住信SBIネット銀行への入金方法や、住信SBIネット銀行からの出金方法でお困りですか?
ハイブリッド預金の金利に魅力を感じるも、「どうやってお金を入れるのだろう?」と疑問を感じたりしていませんか。
そこで以下では
- 住信SBIネット銀行の口座からの入出金方法
- ハイブリッド預金との入出金方法
- 株や投資信託を買う人が疑問に感じやすい残高と出金可能額の違い
を紹介します。
住信SBIネット銀行は提携銀行ATMが多く、入出金しやすいのが特徴です。
あなたの身近にもきっと対応ATMが設置されていますよ!
住信SBIネット銀行は独自ATMを持たない
図1. 入出金は最寄のコンビニATMから(Photo by PIXTA)
住信SBIネット銀行は独自のATMを持たない銀行です。
そのため、入出金は住信SBIネット銀行が提携する銀行ATMを使って行います。
提携ATMはどこか
提携ATMには以下があります。
- イオン銀行ATM
- セブン銀行ATM
- イーネットATM(ファミリーマートにあるATM)
- ローソンATM
- ゆうちょ銀行ATM
- ビューアルッテ(JR東日本管内にあるATM)
ゆうちょ銀行ATMやビューアルッテATMを除くと、どこかの大手コンビニ行けば入金できると考えていただいて良いと思います。
あなたの自宅や会社の近くにも著名コンビニの1つか2つ、ありますよね?
筆者は、東京にいたときはセブンイレブンで、現在はファミリーマートでそれぞれ住信SBIネット銀行に入出金していることが多いです。
一部のファミリーマートにある三井住友銀行ATMでは利用できません。
利用手数料がかかる場合があります
2017年4月現在、ATMの利用手数料はスマートプログラムによって決まります(表1)。
表1. ATM入出金手数料(2017年4月13日現在)
ランク1 | ランク2 | ランク3 | ランク4 | |
---|---|---|---|---|
入金無料回数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
出金無料回数 | 2回 | 5回 | 7回 | 15回 |
規定の出金回数を超えたら、1回108円の手数料がかかります。
出金無料回数を超えたら?
筆者は運用にまわすため、そもそも入金したら出金しないのですが、それでも出金が必要な場合は、
- 規定回数まではファミマATMから出金
- 規定回数を超えたら他行の口座に振込して、振込先口座から出金
といった手段で使っています。
住信SBIネット銀行では、振込手数料もスマートプログラムの規定回数内なら無料で利用できます。
例えば、誰でも達成しやすいランク2なら3回まで振込無料です。
そのため、出金したいときは一度他行に振り込んでから、振込先ATMを利用することにしています。
通常預金とハイブリッド預金の振替方法
通常預金とハイブリッド預金の振替は、
- ウェブサイトから
- スマートフォンアプリから
のいずれかで実行できます。
個人的にはパソコンを使ってウェブサイトから操作するほうが好きですが、あなたはいかがでしょうか。
ウェブサイトから振替実行
住信SBIネット銀行のウェブサイトにログイン後、取引メニュー(もしくは振込・振替・支払)から「振替」を選択します。
- お取引
- 振替
- 出金口座の選択(お金が出て行く側。普通は代表口座)
- 振替先口座の選択(お金を入れる側。ここではハイブリッド預金)
- 振り替え金額の入力
- 取引パスワードを入力して振替実行
図2. 取引メニュー
図3. ウェブサイトから振替実行
スマートフォンアプリから振替実行
まず、最初に住信SBIネット銀行のスマートフォンアプリを入手してください。
- AndroidならGoogle Play
- iPhone(iPad)ならAppStore
スマートフォンアプリにログイン後
- お取引
- 振替
- 出金口座の選択(お金が出て行く側。普通は代表口座)
- 振替先口座の選択(お金を入れる側。ここではハイブリッド預金)
- 振り替え金額の入力
- 取引パスワードを入力して振替実行
図4. お取引をタップ
図5. 出金口座の選択(お金が出て行く側。普通は代表口座)
図6. 振替先口座の選択(お金を入れる側。ここではハイブリッド預金)
出金可能額って?
あなたがハイブリッド預金を使って株や投資信託を買っていると、口座残高と出金可能額が合わない場合があります。
図7. 残高はあるのに出金できない!?
最初はこれ不思議に思うはず。
実はこれは株や投資信託の買付代金が拘束されているためです。
たとえば、筆者のハイブリッド預金口座には32,722円入っていますが、出金できるのは12,018円だけです。
これをSBI証券側で見てみると、
図8. 振替先口座の選択(お金を入れる側。ここではハイブリッド預金)
ご覧の通り、数営業日以内に20,704円が引かれる予定になっています。
あなたが株や投資信託を買わないなら、残高と出金可能額は常に一致しています。
これは株や投資信託などの金融商品を買っている人のみに発生します。
ハイブリッド預金で株や投資信託を買いたいあなたへ
ハイブリッド預金を使って株や投資信託を買っている場合、配当金(証券口座で受け取る比例配分方式の場合)や売却益もハイブリッド預金に入金されます。
この場合はSBI証券口座で受け取ると同時にハイブリッド預金に自動振替出金されます。
つまり、ハイブリッド預金を使って投資を行っていると、ハイブリッド預金に配当金などが貯まるんです。
これを出金したい場合には、先に述べた方法と逆に実行します。
すなわち、振り替え先をハイブリッド預金から代表口座へ。
あとは先に挙げたATMから出金することで、夢の配当金生活を堪能できる、というわけです。
関連記事:SBI証券への入金方法を紹介!ATMカードも作りました
まとめ
- あなたが住信SBIネット銀行に入出金するなら、身近のコンビニを使うのが便利
- 代表口座とハイブリッド預金口座間のお金の移動は振り替え操作を使う
- 配当金や分配金を引き出したいときはハイブリッド預金に入金後、代表口座に振り替えて
このように、住信SBIネット銀行とSBI証券(ハイブリッド預金)間のお金のやりとりは簡単です。
ATM利用手数料も楽天銀行のように厳しくない(楽天銀行で口座開設すると楽天証券の同時申し込みも超簡単!)ので、受け取った配当金を出金して何かするみたいな使い方も簡単です。
おかげで、筆者が最も使わざるをえない銀行口座になっています。
ほんと便利ですよ!