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夜21時から始める投資。夜間投資家のすすめ?

投資や資産運用に興味があっても、昼間クソ忙しいからそんな暇ないって話はよくある話です。 ネットの投資話を見て、「みんないつ取引しているの?」と思ったりしますよね。

投資やってる人はみんな専業? いやいや、そんなはずはありません。

現在は証券会社のスマホアプリや取引サイトを通じて、株や投資信託などの金融商品が売買できます。 これは、証券会社の窓口営業時間に関係なく、原則24時間金融商品を売買できることを示します

ここでは、サラリーマンの帰宅時間アンケートで最も多かった夜21時に金融商品の売買注文を行ったとき、いつ注文が決済されるのか、その時間の流れについて紹介します。

国内株式や海外株式など、取引時間が決まっている商品は、翌営業日の取引時間に注文が処理されます。 例えば、国内株式ならば翌日9時の東証のオープン(寄付。よりつきと呼びます)とともに、その注文が有効になるのです。 取引が決まる約定(やくじょう)を迎えるまでは、その注文はキャンセル可能です。

投資信託や債券は、翌営業日までに処理が行われます。 こちらは約定のタイミングが1日1回ですので、株式と異なり取引時間中の値動きを気にする必要はありません。

FXやビットコインに手を出すときは注意を要します。 24時間取引できるため、リアルタイム取引に参加しやすいのですが、一方でいつも値動きが気になってしまう可能性もあるからです。

公開:2016年08月12日 最終更新:2016年08月12日

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はじめに

夜21時とは、転職サイトDODAでの、サラリーマンの帰宅時間アンケートで最も回答が多かった時間帯です。 筆者も会社員時代はノー残業デーを除けば、21時や22時に帰宅することもよくありました。

夜21時には東京株式市場も著名な証券会社ももちろん店を閉めています。 投資や資産運用に興味を持っても、その時間に投資を始めるのは難しいように思えます。

帰宅時間の遅いサラリーマンは投資や資産運用と無縁なのでしょうか。

いいえ、そんなはずはありません。

夜21時からでももちろん投資できます

以下では、「夜21時から始める投資」と題して、平日夜21時に各金融商品の注文を行ったらどのような処理が行われるかを紹介します。

帰りが遅いから、と諦める必要はありません。

なぜ夜21時からでも投資できるの?

ウェブやスマホアプリで時間外の発注ができるからです。

実店舗の証券会社は15~17時までには店じまいしますが、ウェブやスマホアプリは原則24時間営業です。 これは、窓口相談は昼間しかできないが、ウェブを通じた投資先の選定や発注は24時間できることを示します。

あなたが夜21時から投資を始めるとき、最初にやることは、証券会社のウェブサイトやスマホアプリを立ち上げることなのです。

これなら、21時に電車の中でもできますよね?

24時間営業しないウェブサイトも

がまぐち

従来型の対面式証券会社の取引サイトは、夜間ログインできない場合もあります。

例えば、みずほ証券の取引ウェブサイト(みずほ証券ネット倶楽部)は、翌1時00分以降は翌朝6時までサービス停止します。 またSMBC日興証券のウェブサイト(日興イージートレード)も翌2時00分以降は翌朝5時までサービス停止します。

一方、オンライン取引を重視するネット証券のウェブサイトは、メンテナンスを除けば、24時間ログイン可能です。 深夜3時に思い立ったように株式や投資信託の選定を始めることも可能です。

夜21時に金融商品の注文を行うとどうなる?

では、夜21時にウェブサイトやスマホアプリから注文を出した場合に、各金融商品でどのように発注が行われるかを説明します。

24時間取引可能なネット証券を利用することを前提に紹介します。

  1. 国内株式
  2. 海外株式(アメリカ株式)
  3. 投資信託
  4. 債券(社債 / 外貨建て債券 / 個人向け国債) / (ソーシャルレンディング)
  5. 為替証拠金取引(FX) / (ビットコイン)

これらを図に表すと下図1のようになります。

代表的な金融商品の取引時間

図1. 代表的な金融商品の取引時間

各金融商品の取引時間の詳細は本文を参照のこと。

国内株式のPTS取引はSBI証券、米国株式のプレマーケット取引、アフターマーケット取引はマネックス証券にそれぞれ限られる。 その他の取引時間は、原則証券会社共通(メンテナンスなどを除く)。

米国株式の取引時間はサマータイムを想定。冬季は日本時間で1時間後ろにずれる。

国内株式

国内株式は、たった1つの例外を除いて、翌営業日の注文として処理されます(図1)。 例えば、A株を1株200円で100株の注文を出せば、翌日9時に(翌日が休日ならば次の東証営業日)執行されます。

株の注文方法は、会社勤めのサラリーマンはいつ株を買うの?もご覧になってほしいですが、例えば価格に関係なく株を買いたい注文(成行注文)を出した場合には、翌日9時の東証が開くとほぼ同時に株を購入できます。 価格に関係なく株を売る場合も同じです。

注文が成立しなかった場合は失効します。 あなたは翌営業日に再注文を出すか、もしくはその株は諦めるか、の判断が出来ます。

  • 1日目夜21時に注文(翌営業日の注文として受付。まだキャンセル可能)
  • 2日目朝9時に発注(東証に発注される。まだキャンセル可能)
  • 2日目昼x時に約定(約定した時点でキャンセル不可。約定とは取引が決まること)

まとめると、夜21時にアプリに出した注文(証券会社への注文)は、翌朝9時に東証に発注されます。

ETF(東証を通じて買える投資信託)REIT(東証を通じて買える不動産投資信託)も同じルールで運用されます。 金ETFや原油ETFなど、しばしば話題になる商品に投資をしたい時には、株と同じ方法で取引するのです。

唯一の例外はSBI証券のPTS取引

PTSって何?夜も株を買えるってホント?で触れたPTS市場(私設取引市場)を利用できる場合、夜間でもリアルタイム取引に参加できます

PTS市場は夜19時から23時59分まで開設されており、2016年8月現在で唯一の時間外取引を可能にしています。 どうしても株価が動くところを見ながら株を買いたい場合にはPTSの利用が有効です。

  • 1日目夜21時に注文(PTS市場へ発注。まだキャンセル可能)
  • 1日目夜x時に約定(約定した時点で注文キャンセル不可)

当日夜間のPTS市場での取引は、東証での翌営業日の約定として扱われます。 PTSを使うことで「株を売れない」といった不利益はありませんので、ぜひ一度お試しください。

PTSを利用するには、SBI証券のおすすめポイントで紹介するSBI証券への口座開設が必要です。 他の証券会社では利用できません。

まとめると、夜21時にアプリに出した注文(証券会社への注文)は、そのままPTS市場に発注されます。

海外株式(アメリカ株式)

海外株式、特にアメリカ株式なら当日の日本時間23時30分(サマータイムは22時30分)の注文として処理されます(図1)。 例えば、A株を1株200円で100株の注文を出せば、当日23時30分(サマータイムなら当日22時30分)からの注文として執行されます。

帰宅が遅くなったとしても、リアルタイム取引に参加することも可能ですね。

アメリカ株式は、日本株式に比べるとまだ取引手数料が少し高いものの、投資自体は少額でできるのが特徴です。 日本のように100株や1000株といった売買単位がなく、1株から買えるためです。

グーグルに投資する方法で触れたグーグル(現アルファベット)だって、10万円以内で投資できるんです。

  • 1日目夜21時に注文(翌営業日の注文として受付。まだキャンセル可能)
  • 1日目夜22時半に発注(ニューヨーク証券取引所に発注される。まだキャンセル可能)
  • 1日目夜x時に約定(約定した時点でキャンセル不可)

まとめると、夜21時に出した注文(証券会社への注文)は、当日22時半にニューヨーク市場に発注されます。

アメリカ以外の市場は、各市場の開設時間に依存します。

例えば、マイナー(?)ですが、ロシア株式はちょうどあなたの帰宅時間(16時~翌日1時)に取引時間を迎えています。 聞いたことない会社名ばかりで取引に難儀しそうですが、例えばガスプロムは日本でも有名な1社だと筆者は勝手に思っています。

投資信託

投資信託翌営業日の注文として処理されます(図1)。 例えば、ファンドAの注文を出せば、翌営業日15時に執行される注文として扱われます。

注文時間は、投資信託ごとに異なるものの、おおよそ14時半~15時が受付の締め切り時間になります。 それを超えた場合には翌日の注文として処理されます。

投資信託は株式と異なり、約定日は注文締め切りの数日後になる場合もあります。 例えば、注文締め切り時間が15時、約定日が翌営業日である場合には、

  • 1日目夜21時に注文
  • 2日目昼15時に注文締め切り(これ以降は注文キャンセルできない)
  • 3日目約定日(この日の価格で引き渡される)

といった流れになります。

まとめると、夜21時に出した注文(証券会社への注文)は、翌日15時までの注文として扱われます

MMFもおおよそ同じ

定期預金や外貨預金に似ているMMFも、おおよそ同じような処理が行われます。

外貨建てMMFを日本円で買った場合には、日本円から外貨への為替取引を伴いますので、約定までに少々時間を要します。

債券(社債 / 外貨建て債券 / 個人向け国債)

債券は、x月x日x時まで(もしくは募集金額に達するまで)注文を受け付けますので、募集期間内であれば時間を気にする必要はありません図1)。 募集期間内のいつ買うかによって、利益・不利益は生じないのです。

その代表例が個人向け国債です。

例えば、2016年8月の個人向け国債は、SBI証券においては2016年8月4日16時~2016年8月30日14時までの募集期間が設定されています。 この期間内であれば、いつ注文しても問題ありません。

個人向け国債の利率は、わが国の日本国債10年を元に、発行時に決められます。 同一募集枠の中では、先に買ったから利率が良い、後に買ったから利率が悪いといった利益・不利益はありません。

  • x月x日に債券の募集開始
  • x日の夜21時に注文(すぐに約定)
  • x月x日の債券の募集締め切り

まとめると、夜21時に出した注文(証券会社への注文)は、募集期間内であればすぐに約定します

ソーシャルレンディングも同じ

がまぐち

募集期間内ならいつでも買える商品に、1万円でクラウドファンディング投資を始める方法で触れたソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)もあります。

こちらも、募集期間の前後で利益・不利益はありません。

ソーシャルレンディングは証券会社経由では取引できないので、別途異なる業者への口座開設が必要です。 上記リンク先では日本クラウド証券(証券の名前が付きますが、ソーシャルレンディングサービスを提供)を紹介しています。

為替証拠金取引(FX)

外国為替証拠金取引(FX)は、すぐに市場に発注されます(図1)。 為替取引は週末を除くと、日本の祝日を含め、平日は毎日24時間取引されているからです。

FXなら、あなたが何時に帰宅しようが、平日ならリアルタイムに取引に参加できます。

こう書くと、「じゃあ俺はFXだな」って声が聞こえそうですが、FXは株式や投資信託などの取引で借金するのはなぜ?で触れた借金の可能性を伴う取引の1つです。 昼間の会議中に相場が急変して・・・という話も稀にある話です。

例えば、日本銀行は2016年7月28~29日(木~金)に金融政策決定会合を行い、29日にETFの購入枠追加を決めました。 この前後で為替相場は大きく振れ、当日中に1ドル105円台から102円台までの円高が進んでいます。

取引時間が長いことは、気を休める暇がないことも意味します。 あなたが毛の生えた心臓を持たないのであれば、外貨建てMMFを通じた外貨取引のほうが安心できるかもしれませんね。

  • 1日目夜21時に注文発注(そのまま市場へ注文)
  • 1日目夜x時に約定(以降注文キャンセル不可)

個人的には、夜リアルタイムで為替をチェックできるとき以外は取引しないことにしています。 寝る前には全て決済して寝る派です。

まとめると、夜21時に出した注文(証券会社への注文)は、即座に市場に発注されます

ビットコインも同じ

がまぐち

24時間取引可能な商品の1つにビットコインがあります(1万円で仮想通貨「ビットコイン」に投資する方法)。

ビットコインも証券会社経由では取引できないので、別途異なる業者への口座開設が必要です。 上記リンク先ではビットフライヤーを紹介しています。

深夜1時に金融商品の注文しても同じ

最後に派生版として、日付をまたがないと帰宅できないあなたのために、深夜1時のケースも少しだけ。

聡明なあなたがすでに承知のように、深夜1時に金融商品の注文を出しても同じです。 市場が開いているものは即座に発注されますし、開いていなければ翌営業日以降の処理になります。

上述しましたが、対面営業式の証券会社が提供するウェブサイトは、サービス終了時間として利用できない場合もあります。 ゆえに「24時間営業」のネット証券に口座を開設し、そのウェブサイトを利用することをオススメします。

ただ、深夜1時だとちょっと頭が働かないですよね。 そんな場合は、土曜日や日曜日もありますので、あなたのご都合の良い時間にお試しください。

ネット証券は原則年中無休ですから。

まとめ

以上です。

まとめると、

  • 市場が開いているものは即座に発注
  • 開いていなければ翌営業日以降の処理

です。

夜は証券会社が開いていないから投資できない、という時代はもう終わっています。 今は明日の株式の注文を前日夜に出せる時代です。

しかも、ウェブサイトやスマホアプリを利用すれば、証券会社の営業員にコンタクトを取る必要も無いのです。

平日が忙しすぎる場合には、土曜や日曜、祝日でも大丈夫。 夜間投資家や休日投資家を始めてみませんか。

いつもご覧頂き励みになります。お気に召しましたら是非シェアしてね!

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30代兼業投資家。株式と投資信託中心に少額投資中。

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