公開:2017年11月22日 最終更新:2017年11月22日

「入金投資法」で資産を形成する方法 -資産運用体験談2017年下期-

最近の資産運用例2017年上期版に引き続き、弊サイト「インストックネット」を運営している筆者の運用事例を紹介します。

筆者の投資手法は、毎月の収入の一部で株式や投資信託を買う「入金投資法」と呼ばれるものです。

入金投資法は、普段働いていて、デイトレの時間は無いけど、一定の収入はあるサラリーマンには最適です。

  • 毎月の投資額は少額でOKです
  • 何十年と継続することによって、将来1億円の資産を達成できる可能性があります

ところで、2018年から始まる「つみたてNISA」は、確定拠出年金(iDeCo)と似ていて、毎月の積立投資に適した制度です。

いずれも、サラリーマンの入金投資法に適している制度として、知っておいてほしいなと思います。

以下、現在保有している金融商品と2018年の運用方針もさらっと書いているので、暇があればご覧ください。

なお、筆者の資産運用例を紹介。ポートフォリオを真似したいあなたへにて、筆者なりの運用の考え方を紹介しています。

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筆者の運用方法は「入金投資法」である

筆者の株や投資信託の金融資産は最近の資産運用例2015年下期版を書いた頃に比べると順調に増えています。

投資を始めた頃は20万円そこそこの運用額でしたが、現在は120万円以上を運用しており、投資額は100万円も増えました。

投資額が増えたのは最近の株高で儲けたから?

いいえ、それは違います。これは株を売買した利益で増やした資産ではありません。

何が言いたいか、というと、単に毎月得た収入の一部で株や投資信託を買ってるから、運用している資産も増えたというだけの話です。

このような投資方法を「入金投資法」などと呼んだりします。

入金投資法とは

例えば、毎月一定の給与が保証されているサラリーマンが、その収入の一部(例えば2万円)を利用して、投資を続ける手法のことです。

株や投資信託は時価ですので、金融資産の額は上がったり下がったりしますが、長い目で見れば入金し続けているだけ資産残高が増えて行くことになります。

私たちは、「投資でお金を増やそう」というと、10万円をデイトレで1000万円や1億円にする、みたいな夢を見がちですが、現実的には毎月定額でお金を投資して行くほうが、最終的に上手くいきやすく、しかも現実的です。

これぞまさにサラリーマン向けの投資方法なんですよね。

入金投資法のメリットとデメリット

入金投資法のメリット

  • 毎月の投資額は少額でも、長い期間継続すれば大きな資産になる
  • 投資タイミングが分散されるため、リスク分散になる
  • 投資に付きっ切りになる必要がない。働いている人に向いている

入金投資法のメリットは、今大金を持たなくても投資できる点にあります。毎月2万円でもいいですし、書籍「3000円投資生活」のように、毎月3000円でも良いわけで。

しかも、毎月数万円でも、長い目で見れば大きな投資額になりますから、まとまった資産を形成できる可能性もあるわけです。

誰でも試しやすい投資方法です。

入金投資法のデメリット

  • 今すぐ大金を得るのは難しい
  • 必然的に長い目で運用を継続することになる

一方、入金投資法のデメリットは、今すぐ大金を得ることが難しい点です。

入金投資法は1回あたりの投資額が少ないため、そこから生じるリターンもごくわずかです。「明日から働かずに生きたい」みたいな願望には応えられません。

日経ヴェリタス「1億円長者の素顔」では、資産1億円を達成したサラリーマン投資家は毎月平均16万円を平均23年間に渡って投資し続けたとの調査結果を報じています。

億万長者になるまでに時間がかかる。

それが入金投資法のデメリットです。

どんな金融商品に投資している?

筆者のポートフォリオの一部

筆者のポートフォリオの一部(2017年11月22日現在)

というわけで、入金投資法で資産形成を計る筆者のポートフォリオをみてやってください。

大まかな運用ルールは最近の資産運用例2017年上期版と、筆者の資産運用例を紹介。ポートフォリオを真似したいあなたへで書いているので、そちらをご覧ください。

毎月の投資額は決めていませんが、2017年11月22日時点で、最低でも45,000円のお金が株や投資信託の売買のお金としてまわるようにしています。

債券(上場投資信託(ETF)・投資信託含む)

債券で保有しているのは以下のような商品です。

  • 債券:個人向け国債
  • 債券:ブラジルレアル建て債券

以下は、債券に投資を行う投資信託ETF(上場投資信託)です。

  • 投資信託:三菱UFJ国際短期ロシアルーブル債オープン(毎月分配型)
  • 投資信託:三井住友DC外国債券インデックスファンド
  • 国内ETF:iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(1656)

半年前からの変化

三井住友DC外国債券インデックスファンドの保有口数が増えました。これは毎月定額で積み立てているためです。

また、iシェアーズ米国債ETF(米7-10年国債)(1363)を売却して、iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(1656)を買いましたが、これはiシェアーズ米国債ETF(米7-10年国債)(1363)が上場廃止になる?という話があったためで、単に乗り換えただけです。

米国債ETFは分配金の利回りが約2%程度なので、今後も引き続き投資していきたいなと思っています。

株式(投資信託含む)

株式で保有しているのは以下のような商品です。

  • 株式:マックスバリュ東北(2655)
  • 株式:ゲオ(2681)
  • 株式:ハニーズHD(2792)
  • 株式:GMOクリックHD(7177)
  • 株式:日産自動車(7201)
  • 株式:イオン(8267)
  • 株式:みずほFG(8411)

以下は、株式に投資を行う投資信託とETFです。

  • 国内ETF:iシェアーズ TOPIX ETF(1475)
  • 投資信託:三井住友DCつみたてNISA全海外株インデックスファンド(旧:DC全海外株式インデックスファンド)
  • 投資信託:DIAMたわらノーロード日経225
  • 投資信託:NNインドネシア株式ファンド

半年前からの変化

最近の資産運用例2017年上期版以降、日産自動車(証券コード:7201)の株式を購入しました。

また、三井住友DCつみたてNISA全海外株インデックスファンド(旧:DC全海外株式インデックスファンド)とDIAMたわらノーロード日経225の保有口数が増えました。これは毎月定額で積み立てているためです。

NNインドネシア株式ファンドは、「インドネシアに友達がいるから」買った投資信託で、9割ぐらいネタです(信託報酬が高いので投資先としてはオススメしません)。

REIT(不動産投資信託)(上場投資信託(ETF)・投資信託含む)

REIT(不動産投資信託)で保有しているのは以下のような商品です。

  • 東証REIT指数連動型上場投信(1343)

以下は、REITに投資を行う投資信託とETFです。

  • 投資信託:ニッセイグローバルリートインデックスファンド

半年前からの変化

いずれも適当なタイミングで購入しています。正直、100%感覚で買っているため、明確な売買ルールはありません。

確定拠出年金

確定拠出年金の投資配分

確定拠出年金の投資配分(2017年11月22日現在)

最近の資産運用例2017年上期版ではビットコインについて紹介したので、こちらでは確定拠出年金(iDeCo)について紹介します。

筆者の毎月の投資額は30,000円(筆者は自営業。会社員の毎月の拠出額は最大23,000円まで)で、その投資先は100%「DCニッセイ外国株式インデックス」にしています。

「DCニッセイ外国株式インデックス」は日本を除く先進国の株価指数であるMSCIコクサイインデックスに連動します。MSCIコクサイインデックスを構成する銘柄の半分ぐらいはアメリカ企業ですので、ざっくりとアメリカの株価が上がれば「DCニッセイ外国株式インデックス」の値上がりする可能性が高まります。

ただ、「DCニッセイ外国株式インデックス」と「三井住友DCつみたてNISA全海外株インデックスファンド」は投資先が重複しているので、投資配分は考えないといけないなとは思ってます。

すべて入金投資法で買ったものばかりです

お金が入ってきたら、その一部を投資する。

ここまで紹介してきた金融商品は、ただそれだけで買ってきた商品です。

だいぶコツコツって感じですが、長く続ければ続けるほど、後ろを振り返ったときに「結構歩いたなぁ」と感じるものです。

今後の目標:「つみたてNISA」で入金投資法をフル活用!

筆者が来年利用したいと考えているのが「つみたてNISA」です。

2018年から始まるつみたてNISAは、投資信託の毎月定額投資に適した税制優遇制度で、毎年40万円までの投資で得た利益に発生する税金が非課税になります。

「つみたてNISA」は、その名の通り、積み立てて運用しますから、毎月定額のお金を差し入れる入金投資法と非常に相性の良い制度です。

積立投資に適した制度と言えば、既に確定拠出年金(iDeCo)もあります。

筆者はこの2つをフル活用して入金投資法を続ける予定です。

「つみたてNISA」と「確定拠出年金」の税制優遇の程度を考慮すると、以下のような投資するのが理想的です。

  1. まず、確定拠出年金(iDeCo)の拠出額を上限いっぱいまで引き上げて、所得控除の恩恵を目指します(税金が安くなります)
  2. 次につみたてNISAを利用します。つみたてNISAに所得控除はありませんが、運用で得た利益は非課税になるメリットがあります
  3. お金が余ったら株式やその他の金融商品を購入します

確定拠出年金(iDeCo)もつみたてNISAも、まさにサラリーマンの入金投資法のための制度ですね。

まとめ

  • サラリーマンに最適な投資方法は「入金投資法」。毎月給与の一部を投資するだけ
  • 入金投資法で資産を形成するには時間がかかるが、毎月投資さえ続けられれば、誰でも1億円を目指せるベーシックな投資法
  • 税制優遇を受けたいなら、まず「確定拠出年金」を検討すること。次に「つみたてNISA」

「損をするのが怖い」という感覚さえ廃することができれば、そこにはお得に投資をして、資産を形成するための制度が揃っています。

収入の一部を投資信託に積み立てたり、株を買ったりするだけで良いと思うんですが、いかがでしょうか。

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