流動性の高い銘柄(TOPIX core 30)や、特定の分野・ジャンルに投資を行うETFは多数あります。
ただ、これらの多くはあまり売買されていないので、そういったETFもある、ということだけ知っておけば良いと思います。

東証REIT指数に投資を行うETF

東証REIT指数を構成する不動産投資信託(REIT)に投資を行うETFもあります。
株式に比べて利回りの高さがメリットで、筆者も分配金目当てでアセットアロケーションに組み入れています。

この詳細は、分配型ETFで夢の分配金生活を目指すで紹介していますので、そちらをご覧ください。

新興市場に投資を行うETF

東証マザーズやJASDAQは新興企業向けの市場で、値動きの軽い銘柄が多いのが特徴です。
この市場に投資を行うのが、マザーズ・コア上場投信やJASDAQ TOP20上場投信です。

国外に投資をするETFの例

一部のETFは海外市場の指数に連動して値動きします。
このような商品を選択すれば、日本市場は値下がりしていても、あなたは値上がり益を享受できるかもしれません。

  1. 米国市場に投資を行うETF
  2. 中国市場に投資を行うETF
  3. 海外債券に投資を行うETF

米国市場に投資を行うETF

海外の市場として、もっとも有名なのがアメリカの市場です。
アメリカ市場に関するニュースでよく知られた指標に、「ダウ平均株価」というものがあります。
ダウ平均株価は、日本の日経平均株価のように、選定された特定銘柄の株価の平均を算出したもので、アメリカ経済の指標としてよく利用されています。

このダウ平均株価を構成する銘柄に投資を行うのが、下記のETFです。

  • NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信
  • Simple-X NYダウ・ジョーンズ・インデックス上場投信

残念ながら、取引量がさほど多くはないため、少々流動性リスクがあります。

SBI証券を利用していれば、直接アメリカ株式を買い付けることが出来ますし、マネックス証券のように優れた取引環境を用意している証券会社もありますので、
日本市場でこのような銘柄を買う投資家は少ないのかもしれません。

アメリカ市場に投資をしてみたいが、ご利用の証券会社がアメリカ株式を買えない場合や、10万円での運用で手数料面がネックになる場合に、この2銘柄を買ってみても良いと思います。

中国市場に投資を行うETF

ETFを通じて中国や香港へ投資を行うことが可能になっています。

  • 上場インデックスファンド中国H株(ハンセン中国企業株)
  • 上場インデックスファンド中国A株(パンダ)CSI300

H株とは香港市場に上場する中国本土企業から構成されるハンセン中国企業株指数、A株は上海と深センの市場銘柄から構成されるCSI300と呼ばれる指数に、それぞれ連動するETFです。

すみませんが、筆者は中国市場のことはまだ勉強不足なので、それ以上詳しい話は出来ません。
バブル崩壊の懸念がありますので、むしろ市場の下落にかけてみても良いのかもしれません。

海外債券に投資を行うETF

米国債や新興国債券の指数に連動するETFがあります。
比較的利回りが高いので、分配金を得る目的で投資する対象に最適です。
詳細は、分配型ETFで夢の分配金生活を目指すで紹介していますので、そちらをご覧ください。

ブル型とベア型

ところで、ETFの中にはブルやベアという名のつくもの、インバースやダブルインバースという名のつくものが含まれています。
これらは少々変わった特徴を持つETFです。

ブルとベア

ブルは「牛は角を突き上げる」という意味から、連動する指数が上昇するとETFも値上がりするという特徴を持ちます。

ベアは「熊はつめを振り下ろす」という意味から、連動する指数が上昇するとETFは値下がりするという特徴を持ちます。
すなわち、指数と逆の値動きをするETFですので、取引時には注意が必要です。

ベア型をうまく利用すると、株価の値下がり時にも利益を出せるようになります。
すなわち天井圏でベア型ETFを仕込んでおけば、あとは指数が値下がりするほどにベア型ETFは値上がりしていくからです。

ブル2倍とベア2倍

ブル2倍やベア2倍は、それぞれ値動き幅を大きくして、より大きな値上がり益を目指すETFです。
変動リスクを高めた商品と言えます。

インバースとダブルインバース

インバースもベア型同様に、連動する指数が上昇するとETFは値下がりするという特徴を持ちます。
また、ダブルインバースはベア2倍と同じもので、変動リスクを高めた商品です。

詳しくは株価が下がると儲かるインバースETFの特徴で紹介しています。

金や原油への投資を行うETF

金や原油など商品への投資は商品先物がよく利用されていますが、先物取引は借金の可能性があるハイリスクな取引です。
そこで、そのようなリスクを無くし、手軽に商品に投資できるようにしたのが、金や原油への投資を行うETFです。

詳しくは、1万円で純金投資!希少金属への投資とは1万円で原油に投資!今買えば将来石油王に?でご紹介しています。

まとめ

以上のように、ETFの投資対象は非常に様々です。
どれに投資するか悩みますね。

筆者が頻繁に購入するのは東証REIT指数に投資を行うETFです。
NISA口座で購入しており、しばらくはそのままにする予定です。

かつては日経225系のETFや原油ETFなどを頻繁に買っていましたが、特に前者は投資信託で買い付けた方が運用が楽だと気づきました。
どちらかといえば、短期売買で利益を出したいときにこれらETFを選ぶことが多いです。

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  • 金融商品の時価は変動しますので、投資元本を割り込む可能性も承知の上で投資するようになさってください。
  • 本コンテンツで紹介している金融商品は、将来必ず値上がり・利益が生じるとは限りません。
  • 筆者調査の上で記事を執筆しておりますが、記事には不備・間違いが含まれる可能性がございます。必ず、あなたご自身が確認するようになさってください。
  • 記事執筆時点の情報に基づくため、最新の情報とは差異が生じている可能性がございます。記述と現況が異なる場合には、現況を優先いたします。
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