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投資信託の始め方。そもそも投資信託って何?

「資産運用を始めたいが、詳しいことはわからないのでプロに運用を任せたい」 そんなニーズに応える金融商品が投資信託です。

国内外の債券や株式に約1万円程度から手軽に投資できるため、10万円の少額資産運用にも適した商品です。 特にあなたがで、

  • 大学生や20~30代の若い会社員
  • 昼間忙しい
  • 大きな貯金を持たない

なら、株式よりも投資信託のほうが運用に適しています。

投資信託を買うには証券会社に口座開設後、お金を入金して、好みの投資信託を選んで買うだけです。 実や銀行やゆうちょ、JAなど身近な金融機関でも購入できます。

いくつか買い方があり、金額買いは1万円、口数買いの場合は最低数千円程度、積み立ての場合は最低500円から開始できます。

投資信託は長期的に利益を出す商品です。 投資信託を利用したオススメの運用は資産運用はこれがオススメ!初めてでも大丈夫!で紹介しています。

公開:2015年1月18日 最終更新:2016年11月06日

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はじめに

「資産運用を始めたいが、詳しいことはわからないのでプロに運用を任せたい。」 そんなニーズに応える金融商品が投資信託です。

この商品の多くは1万円程度と、10万円資産運用でも購入できます。 特にあなたの年収が少ない場合には、株式よりも投資信託への投資が手軽です。

大衆週刊誌などの影響でしばしば悪いイメージをもたれますが、筆者は投資信託を用いた運用が一番好きです。 現在はそれを主軸に運用しています。

ぜひ、この商品のことを知ってください。 投資信託はあなたの資産形成を助ける重要な商品の1つになるはずです。

投資信託って何?

投資信託は、あなたのお金を、投資を仕事とするプロ(投資顧問などの機関投資家)に投資します。 機関投資家はそのお金を様々な方法で運用し、その結果(利益も損失も)があなたのところに返ってきます。

機関投資家に投資したお金は株式や債券などへ流れます。 ただ、間に機関投資家が入るため、株や債券への直接投資とは異なります(例えば株式投資と投資信託への投資。どちらを選べば良いか)。

私たちが直接株式や債券に投資しようにも、株価が高額で購入できない、昼間忙しいなど、柔軟な運用が難しいことも多いです。

そのような時に、少額で株や債券に「間接投資」できる商品が投資信託なのです。

あなたが出資したお金が企業の株式を買うまで

あなたが出資したお金が企業の株式を買うまで

あなたやあなたと同じ運用を志す個人投資家らは、証券会社を通じて投資会社(投資顧問などの機関投資家)にお金を出資します。

投資会社はそのお金をひとまとめにし、そこから投資先である企業の株式を買います。

投資会社は、目論見書を通じて、どの投資先に投資を行い、どのような運用を行うかを投資家らに必ず通知します。 あなたはあなたの意向にあった投資先を選択できるのです。

企業からの配当金が分配金になるまで

企業からの配当金が分配金になるまで

投資会社を通じて企業に出資してしばらくすると、企業の決算などを迎え、配当金が生じます。 また、投資会社は適宜企業の株式を売買しており、その売却益も生じます。

投資会社はその運用結果をひとまとめにし、投資口数に応じて、私たち個人投資家の運用成績に反映させます。 分かりやすいものが分配金です。

売却損が出て、運用成績が悪い場合には、私たちの投資したお金が減ってしまうケースもあります。 機関投資家といえど、必ずしも利益が出るとは言えないのが投資の世界です。

なお、投資信託をファンドと呼ぶこともあります。

ファンドとは「基金」などの意味を持ち、お金を集めた組織・商品のことを示します。 ファンドのうち、金融庁の監督を受けたものが投資信託です。

投資信託にはどんな商品があるの?

投資信託が投資する対象は、日本国内外の債券や株式、不動産投資信託など多岐に渡ります。 設定された商品ごとに特徴が異なります

例えば、「SMT日経225インデックス・オープン」は日本国内の株式に投資します。 国内株式に投資する投資信託は、筆者が利用するSBI証券で取り扱う分でも293種類(2015年1月18日現在)あります。

もっと枠を広げると、日本国外の株式や不動産に投資する銘柄もあります。

例えば、「損保ジャパン・グローバルREITファンド」は、主にアメリカの不動産投資信託(REIT)に投資します。 この投資信託は基準価額(投資信託の価格のこと)が1万円程度です。 日本国内からは投資できない(もしくは投資ハードルが高い)海外の銘柄にも、1万円程度から簡単に投資できるのが特徴です。

さらに規模の大きい例として「世界経済インデックスファンド」があります。 この投資信託は全世界の株式や債券に分散投資を行います。

1万円や10万円で世界に投資できるってすごいと思いませんか?

このように、様々な商品が用意されているのが投資信託です。 現在5000本以上が設定されており、SBI証券で取り扱っている投資信託だけでも2000本以上(2016年7月現在)あります。

なお、投資先にまつわる詳しい話は投資信託の選び方①。投資信託はどのような投資対象に投資しているの?にまとめているので、あわせてご覧ください。

分配型投資信託と無分配型投資信託

投資信託で利益を出すためには、投資信託に主に2つのタイプがあることを把握する必要があります。

  • 分配金に力を入れる分配型投資信託
  • 分配金を出さない代わりに高い基準価額を目指す無分配型投資信託

分配型投資信託の特徴

分配金で利益を得る場合

分配金で利益を得る場合

分配型投資信託は投資信託の決算時に分配金を出します。 厳密には違いますが、株式の配当金と同じようなものです。

特に毎月分配金を出す毎月分配型が多く、投信初心者や高齢者によく売れます。 日本株アルファカルテットや好配当グローバルREITプレミアムなど、高額な分配金設定でしばしば話題になるファンドもあります

分配型投資信託は、分配金のうち普通分配金を得ることで利益を獲得します。 分配金のすべてが利益とは限らないため、分配金の特徴を知ることが失敗を避けることに繋がります。

無分配型投資信託の特徴

売却益で利益を得る場合

売却益で利益を得る場合

無分配型投資信託は分配金を出しません。 その代わり、購入後値上がりしそうな投資信託を選び、十分値上がりしたら売却することで利益を獲得します

端的には安く買い高く売ることで利益を出します。

eMAXIS8資産均等や世界経済インデックスファンドなど、主にインデックス投資と呼ばれる運用を行う投資信託に代表されます。 投信ブロガーや投資関係のジャーナリストにも好まれるタイプです。

投資信託を始めるには?

投資信託を始めるには、金融機関や証券会社に口座を開設し、お金を入金したあと、商品を選んで購入するだけです。

投資信託は主要メガバンクや地方銀行で扱っていることも多く、窓口で相談すれば購入できる手軽な金融商品です。 「資産運用のご相談はこちら」という看板があれば、まず購入できるものと考えていただいて良いと思います。

ただ、個人的にメガバンクや地方銀行での売買は、商品選択の幅が限られることや購入手数料の面からお勧めできません(詳しくは投資信託はどこで買っても同じなのか資産運用は銀行と証券会社のどちらで行うのが良いの?)。 下表のように、ネット証券では扱っているのに、その他では手数料が高額だったり、取り扱いがなかったりすることもあるからです。

表1. とある投資信託の販売手数料

ネット証券A ネット証券B 某対面証券 某地方銀行 ゆうちょ
無料
(ノーロード)
無料
(ノーロード)
取り扱いなし 3.24% 取り扱いなし

※ダウ工業株価に連動するインデックスファンドのケース

ネット証券を通じた買い方手順例はSBI証券で投資信託を買う方法でも触れています。

金額?口数?積立?投資信託の3つの買い方

ネット証券で投資信託を買う場合、金額購入口数購入、そして積立購入という3つの買い方があります。 投資信託は1万口あたりの基準価額(投資信託の価格)はいくらと示されますので、これと3つの買い方から購入に必要な金額が決まります。

例えば、1万口あたり5,000円の基準価額と仮定して、3つの購入方法を見てみます。

金額購入

あらかじめ購入したい金額が決まっているときに選びます

指定した金額で購入できる口数分を購入しますので、価額に応じて受益権の口数が変動します。 一般に最低購入金額は1回10,000円です。

例えば購入金額が1万円ならば、基準価額が1万口あたり5,000円であっても1万円を支払います。 1万口を5,000円で購入できますので、1万円で2万口購入することになります。

口数購入

指定した口数を購入しますので支払う額が変動します

今回の例で1万口を買うならば支払う額は5,000円、3万口を買うなら支払う額は15,000円です。

投資信託の売買では購入申し込み時の約定価額は未知です(ブラインド方式と言います。詳しくは投資信託のスポット購入のタイミングはいつが良いのか?)。 実際いくらの額を支払ったかは後日わかりますので、あらかじめ口座に余裕を持って入金しておく必要があります。

積立購入

毎月一定額で金額購入を行う際に選択します。

考え方は金額購入と同じですが、金額購入に比べて1回あたりの購入金額を低く設定することが出来ます。 積立購入の最低金額は1回500円ですが、その金額は証券会社のサービスにも依存します。

より詳しくは、投資信託の積み立て!何かオススメある?月々500円から積立できる積立投信!1年間でわずか6000円の投資もご覧ください。

最初に投資するならどの方法が良い?

1万口の口数購入が良いです。

1万口あたりの基準価額はファンドごとに異なります。 例えば投資信託、最初は何を買う?お試しファンド運用例で示したように、1万口あたり4000円程度で購入できるファンドもあるので、安価なお試し購入には最適です。

また、時価の値動きや分配金の額も、口数で見たほうが分かりやすいです。 金額購入は中途半端な口数になるために、分配金などの計算もわかりにくくなります。

ただ、金額と口数で運用面に違いはでません。 例えば、毎月1万円ときっちり決めて運用したいなら、金額購入のほうが適しています。

将来的には積み立てをベースにするのが良いと思います。

投資信託を始めるにあたって注意を要する点

投資信託は特有の用語や株式とは異なる着目点も多いため、最初からその全てを理解するのは難しいです。

最初から大金を投じてはいけません。

本格的に投資をする前に、1万円程度のお試しで購入し、商品の特徴をある程度知ることが大事だと筆者は考えます。

投資信託は元本保証ではありませんので、損失を出す場合もあります。 「プロが運用する = 必ず儲かる」ではありません。

まとめ

以上です。 まとめると、

  • 投資信託は1万円前後から購入できるにも関わらず世界に投資できる
  • あなたが昼間忙しかったり投資額が少なかったりするなら、株式よりも投資信託が選びやすい
  • 身近の銀行やゆうちょでも購入できるが優れた商品はネット証券に多い

株式に比べると少々地味さもある商品ですが、(しっかりしたものを選べば)資産形成には適した商品です。 ぜひ毎月500円や1000円といった額からお試しになって欲しいです。

なお、投資信託の選び方については、投資信託の選び方その1。投資信託はどのような投資対象に投資しているの?投資信託の選び方その2。できるだけ手数料がかからない投信を選びたい!投資信託の選び方③。基準価額と純資産だけで選ぶ方法などにまとめています。

選び方云々に興味がなければ投資信託の積み立て!何かオススメある?を。

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30代兼業投資家。株式と投資信託中心に少額投資中。

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