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株やFXで失敗したら自己破産できるの?

現行法の解釈が難しいものの、おそらく株やFXで失敗したら自己破産できると考えられます。詳しい解釈は最寄の弁護士などにご相談ください。

あわせて、口座を閉じたくなった場合の手続きも紹介します。

公開:2015年6月14日 最終更新:2017年03月03日

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はじめに

全ての人が、株式や資産運用を通じて利益を上げられるわけではありません。個人投資家はみんな儲かってるの? 損してるの?でご紹介しているように、どのような時期であっても利益を上げていない投資家もいるのです。

そこで、株やFXに失敗した場合の「後処理」について紹介します。詳しい法律の解釈については、弁護士などの専門家にお問い合わせください。

借金を背負った場合

株式や投資信託などの取引で借金するのはなぜ?で紹介するように、FXや先物などの投機的な取引に失敗すると借金の可能性があります。また、自発的に消費者金融への借金を繰り返すことで、結果的に大きな借金なってしまうケースも考えられます。

もし、借金を返せなくなったら、債務整理を行うことで救済を受けられる場合があります。

債務整理には、

  • 任意整理
  • 民事再生
  • 自己破産

の3つがあります。

任意整理とは債権者(証券会社やFX業者)との交渉を行い債務の圧縮を行うこと、民事再生とは住宅ローン以外の債務を減額すること、そして自己破産とは財産を全て処分するかわりに債務を免除することです。

これらの債務整理は弁護士を通じて行います

信用取引やFX取引で自己破産できる?

おそらく最初の1回は自己破産できると考えられます(詳しくは弁護士などにお問い合わせください)。

一般的に信用取引やFX取引での借金は自己破産できないと考えられています破産法によると、自己破産には自己破産できないケース(免責不許可事由)が定められており、信用取引やFX取引はそれに該当すると考えられているからです。

裁判所は、破産者について、次の各号に掲げる事由のいずれにも該当しない場合には、免責許可の決定をする。

破産法(平成十六年六月二日法律第七十五号)

四  浪費又は賭博その他の射幸行為をしたことによって著しく財産を減少させ、又は過大な債務を負担したこと。

破産法(平成十六年六月二日法律第七十五号)

信用取引やFX、先物取引が射幸行為にあたるかというのがポイントになりますが、たしかに上がるか下がるかという偶然をあてにする行為にも思えますし、一方では経済上必要な取引でもあるため、判断の難しいところであると言えます。

しかしながら、破産法252条第2項には以下のような記述もあります。

2  前項の規定にかかわらず、同項各号に掲げる事由のいずれかに該当する場合であっても、裁判所は、破産手続開始の決定に至った経緯その他一切の事情を考慮して免責を許可することが相当であると認めるときは、免責許可の決定をすることができる。 破産法(平成十六年六月二日法律第七十五号)

賭博や射幸行為は認めないとする「前項の規定」に関わらず、債務者の事情を考慮し免責を許可することもできると述べられています。つまり、信用取引やFX、先物取引で作った借金であっても、自己破産は不可能ではないと解釈できるのです。

免責されるかどうかは裁判官が判断しますので、「真面目に借金を返済します」という態度も大切なのだと思います。

口座を閉鎖したい場合

取引に失敗し、取引口座そのものを閉じることは可能です。

例えばSBI証券の場合、平日にカスタマーサポートに電話を行い、口座閉鎖用の書類を請求します。その後、その年の取引分に関する取引報告書が発行されて口座閉鎖が完了します。

外為ジャパンFXの場合は、お問い合わせフォームからカスタマーサポートへ口座閉鎖に関する問い合わせを行います。

まとめ

以上をまとめると、

  1. 口座を閉じる時は取引業者のサポートに連絡
  2. 信用取引やFXの借金も弁護士に相談
  3. 信用取引やFXで生じた借金は自己破産できる(かもしれない)

です。

一番よいのは、そのような事態にならないよう、ゆるく運用を続けることです。ただ、何事にも「まさか」という事態は起こりえますから、困ったらまずは弁護士に相談することを覚えておくと良いと思います。

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30代兼業投資家。株式と投資信託中心に少額投資中。

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