ETF(上場投資信託)を選ぶメリットとデメリット。便利だけどこれだけは注意!

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ETFってなかなか聞きなれない商品ですよね。

筆者も昔、株式投資を始めたときは「これなんだろう」ってずーっと思ってたんですよね。

  • どういう商品なんだろう?
  • 投資するメリットとかデメリットとかあるのかな?
  • 日経225連動型上場投資信託とか、企業の名前じゃねーし

そこで、確認したいETFのメリットとデメリット。

この記事をご覧になることで、あなたはETFのメリットとデメリットと、特に取引時に注意すべき点を学ぶことができます

良い商品が多いので、ぜひあなたの資産運用のお供に使ってみてください!!

記事のポイント

  • メリットは少額ながら分散投資できること。投資信託よりも低コストな商品も多く、株式と同じルールで売買できる
  • デメリットは知名度が低いため、あまり取引されていない銘柄も含まれていること。流動性が低く、指数から乖離した価格で値がつく場合も
  • 取引時は流動性の悪い銘柄は避けて取引しよう。1つのインデックスに複数の商品が設定されていることが多いので、最も出来高の多いものを選べば間違いない

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ETF(上場投資信託)の5つのメリット

メリット:金額的に安く投資しやすい

ETFのメリットはなんといっても、その価格帯。

個別株の投資では数万~数十万円の資金を必要とするのが一般的ですが、ETFは数千~数万円程度で買えるので、少額から投資を始められます。
出典:ETFの特徴 | 日本取引所グループ

ほとんどのETFは1口5万円以内までに設定されており、お金を持たない若い投資家でも気軽に投資できるのが特徴です。

例えば、

ほかにも米国債や欧州株に連動する銘柄が1万円以内で購入できるなど、安価に取引できる点がメリットです。

メリット:信託報酬が安い

ETFの実体は投資信託なので、運用に伴い信託報酬が発生しています(が、この報酬は価格に反映されるので、常に引かれていると思ってください)。

近年、ニッセイの購入手数料なしシリーズや、三菱UFJ国際投信のeMAXIS slimなど、投資信託の信託報酬引き下げ競争が話題になっています。

が、それが行われる前からETFの信託報酬はきわめて低く、魅力的な金融商品でした。

例えば、TOPIXに連動する投資信託なら、

  • ダイワ上場投信TOPIX:0.11%
  • TOPIX連動型上場投資信託:0.11%
  • 上場インデックスファンドTOPIX:0.09%

ちなみに、TOPIXに連動する投資信託のなかで最も信託報酬の低い、ニッセイTOPIXインデックスファンドは0.17%なので、ETFは約2分の1のコストに抑えていることが分かります。

信託報酬の低さは、必然的に私達の利益につながりますので、「儲かりやすい」という点でメリットになります。

メリット:分散投資されているので株式より低リスク

ETFは投資信託同様、1つの銘柄で数十から1000を超えるような企業の株式や、債券などに分散投資されている商品です。

そのため、1企業の株式を直接購入するよりも価格の変動が小さく、よりローリスクローリターンな運用を期待できます

例えば、日経225連動型上場投資信託なら225社の株式に投資されていますから、そのうちの1社の株価が下がっても、あなたの資産価値への影響は低く抑えられます。

この分散投資も、投資初心者にとっては取り組みやすいメリットです。

メリット:分配金がでる!!

ETFは、銘柄にもよりますが、年1回~毎月の頻度で分配金を出します。

非上場の投資信託と異なり、ETFは分配金を受け取りながら運用したい、という需要を満たせる金融商品なんです。

しかも、この分配金は、ETFが決算期内で得た収入に限って分配されますので、毎月分配型投資信託のように、普通分配金や特別分配金(元本払戻金)のような複雑な仕組みはありません

毎月分配型に比べ、表面上の利回りは下がってしまうものの、こちらのほうが正しい分配金の形とも言えるんです。

関連記事:分配型ETFで夢の分配金生活を目指す

メリット:売買が株式と同じ方法でわかりやすい

ETFは株式と同じように取引しますので、株取引から入ると、その売買ルールが分かりやすい商品です。

投資信託のように価格がクローズドにもなりません(投資信託は、実際に売買してみないと、取引した価格がわかりません)ので、好きな価格で売買することもできます。

いつでも売買できる

加えて、株式市場が開いている日中であれば、いつでも売買できるのもETFのメリットです。

特に日経225連動型上場投資信託やTOPIX連動型上場投資信託のように取引量の多い銘柄なら、注文は約定しやすく、希望した価格での取引を行いやすいメリットもあります。

投資信託と異なり、「デイトレードに使いやすい」点も1つの特徴ですね。

ETF(上場投資信託)の3つのデメリット

デメリット:実はあまり知られていない(笑)

ここまで魅力的な商品にもかかわらず、ETFの最大のデメリットは、個人投資家にあまり知られていない点かもしれません

  • ETF?何それ?
  • それよりも株主優待や配当金が欲しい

おそらく、多くの方は株式投資や投資信託の取引を始めてから、ETFという商品の存在を知るはずです。

  • 少額から投資できるのに・・・
  • 若者でもサラリーマンでも購入できるのに・・・

デメリット:知名度がないので流動性に難のある商品が多い

このような知名度が無いデメリットゆえ、日本の銘柄は米国の銘柄ほどは取引されていません。

日経225連動型上場投資信託やTOPIX連動型上場投資信託のようにかなりのボリュームで取引されている銘柄もある一方で、中には1日でほとんど値がつかず、そもそも一度も取引されないまま、1日を終えてしまうような、超マイナーな商品もかなり含まれています

流動性の悪いETFは個人投資家にとって不利な商品になる場合があります。

そもそも売買が成立しないので、「好きな価格で買えない or 売れない」といったリスクを抱えるからです。

結局のところ、人気のある一部の銘柄に注文が集中し、そうでない銘柄の売買注文は閑散としている点がETFのデメリットです。

流動性リスクのある銘柄は指数(インデックス)の連動性も怪しい

流動性リスクのある銘柄は、そもそも極端な価格で値がつくケースもあるため、銘柄が標榜するインデックスとの連動もずれてしまう場合があります。

  • 下方にずれた場合:上方に戻る可能性が高いので、利益のチャンス
  • 上方にずれた場合:下方に戻る可能性が高いので、損失の可能性

このあたりを理解せずに取引してしまうと、「あれ?オレなんでこんなに損抱えてるの?」って話になりますよね。

デメリット:流動性のない商品は償還(しょうかん)リスクがある

さて、取引されていない銘柄は、少なからず償還リスクを抱えます。

償還とは、いわゆる上場廃止であり、特定の日時をもって取引できなくなることを示します。

以下のページではETFの上場廃止予定銘柄リストをご覧になれますが、2018年に入ってからもちらほらと上場廃止になっている銘柄があることがわかります。

上場廃止(予定)銘柄一覧 | 日本取引所グループ

ETFが上場廃止になっても、お金は戻ってきますので、その点は安心なさってください。

しかし、上場廃止になる銘柄があるということは、資産形成目的として投資する場合には、あまりマイナーな商品は選ばないほうが良いことを意味します。

不本意なタイミングで現金化されると、損をする可能性もありますし、改めて運用プランを考えなければいけないからです。

上手に取引するためにはどうすれば?

売買の閑散としている銘柄は取引しない

ETFのデメリットは、流動性に難のある商品が多く、それらは上場廃止の可能性がある点です。

そこで、売買注文が少なく、あまり取引されてないような銘柄を売買することは避けます

そもそも、取引数量の少ない銘柄は、

  • より出来高の多い銘柄よりも後発である
  • 連動する指数(インデックス)がマイナー

のいずれかであることが多いです。

そこで、

  • 同じ指数に連動する、出来高の多い銘柄があれば、そちらを売買する
  • マイナーなインデックスに連動する銘柄は買わない or 流動性リスク(売れないリスク)を覚悟で買う

のいずれを選択します。

基本は「同じ指数に連動する、出来高の多い銘柄」を買っておけば、流動性リスクを低減できます

まとめ

  • メリットは少額ながら分散投資できること。投資信託よりも低コストな商品も多く、株式と同じルールで売買できる
  • デメリットは知名度が低いため、あまり取引されていない銘柄も含まれていること。流動性が低く、指数から乖離した価格で値がつく場合も
  • 取引時は流動性の悪い銘柄は避けて取引しよう。1つのインデックスに複数の商品が設定されていることが多いので、最も出来高の多いものを選べば間違いない

一番、よくやらかしそうな失敗は、やはり流動性の悪い銘柄を買ってしまい、「損する価格でしか売れねー!!」ってことだと思います。

それを防ぐためにも、できるだけ出来高の多い銘柄を選ぶようになさってください。

困ったら、日経225連動型上場投資信託やTOPIX連動型上場投資信託を買っておくのがベターです。

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