公開:2018年03月30日 最終更新:2018年03月30日
執筆者:Mirai Takebe 運営者に問い合わせる
例えば、当面使うあてのない50万円が手元にある場合、「投資を始めてみようかな」と思ったりしますよね。
しかし、様々な金融商品がありますので、「いったい何にどう投資すれば」と迷ってしまうと思います。
実は、最初の投資金額が大きいほど、商品選びって難しいんです!
そこで、以下では50万円で選択できる金融商品の種類と、実際に投資経験のある筆者があなたにオススメのできる金融商品をいくつか紹介します。
この記事をご覧になることで、あなたが50万円の運用方法を決定できると信じています。
記事のポイント
50万円用意できれば、多くの金融商品を購入可能です。
なので、あなたがやってみたいこと、買ってみたい金融商品を選択するだけです。
などなど。
以下の投資は、50万円ではできないことがほとんどです。
このように、たしかに50万円ではすべての金融商品を選択できないものの、資産運用のエッセンスを味わうには十分な商品を選択できるんです。
もちろんできません。
50万円では様々な金融商品を選べますが、会社を辞めて引退できる金額としては少なすぎます。
ドラクエで言えば、まだ「どうのつるぎ」を買ったぐらいのレベルです。
ここでは、
という前提のもとで、「これはチェックしておこう」と筆者が考える金融商品をいくつか紹介します。
配分として、
で考えます。
関連記事:初めての10万円資産運用。どのような投資をすればいい?
国内企業の株式のうち、約8割は50万円以内の投資で取引することができます。
そこで、資産運用の王道である株式投資を行い、株主優待や配当金を貰ってみてはいかがでしょうか。
関連記事:初めての株式購入。株を買うにはいくらお金が必要なの?
例えば、筆者が実際に投資している銘柄で言えば、
などがあります。
両社を併せても約30万円の投資ですから、20万円残りますね。
現在、金融庁は「「長期・分散・積立」の3つをキーワードに、各個人が資産形成に取り組もう」と推奨しています。
その中で生まれた税制優遇制度である「つみたてNISA」や「iDeCo」は、まさに「長期・分散・積立」をフル活用できます。
ところで、「つみたてNISA」も「iDeCo」も、投資信託の積み立てをベースに資産形成を行います。
そのため、投資信託の仕組みに慣れることで、「つみたてNISA」や「iDeCo」を上手く活用できるようになるのです。
2018年現在、特に人気の投資信託は、
などがあります。
もしあなたが、
と選ぶと良いと思います。
関連記事:10万円で投資信託を買うと儲けはどのくらい出るか?
株式に比べて、投資信託は聞きなれない商品が多いです。
そこで、初めての投資ならば、投資額を抑えて100円から買ってみるのもOKです。
例えば、ネット証券のSBI証券や楽天証券は、投資信託の最低売買代金が100円に設定されています。
他の金融機関も1,000円~10,000円に設定されていることが多いので、最初から無理に10万円や20万円といった額で買う必要はありません。
お金を増やすことばかりに意識が向いてしまい、リスクの高い商品ばかり買い集めてしまうと、リーマンショックのような世界恐慌が起こった際に多くの資産を失ってしまいます。
そこで、個人向け国債のように、ほぼ元本保証で、銀行預金よりも利率の良い商品にもお金を投資することをオススメします。
個人向け国債は、一度投資したら、半年に1回利金を受け取るだけの商品です。
あとは満期まで何もやることがないので、定期預金のつもりで運用なさってみてください。
例えば50万円を投資して、
と考えるなら、不動産投資信託(REIT)を利用する手があります。
REITは株式同様に証券口座を開設して投資できます。
現物の不動産投資と違いは下記の通りです。
国内のREIT銘柄は最低10万円程度から投資できるため、利回りの高いREITなどを購入し、そこから分配金を受け取るのです。
あなたが、
と考えるなら、THEOやWealthNaviといったロボアドに投資し、50万円を運用してもらう方法もあります。
ロボアドの運用は投資信託の運用と似ており、長い時間をかけて着実に資産を増やすことを目指しています。
運用・管理はすべてロボット(AI)が行いますので、あなたは定期的に、スマホやパソコンから現在の資産をチェックするだけです。
例えば、
といった状況の場合、この50万円は運用してはいけません。
というのも、1年後に相場がどうなっているかは、1年後にならないとわからないので、50万円が40万円に減っていればあとあと困ってしまうからです。
投資で確実に利益が欲しいと思うなら、最低でも10年か20年は運用できるお金を使ってください。
どうしても運用期限のあるお金を投資するなら、定期預金か個人向け国債3年がいいところです。
関連記事:短期の資産運用ってどう? -3年以内を目処として-
以下の商品を、資産運用の中核に据えるのはオススメできません。
関心があるなら、あくまで「50万円のうち5万円だけ投資してみる」など、本当に無くしてもよいお金で始めることをオススメします。
短期でお金を増やす、ということは、短期でお金を失う可能性もある、ことを意味します。
これらは資産運用ではなく投機なので、「着実にお金を増やす」という観点ではやらないように注意なさってください。
頭の良い投資家は、株式や投資信託で資産を形成しており、「FXやビットコインなどはお遊び」である方も多いのです。
正直なところ、50万円の運用ならば、適当に好きな金融商品を買っても良いです。
こんな記事をご覧になるより、あれこれ模索していただくほうが勉強になることも多いからです。
しかし、「それじゃなに買えばいいか分からないよ!」って場合には、
といった配分で始めてみてはいかがでしょうか。
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