執筆者:Mirai Takebe 運営者に問い合わせる
「投資家になるにはどのくらい資金が必要か」と題して、どんな人が投資家になれるのか、どのくらいのお金があると投資ができるか、というインストックネットの記事を集めました。
公開:2015年10月10日 最終更新:2015年10月10日
「投資家」と呼ばれる職業・資格は無いため、各種統計では投資を行っている人=投資家として扱われます。 その多くは、本業を持っている兼業投資家で、投資だけで生きている「専業投資家」はごくわずかです。
証券口座を開設し、株式や投資信託の取引を始めれば個人投資家の仲間入りです。 あなたが投資家になりたいなら、まずは会社勤めしながらでも株の売買を始めてみましょう。
専業投資家になりたければ、配当所得もしくは売却益の所得だけで生計を立てる必要があります。 仮に年間300万円のお金が必要ならば、配当所得ならば2億円程度、デイトレードならば1500万円程度必要です。 特に後者は投資センスでかなり増減しますので、1000万円でも十分な人もいれば、3000万円運用しても失敗する人もいるはずです。
20歳を超えれば、あなた自身の責任で投資を始めることが出来ます。 投資家になるために大学の学問よりも、あなたの家庭環境やお金に対する価値観が物を言います。
2015年10月現在、もっとも低額で投資できる金融商品は、単元未満株と投信積立です。 いずれも数百円から取引できるのが特徴です。
たとえ1株や2株の投資でも配当金の対象になりますし、隠れ優待が存在する場合もあります。 投資家のエッセンスを味わうのに最適です。
まったくの余談ですが、あなたが専業投資家と呼ばれるには、
などが条件になると思います。 本職を持つ多くの兼業投資家は、いずれかがネックになるはずです。
サラリーマンの生涯年収は1億~3億円程度と言われ、特に中小企業に勤めるサラリーマンや非正規雇用の場合には、労働所得だけで1億円や2億円を用意するのは無理です。 つまり、専業投資家になるためには、労働所得と投資の所得を合算して資産を増やしていき、ある程度の資産を持った段階で専業に「転職する」のが現実的だと思います。
今の仕事で、2億円稼げると思いますか?
あなたが将来、専業投資家になりたいなら、まずは兼業投資家として活動を始めてはどうでしょうか。
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