公開:2015年05月17日 最終更新:2017年03月04日

株やFXを始めるのに必要なパソコンの性能は?

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株式やFXを始めるために特別なパソコンは不要です。液晶ディスプレイを6台も8台も並べる必要もありません。

デスクトップなら1台のパソコン本体と1枚の液晶モニター、ノートパソコンでも本体1台あれば株もFXもできます。

筆者個人は、Core i3/4GB/500GB(SSDなら128GB)以上の性能を持つパソコンならば、資産運用目的の利用には十分だと考えています。この性能では3Dゲームや動画編集には耐えられませんが、通常のインターネット閲覧は十分にこなせます。

例えば、以下のようなノートでもOK。

Dell Inspiron 15 Core i5モデル | Amazon

資産運用目的のパソコンはMicrosoft Surfaceでで紹介するSurface Pro 4のCore i5モデル程度もちょうど良い性能です。

パソコンは同じ性能でもメーカーによって価格が異なります。メーカーを選ぶ目安としては、

  • 手厚いサポートに期待するなら富士通やNEC、Panasonicなど国内家電メーカー
  • 安価な価格を重視するならASUS、DELL、HPなどの外資メーカーと国内BTOメーカー
  • 中間的な路線を選ぶならMicrosoft Surface

と考えるのが良いです。

なお、パソコンは購入するだけではインターネットに繋がりません。詳しくは資産運用目的のパソコンをインターネットに接続するにはを。

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筆者宅のデュアルモニター環境

筆者宅のデュアルモニター環境

はじめに

パソコンを用いた株式の売買やFXというと、高性能なマシンや、複数台の液晶モニターを必要なのでは?と思われがちです。しかし、普通の会社員が取引を行うなら、1台のパソコンと1台のモニター(デスクトップのみ)があれば十分です。

ノートパソコンなら液晶も付いてるので、本体1台買うだけで大丈夫。

以下では、株式やFXを始めたいライトユーザーが、どのようなパソコンを用意すれば良いのかをご紹介します。もしデイトレーダーとしてやっていこうとするならば、その時はもう少し凝った構成のパソコンが必要です。

取引をするならどんなパソコンがいいの?

ブラウザベースで取引するライトユーザーならどんなパソコンでもOK

結論から述べると、インターネットに接続したパソコン1台があれば取引可能です。Windows OSやMac OSなど一般的なパソコンで取引できます(※)。

※Linuxの場合はUbuntuなどデスクトップユーザー向けに作られたOSで取引可能です。

ネット証券を利用する場合、株式を売買するためにはインターネットエクスプローラやクローム、サファリなどの「ウェブブラウザ」と呼ばれる、インターネットを閲覧する為のソフトウェアを利用します。現在市販のパソコンは、少なくともいずれか1つのブラウザがプリインストールされています。

インターネットをつなげば今すぐ取引できると考えていただいて大丈夫です。

デイトレを行うコアユーザーはWindows

デイトレーダーといって思い浮かべる、たくさんのディスプレイにチャートが表示されたあの環境は、証券会社が提供するデイトレアプリを利用しています。このデイトレアプリ、大半がWindows OS上で動作します(たいていexe形式で提供されます)。

よって、デイトレを行うコアユーザーはWindowsパソコンを選びます

あなたがMacシリーズの利用を考えているなら、Macでも株取引や資産運用ってできる?もあわせてご覧ください。主要ネット証券では楽天証券のみがMac向けデイトレアプリを提供しているため、デイトレアプリを使った取引は同社を利用します。

Mac OSやLinux OSが載っているパソコンでWindowsを利用することもできますが、同一のパソコンに2つのOSをインストールするなど専門知識が必要です。コアな知識ですので、普通はWindowsのパソコンを用意したほうが早いです。

なお、ウェブブラウザを利用してもデイトレは可能です。デイトレ(短期売買)自体は、単に株を短期間で売り買いするだけで、スマホからでもできることだからです。

複数のディスプレイにチャートを映した、あの環境でデイトレをしたい場合にはWindowsが必要だと思ってください。

快適に株取引/FXをするためのパソコンは?

Microsoft Surfaceのスペック選択

Microsoft Surfaceのスペック選択

同じパソコンなのに、Intel Coreとか4GBとかよく分からない単語がたくさん並ぶのが、パソコン選びを難しく感じるところでしょうか。

では、「快適に」取引できるパソコンはどのような性能が良いか。Windowsを例にご紹介します。

株取引以外にMicrosoft社のオフィススィート(WordやExcelのこと)を利用したり、YouTubeやニコニコ動画をみたりすることを前提に考えてみました。

  • OS:Windows 10 64bit
  • CPU:Core i3 2.33GHz以上
  • メモリ:4 GB以上
  • HDD:500GB以上(SSDなら128GB以上)

以下、それぞれ紹介します。

取引に適したOSは?

OSはWindows 7以降を選択します。特にこだわりがなければ、最新のOSであるWindows 10を選びます。

CPUは?

CPUはCore i3以上(i5やi7もOK)の性能がオススメです。PentiumやCeleron、AtomといったCPUもありますが、これはCoreシリーズの廉価版であり、「安かろう悪かろう」になる可能性があります(Core mも同様)。

ネット証券を利用する場合、Adobe社のAdobe Flashや、Microsoft社のSilverlightと呼ばれるソフトを利用する場合があります。

Adobe Flash/Silverlight動作環境(2015年7月6日時点)

CPU RAM OS
Adobe Flash 2.33GH以上 512MB以上 Windows XP以降
Mac OS X v10.6以降
Ubuntu 10.04以降
Silverlight 1.6GHz以上 512MB以上 Windows 7以降
Macintosh OS 10.5.7以降(Intel CPU)

PentiumやCeleron、Atomは、処理性能が低いため、パソコンの動作が緩慢で、快適な取引が難しい可能性があります。

繰り返しますが、CPUはCore i3以上です。そこからどの程度上位版を選ぶかは価格との相談になります。

メモリは?

4GB以上をオススメします。

2GBに抑えられた廉価なパソコンでは性能不足です。インターネットで株価をチェックしながらExcelに取引データを打ち込む、みたいな事をやっていれば動作が緩慢に感じられるはずです。

HDD/SSDは?

HDDの容量は株取引やFXに直接関係ないので、容量は多さは関係ありません。むしろ、それ以外の用途に使うことを考えて、HDDの場合は500GBや1TB以上、SSDの場合は128GB以上はあると安心です。

HDDかSSDか

例えば、たくさんの写真や動画をパソコンに保存したいならばHDDが良いです。一方、カフェなど屋外に持ち出して利用するならSSDがオススメです。

SSDはHDDに比べてデータの保存容量は少ないのがデメリットです。一方、パソコンの動作が速くなる、落下などの衝撃に強いなどのメリットもあるため、持ち運ぶことの多いノートパソコンはSSDが主流になっています。

デュアルモニターを利用する方法

液晶ディスプレイを2枚設置し、1台のパソコンの情報を2台の液晶に表示させることをデュアルモニター、またはデュアルディスプレイと呼びます。冒頭の筆者宅のパソコンのようなイメージです。

冒頭で述べたとおり、株式やFXの取引において、デュアルモニターは必要ありません。1台のパソコンと1枚の液晶モニターでも取引は可能です。

しかし、デュアルディスプレイ環境は、様々なチャートを同時表示できたり、ちょっとしたデイトレーダー気分を実現できたりと、様々なメリットがあります。

実はデュアルディスプレイは、株やFX以外の日常利用においても結構便利です。筆者はメインのディスプレイが仕事の画面で、右側のディスプレイはメーラー(メールソフト)やTwitterなどを表示させています。

一度慣れてしまうと1枚の画面には戻れないんですよね。

デュアルディスプレイ環境構築の手法も簡単にご紹介します。

ノートパソコンの場合

現在流通するWindowsノートパソコンは漏れなく外部映像出力(VGAやHDMIなど)を1つ以上持ちますので、本体付属の液晶を含めて2枚まで併設可能です。この外部映像出力を利用して、デュアルディスプレイや液晶テレビに接続します。

仕事のプレゼンテーションの際に、ノートパソコンからプロジェクターに接続してプレゼンを行っていると思いますよね?それと同じ要領です。

Macも外部映像出力(Mini DisplayPort)を利用して、本体付属の液晶を含めて2枚まで併設可能です。

もし、ノートパソコンで3枚以上のモニターを実現する場合には、BTOメーカーが販売するゲーミングPCの選択が視野に入ってきます。ゲーミングPCは高額なことが多いので、通常は選択肢から外して良いです。

デスクトップパソコンの場合

市販のデスクトップパソコンでは、パソコン背面にVGAやDVI、HDMIなどの外部映像出力を2つ以上実装されていればデュアルディスプレイ化できます。VGAやDVIのコネクタが1つしかない廉価なパソコンではデュアルディスプレイを実現できません。

あなたがデスクトップパソコンをカスタマイズできるなら、グラフィックカードを増設する手段もあります。が、自作パソコンの域に入ることや、市販のデスクトップではカスタマイズできない場合もありますので、少々ハードルは高いです。

よく分からないのであれば、マルチディスプレイ対応の株取引用パソコンってどこで手に入るの?で紹介する外為パソコンのような、最初からマルチディスプレイ環境構築用に設計されたパソコンを買うのも1つの方法です。

どのパソコンメーカーを選べばいい?

筆者は以下のように考えます。

  • 安価な価格を重視するならASUS、DELL、HPなどの外資メーカーと国内BTOメーカー
  • 手厚いサポートに期待するなら富士通やNEC、Panasonicなど国内家電メーカー
  • 中間的な路線を選ぶならMicrosoft Surface

あなたが家計的に高額なパソコンを選ぶのは難しいなら、ASUS等の海外メーカーパソコンや国内のBTOパソコンも視野に入ります。特にASUSは様々な価格帯でパソコンを販売しているため、価格で選びやすいのが特徴です。

一方、手厚いユーザーサポートを期待するなら国内メーカー製パソコンを選びます。

個人的には困ったらSurfaceでも良いんじゃないかと思います(資産運用目的のパソコンはMicrosoft Surfaceで)。Surfaceは無駄のない作りになっており、かつユーザーサポート体制も提供しています。

まとめ

以上をまとめると、

  • 株式やFX、資産運用目的で特別なパソコンは必要ない
  • ライトユーザー向けの推奨スペックはCore i3/4GB/500GB(SSDなら128GB)程度以上
  • ディスプレイ2枚の環境は構築しやすい

繰り返しますが、株式やFXをやる上で、特別なパソコンは必要ありません。特に、あなたがまだ取引をやったことがないなら、ディスプレイを6枚も8枚も買い揃える必要はありません。

最初はCore i3/4GB/500GB(SSDなら128GB)程度以上のパソコンで取引するところから始めましょう。

なお、パソコンを購入したら、次にやることは2つです。

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初めての資産運用目的パソコンを選ぶなら

様々なパソコンの中でもMicrosoft社のSurfaceシリーズは性能が高く、初めての1台としてもオススメ。 タブレットとしても利用できるため、いつもの取引環境をそのまま屋外に持ち出せます。
初めての資産運用では、マルチディスプレイを6枚も8枚も並べる必要はありません。
詳しくは、資産運用目的のパソコンはMicrosoft Surfaceででご紹介します。

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