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1万円で米国債(+米国社債)に投資する方法

米国債(アメリカ国債)は魅力的な商品の一つです。 一定のリスクとリターンで運用でき、投資先がアメリカである点も投資しやすい理由だと感じます。

ただ、米国債への直接投資は10万円を超えることも多いほか、運用期間も最長で数十年と長いために、誰でも手軽にとはいかないはず。

「もっとリーズナブルな値段で手軽に米国債に投資をしたい!」

そんな時には、日本市場に上場する米国債ETFや非上場の投資信託を利用するのがおすすめです。

ETFや投資信託を利用すると、間接的に米国債へ投資できます。 約1万円から投資できるため、米国債投資に興味を持った時に利用しやすいのが特長です。

米国債ETFや投資信託への投資を始める方法は簡単です。

  1. 証券会社に口座開設
  2. お金を入金
  3. 任意のETFや投資信託を買う(例えばiシェアーズ 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり))

米国債への直接投資は米国債投資の始め方。約10万円からの少額資産運用でも利用可能!にて。

公開:2016年05月29日 最終更新:2016年12月18日

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はじめに

1万円以内で米国債に投資する方法を紹介します。 実は最近取引できるようになった商品で、筆者は少し気になっている商品です。

関連して、米国社債に投資する方法も紹介しておきます。 米国社債というと、いわゆるハイイールド債(投資不適格債)がよく知られているのですが、ここでは投資適格債に触れたいと思います。

いずれも低〜中リスクで低〜中リターンの、バランスの良い商品です。

そもそも米国債って?

アメリカ国債(米国債)とは、その名の通り超大国アメリカが発行する国債のことです。 日本の長期国債はマイナス金利の影響で利回りがマイナスになっていますが、それに比べアメリカ国債は利回り1.5〜3%を程度と、リスクとリターンのバランスに優れた魅力的な商品です。

本来、私たちが直接アメリカ国債に投資を行うためには、米国債券を扱う証券会社を通じて、数十万や100万円を超える金額で購入する必要があります。 債券の内容にもよりますが、単価が高く、満期になるまで数年から数十年に達するなど、本格的な債券投資の知識が求められることになります。

米国債への直接投資は筆者も興味があるのですが、現状金額的にハードルが高いと感じます。 また、償還まで数十年という商品は、将来の展望が未知すぎて、なかなかリスクが高いようにも感じます。

できればもっと少ない金額で、手軽に投資してみたいですよね! そんな時に選びたい商品です。

そもそも米国社債って?

米国社債はアメリカに拠点をおく会社の債券(社債)のことです。

社債のうち、私たち個人投資家がよく名前を聞くのが、冒頭でも触れたハイイールド債です。 ハイイールド債は債券の格付けが相対的に低い(ダブルB以下)債券で、貸し倒れリスクの高い代わりに相対的に金利が高くなっています

一方、債券の格付けが高い投資適格債ももちろん存在します。 債券の格付けが必ずしも正しいとは言いませんが、投資適格債といえばハイイールド債に比べて金利も低いがリスクも低いと認識しておくと良いと思います。

手軽に米国債(+米国社債)に投資する方法

米国債に投資する方法は、必ずしも債券を直接買うだけではありません。 すでにあなたもご存知かもしれませんが、以下のような方法を通じて間接的に投資する方法もあります。

  • 上場投資信託(ETF)を使う方法
  • 非上場の投資信託を使う方法

上場投資信託(ETF)を使う方法

東証に上場するETFのうち、米国債に投資を行うものに投資をする方法です。 直接的な債券投資にくらべて、株と同じように売買できることや1口あたりの単価が安いというメリットがあります。

現在筆者注目の商品が、iシェアーズ 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)です。

このETFの魅力は、なんと1口あたり約2,500円(2016年5月末時点)という安価さと、為替ヘッジが行われている点です。

後者の為替ヘッジは、完全に為替リスクをゼロにはできないものの、日本円と米ドルの為替から生じる値動きの影響を低減することができます。 つまり、できるだけ米国債そのものの値動きだけが反映されるように取り組まれているため、値動きが安定しやすいのです。 あなたがなるべく低リスクに運用したいと思うなら、最適な商品の一つになるかと思います。

iシェアーズ 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)は2016年5月27日に新規上場したばかりの商品です。 過去の運用実績などはまだありませんので、これからの運用実績を注目しています。

ちなみに年4回という分配頻度も嬉しいですね。 利回り2%で計算すれば、2500円で1回あたり15円前後の分配金が期待できるでしょうか。

非上場の投資信託を使う方法

非上場の投資信託を通じて米国債に投資をする方法です。 投資信託のシステムを把握してれば運用しやすいのがメリットです。

具体例を出せればよかったのですが、実は非上場投資信託で米国債に投資するもののうち、筆者が投資してみたいものは見つかりませんでした。 米国債券への投資はハイイールド債への投資が多いほか、そもそも運用にまつわる手数料(詳しくは投資信託の選び方②。できるだけ手数料がかからない投信を選びたい!)が高いものも多いためです。

その代わりに、投資適格の米国社債ファンドとして、SSGA-ステート・ストリートUSボンド・オープン(為替ヘッジあり)を紹介しておきます。

SSGA-ステート・ストリートUSボンド・オープン(為替ヘッジあり)は、上述のiシェアーズ 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)と同じで為替リスクをなるべく低減させた米国社債ファンドです。 毎月分配型ですが、過度な分配が行われていないために、基準価額の極端な下落が生じていないのが特徴です。

非上場投資信託であるため、最終的な運用利回りは購入者の購入タイミングに依存しますが、過去の運用実績を考えると、年率でおおよそ1~2%程度のリターンが期待できそうです。

米国債ETFや投資信託へ投資を始めるには

上記、ETFや投資信託への投資は日本国内の証券口座を通じて行います。 口座開設や証券投資の始め方は少額資産運用のために準備するものをご覧ください。

投資リスク

投資リスクは債券であるために、貸したお金が返ってこない、いわゆるデフォルトリスクがあることです。 ただし、ETFや投資信託は、それ自体が多数の債券に分散投資を行っているため、一つの債券が貸し倒れたところで、あなたのお金を全損することにはなりません。 せいぜい基準価額の下落が生じる程度です。

その代わり、ここで紹介した商品はいずれも米国1国の国債や社債で構成されているため、アメリカの景気の影響を受けやすいのは事実です。 もっとリスク分散を考えるならば、先進国債券ファンドのような商品を選んだ方が、より安定性が高まります。

また、為替ヘッジをしているとはいえ、為替の影響を完全にゼロにするのは不可能です。 ドル建てでは価値が変わらずとも、円高方向に動くと、円換算で価値が下がるために、損失につながります

その代わり、円高局面で大量に買い付けておくと、円安時に値上がりしやすいので、実は今が買いなのかもしれません。

まとめ

以上のように、米国債(と投資適格の米国社債)に投資をする方法でした。

筆者はここで紹介した2つのいずれにも投資してみたいと考えています。 特に前者のiシェアーズ 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)は、生活費のやりくりが厳しいときでも、その端数でコツコツ投資できるのがうれしいところです。

なお、iシェアーズ 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)が小口すぎると感じる場合には、1口約2万円前後で購入できるiシェアーズ 米国債ETF(米7-10年国債)もあります。 最低投資額が異なる点と為替ヘッジの有無の違いがありますが、どちらも米国債に投資を行うETFという点で本質は同じです。

筆者はこちらはすでに運用中です。

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30代兼業投資家。株式と投資信託中心に少額投資中。

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