公開:2017年10月15日 最終更新:2017年12月04日

「つみたてNISA」のオススメ商品を教えてください

つみたてNISAで資産形成しよう

「つみたてNISA(積立NISA)」は、投資信託の本数が絞られているとはいえ、それでも100本を超える商品がラインナップされています。

  • 100種類以上から選べるって多すぎですよね?
  • 各投資信託の違いってわかります?

そこで、もうここでは単刀直入にオススメ投資信託の話をしましょう。

ここで挙げるオススメ投資信託とは、

  • 将来「絶対儲かる」商品ではありません
  • 万人にとってオススメとは限りません

と、ちょっと難しい点もあるのですが、一方であなたが、

  • 20~40代で資産形成に取り組みたいです!
  • 最初のうちは多少損をしても、最終的に利益を目指したいです

といった考えなら、十分オススメできるものです。

なお、あなたがご自身の力で「つみたてNISA」対応商品を選びたければ、以下の関連記事も参考になさってみてください。

関連記事:どのように「つみたてNISA」で商品を選ぶ?見るべき3つのポイント

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ハイリスクかローリスクか

最初に、

  • ハイリスクハイリターンか(損失覚悟でできるだけ大儲けしたいのか)
  • ローリスクローリターンか(利益は捨てても良いから、なるべく損失を回避したいのか)

のいずれをお選びください。

残念ながら、ローリスクハイリターンなる都合の良い商品はありません。ので、どちらか一方を選んでみてください。

ハイリスクハイリターンなあなたへ

王道「ニッセイ外国株式インデックスファンド」

投信ブロガーが選ぶ!fund of the Year 2016 受賞

ハイリスクハイリターンを選んだあなたには、王道的な商品である「ニッセイ外国株式インデックスファンド」をオススメします。

ニッセイ外国株式インデックスファンドは、日本を除く先進国(アメリカとEU)の株式に投資を行う商品です。

先進国の株価指数である「MSCIコクサイインデックス(日経平均株価の先進国版のようなもの)」とほぼ同じ運用成績になるように調整されています。

「ニッセイ外国株式インデックスファンド」を選んだ理由

  • 私たちは普段日本の資産(円)ばかりを保有している
  • 投資信託の業界革新を先駆ける投資信託である

重要な点として、私たちは普段日本の資産(円)ばかりを保有しています。当たり前のように思いますが、日本円は米ドルやビットコインなどの仮想通貨とは相対的な価値です。将来日本が貧しくなってしまったら、日本円しか持たない私たちは否応なしに一緒に没落することになります。

そこで日本以外の資産を持とうとした場合に、「ニッセイ外国株式インデックスファンド」のような、日本以外の先進国に投資する投資信託が出番になります。

実際には、「ニッセイ外国株式インデックスファンド」と同じコンセプトで運用されている投資信託はいくつかあります。例えば、たわらノーロード先進国株式(アセットマネジメントOne)やiFree外国株式インデックス(大和投信)のことです。

しかし、それでも「ニッセイ外国株式インデックスファンド」を選ぶ理由は、それが業界の革新者だからです。

  • 先進国株式インデックスファンドとして最も信託報酬が低く、資産運用のメインとして利用しているため。
  • グローバル株式に投資をしたい。新興国は不安。ETFは公的負担が高くなる。そうなると投信かなあ?と。その中でもここが一番コストが低そうなので。
  • 低信託報酬で頑張っている
  • 信託報酬を低く抑え伝統的アセットクラスに切り込み新しい風を吹き込んでいることを評価して。ぜひ応援したい。
  • 運用の安定性、圧倒的な低コスト、順調に増える総資産額を評価。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド | 投信ブロガーが選ぶ!fund of the Year 2014

今後も革新者であり続ける。

その期待のもとで「ニッセイ外国株式インデックスファンド」を挙げました。

ローリスクローリターンなあなたへ

「Funds-i 内外7資産バランス・為替ヘッジ型」

Funds-i 内外7資産バランス・為替ヘッジ型(目論見書より)

ローリスクローリータンを選んだあなたには「Funds-i 内外7資産バランス・為替ヘッジ型」をオススメします。

Funds-i 内外7資産バランスは、日本、先進国、新興国の株式、債券、不動産(不動産投資信託。REIT)など、7つの資産クラスに投資する「バランスファンド」です

様々な地域の株式と債券に幅広く投資できるため、リスク分散が行われており、「つみたてNISA」の中でも比較的にローリスクな商品です。

関連記事:【つみたてNISA】「Funds-i 内外7資産バランス・為替ヘッジ型」に毎月1万円積み立てたら20年後いくらになる?

「Funds-i 内外7資産バランス・為替ヘッジ型」を選んだ理由

  • 「つみたてNISA」の商品は株式に投資するものが多い
  • 価格変動リスクを下げると、必然的に日本債券比率が高くなってしまう。「内外7資産バランス」は中間的

いくつかのページで触れましたが、「つみたてNISA」で選択できる投資信託の大半は日本、先進国(アメリカやEU)、新興国(中国やインド)の株式に投資する商品です。

株式に投資する商品は、必然的にハイリスクハイリターンになりやすいため、あなたが初めての投資なら「値動きが大きすぎて怖い」と感じることさえあると思います。

そこで、できるだけリスクを控えた投資信託を選んだら「Funds-i 内外7資産バランス・為替ヘッジ型」だった、というお話です。

消去法的な選び方ですね。

2つのオススメ商品。20年後の予想成績は?

乱数シミュレーション(モンテカルロ法)を用いて、20年間、毎月1万円ずつ積立投信した場合の予想成績を算出します。

この計算は、今後20年間の運用成績を乱数で算出し、運用益と運用損がどのように推移したものか、をまとめたものです。

1回の計算では偏りが出るため、1,000回計算を繰り返し、

  • 最も利益が出たケース(最高評価額)
  • 最も利益が出なかったケース(最低評価額)
  • 各ケースの平均値(平均評価額)
  • 元本割れの回数(20年後に元本が割れている回数)

を記載しました。

以下で述べる計算結果は、あなたの将来の運用成績を保証・約束するものではありません

また、この乱数シミュレーションは投資信託の運用方法を完全に反映していないため、実際の運用成績とは結構な差が生じるはずです。あくまで、他の投資信託の計算例と比較して、「おおよそこんな感じなのか」とあたりをつけるためにご覧ください。

なお、リスクリターンの算出は野村アセットマネジメントの投信アシストを利用しています。

商品名 野村内外7資産 ニッセイ外国
リスク 9.8% 19.1%
リターン 6.8% 9.4%
試行回数 1,000回 1,000回
運用年数 20年 20年
総投資金額 240万円 240万円
最高評価額 1,161万円
(+921万円)
3,547万円
(+3,307万円)
最低評価額 231万円
(-9万円)
128万円
(-112万円)
平均評価額 518万円
(+278万円)
701万円
(+461万円)
元本割れ回数 1回 57回
元本割れ確率 0.1% 5.7%

ご覧のように、ハイリスクなニッセイ外国株式インデックスファンドとローリスクなFunds-i 内外7資産バランス・為替ヘッジ型では20年後に取りうる成績が大きく変わります

あなたが、

  • 最高評価額や平均評価額に魅力を感じるならニッセイ外国株式インデックスファンドを
  • 最低評価額に魅力を感じるならFunds-i 内外7資産バランス・為替ヘッジ型を

をそれぞれ選ぶことになります。

中間的な成績になる投資信託はないの?

上記、乱数シミュレーションの結果を見て、「もっと中間的な成績の投資信託はないの?」とあなたが感じるなら、

が選択肢になります。

いずれも計算上はニッセイ外国株式インデックスファンドとFunds-i 内外7資産バランス・為替ヘッジ型の中間的な成績になる見込みです。

強い根拠はないですけど、個人的にはeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)かな、と思います。

まとめ

  • オススメの投資信託は?と言われたら「ニッセイ外国株式インデックスファンド」と「Funds-i 内外7資産バランス・為替ヘッジ型」
  • 中間的な成績を目指すなら「世界経済インデックスファンド」「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」
  • 失敗したときにできるだけ損をしたくないのか、成功したときにできるだけ大儲けしたいのか、を考えてみて

なお、「つみたてNISA」対応商品は100本超と多いのですが、「投資先は一緒だけど運用している会社が違うだけ」という商品も結構混じっています。

例えば、先に挙げたニッセイ外国株式インデックスファンドとたわらノーロード先進国株式はやってることは一緒ですが、管理している会社が違います。

というわけで、もしあなたがあなた自身の力で選ぶならば、その投資信託はどこの何に投資しているのかを調べると、種類を絞ることができます。

それでも100本超ってなかなか不親切だと思いますけど笑

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