資産運用は銀行と証券会社のどちらで行うのが良いの?

資産運用を始める際に最寄の銀行やゆうちょ、JAバンクなどで相談しようとしていませんか? それはちょっと待ってください。

あなたは資産運用を銀行預金の延長として考えているかもしれませんが、それは違います。 預金金利はどこの銀行も似たり寄ったりですが、一方で資産運用で選択できる商品は各金融機関によって大きく異なります

取り扱い商品の違いは、あなたの運用成績に大きく影響します。 もともと損な商品しか取り扱っていない、ことも本当にあるのです。

資産運用は銀行より証券会社を利用すべきです。 単純に選択できる商品が多く、株や上場投資信託、不動産投資信託なども買うことが出来ます。

特に、株主優待や配当金が欲しいなら証券口座は必要です。

もしあなたが窓口でアドバイスを受けたいのであれば、対面での証券会社の利用をオススメします。 一方、アドバイスなど不要ならば、ネット証券がオススメです。

公開:2016年07月28日 最終更新:2016年08月10日

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はじめに

対面の証券会社とネット証券は何が違うの?では対面での証券会社とネット証券の違いを比較した為、ここでは銀行と証券会社の違いを比較します。

最初に述べますが、銀行と証券会社の良いところをそれぞれ使うべきで、お互いは排他の関係ではありません。 預金は銀行で、投資は証券会社でと使い分けるのが良いのです。

しかし、実際には銀行やゆうちょ、JAバンクなどで資産運用の全てを完結させようとする人も多いので、そういう方にはちょっと待ったと言いたい。 証券会社を選んだほうがもっと良い運用ができます

なぜ銀行で資産運用をしてはいけないのか

ではなぜ銀行で資産運用をしてはいけないのか。

基本的には選択できる商品が少ないことと、金融機関の窓口が必ずしも相談相手として適していない点が挙げられます。

銀行では株が買えない

まず、銀行での資産運用は株が買えません。 あなたが配当金や株主優待を望むなら致命的です。

イオン株ってすごいお得!株主優待の特典全部紹介します牛丼チェーン各社の株主優待と配当金比較。最後は味で選んでね!で触れた小売店や外食チェーン店の株主優待は、私たちにとって有益性の高いものも多く、それを取得することで生活全体のコストを下げる力を持ちます。

銀行での資産運用は、これら魅力的な優待をすべて諦めることになります。

次に、世界には魅力的な市場が広がっていることも多いです。 日本株が株価の一進一退を繰り返している中、アメリカの市場は市場最高値更新と沸いていることをご存知ですか。

銀行での資産運用は、あなたが利益を得る機会を捨てることになります。

銀行での投資信託は選択肢が少なすぎる

銀行の資産運用は投資信託の始め方。そもそも投資信託って何?で触れた投資信託での運用が主体です。 投資信託は、日本株や世界市場への直接投資はできませんが、運用組織を通じた間接投資はできます。

ただし、ここにも問題があります。 商品選択の幅が狭すぎることです。

主要ネット証券が1,000~2,000本近い投資信託を扱うのに対して、主要銀行では100本にも満たないことが多いです。 しかも同じ系列の投資信託会社が組成したファンドが優遇される傾向も高く、商品選択に大きく偏りが生じてしまいます。

投信ブロガーが話題にする、あの有名ファンドが買えないのです。

誰も運用していない(投信ブロガーが記事にも書かない)ような投資信託を買っても、誰からもアドバイスをもらえないかもしれません。 そもそも誰にも知られていないのですから。

銀行での投資信託は手数料が高すぎる

投信の選択肢が少ないと、優れた手数料体系を持つ投資信託を選べる可能性も狭くなっていることを示します(手数料については投資信託の取引で発生する3つの手数料とは何か)。

運用にまつわる手数料は、そのままあなたの運用成績に反映されます。

例えば、筆者が最近調べる機会のあったJA資産設計ファンドは、JAバンクで扱う投資信託です。 このファンドは

  • 購入金額の1.62%の申し込み手数料
  • 運用時1.08%の信託報酬

を要します(安定型の場合)。

一方、似た投資信託である世界経済インデックスファンドをSBI証券で申し込むと、

  • 申し込み手数料無料
  • 運用時0.54%の信託報酬

で済みます。

1万円の1.62%ならジュース一本分と笑えますが、100万円の1.62%はどうでしょうか。

銀行員は資産運用のプロではない

銀行の窓口で働く営業員の日常業務は、あなたの資産運用相談ではありません。 銀行業務は個人や法人の預金の受け入れや資金融資が本業であり、株や投資信託にお金を投ずることではないからです。

銀行も証券会社も、基本的に窓口にいる人は窓口業務が本業です。 特に人員の少ない田舎の金融機関では、さっきまで預金の預け入れ業務をしていた人が資産運用の担当にやってくる、なんてよくある風景です。

冷静に考えてみてください。

もし窓口の担当者が投資で優れた才覚を持つなら、その方は窓口業務などやらずに投資でバリバリ儲けているはずです。

それでも、相手を金融のプロだと信頼できますか?

なお馴染みの取引担当者なんで・・・という感情論は不要です。 100万円損した時、「いやーごめんごめん」と言われたら許すこと出来ますか?

「お前のせいだ!お金返せ」って言いたくなるでしょ?

なぜ証券会社での資産運用が推奨されるのか

理由は上記の逆です。

証券会社では株を買える

株は証券会社を通じて買います。 それだけで運用の幅が異なります。

株式以外にも、

など、市場には魅力的な商品が存在します。 これらはローリスクローリターンのものから、ハイリスクハイリターンのものまで揃っており、あなたがデイトレで利益を出したいのか、分配金で利益を出したいのかに応じて自由に選択できます。

考えた上で選ばなかったのと、もともと選ぶ選択肢がないのでは意味が違います

証券会社での投資信託は選択肢が広い

上述のとおり、投資信託の選択肢は証券会社のほうが多いです。 特にネット証券を利用すれば、数多くの商品の中から自分の好みに応じて選択することが可能になります。

ネット証券で特に有名な投資信託は、投信ブロガーがブログ記事に掲載する傾向にあります。 中には丁寧な解説記事も含まれるため、あなたの初めての資産運用をサポートしてくれます。

彼らは金融リテラシーが相当に高く、きっとあなたも見習いたいと思う事柄もあるはずです。

証券会社での投資信託は手数料が低いものもある

商品選択の広さは、手数料体系の優劣をもとに商品を選択できることも示しています。 繰り返しますが、手数料はいくら払ってもあなたの利益にならないので、この分野においては手数料のかからないファンドを優先的に選ぶべきです。

例えば、年間利回りが2%しかない日本の超長期国債ファンドを選ぶときに、買い付け手数料を3%も支払っていたら、1年半は確実に赤字なのです。

証券会社を利用すれば、そのような非合理な選択を避けることができます。

証券会社は怖いところではない

私たちが利用する上で証券会社は怖いところではありません。 不安や恐れを感じる必要はありません。

近年の証券会社は対面重視、ネット重視、もしくはその両方といった性格を持っており、それぞれで対象としている顧客層が異なります。 それぞれでどのような違いがあるかは対面の証券会社とネット証券は何が違うの?をご覧になってください。

原則、あなたにオススメしたいのはネット証券です。 ネット証券は、証券会社の営業員と接することも無く資産運用を始めることも可能です。

定期的に電話がかかってきて「株買え、投資信託買え」と言われるのがイヤならば、ネット証券を選んでみてください。

一方、SMBC日興証券のように、対面とネットの良いところを取った証券会社もあります。 最初はやはり相談しながら運用を始めたいならば、そのような証券会社をオススメします。

まとめ

繰り返しになりますが、銀行で資産運用をオススメできない理由は

です。

もしあなたが株を買いたい、より効率的に資金を運用したい、といった願望があるなら、証券会社を利用することを強くオススメします。

冒頭でも述べましたが、銀行には銀行の良いところ(例えば元本保証でお金を預けることができる)があるので、必要に応じて使い分けるのが一番合理的です。 預金は銀行で、投資は証券会社で行うがオススメです(※)。

実は証券口座も銀行預金とほぼ同じ仕組みで利用できます。 銀行は証券会社の代わりにはなりませんが、証券会社は銀行の代わりになるのです。

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10万円資産運用におすすめの証券会社

手数料が安く、取り扱い商品も多いため、少額資産運用に最適なネット証券です。 第三者評価機関調査で10回目の第1位に選ばれるなど人気の高さが特徴です。 安全にお金を増やしたい方に最適な、元本保証で高金利のハイブリット預金目当てで開設される方も多くいらっしゃいます。
当サイトはSBI証券をお勧めいたします

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30代兼業投資家。株式と投資信託中心に少額投資中。

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