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公開:2015年01月10日 最終更新:2017年04月24日

月々500円から積み立てできる積立投信!1年間でわずか6000円

投資信託は、毎月積立定期預金のように一定額ずつ買い付けることができ、これを積立投信(投信積立)と呼びます。

最少の額は毎月500円から

まとまったお金がなくとも、お小遣いを運用する感覚で投資を始めることができるのが魅力です。

SMBC日興証券のアンケートによると、同社の積立投信を利用する20~30代の7%が毎月1万円以下の積み立てを行っています。割合としては少ないものの、今後30~40年近く継続できたら、大きな金額になるはずです。

実は積み立てることで、1回で大金出して買うよりも利益が出しやすくなるんです。また、長期間継続することで、元本割れの可能性も下がるんです。

積立投信を利用する際には、買い付けに手数料がかかる投資信託は選ばないのが鉄則です。

毎月手数料払うなんてイヤですよね?

繰り返しますが、投資信託を毎月500円で機械的に買う。これでも立派な資産運用です。

ぜひ覚えておいてね!

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積立投信とは?

積立投信とは、毎月決めた日に、あなたが指定した投資信託を一定額分買いつける商品のこと(投資信託の概要は投資信託の始め方。そもそも投資信託って何?を)。

長期的な資産形成に適した投資方法で、特に現役世代のインデックス投資家に人気があります。

先に述べたとおり、積立投信を利用するための最低投資額は500円/月です。そのため、

  • 投資信託を利用した資産運用の練習目的
  • 500円貯金のつもりで

といった需要もあります。

積立投信のメリット

積立投信のメリットを見ていきます。

時間的な分散投資で利益を狙うドル・コスト法

積立投信の大きなメリットに、ドル・コスト法があります。

ドル・コスト法は、買い付け時期を時間的に分散することで、時価の増減をゆるやかにする投資方法です。

スポット(一括)で買う場合よりも、利益は少なくなる一方で損失も少なくすることができます

例えば、最初にまとめて2,000口買うケースと、500口を4回に分けて買うケースを考えてみます(表1表2)。

表1. 上昇相場での積立買いとスポット買い(一括投資)の口数変化

基準価額 積み立て
(口数)
スポット
(口数)
1回目 10,000 500 2,000
2回目 10,500 476 0
3回目 11,000 455 0
4回目 11,500 435 0
4回目積み立て時の口数 11,500 1866 2000
時価 11,500 2,145円 2,300円

表2. 下落相場での積立買いとスポット買いの口数変化

基準価額 積み立て
(口数)
スポット
(口数)
1回目 10,000 500 2,000
2回目 9,500 526 0
3回目 9,000 556 0
4回目 8,500 588 0
4回目積み立て時の口数 8,500 2170 2000
時価 11,500 1,845円 1,700円

上記表から、

  • 上昇相場ではスポット買いに比べて利益が少ない(表1
  • 下落相場ではスポット買いに比べて損失は少ない(表2

であることがわかります。

また、

表3. 複雑な相場での積立買いとスポット買いの口数変化

基準価額 積み立て
(口数)
スポット
(口数)
1回目 10,000 500 2,000
2回目 12,000 417 0
3回目 8,000 625 0
4回目 10,000 500 0
4回目積み立て時の口数 10,000 2042 2000
時価 10,000 2,042円 2,000円

表3より、ジグザグな値動きをした場合には、積み立てが有利なケースがあることもわかります。 基準価額が下がったタイミングでより多くの口数を購入し、取得単価を下げたことが効いています。

言い換えれば、下落相場もガンガン買い進めることが、将来の利益の可能性を高めるのです。

まとまった資金が不要

積立投信では時間的に分散して投資するため、まとまった資金を用意する必要がありません

収入が少なければ、1万円を捻出するのも難しいと思います。

「今月はちょっと使いすぎてしまった・・・」なんてよくある話ですよね。

一方、積み立てであれば、毎月500円や1000円といった額で済みます。

最終的に100万円投資するにしても、

  • 1回で100万円を投資する
  • 100万円になるまで1万円ずつ分けて投資する

では、後者のほうが簡単だと思いませんか?

あなたが飽き性でも続けられる便利な仕組み

積立投信はあなたが飽き性でも続けられます

例えば、SBI証券の積立代金自動振替サービスなど、銀行口座からの引き落としで継続できることが多いです。

毎月わざわざ現金を入金するといった手間がかからないのです。

また、最初は投資に興味を持っていたとしても、時間が経つほどに情熱が薄れ、忘れたり面倒になったりすることはよくある話です。

しかし、積立投信は設定を解除しない限り毎月自動購入されます。自動引き落としを設定すれば、そのまま65歳まで継続することも可能です。

オススメの引き落とし日はあなたの給料支給日からできるだけ近い日

お金が貯まったら始めるのではなく、お金を使う前に強制的にお金を抜いて積み立てるのです。

積立投信のデメリット

次に、積立投信のデメリットを見ていきます。

投資信託選びが難しい

「どの投資信託に投資をするか」

どの投資信託に積み立てるか難しいですよね。積立投信は必然的に長期投資を志すため、

といった投資信託を選ぶと、資産形成は難しくなります

  • 長期間運用される投資信託を選ぶ
  • 基準価額が上昇しやすい投資信託を選ぶ

手数料が割高な投資信託も混じっている

「手数料をどのくらい支払うか」

投資信託の運用において、各種手数料はなるべく低減するのが原則です。ですが、投資信託の手数料体系は、しばしば私たちにとって非常に不利な条件が設定されている場合もあります。

例えば、購入時に手数料がかかる投資信託に積み立てを始めると、毎月手数料を払うことになります

言い換えると、毎月手数料分だけ赤字スタートで、まずその穴を埋めるところから始めることになります。

これは不本意ですよね。

  • 買付手数料無料の投資信託を選ぶ
  • 投資信託の運用に不利な銀行は利用しない

より有利な条件で投資信託を運用できる証券会社を選択し、より合理的な運用を目指すべきです。

運用が地味でつまらない

「オレはデイトレーダーになりたい」

あなたがそう考えるなら、積立投信は恐ろしくつまらない投資の1つです。理由は簡単で、

  • 株主優待が無い
  • 分配金も配当金もない
  • 毎日トレードする必要も無い

からです。

あなたが投資に高揚感を求めるならば、これほど地味で時間のかかる投資は退屈な日常とさほど変わらないはずです。

ただし、高揚感を求める投資は日常的なストレスの原因にもなります。こまめに相場をチェックする必要があるからです。

そのため、積立投信は地味な投資ではある一方でストレスの原因になりにくく、日常の生活リズムを壊しにくい投資とも言えます。

  • 高揚感溢れる(ただし気苦労も耐えない)短期トレードを希望するか
  • 地味ながらも安定的な資産形成を目指すか

どちらを選ぶかはあなた次第です。

積み立てにおすすめの投資信託は?

投資信託の積み立て!何かオススメある?にて紹介しています。

もしあなたが、投資信託の選び方がよく分からないのであれば、バランスファンドと呼ばれるファンドをオススメします(詳細は投資信託お手軽運用術 -バランスファンド入門-)。

例えば、投資信託「eMAXIS8資産均等型」は有名なバランスファンドの1つです。国内外の株式や債券など様々な商品に分散投資しています。

eMAXIS8資産均等型と並んで有名な投資信託に「世界経済インデックスファンド」があります。こちらも国内外の株式や債券などに幅広く投資を行っています。

どちらの投資信託も、全世界株安といった状況では値下がりします。しかし、私たちは前述のドル・コスト法で積み立てを継続するだけ。

積み立てを継続していれば、株価が戻った時に相応の利益も見込めるのです。

もう少し踏み込んで投資信託を選択できるならば、

  • 純資産が安定している/増えている
  • 基準価額が右肩上がり
  • 購入時の手数料が無料
  • 運用期限が無期限

といった商品を選びます。特に後者2つは老後の資産形成のために重要です(投資信託の積み立て!何かオススメある?)。

筆者が積み立て中の投資信託

筆者積み立て中の投資信託(2016年8月現在)

図1. 筆者積み立て中の投資信託(2016年8月現在)

筆者が利用している投資信託は、

  • DIAMたわらノーロード日経225(日本株式)
  • 三井住友DC外国債券インデックスファンド(先進国債券 + 新興国債券)
  • 三井住友DC外国株式インデックスファンド(先進国株式 + 新興国株式)

です。これら3つで、日本国債を除く、世界中の多くの株式と債券に投資できています

次のページ >> 月々500円の積立投信はどのくらい利益を生むのか!?

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