アメリカ株(米国株)投資の始め方

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10万円資産運用において、実は有力な投資対象が米国株式だったりします。
単元制度で投資単価が高い日本株式と異なり、1株から投資できる米国株式は数十ドル(数千円)や数百ドル(数万円)といった価格で買い付け可能です。

日本から米国株へ投資するには、米国株の取引サービスを提供する証券会社の口座開設が必要です。
現在サービスが優れているのが
マネックス証券
SBI証券です。

サービス面ではマネックス証券がもっとも優れます。
ただ、筆者は普段使っている流れもあって、後者のSBI証券経由で初めて米国株式を購入しました。

買い方や運用の仕方、利益の出し方は日本の株式と同じです。
その代わり、株主優待制度は原則設定されていないため、値上がり益か配当金目的で投資を始めるのが良いです。

私たちが最初投資を始めるならば、アップルやグーグルなど、良く名前を知っている企業が主体になると思います(関連してグーグルに投資する方法)。
でも上場企業はそれだけに限りませんし、ADRという仕組みを利用すれば、第三国の企業へも投資可能です。

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はじめに

1990年代のバブル崩壊以降、日本では当時の株価をいまだ越すことができません。
2015年にはやっと日経平均株価が2万円に達しましたが、それでもバブル期の株価に比べたら1万円以上も低いのです。

一方、毎年高値を更新し続けるのがアメリカのダウ工業株価です。
リーマンショック時は停滞しましたが、近年の経済情勢不安は難なくこなして、新高値を目指し続けています。

低迷する日本と株価右肩上がりのアメリカのどちらに投資するか、と問われたら、普通はアメリカですよね。

米国株式への投資と言うと、なんだかハードルが高い印象を受けるかもしれません。
が、現在は日本国内のネット証券を利用すれば、簡単に投資できる環境が整っています。

以下では米国株式への投資について、概略を紹介します。

ちなみに筆者はニューヨーク市場に上場するETFの売買を通じて、初めて海外株式デビューをしました。
ETFならNISAのキャンペーンを通じて買付手数料無しで買えたりするんですよね。

米国株式が手軽な理由

米国株式への投資は、おそらくあなたが想像するよりも遥かに手軽です。
その最大の理由は、初めての株式購入。株を買うにはいくらお金が必要なの?で触れた単元株制度がないため、1株から株式を売買できるためです。

例えば、最近上場したLINE株式会社の株を購入する場合、日本では40万円程度のお金が必要ですが、米国市場の場合は40ドル程度で済みます(米国市場のLINEについてはアメリカを通じて海外に投資する方法 -ADRを利用した株式売買-を)。

インストックネットは10万円程度からの少額資産運用を紹介するサイトですが、実際のところ日本の株式は10万円の運用資金では買えない銘柄も多いです。
一方、単元制度の無い米国株式の場合には、おそらく上場するほとんどの銘柄に投資できるはずです。

AppleもGoogle(グーグルに投資する方法)も1,000ドル(約10万円)未満で1株買えるのです。

米国株式でどのように利益を出すの?

米国株式には、原則株主優待制度はありません
そのため、運用上の利益は、

  • 売買差益
  • 配当金・分配金
  • 貸株

のいずれかで利益を出す必要があります。

優待が無い以外は、特に日本の現物取引と異なる点は無いですよね。

売買差益で利益を出す

買った株式が値上がりしたら売却する、というごく普通の運用です。

配当金・分配金で利益を出す

保有する株式の株主になって配当金を貰う、というごく普通の運用です。

米国株式は、株主優待が無い分だけ利回りが高い銘柄も多く、4%前後かそれ以上の銘柄も数多く存在します。
それをNISA口座を通じて保有することでリターンを得るのです。

ドル建てでの入金になりますが、ETFは毎月分配の海外ETFに投資してみようのように、毎月分配が行われる銘柄もあります。

なお、配当金・分配金は米国本土での課税によって10%が源泉徴収されています
特定口座で保有している場合には、日本での課税もされてしまうために、二重課税になってしまいます。

これは少々手間がかかりますが、確定申告を通じて外国税額控除を申請することで、日本での課税を減税することが可能です。

なおNISAで保有していても、10%は源泉徴収されます。
NISAの場合、日本国内では非課税のために二重課税に該当せず、外国税額控除を利用することはできません。

ちょっとめんどくさいところですね。

配当金をお得に運用する方法

余談ですが、ドルで取得した配当金・分配金には金利がつきません。
そこでオススメしたいのが、外貨建てMMFで資産運用!外貨預金に似た低リスクが魅力!で紹介した外貨建てMMFでの運用です。

外貨建てMMFは、日本円MMFと異なり、30日以内で解約してもペナルティがつきません
取引にタイムラグが無いため、任意のタイミングでMMFを取り崩して米国株式の買い付けにあてる、といった運用が可能です。

筆者は毎月分配の海外ETFに投資してみようで示したETFから得た分配金をドル建てMMFに放り込んでいます。
ある程度まとまったら次のETFを買う、という運用方法です。

貸株で利益を出す

自身が保有する株を貸し出すことを貸株と言います。
貸株を通じて貸株金利を受け取ることができるため、万が一塩漬けになったとしても利益を見込むことが出来ます

2016年7月現在で対応している証券会社はありませんが、SBI証券が2016年8月下旬頃からサービスを提供予定です。
これが実現すれば、本邦初のサービスとなります。

米国株投資を始めるには

証券会社の口座開設が必要です。

詳しくは、少額資産運用のために準備するもの10万円資産運用を行うまでの流れをご覧ください。

米国株の取引は全ての証券会社が対応しているとは限らないため、そのサービスを提供している証券会社を選ぶ必要があります

現在までに、主要ネット5証券でのサービス提供状況は以下のようになっています。

主要ネット5証券での米国株取引状況

商品名
SBI証券

楽天証券

マネックス証券
カブドットコム証券松井証券
米国株取引
×
×
取引手数料約定代金の0.45%
最低5ドル
上限20ドル
1000株まで25ドル約定代金の0.45%
最低5ドル
上限20ドル
×
×
取引手数料
(NISA)
約定代金の0.45%
最低5ドル
上限20ドル
ETFは0ドル(買い付けのみ)
1000株まで25ドル
ETFは0ドル(買い付けのみ)
約定代金の0.45%
最低5ドル
上限20ドル
ETFは0ドル(買い付けのみ)
×
×

※2016年07月22日現在インストックネット調べ

もともと米国株取引は、マネックス証券が取り扱い銘柄数と手数料体系において優れていました
しかし、2016年7月にSBI証券が米国株式取引手数料の改訂を発表しており、業界最低水準の手数料体系を実現しました。

SBI証券の場合、海外株式口座を開設(方法は後述)した直後は、銘柄の株価は15分ディレイ(15分の遅延表示)で表示されます。
リアルタイムで表示をするためには、別途月額料金制度(1ヶ月500円)での申し込みが必要です。

もし月額申し込みをしないのであれば、デイトレで売買差益を狙っていくのは難しくなります。
ディレイ表示では現在価格が分からないためです。

ゆえに、SBI証券を利用する場合には、数日や数週間での取引を行うスイングトレードや長期保有がオススメです。

デイトレを行いたいならば、マネックス証券がサービス面で優れます。
トレードステーションという優れた取引機能が提供されており、短期売買で強みを発揮します(※)。

※1約定ごとの手数料体系なので、少額投資でのデイトレには手数料比率が大きくなりやすいです。

まとめると、デイトレの可否と取引銘柄数で選ぶならマネックス証券貸し株サービスや米国株式以外の総合的な商品数で選ぶならばSBI証券がオススメです。

筆者はSBI証券を通じて米国株式への投資を行っていますが、取引を行うまでの流れは以下のようになっています。

  • SBI証券での口座開設を行う
  • 口座開設後、外国株式の口座開設を行う(申込書などの記入は不要)
  • 外貨建商品取引サイトで取引を行う

です。

取引時には、

  • 日本円で決済を行う円貨決済
  • 外貨(ドル)で決済を行うドル建ての決済

のいずれかで取引します。

もし、ドルで決済する場合には、事前に為替取引を行う必要がありますので、円高になったタイミングでドルを買っておくのが良いと思います。

米国株の投資信託とどちらが良いか

ここまでは米国株式への直接投資の方法をご紹介してきましたが、あなたがご存知のように投資信託を通じて米国株に投資するという方法もあります。
最後にこれについて比較してみます。

投資信託の詳細は投資信託の始め方。そもそも投資信託って何?をご覧になってほしいですが、

  • どの証券会社からでも米国に投資できる
  • 1万円程度の少額からできる
  • 銘柄を選ぶ必要が無い
  • 手数料の高い投資信託や通貨選択型(通貨選択型の投資信託って何?)もある

などの特徴があります。

少額で銘柄を選ぶ必要は無いのですが、投資信託には優れた商品とあまり優れていない商品が混在しており、商品選択が難しい面もあります。

一方、米国株への直接投資の場合、

  • 1株から投資できるので投資信託以上に少額から投資できる
  • GoogleやAppleなど有名な企業に直接投資できる
  • 海外ETFは日本の投資信託に比べて手数料体系が安価

といった利点があります。

好みにもよるでしょうが、個別企業への投資や効率的な運用を目指すなら米国株への直接投資を、より手軽さを重視するなら投資信託を選ぶのが良いと思います。

もちろん両方利用するのもOKです。

まとめ

以上が米国株投資の始め方概要です。

あなたが初めて米国株投資を行うならば、ニューヨーク市場に上場するETFへの投資がオススメです。
NISAとはどんな制度?メリットとデメリットは?で触れたNISAで保有すれば、買付手数料無料で取引できるからです。

S&P500に連動するETF(例えばSPDR S&P500 ETF)などに投資すれば、アメリカ市場全体の成長を享受できます。

個人的には、アメリカを通じて海外に投資する方法 -ADRを利用した株式売買-を通じた新興市場への投資も興味があります。

いずれも10万円程度の少額で取引を始めることができますから、ぜひアメリカの株式も一緒に買ってみましょう。

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  • 金融商品の時価は変動しますので、投資元本を割り込む可能性も承知の上で投資するようになさってください。
  • 本コンテンツで紹介している金融商品は、将来必ず値上がり・利益が生じるとは限りません。
  • 筆者調査の上で記事を執筆しておりますが、記事には不備・間違いが含まれる可能性がございます。必ず、あなたご自身が確認するようになさってください。
  • 記事執筆時点の情報に基づくため、最新の情報とは差異が生じている可能性がございます。記述と現況が異なる場合には、現況を優先いたします。
  • 記事を参照したことで生じた損失の補填や保証などは一切行いません。
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